ほむら「美樹さやーー「私がガンダムだ」はぁ?」   作:わんたんめん

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やっと…………ここまで出せた…………!!でも若干手抜きくさいのは許して!!


第39話 00 XNRAISER

「……………水波レナ……………お前と言う奴は………………!!」

 

かえでが鎖の魔女と思しき存在に連れ去られたあと、嫌に静かな空間にさやかの震えるような声が響く。その険しい表情を向けた先には未だ呆然とした様子のレナがおり、まだ状況をよく把握できていないようにも思えた。

 

かえでが鎖の魔女に連れ拐われたとわかった時、まさかとは思った。それと同時にその湧き出た推論を否定したかった気持ちもあった。

しかし、状況を整理していくうちにそのまさかは現実味を帯びていく。

さやかが駆けつけた時、レナは錯乱したような状態で見えないナニカと会話しているようだった。実際さやかが魔女と似たような気配を感じ取ったのもまさにその瞬間だった。故に明らかに様子のおかしかったレナから距離を取るためにかえでを無理やり引っ張った。

 

にも関わらず、蓋を開けてみれば引き離そうとしたかえでが連れ去られ、様子のおかしかったレナはあのように無事、とは言い難いが、ともかく何事もなくそこにいた。

 

そしてかえでが連れ去られる寸前に見えた鎖のような黒いモヤにさやかの脳裏に絶交階段の噂が浮かび上がる。

 

絶交階段に名前を刻み、絶交が証明された状態で謝った相手は鎖の化物に連れ去られる、と。

 

直前までのかえでの様子から彼女も自分の身に何が起こっているのか理解できていなかったのだろう。だが、かえではレナに謝ったことで、鎖の魔女に連れ去られた。

 

つまり、絶交階段にかえでの名前を刻んだのは、レナ以外にはあり得ないのだ。

 

「ッ………………!!!」

 

そのことにさやかはどうしようもないほどに怒りを覚え、それを表すように両手を思い切り握りしめ、耐えるように歯を食いしばり、目を力強く瞑る。

少しでも気が抜けたら、おそらくさやかはレナにその怒りをぶちまける可能性もあった。

 

「ハァ、ハァ…………あれ、かえでは?さっきまで姿が見えていた気がするんだけど…………」

 

そのタイミングで遅れたももこがやってくるが、先ほどまで姿の見えていたはずのかえでがいないことに首をかしげる。

 

「ッ!!!」

 

するとさやかは瞑っていた目を見開くとレナに背を向けるように踵を返すと足早にももこの隣を通り過ぎ、その場から立ち去ろうとする。

 

「さ、さやかさん!?一体どうしたんですか!?」

 

だが、そのさやかを呼び止めるようにいろはが悲痛な声色でさやかの名前を呼ぶ。そのいろはの声にさやかは足を止めるも顔は絶対に向けようとはしない。

 

「……………すまない…………私は先に帰らせてもらう……………事情は、そこで立ち尽くしている彼女が、何よりわかっている筈だ………だから……だからこそ………今の私は、彼女に殴りかかるかもしれない…………!!」

 

「えっ     

 

さやかの声から隠しきれないほどの怒りを感じたいろはは言葉を失った様子で立ち尽くす。

 

「十咎ももこ。」

 

「……………なんだい?」

 

震えるような声でさやかはももこの名前を呼ぶ。その声にももこは神妙な面持ちで応える。

 

「気持ちの整理はつけておく………彼女も…………水波レナもこんなことになるとは思わなかったはずだと、彼女を害す気持ちがあるからやったのではないと、そう信じたい。だから、鎖の魔女を倒しに…………秋野かえでを助けに行くときは遠慮せずに連絡をして欲しい。」

 

「………………わかった。それと、何度もごめん。ウチのゴタゴタに巻き込んだ……………」

 

その言葉の節々から漏れ出るものと状況から察したももこの謝罪にさやかは背を向けたまま答えることなく、無言で歩き始め、足早にこの場から立ち去っていった。

 

 

 

 

「…………………」

 

「……………さやか?神浜から戻ってきたと思ったらメールで突然『まずいことになった』って一言だけ送ってきて…………何かあったのかしら。」

 

見滝原中学の校舎の屋上で張り詰めたような表情を見せながらベンチに腰掛けているさやかに突然呼び出されたほむらが質問をぶつける。そこにはマミの姿もあったが、あまり見たことのないさやかの表情にいま一歩気が引けているような表情を向けていた。

 

「この前話した鎖の魔女、そして絶交階段のウワサのことなのだが、アレに秋野かえでが連れ去られた。」

 

「……………どういうこと?美樹さんの話だとその階段に名前を書いたり書かれたりしなければ出てこないって話だったわよね?」

 

「……………つまりはそういうことになる。」

 

「……………あまり詳細は聞かない方がいいみたいね。」

 

ウワサの内容が内容通りに実現したこと、そしてその経緯にマミは疑問気な表情を見せるが、さやかの察して欲しいと言わんばかりの様子に額に手を当て、頭を悩ますように首を振る。

 

「……………私はももこ達から連絡があれば、救出に参加するつもりだ。そのウワサが仮に魔女のような存在なのであれば、できれば二人にも来てもらえるとありがたいのだが……………」

 

「………そうねぇ………これから神浜市に何度も足を運ぶことになるのであれば、そのウワサとの戦闘は必然と多くなってくるでしょうね。だからわたし個人としては力が必要なら手を貸すわ。慣らしも含めてね。」

 

「そうか………ありがとう。」

 

マミが手を貸してくれることにさやかはそれまで浮かべていた険しい表情から、少しばかりその緊張を緩めたように笑みを見せる。

 

「ほむら。お前はどうする?」

 

「……………ウワサであろうと普通の魔女であろうと、どちらにせよ神浜市の魔女は一律にして強力というわ。巴マミの言う通り、慣らしは必要よ。」

 

「えっと…………同行するということでいいんだよな?」

 

いまいちほむらの返答にピンとこなかったさやかは軽く首をかしげながら確認するとほむらは無言でうなづき、同行する意思を示した。そこからほどなくしない次の日、連絡先を交換したももこからメールが届き、さやかたち三人は神浜市へ足を運ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、来た来た。ごめんね、昨日の今日で。」

 

「気にしなくていい。秋野かえでの安否を知ることができないのなら、むしろ救出を実行するのは早ければ早い方がいいからな。」

 

「そうかい………いや、そうだな。君の言うとおりだ。ところで、そこの彼女は………?もう一人は顔合わせこそしてたけどさ………」

 

神浜ミレナ座、もとい調整屋に赴くとももこたちがすでにおり、現れたさやかたちに手を振っていた。その中にはいろはの他にふさぎ込んでいるような顔つきのレナの姿もあったが、さやかは今は触れるべき内容ではないと判断して、ももこと軽く言葉を交わしたあとにマミとほむらの紹介を済ませた。

 

「なるほどなるほど………君が例の先輩魔法少女か………だとすれば心強いよ。ありがとう。」

 

「美樹さんにはとっても大きな借りがあるので…………」

 

ももこの言葉にマミは遠慮しがちに言葉を返すが、ももこは高校一年、マミは中学三年と見滝原では見られない先輩の魔法少女にどこかその応対にぎこちないものを感じさせる。そんな中、ほむらはこの世のものではないものを見てしまったかのような驚嘆といった表情を見せながら、この空間のなかにあるたった一つのものを凝視していた。

 

「ところで、さっきからそこのチーズケーキにケチャップのてんこ盛りに大量のチョコチップ、挙句の果てに梅干しとかいう異色のトッピングをしているのはどこの誰?」

 

「あら~、私のことは二の次でよかったのに~。もしかしてこれに興味を持ってくれたの?よかったらあげるわよ?」

 

「……………何をどうしたらそう受け取れるのよ…………」

 

「……………なるべく目を合わせないようにしていたというのに、お前というやつは………」

 

そのほむらのいう異色のトッピング、悪く言えばトチ狂ったとしかいえないようなゲテモノを制作していた人物はそのほむらの酷評に笑顔を見せるとあろうことかほむらにそのゲテモノを勧めだした。これにはさすがのほむらも表情を顰め、見て見ぬフリをしていたさやかもあきれたようにため息をこぼす。

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、仕切り直して自己紹介をしましょうか。私はこの神浜ミレナ座で調整屋として切り盛りしている『八雲みたま』よ。よろしくね。」

 

「美樹さやかだ。アンタが例の『調整屋』か。ソウルジェムに干渉して、その秘められた能力を開放できるとのことだが…………本当にそんなことができるのか?」

 

「ええ、もちろんよ。ちょうどあなたたちが来る前にいろはちゃんの調整も済ませちゃったから。」

 

「そうなのか?」

 

「は、はい。確かに調整を受ける前よりは格段と力が増したような感じがします。」

 

「……………すまない。前々から気になってはいたのだが、ソウルジェムの調整とはどのような方法でしているんだ?」

 

既に調整を受けたいろはからの言葉にさやかは考えこむ様子を見せると少ししてから再びみたまの方に顔を向けなおす。

 

「そうねぇ……方法と言われても、私はソウルジェムに触れて魔力を流し込んだりして、秘められた能力を引き出すだけよ~?まぁ……その人の過去も見えてしまうこともあるのだけど。」

 

さやかに問われたみたまは間延びしたような口調でそう説明する。しかし、最後の言葉に限ってはその限りではなく、しっかりとした彼女の口ぶりからそれがうそではないことをさやかは感じ取る。

 

(とするならば、ほむらを調整してもらうのは少しばかり面倒なことになるな………)

 

過去というのはつまるところその人物の記憶だ。普通の魔法少女であればさしたる問題はないだろうが、時間遡行をしてきた秘密を有しているほむらにとっては不自然に似たような過去を繰り返していることからその秘密がばれかねない。しかし、ここで調整の可能性にかけなければ、この先のほむらが魔法少女としてやっていける未来は限りなく薄いだろう。

 

(ほむら。すまないが、先に私が調整を受けても構わないか?受けている間に調整屋には私が話を通しておこう。)

 

(…………いいえ、余計なお世話よ。自分のことは自分で交渉するわ。あなたも受けるつもりなら順番も好きにしてちょうだい。)

 

善意でそう持ち掛けたが、ほむらから念話で余計なお世話と言われてしまったさやか、しかし本人がそういうならということで、変に話を続けるようなことはしなかった。

 

「おおよそのことはわかった。なら、私とそこのほむらに調整をお願いしたい。マミ先輩はどうする?貴方も一緒にやってもらうか?」

 

「……………八雲さん……でしたっけ。これって、なにか対価とか必要なんですか?」

 

誘われたマミだったが、返答はせずに、かわりにみたまに調整を行ったことに対する報酬の有無を確認する。

 

「ええ、それはもちろんよ~。だってこれは商売だもの。それ相応の金銭か、もしくはグリーフシードをいただくわ。」

 

「……………金銭、だと?それは大体いくらだ?」

 

笑みを浮かべながらきっちりと代金はもらう旨を明らかにしているみたまに対して、さやかは苦々しい表情を見せながらその金額の詳細を尋ねる。

 

「あら?基本的にみんなはグリーフシードで払ってくれるのだけど…………あなた、持ち合わせていないの?」

 

「……………基本、持ち合わせるようなことはしていない。あまり必要としないからな。」

 

「どういうことかしら?」

 

「詳細を話すことはできない。私自身、よくわかっていないことの方が多い。調整をしてもらおうと思ったのも、もしかしたら何か私の持つ力について知ることができるかもと思ったからだ。特異な性質程度だと思っていてくれ。」

 

「……………わかったわ。それがクライアントの要望なのであれば、売り手はそれに従うまでよ。」

 

そのさやかの神妙な様子からの言葉にみたまは少々いぶかし気な様子でさやかを疑念の表情で見つめていたが、やがて棚に上げることにしたのか、商人魂が見え隠れしそうな満面の笑みでさやかを出迎えた。

 

 

「じゃあ、まずはその知りたがっている貴方から始めましょうか。お金の持ち合わせはあるかしら?」

 

「値段によってしまうな。場合によっては借りることも考えられる。」

 

みたまは部屋におかれてあった学校での健康診断などでよくみられる布を鉄製の枠で囲んだ仕切りの向こうへ案内するとさやかも彼女に追うようについていく。

 

「それじゃあ、ソウルジェムを見せてちょうだい。」

 

みたまの声に促されるようにさやかは自身のソウルジェムを取り出した。その手に乗せられたものをみたまはまじまじとした様子で観察する。

 

(ふぅ~ん…………確かに珍しい色合いをしているわね。青っぽい水色と、クリアグリーンっていうのかしら?きれいな緑色が一緒に見られるわね。)

 

さやかのソウルジェムの輝きに二種類の光が散在するのを見て、みたまは納得するようにうなづく仕草を見せる。普通はどのソウルジェムも宝石の色は一つに限られる。それにもかかわらずソウルジェムに二種類の輝きが含まれているということはさやかが自白した通り、何かしらの特異な性質があるのは本当のことかもしれないとみたまは考える。

 

「それじゃあ、ソウルジェムに触れるわよ。」

 

 

そして、みたまの指がさやかのソウルジェムに触れる。その瞬間        

 

 

「ッ!?」

 

何か電流のような痛烈な感覚がさやかの身体を駆け巡り、さやかの意識は暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………い、いまの、は…………?」

 

うだるような感覚が残っている頭を抑えながら、さやかは起き上がる。なにか電流に似た感覚が自分の身体を駆け巡ったことまでは覚えている。ひとまず自分に何が起こったのか確かめるためにさやかは目を開けるが、目の前に広がっていたのは先ほどまでいた調整屋ではなく、白く、それでいて星のように虹色の光が瞬いている空に広がる宇宙を反転させたような空間だった。そしてさやかはその空間に見覚えがあった。

 

「こ、ここは……杏子の時と同じ、あの空間か………!?」

 

この空間について理解がまるで追い付いていない状況で、またこの空間が現れたことにさやかは困惑を隠すことができずに狼狽したように周囲を何度も見渡してしまう。

 

「まさか、お前の方から姿を現すことになるとは………」

 

「だ、誰だッ!?」

 

 

突如として響く男の声にさやかはその声がした方向である自身の背後に視線を送る。男の姿は外観だけみれば20代かそこら辺の年齢のように見える。しかしその男はどういうわけか身体や髪といった人間を構成する部分のそのほとんどが金属化していた。だがその佇まいや声色からはつり合いがとれていないような落ち着いた様子から、さながら老成したような大人びた人物であることをさやかは感じ取る。それでもこの不可解な状況で突然現れたことにさやかは警戒感をぬぐえないでいた。

 

「……………すまない。まさかそこまで警戒感を抱かれるとは思いもよらなかった。一度、声だけとはいえお前と話したことがあるのだが。」

 

男のその言葉にさやかはいぶかし気に表情を顰めていたが、ほどなくしてある出来事を思い出す。それはさやかが手にした新しい力、ダブルオーガンダム。その性能をテストするために赴いた魔女との戦いで危機に瀕した際、魔法少女の間でできる念話のように語りかけてきた存在がいた。

 

「いや、そんなメタルコーディングが施された人物の知り合いは………………まさかアンタは、あの時の………!?」

 

「あの時お前が聞いた声は俺のものだ。そして、俺の名前は刹那・F・セイエイ。お前が使っているダブルオーガンダムのガンダムマイスターだった。」

 

「ダブルオーガンダムのガンダムマイスター………?よくわからないが、この力、元はアンタのモノだったのか?」

 

「持っていたというより搭乗者といった方があっている。ガンダムは元は兵器だったのだからな。」

 

「兵器…………アンタは以前、ガンダムは争いを止めるための力だと言っていた。だとするならば      

 

「お前の想像通りだ。俺はダブルオーを駆り、戦争根絶のために世界を相手どって活動をしていた。」

 

さやかが言い切るより早く、目の前の男、刹那はそう答える。戦争を根絶する。そのあまりにも大きすぎ、壮大なその言葉にさやかは悲痛な表情だけ見せて黙りこくってしまう。

 

「……………イノベイターとはいったいなんなんだ?」

 

戦争について、さやかはとやかく指摘しないかわりにイノベイターのことを刹那に尋ねる。

 

「イノベイターとは、か。俺個人がわかっている範疇でだが、脳量子波を用いて他者との表層意識を共有することができ、反射神経も驚異的なレベルまで上昇するらしい。お前が時折見せている虹彩の色の変化がその証明だ。」

 

「あの光っている状態の目が、か…………?脳量子波とか表層意識とかよくわからないが、他人との意識共有を簡単にするというニュアンスでいいんだよな。」

 

さやかが質問を行い、刹那が答える。そのやりとりを二人は時間が許す限り続ける。今ここにいる空間、GN粒子にその生成機であるGNドライヴ、ダブルオーガンダムのこと、そして       

 

「最後にだが、お前にGNドライヴに秘められた奥の手を教えておく。と言っても俺たちも頻繁に使っていたことだが……………………」

 

「それは奥の手と呼べるものなのだろうか…………………?」

 

 

 

 

 

 

       なた、貴方、大丈夫ッ!?」

 

「ん………………ん?」

 

刹那からその奥の手を教えてもらったさやか。体を揺さぶられる感覚に瞳を開くと、目の前に心配そうな目を向けているみたまの姿があった。

 

「良かった…………気がついてくれた。調整を始めた途端に立ったまま気絶したみたいに反応してくれなくなっちゃったのよ?こんなこと、今まで一度もなかったから、お姉さんびっくりしちゃったわよ?」

 

「す、すまない……………」

 

自分に特にこれといった非はないはずだが、心配させてしまったのは事実なようなため、とりあえず謝罪の言葉を口にするさやか。

 

「もう……………ところで貴方。一応調整の方は済んだはずだけど一回変身して見せてちょうだい。何かあったらウチの沽券に関わってくるんだから。」

 

「わかった。」

 

そうみたまに言われるままにさやかは魔法少女としての姿であるダブルオーガンダムを身に纏う。展開したさやかは少しの間手を握ったり開いたりして感覚を確かめていたが、やがて何か疑問を感じたのか首をかしげる。

 

「………………いろはが言うほどの力の上がり具合は感じないな。個人差があるのだろうか……………なんだ?」

 

しばらく小首を傾げていたさやかだったがふとした拍子に視線に気づくと合わせるように顔をそちらに向ける。そこにはみたまが何か目を見開いてさやかとナニか    視線の矛先的にちょうどさやかの隣にあるものを交互に見つめ、ジェスチャーのようなものを飛ばしていた。

 

「……………私の隣に何かあるのか?」

 

そう言いながらさやかも自分のすぐ隣に視線を落とすとそこには二対のバインダーに刀剣のようなものを何本も搭載した蒼と白の二色が配色された戦闘機のような何かが鎮座していた。さやかがそれの理解に手間取っているとその戦闘機のようなフォルムの物体は淡い緑色の粒子   GN粒子の放出を始めるとフヨフヨとした遅いスピードでさやかの周りを滞空し始める。字面だけ見れば可愛らしいかもしれないが、その戦闘機の大きさは人並みサイズもある巨大さだったため、その巨体に気圧されるように一歩引いたような表情でそれを見つめていた。

 

「お、おう…………………」

 

思わずオットセイのような声をあげてしまうさやかだったが、その戦闘機のような物体の正体に刹那・F・セイエイからダブルオーガンダムのことを教えてもらっていたさやかは当たりをつけていた。

 

その戦闘機の名前はザンライザー。

 

ダブルオーガンダムの支援を目的とした戦闘機だが、その真価は支援ではなく、ダブルオーガンダムとの合体機構にある。

 

ダブルオーザンライザー

 

 

それはダブルオーガンダムの二つのGNドライヴ、通称ツインドライヴを完全なる稼働状態にしたガンダムを超越したガンダム。

 




今日の話しの要約

さやかは  ザンライザーを手に入れた!

さやかは  新しくトランザムを覚えた!←ここ超重要

ちなみにザンライザーの形態でもセブンソード/G装備は使おうと思えば使える

マギレコ世界にさっさんを武力介入させるのは……………

  • ガンダムだ
  • ガンダムではない
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