やはり俺が十師族を守護するのは間違っている。   作:ハーマィア

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 努力は自分を裏切る。

 恋は友人を裏切る。

 後悔は裏切りの結果だ。


交通事故VS不完全燃焼静ちゃん

 

 痛い。

 

 いた。

 

 いたい。

 

 心が痛い、傷が痛い、体が痛い——世界が憎い。

 

 ——ああ、あああああ。

 

 あああ————あああああああああ。

 

 暗闇の中、幾度目ともわからない微睡みを彼女は終えた。

 

 眠ることができなければ、目を閉じておく理由もない。

 

 呼吸。……どころか、身動ぎをするだけで全身が痛む。

 

 なんだあれは。

 

 なんだ私は。

 

 なんだこの結果は!!

 

 本体である私にフィードバック(・・・・・・・)する程の痛みなんて、空間と次元の狭間をなんだと思っているんだ!

 

 全身を夥しい数の呪いと痛みに苛まれながら、イチジョウは己の有様を呪った。

 

 ……死ね、飢えろ、病め、廃れろ。

 

 どろ、どろり。

 

 肉の内側を怨恨と執念が渦巻いて、形を成す。

 

 殺したい欲と触れたくない忌避とが混ざり合って、イチジョウの人格を構成する。

 

 いいや、これは自分の心を解体しているのだ。

 

 わざと思い、形にする事で自己を再認識する。そして、余分なものとして今の自分に刺さっている呪いを引き抜く為に。

 

 そうしてヒキガヤに対するひとしきりの毒を吐き、鬱憤を晴らした後、イチジョウは全てを裏返した(・・・・)

 

 裏返す——つまり、状態をマイナスからプラスへと変化させるのだ。

 

 苦しみも、後悔も消え去る。……だがやはり、心をどれほど反転させたところでイチジョウの核に深く突き刺さった『呪い』は取れそうにない。

 

 喉の小骨、程の違和感ではあるが、場合によっては致命傷になりかねないほど危険なものだ。

 

 神殺しなんて言葉はまやかしだとイチジョウ自身思っているが、これを取り除くまで余計な事、完全な回復そのものをできそうになかった。

 

 というか。

 

 そもそも、あのヒキガヤにこれほどの呪いが用意できたのだろうか。

 

 状況を途切れさせない、保存する、或いは継続させる事に特化した『継戦』こそがヒキガヤの能力の真髄。

 

 続けることこそに意味を見出す能力なのだから、呪いのように「終わらせる」性質を持つ筈がない。——であれば。

 

 十神の中で唯一、ヒキガヤだけは神として他の十神と共存するのではなくその席を蹴って自ら対立する道を選んだ。

 

 つまり、他の九つの神を敵に回す選択をとった、ということ。

 

 準備は出来ていたのだろう。十神に効く魔術か、魔法かはわからないが、この100年で〝何か〟をヒキガヤは用意してきた。人類が開発できたというなら話は別だが、そもそも十神の持つ能力は基本的に攻撃を目的としたものではなく、ヒキガヤが新たな能力を用意できたという可能性は限りなく低い。

 

 …………いや。

 

 彼女は、そこまで潜ってから考えを改めた。

 

 力の差が発生していれば、なんでもない能力を毒として発揮させられることも可能になる。

 

 そして、イチジョウの持つチカラは『反転』。ありとあらゆるものをひっくり返す能力だが、今はそのほとんどが敵に奪われてしまっている。例えるなら敵が7でイチジョウが3。それ程の力量差があってしまえば、効果が出るのもやむなし、なのだが……。

 

 ……何故だ。

 

 その疑問は、イチジョウの心内に再び灯った。

 

 一体何故、存在が同じ十神でありながら、ああも差が付く??

 

 そもそも、『本命』が奪われて『保険』で顕現する羽目になった理由がわからない。

 

『本命』が偶然、反転の能力を使えた。……それまではいいとして、それからイチジョウの手元を離れる理由がわからない。

 

 事実の改竄や時間軸の折り曲げ如きで、十神が自分の能力の支配権を失える筈がないのに。

 

 ……そういえば、『本命』が使っていた黒い影の能力。

 

 影の中に物やヒトをしまえる能力は見るからに便利そうだ。……あんな能力、イチジョウは持っていないが。

 

 貯蓄、運搬は反転の属性から外れている。それにあれは、元々何かを潤滑に廻すための小道具のようなもの。十神のチカラだとしても、能力から切り離された切れ端のような——

 

 ——まさか、わたしが目をつけたモノ(・・)に、既に……先に……!

 

 たまたま偶然が重なっているのであれば、イチジョウが目をつけたモノに、先に奴の手が(・・・・・・)付いていてもおかしくはない。

 

 ……………………けれど。

 

 世界を循転させるために未来を先取りできる能力を得ていたのだとしても、力量差でイチジョウがヒキガヤに押し負ける筈がない。

 

 神に成り、たかが100年程度しか経っていない若造が、1000年以上もの時間をかけたイチジョウをどうして飛び越せる?

 

 意思や努力があってのものでは決してない。

 

 奇跡は起こり得ない。起こせるだけの時間(材料)が、ヒキガヤには不足している。

 

 それこそ、他の十神の協力でもない限り——

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高速を走る大型バス。

 

 九校戦に参加するため、一高の選手団を乗せたその車両は(真由美の家の事情による遅刻を除き)殆ど順調に目的地へと進んでいた。

 

 順調。それはつまり異変がなく、ヒマだということ。

 

 これまでに起きた異変といえば、……数十分前のこと。

 

 

 

『やー。いーい天気だなー。おっとあんなところに標的(観光バス)が——もがあ!?』

 

『何を懐から取り出しておるんじゃ貴様ァ!』

 

『……ったく、ただのRPGだっての』

 

ロールプレイングゲーム(RPG)かな?』

 

『うんにゃ、携行型対戦車ミサイル(RPG)

 

『わざわざオープンカーを用意したと思ったら、そういう魂胆かい……僕は知らないから寝る』

 

『花火を間近で見れるんだぞ。珍しくないか?』

 

『四尺玉を至近距離で見ようとする挑戦的嗜好は無いよ……ふぁあ』

 

『ええい、今は状態の確認だけじゃろうが! 後で来る時も必要な事以外はするでないぞ!?』

 

『……えーいまなら確実に司波深雪を仕留められるのにー。司波の兄貴に邪魔されないよう手作りした特注品だぞ? 魔法の効果を一切受け付けないからな』

 

『撃ったらこの車のハンドルを右に向ける。以上じゃ』

 

『自動運転で何を言っているんだか……』

 

()に出来ないとでも? 何のために運転席に腰掛けておると思っておるのじゃ』

 

『…………あーそっかー』

 

『万が一に手が滑ってしまった場合、情緒酌量はギブミー?』

 

『ハンドルを左に向けてやろう』

 

『……っす。大人しくしてまーす』

 

 

 

 …………。

 

 合流ポイントで走行レーンに入ってきた車が少々賑やかだったのが摩利の目に留まった、……それくらいか。

 

 退屈しのぎ——ではないが、摩利は後ろを振り返った。

 

 このバスに乗車しているのは九校戦に技術スタッフとして参加する生徒や六道の生徒を除く競技に参加する生徒達のみ。

 

 技術スタッフは後続の作業車に乗せられて(・・・・・)いるのだが、その事に不満を抱く数名の生徒の暴走が予想されていた事もあり、警戒のためだ。

 

 一応、監督役であり引率である教師の静が1番前の座席に座っているが、風紀委員長である摩利がそれに甘える訳にはいかない。

 

「……はぁ」

 

 まぁ、摩利と静が側にいるとわかっている状況でわざと騒ぎ立てるようなバカはいないから、警戒する意味があるのかといえば、ないのかもしれないが。

 

 ……ただ。

 

「……ん?」

 

 この時、摩利がその異変(・・・・)に気づけたのはたまたま車内を見回していたからであり、この後を彼女は予想だにしていなかった。

 

「……運転手ッ! 車を止めろ! ブレーキだ!」

 

『熟読! 年下との付き合いカタ(はぁと)』と表紙に書いてある雑誌(恐ろしい)を投げ捨て、静はいきなり立ち上がってバスの運転手に声を投げる。

 

 運転手は静の言に二つ返事でブレーキを踏み、静が投げた雑誌は真由美の膝上に着地。

 

「あ」と真由美が口にした時には既に、運転手はブレーキペダルを踏み切っていた。

 

 がこん、ぎゅいっ! ……車内に響き渡るのはギアの悲鳴か、タイヤの絶叫か。

 

 高速道路で大型バスが急ブレーキなど踏んでみろ。普通ならば大惨事を免れる事は不可能だ。誰か1人が必ず大怪我をする。

 

 だが、そこは流石の魔法科高校の生徒が乗る車両。起点を除く結末までの全てが非常識だった。

 

 減速の魔法はもちろん、慣性の魔法や硬質化の魔法を併用することで車内の人間の相対位置を固定、怪我人を出さずに緊急停止する事に成功。

 

 さあこれから衝撃がやってくるぞ——と身構えていた生徒達の予想に反して、驚くほど緩やかにバスは停車した。

 

 時速80キロで走行していたバスの制動距離、僅か5メートル。

 

(……奴ほどすぐには止まれんか)

 

 八幡()ならほぼゼロメートルで止める。

 

 ともあれ、その結果に静は「良し」の判断を下し、車内の生徒達に「外には出るな」「手は出すな」と声をかけて、運転手が開けるバスの出入り口から高速道路に降り立つ。

 

「…………さて」

 

 そして、真正面を見つめた。

 

 自分の——バスの前に立つ、その存在を。

 

 

 

「オマエォ、殺スゥっ!」

 

 

 

 いや、そんな風に喋ってるわけじゃないよ?

 

 実際は一言も喋ってないし。

 

 

 

 だけど。静の前に立つそれ(・・)は、そんなふうに獣性を吠えておきながら、モーニングコートに身を包み背筋を伸ばして直立している。

 

 はっきり言って異様だ。

 

 人を即死させられる速度で鉄の塊が行き交う、高速道路のど真ん中。

 

 人が立っているというだけでも摩訶不思議だというのに、それがモーニングコートを身につけて、その内側から押し上げる筋肉が一眼でわかるくらいフィジカルパワーに溢れた見た目をしている。

 

 野生味溢れるその顔を決して知的であるとは表現できないが、ヒグマや虎と比べるくらいなら人間の顔をしているだけ知性を感じられるのでマシというものか。

 

 髪は黒色のおかっぱ頭。……というか、そのおかっぱがなければ静は容赦なく人外判定を下していたに違いない。

 

 ……いや、重ねて言うが、その男の外見は人類なのである。類人猿とかではなく。

 

 おかっぱ頭の巨漢——仮にそう呼称することにするその不審者は、口を横一文字に閉じて、ただ、佇んでいた。

 

「……轢くぞ?」

 

 向かい合ったまま、何もしようとせずにただ立っているだけの不審者に静がそう声をかけた。

 

 しかし、不審者は仁王立ちのまま正面を見つめ、静が視界に入っているのかすらわからない。

 

 ……すると、ゴリラのようにごつごつとした硬い印象の口が、がぱりと開かれる。

 

 虫歯とかひとつもないなー、と静が思った時。

 

「……オエ、あ……」

 

「——っ!?」

 

 気づいた時には、もう既に。

 

 拳を振りかぶる予備動作すら見えず、不審者の——変態の——敵の——拳は、静の顔面に迫っていた。

 

 だがこの程度の速さに対応できない静ではない。

 

 殴りかかってきた拳をそれ以上のスピードで真正面から撃ち返す。音速を超えるパンチによって生み出された衝撃波は、敵の腕を弾いて肉を破裂させ、一撃で使い物にならなくさせた。さらに、その反動で仰け反り、体勢を崩しかけている男に、静が今日1番気持ちのいい1発を懐に叩き込んで——

 

「……は?」

 

 びゅうううう。

 

 高速道路に吹き荒れる強風。呆然と立つ静の前から、あの巨漢が消え失せていた。

 

 後ろに回り込んだ、とか逃げ出した、とかではない。まさかの透明になったというのも違うだろう。

 

 誓わせてもいい。その時の平塚静は、瞬きをしていなかった。

 

 一瞬たりとも自分に敵意と拳を向けてきた不審者を見逃さずにいたというのに、静はいつの間にか敵の姿を見失っていたのだ。

 

「……っ、」

 

 精霊の眼を持ってしても痕跡を追えない(・・・・)。その事実は静の焦りを加速させる。

 

 例え敵がどんな能力、どんな性質を持っていたとしても、世界という記録には何かしらの痕跡が残るはず——それなのに、現実世界には何もない。

 

 静の前に立っていた男が突如消え去った。

 

 ……状況だけ見ればそう解釈するしかない。

 

 結局、襲撃(?)の理由もろくに聞き出せなかった。

 

「厄介だな……」

 

 そして、厄介ごととは往々にして連続するものだ。

 

『先生危ないッ!』

 

 静が思考する合間、新たな脅威が静や一高の選手団を乗せたバスに迫っていた。

 

 脅威——というか、事故だが。

 

 激しい炎に包まれた鉄の塊、事故を起こしたと思われる自走車が、こちらに飛んできていた。

 

 反対車線を走っていた車が事故をしてそのままガード壁を超えてしまったのか、ものすごいスピードだ。

 

 もしバスにぶつかってしまったらば、怪我をしてしまう選手も出るかもしれない。それはこの九校戦にかけている一高にとって十分過ぎる痛手だ。

 

 しかし、それを十師族の守護者たる六道が許す筈もない。

 

「…………はぁ」

 

 だが残念ながら、この程度の事故は静にとって先程の不審な男以上に興味を惹ける程のものではなかった。——必要以上に集中が続かない、という意味で。

 

 ……耳障りな音を撒き散らしながら転がってきた車をあろうことか片手で掴み、静止させる。車体を包んでいた炎などは静が車に触れた瞬間に消え去っていた。

 

1トンを優に超える鉄の塊を魔法を使わずに女性の細腕で止めるのかとか、魔法師にとってですら度し難い神技を披露しつつ、静は空を仰ぎ見た。

 

「…………」

 

 静が見上げる視線の先。

 

 空中を漂う電気(・・)の残り滓(・・・・)が弾けて消えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……その男は、薄暗い暗闇の中で目を覚ました。

 

 起きてすぐ、自分の体を確認する。

 

 傷痕確認……右腕前腕部以下欠損。

 

 五感機能……異常なし。

 

 右腕が無いこと以外に、男が自前の機能(・・)を発揮する上での支障はなかった。

 

 男の右腕が無いのは、男の前に現れたあの女の所為だ。

 

 十師族の血を引く体(・・・・・・・・・)であるにもかかわらず、男の拳は女性に負けた。

 

「…………がぅあ……」

 

 それが悔しくて、自分がいる場所も気にせずに、負けた自分が何故生きているのかもわからずに吼えようとしている——と。

 

「ちょっと。人様の個室で喘ぎ声とかやめてもらえます?」

 

「!?」

 

 男の後方で声があった。……しかし、男が驚いたのは「自分の背後に人がいた!」……事ではない。

 

八幡(・・)が珍しく人を寄越したから、と気になって来てみれば……全く。ゴミの後処理を押し付けられただけじゃないですか」

 

 今の今まで己が立っていた場所が、色鮮やかな明るい世界であることに気づかなかった事だ。

 

 地面は一面に白い雪化粧が広がる雪原。

 

 空は、かなり大きな入道雲が浮かんでいながらも、どこまでも澄んだ色をしている青空。

 

 地面と空で明らかに季節の温度差を感じさせる色をしているくせに、景色だけは何と言っても絶景であることに違いはなかった。

 

 そして——そんな場所でも明らかに不釣り合いな芸術品がひとつ。

 

 空を仰ぐように掲げた両腕は手首から繋がる鎖で吊るされていて、地面に座り込んだ足首にも鎖は繋がれている。それと——

 

「…………」

 

 腿、脇腹、左胸、二の腕、足の甲。

 

 それらの箇所が纏めて、或いはひとつずつ5本の槍でもって貫かれていて、その少女は「拘束されている」というよりも「拷問の後に死に果てた」姿にしか見えない。

 

 もっとも、そんな状態で悠然と喋り出すのだからその少女の不気味さは増すばかり。

 

 心臓の位置を正面上から不気味な色の槍で貫かれているくせに、その少女は男を見て槍以上に不気味な表情(いろ)で笑っていた。

 

保存対象(・・・・)としてすら見做されていないのですね。可哀想——」

 

 ——その男に思考力があったとして、今目の前にしている少女を襲わずに逃げ出すという選択肢を取れただろうか。

 

 人格を漂白して作り出されたヒューマノイド擬きのジェネレーターではなく、最初から戦闘用として作り出された「ヒト擬き」。

 

「……………………」

 

 そんな彼がもし人間としての人格を持っていたならば、と考えずには(・・・・・)いられない(・・・・・)ほど、男の最期は呆気ないものだった。

 

 全身から血を噴き出し、火傷に皮膚を爛れさせて、霜焼けで腕が崩れ落ちる。

 

 とにかくあらゆる死に方法(かた)で、少女に向かって一歩を踏み出しただけの男はこの世を去った。

 

 倒れ伏す男の死体は数秒もしないうちにヒトの形を失い、男がつけた足跡に積もっていく。

 

 この雪原は死者達の死体が積もってできた死の雪原。その場所に1人居座る、死の女王。

 

「——あぁ、そういえば最期に名前くらい聞かせてあげればよかった」

 

 久々に人が踏み荒らした跡を眺めつつ、少女は呟いた。

 

 

「……【十神・四魄(しはく)】。藍羅(あいら)、ヨツバ……」

 

 

 少女がそう口にした後。冷たさの存在しない雪原に風が吹き、雪原を雪が舞った。





次回、前夜パーティ! ついに八幡達と深雪達が邂逅! 2人に増えた八幡を目にした時、雪乃達はどんな反応をするのか!?

「何で比企谷さんが女湯にいるのですか!?」

「後から来といてよくゆーよ。今のオレより胸もないくせに」

「——言葉を選ばれてはいかがですか?」

「おにいたま狂いの偏屈メンヘラ変態ブラコン女」

「——あァ?」

「疑問符でしか終わらせられないのかよ兄貴の腰巾着が」

「……新人戦が楽しみですね」

「ヒキオー。泡流すよー」

「ざーんねんでしたー。お前みたいなゴミを相手してるほど暇じゃないんですわぁぁぁぁ! 泡っ!?」

「高校生にもなってシャンプーハットが手放せないなんて……生きてて恥ずかしくないのですか?」

「ざけんな今つばを掴んで下げただろがお前!」

「何のことでしょう?(満面の笑み)」

「すり潰してやる……!!」



……どこまでが本物でしょーか。



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