小糸侑ともう一つの舞台劇   作:HirakeGoma

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16  はじまりのとき

「ええっ!? ロミオ役の人が来られない!?」

 

 当日、ホテル前まで迎えに来てくれた椚さんに見送られ、私たちは朝早くに会場入りした。私はともかく先輩は衣装準備や舞台動作の最終チェックと忙しい。不足の事態を見越しての早めの行動だった。

 

 けれど、いざ会場に入ってみると先に到着していた実行委員の人たちがばたついている。イベント当日なのだから忙しいのは当たり前だけれど、それにしては様子がおかしい。妙に焦っている感じがして何かが変だ。状況が把握できず、私はそれとなく実行委員に話を聞くことにした。すると

 

「風邪をこじらせてしまったみたいで、声がまったく出せないそうよ」

 

と、ロミオ役だった男性が体調不良であることを教えてくれた。話してくれたのは脚本担当の瀬波さん。彼女もまた深い溜息を吐き、思ってもみない事態に落ち込んでいる様子だった。

 

「そんなっ 今日の劇はどうするんですか!?」

「それは…みんなと話してはいるんだけどなかなか…劇の内容を変えるにしても主人公のいないロミオとジュリエットなんてありえないし…代役を立てるにしても、今からじゃとても…最悪、中止にするしか……」

 

 そう言って彼女はそっと目を伏せる。劇の脚本を担当し誰よりも熱意を注いでいた。その人が見せる寂しい瞳。目線を落として立ちすくむその姿は、まさに悲痛な叫びそのものだ。けれど

 

「中止!? 馬鹿なこと言わないで―――」

 

 突然、そこに割って入った人がいた。大声のした方向を振り向くと、アイカ先輩が仁王立ちしている。ひどく険しい表情で、どうやら事の状況を把握しているようだった。

 彼女は“中止”という言葉に激しく反発する。瀬波さん目がけてあっという間に距離を詰めたかと思うと、遠慮することなく批判の言葉をぶちまけた。

 

「ここまでみんなで頑張ってきたっていうのにそれはないでしょ!? あなただって劇を成功させたいってあれだけ言ってたじゃない!?」

「で、ですが、肝心のロミオがいないんじゃどうしようも…」

「代役を立てればいい。それしかないわ」

「今から誰かに変わってもらうなんて無理ですよ。宮代さんも知っているはずです。どれほどのセリフ量なのかってこと―――」

 

 残された時間はもうない。あと数時間で舞台の幕が上がる。瀬波さんの言う通り、残りわずかな時間ですべてのセリフと舞台動作を覚えるなんてできっこない。無理で無謀な夢のような話だ。それは先輩だってわかっているはず。だから、私の目線は下へと傾く。どうすることもできない。そんな諦めの気持ちと共に。

 

「それでもっ、この劇にはみんなの努力が詰まってる。そうでしょ!? 確かに練習期間は短かった。私の都合で窮屈な日程になったのもわかってる。でも例え少ない時間でも劇を成功させたいという想いは本物だったはず。それをこんな消化不良な形で終わらせるなんて…誰も報われないじゃない―――ッ!」

 

 声を荒げ、動作を交え、アイカ先輩は食い下がった。なぜそこまで? そう思ってしまうほどに「中止にはさせない」そう叫ぶその言葉には力がこもっている。

 

「ですが、やはりネックはセリフで―――」

「今からまる暗記する必要なんてないわ」

「どういうことですか?」

「進行役が連絡用に使っている小型のインカムがあるでしょ? あれを片耳だけ装着して観客にはできるだけ見えないように偽装するのよ。細かいセリフはそれを通して裏方から代役に伝えてあげればいい。演技の間合いは多少変になるかもしれないけど、中止にするよりは何倍もましよ!」

「そんな無茶な―――」

「できるッ! できなきゃこれまでの努力はすべて水の泡。そんなこと誰も望んでない…ッ」

 

 熱のこもった言葉の数々。私はその場で見ていることしかできなかった。先輩のこんな姿は初めてで、一つ一つの発言に強い気持ちが滲んでいて、それはまさにプロとしての迫力そのものだ。

 

「…わ、わかりました。そこまで言うのなら方法としてはそれでいきましょう。ですがロミオという大役を誰にやってもらえばいいのか……」

 

 瀬波さんは再び困惑顔。人選については見当がついていない様子だ。対して先輩は迷いのない表情。一瞬の間の後、その澄んだ瞳を翻したかと思えば、彼女はなぜか私の目の前に立った。深く息を吐き、こちらの瞳をじっと見つめる。とても真剣で強くまっすぐなまなざしだった。

 

「侑、お願い。ロミオを引き受けて」

「…へ!?」

「ジュリエットの恋人、私は侑に演じてほしい…ッ」

 

 その瞬間、頭の中には多くのはてなマーク。思考は止まり、永遠の一瞬が過ぎていく。ロミオを演じてほしい。突然言われたその言葉の意味を当然すぐには飲み込めない。先輩は何を言っているの? 心の中は大荒れだ。

 

「えぇぇえええええッ!!?? む、無理ですよ! 私がロミオなんて…!!」

「いいえ、きっと侑ならできるよ。だって今日までロミオとジュリエットの演技をずっと近くで見てきたんだから」

「でもそれはっ」

「絶対に大丈夫。私を信じて! 君ならロミオを演じ切れる―――ッ!」

「そんな……ッ」

 

 淀みのない瞳がなおも私を見つめていた。一点の曇りもない。アイカ先輩は本気だ。

 

 だけど、こちらは驚きのあまり心の中は嵐も同然。私がジュリエットの恋人を? そんなことできるわけない。弱気なセリフが頭の中をループする。顔は強張り、身体中からは変な汗が噴き出す。慌てふためき反対の声を上げる私。そのやりとりを聞き、唖然とする瀬波さん。私たちは動揺を隠せない。ただ一人、自信に満ちた表情を浮かべるアイカ先輩を除いては。

 

「代役を立てるなら、私は君にやってもらいたいと本気で思う。他の誰でもない、侑に―――」

 

 そこはどうしても譲れない。その頑なな言葉に私は息を飲んだ。

 

 演技に関わってこなかった私にどうしてそこまで…無茶だとは思わないんだろうか。失敗するとは考えないのだろうか。反発したい気持ちはある。成功するイメージだって浮かんでこない。でも先輩は自信満々で、何も疑っていなくて、何よりも先に、まずはその理由を知らなくちゃいけない。そんな気がした。

 

「…理由を教えてください」

「え?」

「先輩が私を選んだ理由です。いつも二人の演技を見ていました。ジュリエットの側にいたのは確かに私です。この3週間ずっとずっと先輩と一緒に過ごしてきました。でも本当にそれだけの理由ですか!? ロミオを私にする理由、もっと他にあるんじゃないですか!?」

 

 胸の前で拳をつくり、目線を下げるアイカ先輩。表情の変化はない。勝手な思い込み、自意識過剰な反応。そう思うと自分が途端に恥ずかしくなった。それでも時間を忘れてひたすら先輩の反応を待つ。何か答えてほしい。叫びに似た願いで心の中はいっぱいだ。

 

 やがてアイカ先輩はポケットの中に手を突っ込んだ。急に何だろう。そう思って見ていると、先輩は何かを掴み取った手をそっと開き、それを私の前に押し出した。

 

「それって…」

 

 そこには深いエメラルドグリーンの緑王石。半分に割れた小石は私が以前プレゼントしたものだ。石の片割れを持つ二人、両者の望みが一致したとき、その願いは成就すると伝えられる魔法の石。先輩は大事な宝物を取り扱うようにそっと私の前へと差し出す。

 

「ずっと肌身離さず持ってたの。侑が私にプレゼントしてくれたあのときからずっと…私の願い一つよ。みんなと、そして侑と、この舞台劇を成功させたい。この双子石に誓って、私はジュリエットを演じ切ってみせる」

 

 掌を再び閉じて胸の前で力を込める。先輩の一挙手一投足から私は目が離せない。

 

「だから、もう一つの片割れに侑も誓ってほしい。舞台劇を成功させるって…負担が大きいのはわかってる。私のわがままかもしれない。だけど私は君に演じてほしいの。ジュリエットの恋の相手であるロミオを―――ッ」

 

 私がジュリエットを演じ切り、侑がロミオを演じ切ったとき、それは劇の成功を意味する。願いは叶う、そう先輩は断言した。

 

 双子石を渡したとき、アイカ先輩は泣いていた。劇を成功させるからと、整った顔をぐちゃぐちゃにして、綺麗な服を涙で汚して、何度も何度も“ありがとう”という言葉を添えて…結果的に割れた二つのお守りには大事な願いが込められた。あの日誓った約束を、二人で交わした約束を、私だって守りたい。その想いは嘘にはしたくない。そう思うと、強固だった弱気な気持ちが少しずつ崩れていく。

 

 ほんとに私って流されやすい。優し過ぎだとまた誰かに怒られそうだ。

 

「……わかりました―――」

「…それって―――」

「約束ですよ! アイカ先輩が全力でサポートするって! うまく演技できる自信も保証も全っ然ありませんからね!」

「侑!」

「…ッ 先輩! 人前です! 瀬波さんがいますって―――!」

 

 アイカ先輩は私に抱きついて離れなかった。第三者の前だというのにまったく大胆な人だ。

 

「小糸さんでしたよね?」

「は、はい!」

「引き受けてくれてありがとう。早速ですが他の実行委員にも今の話を伝えてきます。みんな心配していると思うから。本番まで時間もありません。私たち実行委員も全力でサポートします。だから、ロミオ役、是非よろしくお願いします」

 

 瀬波さんは深々と頭を下げた。その後すぐに他の実行委員の元へと駆けていく。大変な話になってしまったと改めて思う。自信なんてあるわけない。成功するイメージだって浮かばない。イベントには軽い気持ちで参加したはずだった。それがどうだろう。今やこんな大ごとになっている。溜息を何度ついたって足りないくらいだ。

 

 数時間後には悲劇と呼ばれる物語が始まる。限られた時間の中で動きを合わせ、できるだけセリフも覚えないといけない。考えただけで不安になる。この不安を呼び寄せたのは他の誰でもないジュリエットだ。そのジュリエットは未だに私の腕の中。その感触はとても柔らかくて暖かい。他の人が現れるようなら問答無用で引きはがすところだけど、今はもう少し、もう少しだけ、このままでもいいだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「開演までだいぶ時間があるのに結構な人の波ね」

「有名人と会える機会なんて滅多にないから、そりゃみんな興味があるんじゃない?」

「そういうものかしら」

「沙弥香は好きな演者さんとかいないの? ドラマとかまったく見ないわけでもないでしょ?」

「ん~ 演技が上手いなと思う俳優さんなら何人か思いつくけれど、私はどちらかといったら話の内容を重視するタイプだから」

「そっか。沙弥香らしいや」

 

 イベント当日の正午過ぎ。私は沙弥香と街中の市民文化ホールを訪れた。目的はもちろん、舞台劇『ロミオとジュリエット』を鑑賞するためだ。

 

「小糸さんも今日でお役御免ね。イベントの手伝いを押し付ける形になってしまって、この埋め合わせはきっちりしないといけないわね」

「いつもの喫茶店で好きなものを何でも食べ放題っていうのはどう?」

「…頑張ったご褒美がそれって、なんだか理不尽な気がするわ」

「え~そうかな? けっこう気に入ってくれると思うけど?」

 

 結局、一昨日は侑の声を聞くことは叶わなかった。侑のことだからすぐに連絡を返してくれるかも。そう思っていただけに少し面を食らった。それだけ忙しいということだろうか。変に連絡を取って練習の邪魔をしちゃいけない。そう自分を納得させて、その後の連絡は控えるようにした。

 

 期間にすれば数週間。たったそれだけまともに会えなかっただけで、時間にすれば夏休みよりも格段に短い。高校でも姿は見かけていたし、生徒会にだってたまに顔を出してくれた。まったく会えなかったわけでも、話せなかったわけでもない。なのに、なぜ、こんなにも胸がざわつくのだろう。この不思議なモヤモヤが気持ち悪くて仕方がない。

 

 元を正せば箱崎先生の依頼を引き受けたのは自分だ。それをあの子は率先して肩代わりしてくれた。だから、侑が帰ってきたらちゃんとお礼をしないといけない。そんなこと考えながらふと息を吐く。わかってはいるんだ。それもまた言い訳だということを。結局のところ、あの子に会う口実を私はずっと探している。今もこうして沙弥香と話しながらずっと。頭の中は劇の内容よりも劇が終わった後のこと。そのときのことでいっぱいだ。

 

「さてと、チケットももらえたしこれからどうする?」

「どうするって?」

「劇の開始は13時半からよ。お昼をどこで食べたものかしら?」

「ああ、そうか。それじゃ昨日話した通り、出見世でも回ろうよ」

「私としてはもう少し落ち着いた場所がいいのだけれど」

「いいじゃない、こういうイベント事がないとなかなか回れないよ。ね? 沙弥香」

「はぁ、わかったわ。女王様の仰せのままに」

「よろしい! なれば一つ目に食すものを決める権利を汝に与えるとしよう!」

 

 沙弥香とクスクス笑い合って会場を後にする。あの子との日常がもう少しで帰ってくる。ささやかな光を前に気分はどこか浮かれていた。

 

 

 

「こんちわーッス! 会長と副会長はこれからお昼っすか!?」

 

 見慣れた男子二人組とすれ違ったのは出見世に向かう途中だった。普段は制服を着ているだけに、こうやって私服姿を見るのは新鮮だ。尤も夏休みの合宿のときに見てはいるが。

 

「こんにちは堂島くん、それと槙くんも。二人はもう回ってきたの?」

「はい! 劇の前に腹ごしらえしとこうと思って。ほんとは全種類コンプリートしたかったんですけど、槙のやつ全然食べなくて」

「ぼくは朝食が遅かったし、それにあまり食べ過ぎると眠くなるから」

 

 この二人が舞台劇を見にくることは事前に聞いていた。特に堂島くんは宮代アイカに会えることを楽しみにしているらしく、今週離れ校舎ではずっとその話でもちきりだった。だからなのか、今もこうしてテンションが高い。普段よりもギアが一段くらい上がっている。それを引き気味で見ている槙くん。両者の反応があまりにも違い過ぎて、私も沙弥香も思わず笑ってしまう。

 

「いや~ 早く始まらないッスかねー アイりんを生で観れるなんて超ラッキー。劇が終わった後にサイン会でも開いてくれたら言うことないんだけど」

 

 堂島くんは物語よりも出演者目当てという感じだ。まぁ、これも劇の楽しみ方の一つだろう。堂島くんらしい楽しい方と言える。

 

「でもぼくらの学校の生徒はあまり来ていないみたいですね。さっき叶さんたちを見かけましたけど、それ以外は気付かなかったなぁ」

「うちは週明けが中間考査だから、イベントに参加する人は少ないかもね」

「そういう二人はテストは大丈夫かしら? 赤点なんてとったら毎日生徒会室で補修よ?」

「佐伯先輩~ それ冗談に聞こえないっす!」

 

 槙くんの言う通り、歩いていてもうちの生徒はあまり見かけない。それでも周囲には人の波。全ての人が劇を見に来るわけではないのだろうけれど、きっとこの分だと会場は観衆で埋め尽くされるはずだ。

 

 改めて宮代アイカの人気と知名度には驚く。子供から大人まで多様な人を惹き付ける存在感。スポットライトが照らす舞台上に彼女が姿を現したとき、きっと会場は盛り上がりを見せるだろう。そのとき、いったい私は何を想うだろうか。

 

―――あれ?

 

「ん? 燈子? どうかした?」

「…ううん、何でもない…誰かに見られていたような気がして」

「きっとうちの生徒じゃない? 叶さんたちかしら?」

 

 後ろを振り返り、文化ホールの建物を見上げた。白い清潔感のある壁と秋の風景を映しだす大窓。秋晴れの空の下でその建物は輝きを放っている。でもそれはまるで、誰かに自分の存在を誇示しているかのようで―――

 

「…燈子?」

「…あっ、ごめん…さあ、行こうか」

 

 正体はわからないけれど、喉に突き刺さった魚の骨のように、さっきから妙な違和感が消えてくれない。開演はもうすぐ。悲劇と呼ばれた物語の始まりが刻一刻と迫っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…先輩! 早くしないと最終ミーティング始まっちゃいますよ!?」

 

 数メートル先の通路上、多目的室に向かう足を止めて侑は怪訝な表情でこちらに視線を振った。開演が迫っているせいかどこか緊張気味だ。きっと内心は不安でいっぱいなのだろう。本人はできるだけ表に出さないように頑張っているけれど、声の抑揚や動作、瞳の揺れる様子でバレバレだ。

 

「何でもないわ。ちょっと用事があるから、侑は先に行ってて」

「…わかりました。でも主役のジュリエットがいないじゃミーティングなんて始まりませんから遅れずに来てくださいね」

「わかったわ。ロミオ様」

「ぐぅ…人がものすごく緊張してるときにぃ」

 

 侑がその場から立ち去ると、窓ガラスにそっと指先を添えた。丈夫で大きなガラス窓。温度なんて感じない。その無機質さにホッとする。施設の外には大勢の来場者。そのうちの一人に目が留まり、私は廊下を歩く足を不意に止めた。

 

―――やっぱり、あなたもここに来たのね。

 

 窓越しに見つけたのは七海燈子。人混みの中でもその姿は一目瞭然だ。もちろん舞台劇を見にきたのは明白で、添えた指先に力を入れると私はぐっとガラス窓に押し付ける。

 

 開演はもうすぐ。暗いホール内。スポットライトが照らす舞台上。静まり返る観客席。数時間後、光輝くステージ上に立ったとき、私は何を想うだろうか。この物語が迎える結末を、ロミオとジュリエットの行く末を、想像せずにはいられない。一つの決意と大きな不安。何度深呼吸したってこのドキドキは収まることはないだろう。絶対に悔いは残さない。既に心は決まっている。

 

 足を一歩前へと踏み出す。いざ物語の世界へ。舞台劇『ロミオとジュリエット』はいよいよはじまりのときだ。

 

 

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