チャマが焼かれた
「ごめんなチャマぁ…」
初心者とはいえポケモントレーナーとは思えないようなミスで惨敗したレレは、チャマへの罪悪感や初めての敗北に対するショックでいわゆる
「萎え」状態になっていた。
試合を見ていたお兄さんや子供たちも、この状態のレレに「よく頑張ったよ」と慰めようとするが、負け方が負け方なので声をかけられず長い沈黙が訪れる。
「ね、レレ君は何のために旅をするの?」
そんな重苦しい空気に耐えかねて、大天使エミエルが
「…何のためって?」
「う~ん…あれだよ、目標!
レレ君の旅をする目標ってどんなの?」
旅の目標。
シーブ全体に古くから続く、一つの習慣である一人旅を彩るそれは、
シーブ地方を一周し、見識を深めることであったり、ポケモンバトルで強くなるために修行をすることであったりと人によって様々。
その中には、一度は男の子全員が憧れる『夢』を追い続けるものもいる。
「うん!やっぱり
ポケモンリーグで優勝することかな!」
「あははっ!男の子って皆そう言うよね!」
例にも漏れずレレもその一人。
自分の『夢』を人に語る。その行動で、単純にも機嫌を良くするのがレレである。さすエミ
「それでね、もしぼくがポケモンリーグに
出られたら、その時はエミちゃんに
見ていて欲しいなって…」
そのまま勢いに任せ攻めるレレ!
最後恥ずかしくなってどんどん声が小さくなっているのがまたいいぞレレ!
「わかった!観に行けたら行くよ!」
「…!約束っ!」
きっと訪れるだろう自分の晴れ舞台に行けたら来てくれるその言葉に満開の笑みを浮かべるレレ。
だが悲しいかな、エミにその思いは届いていない。
そんなことは知るかと更に話に花を咲かせる。
「エミちゃんは何を目標に旅をするの?」
「あたし?あたしの目標はね、シーブ中のキレイな所をいっぱい写真にすること!カロス地方にビオラさんっていう女の人がいてね!その人が撮った写真がとってもキレイで」
「すごいね!」
このままだと日が暮れると思ったレレは、とっさに話を打ち切る。
女の子に対する行動としてはいささかどうかと思うが、今この場では正しい。
自分の趣味に一定の理解を示す相手にそれを語ると止まれなくなる経験、皆もあるでしょ?
「…まぁとにかく!あたしは色んな写真を撮って、ビオラさんみたいな写真家になるんだ!」
自分の目的を語っていたエミは
ふと思い付いたように手持ちのカメラを向けて
「そうだ!レレ君の写真も撮ってあげる!」
カシャッ!
と心地いいシャッター音がなる。
「いまはまだまだだけど、これから会うたびに成長したレレ君を撮るの!『未来のチャンピオンの成長記録』ってね!それじゃ先に行ってるね!」
太陽の様なまぶしい笑顔でそう言って、エミは一足先に旅立った。
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「こんなことがあってね!やっぱりエミちゃんってすごいよ!それに最後の笑った顔、可愛かったなぁ…」
そうデレデレしながら話すレレはまだ家にいる。
チャマのケガを直すためという理由のもとだが実際は親元を離れるのが寂しいだけである。
本来の子供は一人旅なんて怖がるものなのでこれが正しい姿とも言える。
レレが旅に出るのは明日になるなとレレに抱きつかれたドラミドロのくっきーは思うのだった。
恋愛ってなんですか…?
参考にしようとしても少女マンガや最近のラノベは女の子が男の子に恋するタイプばかりでよくわからん。
だからといっても子供同士の可愛げのある恋なんて扱ってる作品はないに等しいので私の独断と偏見で書いてます。これ違うだろとかあったら言ってほしいです。
あっそうだ
レレ君の容姿わかんねぇからはかどらねぇよ猿ぅ!って人のためにレレ君情報を置いておきます。
レレ・ベレ
10歳
緑色のショート髪に少し焼けた狐色の肌をしている。
子供なので童顔で身長も低く143cm。
目の色は黄色で一人称は『ぼく』
三大好きなものは
『くっきー』『お母さん』『エミちゃん』
服装は
いつものお気に入りのスーパーボールが印刷された白Tシャツ
通気性のいい青の半ズボン
黒いスニーカー
声変わりなんてしていないから高い。
お好みのショタボを当てはめてお召し上がりください…
頭からっぽ族流行れ
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