サポートアイテム職人出久くん   作:トロント

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ぶっちゃけこの子が出したくて書き出したのでやっと出せて嬉しい…嬉しい…
サポート科の他のキャラが出てくる日を楽しみに待ってます…


No.10狂気と狂気は引かれ合う

ここ、雄英高校は基本的には高等学校であり、午前中には普通に授業があり、午後からは各科目ごとの授業があると言う感じだった

 

「hay!!この英文の中で間違ってんのはどれだー!!えっと…緑谷!!」

 

「はい!関係詞の場所が違う2番です!」

 

「正解だぜyeh!!全員拍手ゥ!!」

 

それはサポート科でも変わらない

そして昼は大食堂でのランチラッシュの一流の食事を安価でいただける

 

「なんか…ランチラッシュにカツ丼なんてオーダーしちゃって…よかったのかな…なんか罪悪感…」

 

「いいんじゃないですか?最終的に白米に落ち着くって言ってますし」

 

独り言を呟いていると横に座ってきたのは

 

「えっ…ふえ!?」

 

ピンクの髪をした女子生徒だった

 

「あっすいませんいきなり話しかけてしまって!サポート科のクラスメイトの発目明です!あなたは緑谷出久さんですよね!?」

 

「あっはい…ほかに緑谷出久がいなければその緑谷出久です…」

 

「やっぱり!!話題になってますよ!なんでもオールマイトとイレイザーヘッドがあなたの発明品のユーザーだって!良ければこの後見せてもらって良いですか!?」

 

「えっと…オールマイトが使っているのはロックシードで…イレイザーヘッド…相澤先生が使っているのはロックシードと…あと僕の作った『人工涙液自動補給システム』なんだけど…」

 

「ふーん…大衆向けの製品だけでなくそのヒーローにあった品を用意出来るんですね…」

 

「えっと…」

 

やばい、緊張する、今までの人生で何回女子と話す機会があっただろうか、数えるまでもなくゼロだよゼロ!片手で数えられる

 

「ふふふ…思った以上の人ですね…私のベイビー達のさらなる飛躍に向けてこの人の技術力の高さは取り込ませて貰います!出久さん!いえ出久くん!!技術提供を前提にお友達になりましょう!」

 

「ヒャイ!!喜んで!」

 

無理だ、もう何も考えずに返事するしかできない

 

《緑谷出久くん、1年H組緑谷出久くん昼休み中に職員室に来てください》

 

校内放送で呼び出される、正直助かった

 

「あっえっとえっと…呼ばれちゃったからすぐ行くから!」

 

今までにない速さでカツ丼をかきこんで素早くその場を離脱する

 

「ふふっ、言質はとりましたからね?」

 

発目さんの手に握られた小型レコーダーにも気づかなかった

 

………

 

「緑谷、お前午後の授業でヒーロー科とヒーロー基礎学を見学しろ」

 

職員室に僕を読んだのは1年A組の担任で僕の作ったロックシードと人工涙液自動補給システムを使って下さっているイレイザーヘッドこと相澤消太先生

 

「えっと…パワーローダー先生は…」

 

「パワーローダーは了承済みだ、なんでも技術面で教えられることが無いから必要なのは刺激とヒーローになる連中とコネを作ること…らしい、このゴーグルの実績もあるからちょうど良い機会だ、どうだ、やってみるか?」

 

「是非!!」

 

そんなの答えは決まっている、僕にはもっともっといろんな個性を見てそれを十分に発揮できるアイテムを作れるかどうかが重要なんだ

 

「よし、なら午後の授業が始まる時にA組の教室の前にこい、H組の連中には俺から説明しておいてやる」

 

そうして僕はサポート科でありながらヒーロー基礎学の授業を受けることになったのだった

そしてA組の前で待っているとオールマイト が歩いてきた、銀時代のコスチュームで

 

「やあ!こんにちは緑谷少年!相澤くんから話は聞いているよ!とりあえずいっしょに教室に入ろ?」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

「わーたーしーがー!!

普通にドアから来た!!!」

 

ガラッとドアを開けると同時に大きく叫んで堂々と入室する後ろからひょこひょこと姿勢を低くして追従する

A組は全部で20人、かっちゃん、飯田くん、切島くんと目が合う、A組の全員が目を丸くして僕を見ていた

 

(ぱっと見でわかるのはあの尻尾と…服が浮かんでいるのは透明化かな?あの女子…耳たぶがイヤホンジャックになってる、それと腕が6本の人と…ピンク色の肌にツノ…なんの個性だろう…いや!それを知って活かすための授業なんだ!!)

 

そんなことお構い無しに個性の考察を始める、流石にぱっと見ではわからない

そんな僕を横目に話は進んでいたようで

 

「あのーオールマイト先生?そいつはなんなんですか?」

 

そう質問したのは金髪の生徒、僕の苦手ないわゆるウェイ系の人っぽい

 

「上鳴少年!良い質問だ!彼はサポート科の入試主席生徒で今回はヒーロー科の授業を見学して今後の役に立てる目的で参加しているぞ!」

 

その言葉をきっかけに教室が大きくざわめく

 

「サポート科の主席ってマジかよ!」

 

「そんな人に見られるなんて緊張するー!」

 

「サポート科って女子生徒の3サイズ合法的に測れんのかな…」

 

「峰田、野郎の3サイズも測んないといけないんだぜ?」

 

「俺の個性にあったのも作ってくれんのかな…ならもっとヒーローっぽくなれるかな?」

 

「心操ちゃんにとっては深刻な問題ね、ケロケロ」

 

「うーん!聖徳太子ー!!

じゃあ着替えたら順次グラウンド・βに集合だ!!」

 

 

…………

 

「遅いな…」

 

自作の腕時計を見てそう呟く、すでに6分くらい経っているのに未だに1人もグラウンド・βに現れない

 

「…教室から更衣室までの移動には最短42秒…多く見積もって50秒くらいか…そこからグラウンド・βまでの移動にはおおよそ2分…合計で3分と仮定して着替えに4分くらいかかるのか…足甲の装着が問題なのかな…籠手はハメるだけだからそんなにかからないはずなんだけどな…」

 

「緑谷少年?ブツブツ呟いてどうしたんだい?」

 

オールマイトが心配した顔で話しかけてきた

 

「あっすいません!A組の爆豪って生徒のスーツを僕が作ったもので…」

 

「なーるほど!それでなかなか現れないのを心配していたんだね!」

 

「はい…着替えに時間がかかる装備を作ってしまったのかなと…」

 

「その向上心はグッド!それをこれから改善すればいいのさ!

それに…見てごらんよ…彼ら、すっごくカッコいいゼ!!」

 

見るとグラウンド・β入り口から想い想いのスーツに身を包んだヒーローの有精卵たちが続々と姿を現した

 

「…!!」

 

「フフッ…さあ始めようぜ…有精卵ども!!」

 

 




相澤先生はロックシードあったら使うでしょ(偏見)
悩んだけど心操くんはヒーロー科に入れました
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