この一年、振り返れば多々ありました。目が見えなくなった時などは人生で1位2位を争う程に絶望しました。しかし皆様方の励ましにより長く険しい連載も一周年!本当にありがとございました!!
とは言ったものの、番外編を入れてまだ5話しか投稿してないんですけどね……
「諸君、由々しき事態だ」
神域、その一角で彼らは極めて堅実に苦悩している。それは実に献身的な、善意とも呼べる意図から生じたものだった。
「既に承知ではあるが信仰深い人間が急速に減少」
「カトリック教徒であったバチカンの信徒達も先の人間の起こした戦争に巻き込まれ辺獄に墜ちてしまった」
「然り、だが我々の様な闘争を司りし闘神からしてもあの人間は甘美な催しをするのもまた事実」
人類という種を高次の世界へ導く、あるいは出来得る限りの無干渉を貫く。どちらに重きを置いたとしても輪廻転生という複雑、かつ緻密なシステムに綻びを生じさせないよう保ち続けるには多方面から数々の限界が訪れつつあるのも神々には分かっていた。
「例の釘、そして検証結果は?」
「概ね上々。しかし例の人間の策略、そして忌まわしき吸血鬼により領域に至れたであろう神父も残骸に成り果てました」
英国に住まう多くの信徒が死に僅かな数残っていた狂信者達も件の神父、アレクサンド・アンデルセンを含めて十数人が辺獄へ旅立った。
それが決定打となり神秘そのものと呼べた代物であろうと現代における
「いやはや難儀な物だ。気狂いだとしても人類の世話は我々の義務とも呼べる義務ゆえ、過去に語り掛けた時は如何なる気違いであろうと我々を神だと認知してくれたのだが」
「現代ではごく稀でしかありませんが嘗て、380年ほど前であればあちら側から呼びかけもありましたな」
科学の進化がまだ顕著に表れていなかった時代、超常現象を誰一人物理に則り証明することが出来なかった頃であれば人は神を祟り上げていた。それどころか人と違う魔なる者からの守護を求め自発的に呼び掛けてくる事すら珍しくなかった。
しかし、世界……と言うよりかはガイアと呼ぶに相応しい
「……やはり恩寵が存在したからでは無いでしょうか?」
導き出された結論は、意外な事に現実的な意見だった。
「とすると?」
「人の営みがまだこれ程まで発展していなかった時代、彼等だけでは回避する事のできない厄災から守護する為に我らは介入しました」
先程もあげた様に文明の発展は神の御技を科学という枠組みに抑える事も可能とする。つまりは雷の原理すら解き明かされていなかった時代であれば大国の都出会ったとしても機能中枢を壊滅に追いやる事も可能であったが今の時代、島国であろうとも多少のインフラに支障をきたす事はあれど、国家の危機になることは本当に稀になっていた。
確かに、バチカンの様に現代においても信仰を忘れない熱心な信徒は居るがそれも嘗てのローマの皇帝ネロにより迫害された過去がある。例え時代が進み再び神を崇め祀る世になろうとまるで母の下から独り立ちする子のように神々の抱擁から抜け出そうとする者もいた。
正しく怒涛の勢いで信仰は発展と共に反比例して行った。
「人間は自らの知性を育み啓蒙思想と共に文明も相応に発展して来た、だからこそ介入は成長を停滞させると危惧し、独り立ちさせていますね」
「逆にだからこそ、文明という名のフィルターが我々の存在を霞めてしまっているのでは?」
彼らという高次の存在からして発展その物を敵視するつもりは毛頭なかった。寧ろそれは、喜ばしい事であった。
では何がいけなかったのか、それは視点の違いから生じた歪みとも呼べる決定的なものであった。神々からすれば科学の発展は神が作りたもうた秩序を探求する上での知性の結晶として考えていた。
だからこそ、神々は歪みきった思惑がもたらした結果を重く問題視していた。人は神の思う高次の存在では無く人でありながら人として歩み出した時、即ち人類と神の決別から始まっていた。
神々からすれば利己的思考、もしくは恐怖心により人間とは動くモノと言う認識が強いがその会見を改めない限り未来永劫、人類の原点回帰が訪れる事は無い。
「うぅむ、だとすれば難しいぞ」
「誰か打開策に提案は?」
ここに来て、智を納めし天使が考え抜いた案を示した。人類の発展に基づき、かつさらなる信仰の会得へと繋がる主張を。
「皆様方、私なりに現在の人間界における聖遺物の意義を調べた所、神聖視されてはいるのですがそれが直接信仰に繋がっていない事が判明しました」
「そこで我々智天使の提案としましては新たなる聖遺物を人間界に卸すのです」
必要とされていない。それは言ってしまえばそれだけの事実であるがそれでも、何千年も前から世話して来た身として感じない物が無い訳ではない。
だからこそ、未だ誰も管理していない純然なる聖遺物の存在を知らしめる事により信者の会得を企てるのだ。
「しかし、この乱世の時代において並大抵のでは目立つという点で心許ない。戦争を失くせばあるいは……」
「冗談でも止して頂きたい。我々闘神にとって戦こそが信仰、例え総者の意見でも受け容れられない」
横槍を入れる様に会合に参加していた闘神が切羽詰まった様子で意見して来た。
「冗談だ。しかしそうなると物理的と言うよりは概念的な聖遺物……いや、この場合天啓を与えた方が効果的か?」
「尚の事、奇跡による物が相応しいでしょう」
「奇跡?」
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Tiana Hellsing___
世の中には良い知らせと悪い知らせが混在しているらしい。それがティアナ・ヘルシング魔導少尉の心境であった。
技術班が内示した予算案に基づく手当を講じる事は今後無いと暗に指示されたされたのだ、上層部に。これに関しては無難と言える、寧ろ有り難みの念すら込み上げてくる程である。肉体労働断固反対の精神は何時の世もデブと幼児には御用達である。
幾ら戦好きの性根の持ち主であっても如何様にして命の捨て所を決めるか位は己が采配で決めたい。ましてや兵器開発における人体実験による事故死? 冗談にしては流石に興が乗らない。
欠陥宝珠の開発打ち切りに伴い通達された、将来的な教導隊での任務の続行は、誠に嬉しい誤算であった。しかしである、この世の中は中々に常識人には理解し得ない不遜の事態が跋扈している。例えば、と言うか十中八九あのMADは危険過ぎて凍結していた実験を行おうと開き直る可能性がある。
「それならどれだけ良かったことか……」
あれは正直ティアナからしてもドン引きせざるを得なかった。突然、天から天意のアイデアが降りてきたと発狂し「今ならやれるのだ!!!」と叫びちらした時は不本意ながらターニャと抱き合う程に脳が可笑しくなっていたのだろう。
普段から頭がおかしいMADでさえ素面では危険すぎると断念する実験が、神なる不安要素のせいで壊れてしまった精神状態で強行しようと企てている。
エレニウム九五式の魔力発現現象の空間座標への変換現象発現固定化実験。通称、魔力変換固定化実験という。
ドクでも「あ、これ腕が吹っ飛びますね」と投げやりにしかねない空想の産物である。しかし今のDr.シューゲルにまともな判断能力が備わってるはずも無く、こうして幼女が二人仲良く並べれている。
いや、なんで?私はスペアであって本来であらば現場に居なくて住む筈なのだ。
「デグレチャフ少尉、準備は良いかね?ヘルシング少尉もフライトの心構えは済んだだろう」
こいつやっぱり一度死んだ方が世の為人の為、ひいては私の為になるのでは?
半径100メートル圏内に何も無い実弾演習場の一角。あえて人工物を探すとすればこれ以上無いくらいにうきうきした笑顔を浮かべるドクトルと絶望と困惑に顔を染めたターニャ・デグレチャフ少尉と観測機器ぐらいだ。そしてスタッフ共々、この実験の危険性をじゅうぜに理解している者たちは皆、離れにある観測所で遠巻きにモニタリングしているだけであった。
ようするに爆発オチを前提にこの実験は進められる。どうせ爆発させるならクロックタワーにして欲しい。
「ドクトル、本気でやめませんか?試算では、最悪我々は演習場ごと吹っ飛びかねません」
「私もデグレチャフ少尉と同意見です。軍人の情けで死ぬなら戦場が望ましい。演習場で爆発して死ぬなど末代までの恥です」
止めれる可能性が無きにも非ず。であれば藁にも縋る思いで中止を呼び掛けた。正直、今すぐにでも胸元にぶら下がったエレニウム九五式を叩き壊してやりたい。
「科学の進歩には犠牲がつきもの。もちろん、君たちだけでなく私もここにいるぞ。何が問題なのだ」
ごめんドク、前までお前以上に頭がヤバい科学者は金輪際現れないと思っていたが訂正、このアーデルハイト・フォン・シューゲル主任技師はお前以上に頭が
「素晴らしい。しかしその清々しいまでの献身的思考は別の所に回して頂きたい」
おそらくターニャも同じ事を胸の内に秘めているだろう。別に科学者が己の実験中に
「………? 科学者たるもの研究に忠実であるべきである。つべこべ言わず始めたまえ」
死にたいのなら一人でどうぞ。などと言えるはずも無い。ならばせめて、周りに迷惑をかけずに死んでくれ。もしくは隣にいる幼馴染と抱き合いながら死んでくれたら騎士十字賞を授与してやりたい。
「もう一度いいます。我々は科学者ではなく軍人です」
「そうです。死ぬなら戦場がセオリーです」
「じゃあ命令だ。さっさとやりたまえ」
立場上、軍人として指揮系統の命令に従え。まったく持って素晴らしい事この上ない程に真っ当な返答をどうもありがとう。
くたばりたまえ。
今ならあの
「………九五式への魔力供給開始」
「同じく、魔力供給を開始する……」
万策尽きたと、我が身の不幸を嘆きながら無駄に器用な魔力供給の手腕を発揮し九五式へ慎重に魔力を注ぎ込む。
「観測終了。両名の無事を祈る」
空っぽ過ぎで笑えてくる儀礼的な言葉は、死の前兆に聞こえて仕方がない。何ということだ、これほどの死の恐怖を味わったのは1941年のユーゴスラビア戦線での電撃戦以来だ。
「なに、心配はいらない。この実験は
ドクトルのカルト宗教の信者の様に毒された目をティアナは知っている。なんせかつてのティアナ自身がそうであったのだから。
「……ドクトル、一体どこからその様な自信が?」
ふと、ターニャが零した言葉は不安に塗れていた。彼女とて分かっている筈だ。その疑問はこの場において全く意味がなく、不必要である事を。
しかし確かめねば気が持たないのだろう、この何処から湧いたか良く分からない自身が看過しえない危機を我々に及ぼすという事をだ。
「なに、簡単な事だったんだよ」
大げさに両手を広げ、まるで喜劇役者のように芝居然とした表情で物事をかたらんとするドクトルの態度。それだけで、二人の背筋を冷たくするには十分だ。
自信ありげに世の中の真理を透き通った目で語る? それは何時の世も見えてはならない深淵を覗いた時か、人ならざる物へ魅了された者の特徴である。それも、百害あって一利無しの筋金の入った危ない物のである。
「………と、申しますと?」
そういった類に熱狂している人間に対してもっとも危険な事は同意や否定の意を表すこと。ライミー共やチンクに至ってもこの事実は変わり無い。故に穏便に済ませたくば『可もなく不可もない返答』こそが最善手なのだ。
「私は、主任技師。二人は、主席試験要員と次席試験要員。つまり我々が反目せずに協力すれば事をなすのは容易いと言う事だ」
この手口は身に覚えがあり過ぎて困る。かつて無敵のカンプグルッペを作ろうとした際も言葉匠に各国の上層部を手駒にした物だ。
「私は先日天啓を得てね」
「………天啓、でありますか?」
ついに恐れていた事態が発揮した。至ってはならない高次元的思考に到達したのだろう。見ればターニャも顔を青くさせている。
「そうとも。我々が共に、神へ成功を祈願すれば、信ずる者は救われようとな」
「「……………………ああ」」
知っているとは言え、いざ再び相まみえるとなると、慨嘆の声が漏れてしまう。それだけに飽き足らずため息までも。科学の申し子たるドクトルが? あの狂信者の第十三課よろしく神に、祈願するだと? 理想が現実に敗れた拍子に気が狂ってしまったのだろう。
そこまで悟った時点でターニャだけでなくティアナにとっても軍令だろうと実験を継続するのは身を滅ぼすと判断。なけなしの予備魔力回路を確立させ、宝珠核の暴走を阻止すべく安全機構の起動手続きを開始する。
「奢らず、謙虚な気持ちになるのが重要だということだが」
だが、毎度の命綱たる安全機構は立ち上がらない。不測の事態に、表面上へいぜを装いながら内心驚愕し、二人揃って顔を合わせる。どうやらこういった事態に
散々見てきた。毎回毎回爆発する度に救助に向かい発熱して融解している試作宝珠のはずだ。緊急用装置は義務として取り付けられているはずなのだ。…………それが起動しないという事はだ………やってくれる。
これを開発したのは誰でもなく、目の前で穏やかな、死期を悟った様な目をした主任以外に居ない。何という体たらく、同じ狂人でありながらベクトルの違いにより気づくのが遅れてしまった。
「いい機会だ。君たちは天使の様な美麗さを持っているのだ。3人でこの際、共に神へ成功を祈ろうではないか」
「ドクトル、もはや人としての教示を捨てましたか?」
それはティアナが幼女となった今生でももっとも忌むべき事である。例え狂人だとしても人の道を踏破するのであらば
先程とは、また違った殺意が湧いてくる。単純に理不尽に振り回される怒りでは無く、人間性を軽々しく神に投げ込んだその気概に私は今までにない殺意を覚えたが面には出さない。
「我らが発明の信徒となり、祈願すれば成功は間違いないのだ」
「ちなみに、我々が祈願せねばどうなります?」
「まぁその時は3人して殉教というところだろう」
死の河を行軍せしめたイスカリオテの様に殉教を誇りと捉える節が垣間見える。法悦を浮かべ、愉悦に身を委ねたある種の悟りに近い笑みと言っていいだろう。
「今すぐメディカルチェックを受けましょう。あるいは銀翼の実力、お見せしましょうか」
「片銀も微力ながらも助力しましょう」
覚悟が決まったらしく。というよりも死ぬならせめてコイツを殺してからという思惑がダダ漏れなのはご愛顧としよう。
「落ち着けデグレチャフ少尉。君はヘルシング少尉とは違う……君は、
「なに?どういう事だデグレチャフ!?」
密かに手に収束させていた魔力を分散させる。コイツが?無神論者の極みに等しいこの
「魔力係数が、急速に不安定化!? 魔力暴走です!」
「そんな!? 核が融解寸前! 総員退避ー!!!!」
観測班の悲鳴。それを雑音として聞き流しつつ倒れ行く幼馴染を脇目にティアナは確かに実感した。それと同時に何かに刈り取られる様に意識は闇へと飲まれる事となる。
あゝなるほど__これは中々、確かに
"
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「議論の末に、貴女方が開発されているエレニウム九五式でしたか? これの起動実験に奇跡をもたらすことを主は御認めになられたのです」
何処なのだここは。溶けていた意識を綻びかけていた自我を以てして半ば無理矢理覚醒させた私は知りもしない空間に立っていた。原因はまず間違いなくドクトルのしわざと見做して良いだろう。
しかしまた、御大層な場所である。神を拝謁する為に作られたと言われても納得がいく。その証拠に数メートル先にはその神と思われる未確認生物と若干顔色が悪い幼馴染が対峙しているのが見えた。
「いやはや、真事に奇々怪々。今まで幾度も魑魅魍魎に魅せられてきたが神と会えるとはね」
「お前も来たのか……」
つい、生前の口調に寄ってしまう。あの身体的特徴から読み取るに、インドの神であると推測出来るがそれはもはやどうでも良い。
しかし言ってくれれば良かったものを。何故こんな未知数で
「そしておめでとうございます。貴女方は……いえ失礼、そちらの御仁は既に
「一向に結構だ。それよりヘルシング、貴様こそ彼らを知っていたのか?」
「知るか馬鹿者。こちとら化物採掘で忙しかったんだ」
正直な話、ラストバタリオン結成の為にも化物以外に神という存在を調べはしたが、ここまで過干渉される言われはなかった。精々が
「ご安心ください。御二方の懸念は、何を強制されるかということでありましょう?」
え?そうなの?とは流石に言えないし確かに不安は感じる。物事の路線変更が余儀なくされたりは前世含め多々あったがそういうことに対して反発したりしたのは事実だ。
何かを押し付けられる、あるいは神の言うとおり制御やら強制を強いられるするのは屈辱の極みだ。
しかしである。そうなってしまえば私は嘗てのモンティナ・マックスだった頃の己を全否定する事になってしまう。あの計画はある種の共同思想の下に私が、大多数のミディアン達を洗脳ないし教導したのだ。そう捉えれば哲学的疑問は残るものの一応の納得は納めるに値する。
「ですので、ご安心ください。我々は、貴女方の演算宝珠を祝福し、奇跡を為せるように致します。貴女方は、それを使い神の恩恵を実感し祈りの言葉を唱えられるようになるでしょう」
「祈りの言葉?」
「そうです。そちらの御仁は
「この私が?…………ああ、イスカリオテか」
自らを絶対不変の全知全能とのたまうのだ、あの懐かしの戦争やそれ以前、カトリック教会最強戦力であるあの組織の人間達、ひいてはカトリック教徒全員に言える事であるが主に対する祈りの言葉、だったかを知っていて当然と言えば当然だろう。
「ですから主は、祈りの言葉が湧き出るように、心に語りかけるように、奇跡を信じられるように至らしめました」
「それは………すごく悪質な洗脳に聞こえるのだが」
「私は結構だ。今さら本物の奇跡を魅せられたところで散々
悪質なんて言葉では片付けられない。ようするにあれだろう?私にイスカリオテの真似事をしろと強制させようとしているのだろう。しかもそれが、この先の戦争において必ず手元に置いておかねばならない演算宝珠に組込まれているわけだ。 神
何というマッチポンプ。笑顔で悪徳業者に挨拶するんじゃないかと疑いかねない性格を、神とやらはしているらしい。とすると、イスカリオテはさながら企業に務める営業マンだな。笑けてくる。
「別段強制するものではありません。ただ神の奇跡を信じ、真摯に祈りを捧げられる。貴女方の持つ演算宝珠はその加護を受けたのです」
凄まじい。世間に疎いかみとはここまで常識外だったとは。おそらくではあるが、この祝福を素直に受け取らなかった場合、意識が現実世界に引き戻されると同時に核融解による暴発に巻き込まれ良く手四肢の欠損。最悪の場合
「なるほど、ところで我々の実体は?」
流石に理性の化け物であるターニャを以てしてもそこのところは気になるらしい。
「貴女方は神の恩恵に守られます。さあ、いざ行きなさい。主の御名を広めるのです」
今回物凄くガバリマしたね。ごめんなさい。次回はターニャとティアナが現実世界に引き戻された所から始めます。
作者としてはタニャヴィシャならぬティアシュリャをやりたいのでできるだけアンケート優しくしてくださいね?♡
何処から始めます?
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ライン戦線から(十中八九遅くなります)
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ヴィーシャ登場(シュリャホーワも登場)
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お好きにどうぞ(これが私的に一番楽)