武人な狼奴隷とむっつりな聖女さま 作:エルフスキー三世
ラズ神族とは女神ラズの加護を受けた一族のことである。
王国で信仰されている女神ラズとは、男も女も両方いけちゃう
ラズ神族の血を引く者は例外なく女性の体で産まれてくる。
しかし、運命の相手が女だった場合、性行為を行うときにだけにょっきとアレが生えてくる脅威のびっくり種族なのである。
つまり、伴侶となる者に対して、エッチなことを考えたら一発アウトなのだ‼
「ふぬうぅ‼ くぅうううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「あ、主殿……大丈夫でござるか⁉」
「だ、大丈夫です……その……ああんぅぅぅぅぅ⁉」
ラスクはキリカをお姫さま抱っこしたまま、奴隷市を抜け出し、賑わう街を通り抜け、石畳の広い通りを歩いていた。
内またになりながらも中腰で歩くラスク。
「ぬ……ぬぬうぅ⁉」
そして、ラスクの足取りが重くなる。
「主殿……拙者重いでござるか? 降りるでござるか?」
「い、いえ重くないですよ、むしろ羽のように軽いですし離し難い良い感触で……な、なんでも……ないです……ふうんんんっ……⁉」
ラスクの内股がピクピクと痙攣し、腰と膝がカクカクと震える。
キリカの柔らかな尻の肉がラスクのバキバキに割れた腹と密着し、その温かさと弾力がラスクのえっちな神経を刺激していた。
しかもキリカは軽いとはいえ完全に身を任せているため、重力によってさらに強く押し付けられている。
ラスクほどではないが、巨乳といえるキリカのおっぱいの感触は嬉しいけど、体に本当に悪い。
(こ、これは……まさか……⁉)
ラスクは自分の下半身で起きている変化に気がついた。
そう、聖なる槍『聖女棒』が目覚めかけていたのだ。
「主殿、本当に大丈夫でござるか? 顔が赤いでござる」
キリカが心配そうにラスクの顔を覗き込む。
「あ、はい……大丈夫です……ただ……ちょっとだけ腰が擦れて……その……刺激がね……ああんぅぅ⁉」
(ちょ、ちょっとだめよキリカ。そんな愛らしい上目づかい見られたら、聖女なのに槍使いに転職しちゃう⁉)
ラスクの内股がビクンと跳ねた。
「主殿のぉ⁉」
キリカは困惑した表情を浮かべる。
(うーだめだめだめだめだめなのにぃぃぃっ⁉)
そして次の瞬間、ラスクの体に劇的な変化が起こった。
「ひ……ひぃいいいぃぃぃん⁉」
ラスクの体内で、何かが爆発した。
(な、なにこれ⁉ こんな感覚……知らないっ‼)
ラスクの聖女棒が完全覚醒し、勢いよく突き出たのだ。
それはキリカの柔らかい尻肉にぴたりと収まり、新たな快感をラスクに与える。
(こ、これ……これが……『おっきき』というやつですか⁉)
ラスクは生まれて初めての体験に身を震わせた。
「ぬ、主殿……どうなされた⁉」
キリカは自分のお尻の違和感に気づき始めていたが、何が起こっているのか全く理解できない。
というか流石に、このお姫様のようだと思っている麗しい聖女に聖女棒が生えたなど想像もつかない。
「えへ、へへ……大丈夫ですよ~♪ ナ~ニも変なことはしてませんよぉおっぱいんんんんんん⁉ うそ、ひいいいぃぃぃん‼」
ラスクはひきつった変な笑顔でごまかそうそうとしたが、キリカを見下ろした瞬間、奴隷服の胸元から覗く乳房の先端の突起を見てしまい、限界を迎えてしまった。
ラスクの聖女棒は勢いよく脈打ち、生命の神秘を放出し始めた。
(ひ、ひぃぃぃぃぃぃ⁉)
初めての体験にへっぴり腰で耐えるしかできない。
(お……男の人のアレってこんなに長いの⁉)
んなことない。
ラスクのアレは、普通の男のアレとは比べ物にならない長さで続いた。
「く……くぅぅ……ひ、いいいいいん……」
ラスクは思わず声を漏らす。
周囲を行き交う人々は不思議そうな表情で二人を見ている。
キリカは何が起こっているのか分からず、ただオロオロと心配することしかできずラスクに身を委ねるしかない。
数分後……いや、実際にはそれほど長くはなかったのかもしれない。
ようやくラスクの聖水開放が終わり、聖女棒も収束した。
しかし、ラスクの下半身はまだ火照りを感じていた。
(こ……これが……大人になるということなのね……)
ラスクは深い呼吸を繰り返し、徐々に冷静さを取り戻していく。
そして完全に落ち着きを取り戻すと……
(今こそ、王国の聖女の誇りを取り戻す時!)
ラスクは背筋を正し、優雅な振る舞いで歩き始めた。
下着がなんかべちょべちょとえらいことになっていたが、その表情は凛々しく、堂々としていた。
「主殿? もう大丈夫でござるか?」
キリカが不安げに尋ねる。
「ええ、もちろん。心配してくれてありがとう」
ラスクは淑女の微笑みを見せながら答えた。
その瞳には賢者の光が宿っていた。
キリカはこの一連の流れに何も気づいていない。
彼女の位置からはラスクの下腹部の変化が見えず、また元男だったが性に関する知識も不足していた。
というか、流石に自分の尻にこつこつ当たっていたものが聖女の聖女棒とは思いもしなかった。
「さあ、我が家へ帰りましょう」
ラスクは胸の中のキリカを抱えなおすと優雅に歩き続ける。
キリカはただラスクの腕の中に身を預けながら。
(なんと……主殿の振る舞いは、真に王族のようだ! やはりこの方に仕えるのは正解であった‼)
と、よくわからない感動をしていた。
こうして二人は奇妙な体験を経て、新たな主従の絆を深めながら帰途についたのだった。
余談だが聖女ラスクは、家にたどり着くまでに3回立ち止まり、そのたびにキリカに心配され3回賢者になった。
キリカ:明日から主殿のためにがんばるぞい!!
ラスク:思い出しキリカで6回致した。