ドラミドロと男の子 【失踪中】   作:村娘

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☆前回のあらすじ☆
やっと二つ目のジム突破しました。




すっごい難産だった。




考えれば考える程使い道が出てくるキャラクターを創れる人って凄いと思う。そうだよ、そこのあんただよ!と言う感じで書いたら5000文字とかに行きかけたからぶつ切りにした回頑張ったから褒めて…

 

 

 

 

 前回、見事カスピバッジを手に入れたレレ。

 旅はまだ始まったばかり。三つ目のジムがある

『シーマヤラシ』に向かうための準備を進めていた時です。

 

 まさか、あんなことにまき込まれるなんて、この時のレレは露にもおもっていませんでした――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直メルちゃん凄い扱いずらかったです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー☆ー

 

四年に1度!シーストームの

   前兆、確認される!

    発生は8/31か?!   』

 

 

 

 ソルベジム突破から少し、まだ太陽が照り付ける真っ昼間。きずぐすり、ヨシ!むしよけスプレー、ヨシ!ミックスオレ、ヨシ!と必要な物をしっかり買い込んで、さぁ出発だ!

 

とはならず、宿舎でぐで~んととろけていた。

クーラーをガンガン利かせて、ソファーにもたれながらテレビを見る。そんな週に2度しかない全休を満喫する夏のおっさんの様なスタイルで涼しさを満喫していた。

蒸し暑い真夏日だから仕方ないよね

 

 そうしてテレビリモコンをポチポチと、面白い番組はないかな~…と探していた所に出てきたのが上の大赤字。『シーストーム』

 

 もう響きからしてカッコいいそれは、少年の心を大いに動かした。特にこの『四年に1度』と言う部分。このいかにもTHE.特別な一言はとっても魅力的で、

 

 

「シーストームを見に行こう!」

 

 

となるのは必然だった。

 

地方巡りの伝統としては正しい事なんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「例え

 火の中

 水の中

 草の中

 森の中~…でぇ…なんだっけ?」

 

 と言うことで、現在レレはかの「シーストーム」が観れるシーブ四大港町の中で一番近い北の港町『シータルク』に向かっております。

 シータルクは子供の多い町。そのため、毎年多くの子供が地方巡りの旅に出ていくことで有名なここ、1番街道だが、突然の報せによって逆走することになった子供達に観光客にと、普段ではあり得ない程人通りが多い。

 

 皆が皆『シーストーム』目的なので、そこかしこから『楽しみだね~』や『みんな カメラは持ったな!!いくぞォ!!』等と言った話し声が聴こえてくる。

 

 だが、ここにいる者達(読者)は忘れているのではないだろうか。

 

 

街道は変なのに絡まれやすい

 

 

 

 

既に変なのいたって?気のせいじゃないかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー☆ー

 

 それは、本当にただの偶然。誰でも良かったその枠に、たまたま当てはまっちゃったレレは多分何かを持っているのでしょう。

 

 

「あ”ぁ”~”暑ぃ、うぅ…」

 

 

 ただいまの気温、脅威の33℃!もう夏の終わりだと言うのにこの暑さ。もともとシーブ自体が南国寄りの地方なので仕方ない所もあるだろうが、それでも人体に優しくない気温である。

 

流石にこの灼熱の中を歩き続けるのはキツいと思い、レレは木陰で休憩することにした。

 

 

 

プルタブに手を掛け、勢い良く引っ張ると

カシュッ!

と音を立てて甘い柑橘の香りが鼻をくすぐる。

飲み口を口にあて、中身を一気に喉に流し込む!

 

くぅ~っ!キンッキンに冷えている!

最高だ、ありがてぇ…!

 

そんなどこかで視た1場面をミックスオレで再現していた時だった。

 

 

 

 

「ホォイ!」

 

「うわぁ?!ッゴホッゴホ!」

 

 

 意識外からの不意打ち、目の前の草むらからペルシアンが飛び出してきた!一気飲みしてたのでレレは思いっきりむせた。

 

 

「あっ、驚かせちゃったみたいでごめんね~?」

 

 

と誰かから声を掛けられる。少し落ち着いてから声の主に返事をしようと目線を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

―ニャースだ。

 

いや、ニャースの着ぐるみを着た子供がペルシアンに乗っていた。

 

?????

 

 

「えぇ…?」

 

「あっわたしメル・コレット。

 気軽にメルって呼んでにゃん。」

    ミィニャァ~…

 

困惑するレレに、そんなこと知るかと話しを進めるニャース少女。自己紹介の通りにメルちゃんと呼びます。

ペルシアンはそのまま寝てしまった。

 

 

「君もあの~…シーナントカを観に来たんでしょ?

 あれ、まだちょっと先にゃんだよね…

 でもいまタルクを出ちゃったら戻ってこれるか不安だしで退屈してるんだにゃ~ん。」

 

「そうなんだ…?」

 

 

「そうなの!ん~と、だからねぇ…

 

 暇潰しと言ったらこれ!」

 

 

そう言ってメルは、恐らくペルシアンの物と思われるゴージャスボールをつきだす。

 

 

 

「えーっと、トレーナーどうし、

 目と目が合ったらポケモンバトル!

 …ってね。」

 

 

 

なんだかレレが理解する間もなく、

突然にバトルが始まった。

 

 

 

 

 

 

ー☆ー

 

 

「よーし、いってにゃんしゃい、ペルーシ!」

     ミィ…ミィニャァ!

 

 

「えぇ、んー…ぜらちん!お願い!」

     モッキュ

 

 

 レレが出したのはぜらちん。前回を見ている身としては何をしたいのかが丸わかりである。どうせいつものになる。

 

 メルはそのまま、寝ていたペルシアンのペルーシを叩き起こす。

 

―シャムネコポケモンのペルシアンは一般的にはバトルより愛玩ポケモンとしての一面が強い。ノーマルタイプ故にその戦い方は多く、どのような技を使ってくるか読めない。

 

 

「ふぅ…、よし!トリックルームだ!」

     キュモム~イ

 

 

はい出ましたトリックルーム。この後の展開が手に取る様に見えてきます…

 

 

「いつも通りに行くにゃん!メロメロ!」

       ニャミォ…

 

 

 

 

―前々回説明した様に、トリックルーム及びエスパー技は、威力・汎用性共に優秀であるが、その分集中力が重要になる。

 

 

 

必死にトリックルームを生成している最中、相手側から艶めかしい声が聞こえ、ふと彼を視た。

 

 

 

相手は、ただそこに座っていた。

体を伸ばし、前脚を舐める。ペルシアンという種に共通する生態である何でもないその動作が、ぜらちんの眼を釘付けにした。

ペロリと舌を出すそのシュっとした顔が。

ペタリ、ペタリとゆっくり動くその脚が。

ミャォ…と、どこか気持ちの良さげな声が。

 

ぜらちんの、彼女の心を奪った。

 

 

ペルーシが雄で、ぜらちんが雌。

誘惑されたぜらちん()は、ペルーシ()にメロメロだった。

 

 

 

  モキュルゥ~♡

「ぜらちん?どうしたの?!」

 

 

 哀れかな。その偽物の想いに惑わされてしまったぜらちんは集中を乱し、トリックルームは崩れ去ってしまった。

メルは、その隙を逃す様な子ではない。

 

 

「よぅし!決めるよペルーシ!

 はかいこうせん!!

 

フゥゥゥッシャァァア!

 

 

スッと優雅に立ち上がったペルーシの魂の咆哮。

それはペルーシの力そのもので。

そうして発射された特大の光線は、いまだ心乱すぜらちんを飲み込み…

 

 

 

 

 

爆発した。

 

 

ぜらちんんん?!」

 

 

煙が晴れると、そこには案の定戦闘不能になったぜらちんが。

きっと彼女は光線に飲まれる瞬間までこう思っていたのだろう。

 

 

 

 

その姿もカッコいい…! と。

 

 

 

 

 

 

 

 






ちなみにメルちゃん戦はまだ続きます。
どうもミドロちゃんです。
結構前に募集して結局エルさんしか来なかったキャラクター募集のキャラをようやく使えました。
そんな記念すべきトップバッターを勤めてくれたのはメル・コレットちゃん12歳!

ただキャラが濃すぎてどの様に使おうか、すっごく悩みました。そうして結局街道の変なの第2号に落ち着いちゃった。この子を書いてて思ったのは「拡張性が高い」でした。
書けば書くほどあんな感じにもできる、こんなこと言わせようと、色々思い付きやすかったです。おかけで余計に難産になりましたが(笑)


エルメールさん、素敵な子をありがとうございます!

そしてこいつはこいつでまた書き方を忘れてるのでもう気にしないでください…
四月投稿第一段!
今回も読んでくださり、ありがとうございました!


頭からっぽ族流行れ
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