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俺は切島鋭児郎!教室で話しかけた爆豪ってやつと飯田ってやつの家で特訓をすることになった!
飯田の家はもうすごい豪邸で、俺の家なら二軒くらいは建っちまうんじゃねえかってくらいのデカさだった
そして爆豪が連れてきたのはもじゃもじゃ頭で顔にそばかすをつけたサポート科の男子生徒、いかにもオタクって感じの奴だった
「よお!えっと…緑谷だったな!今日はよろしく!」
「あっ…えっと…うん!よろしくね!切島くん!早速個性を教えてもらって良いかな?」
「おう!俺の個性は『硬化』っつって、体を岩みてぇに硬くできる、ほら!」
そう言って腕を硬化させて見せると
「!なるほど!まさしく『硬化』!でも関節が曲がらなくなっちゃうのか…強い衝撃を加えたらこれ折れちゃわないかな?」
「あー…やったことないからわかんないわ」
「ならまずは硬化の限界を探るのと…硬化って自分で解くまでは解けないの?」
「いや、どんなに頑張っても10分が限界だ、あと攻撃食らったらその分削られる…まぁプールで気張ってるようなもんだな!」
「じゃあスタミナをつけるのと、インターバルを見極めるのが大事かな…うんうん!プランがだんだんできてきたよ!」
そう言うと、緑谷は馬鹿でかいリュックをガサゴソ漁って、書類ケースくらいのゴツい機械を取り出した
「切島くんはとにかく硬化で攻撃を耐える、飯田くんはとにかくエンジンを使って攻撃を避ける、そしてかっちゃんはニトロの爆破でとにかく弾丸を弾くって感じで」
そう言うと変形させた機械から大量の弾丸が飛び出して来た!
「ウォオオオオオオ!?」
とっさに体を硬化させて弾丸を耐える!
「おまっ!!緑谷!!不意打ちは卑怯だろ!!」
「そうだ!!緑谷くん!!訓練なのだからせめて掛け声くらいはないと!」
飯田も弾丸を避けながら猛抗議する
「馬鹿2人!!出久が銃取り出した時点で動き固めとけ!入試と同じだ!!コイツにも『よーいドン』なんて言葉は無ぇ!!」
爆豪も弾丸を弾きながら叫ぶ
しかし、ものすごい弾幕でだんだんと硬化が持たなくなってくる
「ぐっ⁉︎」
後ろで避けまくってた飯田がついに被弾する、緑谷はその飯田に弾を集中させる
「痛だだだだだ!?」
「大丈夫!暴徒鎮圧用のゴムスタン弾だから!多分めっちゃ痛いけど…かっちゃんは生きてるから死にはしないよ!」
「飯田!!」
飯田と緑谷の間に割り込んで飯田の弾除けになる、硬化が解けそうになるが
「ウォオオオオオオ!!」
そこはとにかく気合いでカバー!
「オラァ!!」
俺と飯田に弾が集中してる間に爆豪が緑谷に接近する
銃口が爆豪に向けられて
「ぐっ!」
再び爆豪の動きが弾幕で止まる
(今なら緑谷に接近できる!)
体の前半分だけを硬化させて足全体を一歩づつ動かして、ジリジリと近づく
「爆豪!!」
「わかった!!」
その後も俺に銃口が向けば爆豪が近づき、爆豪に銃口が向けば俺が接近する
緑谷と俺の距離があと1メートルくらいになった時に
「…弾切れ!?」
ガトリングガンが弾切れを起こした
「今だァ!!」
「待て!切島ァ!」
爆豪が叫んだ時にはもう遅かった、緑谷はポケットから取り出したのかハンドガンを構えていて
「痛っで!!」
硬化されてなかった眉間に当てられたのだった
…………
緑谷に不意打ちされた特訓を終えた後、飯田のお母さんが用意してくれたドリンクを飲みながら休憩をしていた
「おい出久!コイツらは俺とは違ってお前のことなんか全然知らないんだぞ!!少しは手加減するってことを知らねえのかお前は!!」
爆豪が緑谷に文句を叫んでいた
「でもヒーロー科だし…A組って入学式すっぽかして個性テストやったんでしょ?なら許されるかなって…」
「チィ…個性把握テストのことを話したのは失敗だったか…おい飯田!切島!コイツに文句の1つでも言ってやれ!」
「いや…たしかに個性把握テストを不意打ちされておきながらこの体たらくでは…」
「俺も同意見だ…実戦じゃあよーいドンは無いって言われてたのにこのザマだ…俺と飯田はこれが実戦だったら死んでた」
「…だそうだから俺もグダグダ言わねえが…ほかの奴らを俺と同じように考えるのはやめろ!」
「でも隣に立つ仲間は1人でも多い方が…」
「10年の付き合いだから対応できるのを他の連中に求めんなって言ってんだ!」
「お前らそんなに深い仲だったのか…」
「ああ…ガキの頃から死ぬほどモルモットにされてきた…」
「例えばどんな?」
そう聞くと爆豪は、いわゆる『苦虫を噛み潰したような』顔で
「ああ…例えばだな…」
おぞましきモルモット体験を語り始めるのだった…
最後に出久くんが取り出したハンドガンはGM–01スコーピオンです
仮面ライダーG3が使用するハンドガンですが今作ではすでにかっちゃんをモルモットにしてG3–Xまで完成しています