もしもライドウォッチたちが(状況的にありえたかもしれない)最強フォームだったら   作:オーマ中年

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プロットを思いつきで変更したら予想以上に話がややこしくなってきたので開き直って瞬瞬必生で行くことにしました。


EP2 可能性 2018

「わあっ!?」

 

「そんなものか、ジオウ!」

 

不意を突かれた事。まだまだ戦い慣れていない事。

ただ、スペックの差が大きいことが起因してジオウⅡはゲイツリバイブに苦戦を強いられていた。

 

「くっ……!」

 

【ジュウ!】

 

ジカンギレードを銃モードへと変更し、弾幕を貼り目眩しを試みるがゲイツリバイブは意にも返さず、真っ直ぐ向かってくる。

 

「ふん!」

 

"ブゥゥゥゥゥン!"

 

「あぁぁぁっ!!」

 

酷く短いリーチだが、威力は絶大なノコギリ。

ギャリギャリとジオウⅡの鎧を削り火花を散らす。

 

なんとか迎撃しようとサイキョーギレードで斬りかかるが、ゲイツリバイブのオレンジの装甲の上から更にアーマーを重ね掛けされているためにまるでダメージがない。

 

「このままだとまずい気がする…」

 

少なくとも"いける"気は微塵もしない。

 

まだ、

対等に戦うための最低条件をクリアしていない。

 

今はまだ、何もかもが早過ぎる。

 

【ライダー斬り!】

 

「おりゃっ!」

 

「ぬぁに?」

 

故に、ジオウⅡがとった行動は逃走。

 

【ライダー斬り】によって地面を抉り土埃を巻き上げゲイツリバイブの視界を閉ざし、腕のホルスターにあったバイクライドウォッチを起動。

 

軽く投げると一瞬でバイクへと変形したが驚いている暇はない。

 

"いけるかも"という曖昧な直感に賭けて、ジオウⅡはバイクで走り出——

 

「逃すか」

 

「ぐぁっ!?」

 

———すことは出来なかった。

 

突然、自分の真横から爪の様な何かに吹き飛ばされ、近くの木に激突。

 

その木はポッキリ折れてしまったが、ジオウⅡはそれどころではなかった。

 

「青くなってる…?」

 

白いアーマーを被っている所は変わっていないが、オレンジの装甲が消え、背中に青色の羽の様な物……<リバイブストリーマー>が新しく増設されている。

 

「俺は誰よりも速く、迅速に動く。一度得たチャンスを取りこぼさないためにもな」

 

「そんな……」

 

"いける"気は完全に失せてしまった。

 

けれど、生まれた時から。

いや、下手をすると生まれる前から決めていた事を今更諦めるつもりも毛頭ない。

 

ここで死ぬわけにはいかない。

逃げられないなら応戦するまでだ。

 

「…まだ、やる気らしいな。王というのは、皆頑固者なのか?…まぁいい。相手になってやる。油断しているとあっという間に死ぬぞ!」

 

【スピードクロー!】

 

「…!」

 

ゲイツリバイブの姿がかき消えた。

しかし、ジオウⅡは今、ハッキリと見えた。

 

自身の真後ろに移動するゲイツリバイブの姿を。

 

(っ!間に合わない!)

 

「うあっ!ぐっ!あぁっ!」

 

爪の様な武器、ジカンジャックローのツメモードにて空に打ち上げられ、そこから2、3回ほど連撃を喰らわせられる。

 

「…わかった。これ、ものすごいスピードで移動しているんだ!それなら…!」

 

なんとか地面に着地。

 

時間の先読みを行使する。

右に一回、左に一回、そして正面から袈裟斬り。

 

(見えた!)

 

そして予測どうりに攻撃が訪れる。

 

「…1、2……3!」

 

【ジカンギレード!ケン!】

 

「ぐっ…!?」

 

「よぉっし!」

 

バイク運転をするため消していたジカンギレードを再び自分の正面に呼び出し、ケンモードで突きを放った。

 

ゲイツリバイブの意表を突く形になり、地面をゴロゴロ転がっていく。

 

「やるな…ジオウ。だが次はないぞ」

 

が、ダメージがある様子はない。

 

「うーん…やっぱり俺も、アーマーないとダメかなぁ」

 

「苦戦している様だね、我が魔王」

 

「うおっ!…あぁ、あんたか。で、なに?今忙しいんだけど」

 

「ウォズ!貴様、何をしに来た!」

 

フードを脱いで素顔が明らかとなった謎の人物……ウォズがジオウⅡの隣に現れる。

 

「ここは逃げるといい。時間は私が稼ごう」

 

「時間を稼ぐって…そんなことできるの?」

 

「任せたまえ、さあ、ツクヨミ君が逃してくれるよ」

 

ウォズが指差した先を見ると、タイムマジーンの隣で手を振っている少女の姿が確認できた。

 

「……わかった、任せたよ」

 

「我が魔王の仰せのままに」

 

ジオウⅡは戦いの場から背を向け走り出し、戦線を離脱。

 

その背中をゲイツリバイブが追わなかったのは、一重にウォズがいたからである。

 

「……やはり、ジオウよりも先に貴様との決着をつけなければならないらしい」

 

「私としては、君とはここで争いたくはないのだがね、大人しく手を引いてくれないかな?」

 

「断る」

 

取りつく島もない。ウォズはひとつため息を吐き、懐からベルトを取り出す。

 

【ビヨンドライバー!】

 

「俺のベルトといい、貴様のベルトと言い、いったいどこから調達してきている」

 

「それは企業秘密というやつだよ、ゲイツ君」

 

腰に装着し、通常のライドウォッチとは形状が大きく異なるライドウォッチを起動させた。

 

【ギンガ!】

 

無事起動したギンガミライドウォッチを<マッピングスロット>へ装填。

 

【アクション!】

 

装填後、右腕を大きく時計回りに回転させ、自身の右後ろ方向へと持っていき、

 

「変身」

 

その声と共に前へと突き出すと同時に<クランクインハンドル>を叩く様に前方向に傾けた。

 

【投影!】

【ファイナリータイム】

 

【ギンギンギラギラギャラクシー!宇宙の彼方のファンタジー! 】

 

【ウォズ!ギンガファイナリー!ファイナリー!】

 

胸の中央には太陽。

両肩には惑星を象った丸い装飾がなされ、顔には『ギンガ』の文字。

 

「祝え!宇宙最強!ギンガファイナリー!……これ以上ゲイツ君が待ってくれなさそうなので、遺憾だが短縮版である」

 

「正解、だ!」

 

ゲイツリバイブはギンガウォズに真っ正面からスピードクローで切りかかる。

 

「ふ、やはり甘いなゲイツくん。宇宙の数多の可能性を舐めないでもらえるかな?」

 

が、ギンガには重力を操る力があり、ゲイツリバイブは何十倍にも強化されたGに足を止められてしまう。

 

「ふ、それは、こちらのセリフだ!」

 

【ツメ連斬!】

 

「なっ!?ぐあっ!」

 

が、ゲイツリバイブは何事もなかったかの様に動き出し、ギンガウォズに爪の形を模した小さな光を高速で打ち出しダメージを与える。

 

「人間の可能性は無限大。いつか重力だって克服するだろう。そしてその可能性を現実にするのがこのムゲン魂アーマーだ。…甘く見るなよ?」

 

「くっ…まさか、私の十八番で返してくるとは、やる様になったじゃないか」

 

【ジカンデスピア!ツエスギ!】

 

ギンガウォズはこれからくるであろうツメモードの攻撃に対応するための武器を生成。

 

両手で横向きに構える。

 

「言ってろ。さっさとケリをつける!」

 

「人間の可能性と宇宙の可能性、どちらが大きいか勝負といこうじゃないか!」

 

"ギャリィィィン!"

 

あたりに、硬い物同士がぶつかり合う音が響いた。

 

 

【ツヅク】




なお話は進まない模様(瞬瞬必生)
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