なんか、始まりの剣士つながりでお宅訪問することになっただけです。
那田蜘蛛山編へ、ジャンプ!!
so-takさん、誤字脱字報告ありがとうございました!
寝坊柱
「臭い」
そう言って少年は眉を
長い黒髪を結い上げ、黒曜石のような瞳で物憂げにこちらを眺める様子は絵になる。
顎は小さく、幼いながらも確りと意思の宿った目、居るだけで空気が変わるような美少年だ。
「具体的に言うと、酒臭い」
ごめんなさい、現実逃避してました。
俺の横であからさまに不機嫌さを醸し出しているのは時透有一郎。生きている時透兄である。ついでに霞柱である。
原作の弟に負けない天才っぷりを見せつけ、霞柱に登り詰めた。超ツンデレ少年。
「宇髄にいきなり飲まされた」
「言い訳?任務もあるんだから、自分の体調管理くらいしっかりしなよ」
ぐう……。
これは俺の健康を心配してくれてるだけなんだ。絶対そうだ。
「微妙に重心がずれてるよ。二日酔い?死んでも知らないから」
二日酔いっす。
『一門!いい酒が手に入ったぞ!派手に飲むぜ!』
『オボヴァア!!』
昔酒を飲んだ時、酒癖がとても悪い事を宇髄に聞かされ飲み過ぎには注意していたのだが、昨日は何故かほぼ無理やり飲まされたのである。
アルハラですよ!お酒は美味しかったです。
今は明日行われる柱合会議のため、各地に散らばっている柱達が集まってきている最中である。
そこで有一郎君に止められたのだ。
「そういえば、次々隊士が帰って来なくなる山の話をさっき聞いたよ。蟲柱が行くと思うけど、一門はどうなの?」
「まだ何も聞いていないな」
「もし行くことになったら代わるよ、死なれても困るし。それにしても、隊士が数十人も死んでいるのに、お館様は判断が遅すぎだ」
有一郎君、柱では珍しいお館様アンチなのである。
アンチすぎて彼が柱になる際は結構反対されていた。弟の無一郎でも良いじゃないかと柱合会議が揉めた。
お館様本人が頑として譲らなかったので、彼になったが。
それに有一郎君の言うことは一理あるから、柱達も嫌そうな顔をするだけで批判はしない。
「夜までには回復していると思うから、大丈夫だよ」
「あっそ」
有一郎君はぷんと顔を横にしてしまった。
かわい……いや、俺はショタコンじゃない。
――――
「この感じ……十二鬼月かも知れませんね」
胡蝶カナエは走りながら、共に山頂を目指す時透有一郎に声をかけた。横には錆兎がいる。
一門流は体調不良の為、有一郎が代わりに行く事になったようだ。
「たぶんね」
「わたしは負傷者の手当てをしながら移動しようと思います。霞柱様はわたしに構わず、先に行ってください」
カナエは常中が使えない為、一年前に比べて動きが格段に悪くなっている。二人がカナエに合わせてゆっくり走っている事に、カナエは気づいていた。
有一郎はしばし思案したのち、錆兎に声をかけた。
「錆兎、先に行こう」
「了解」
風を起こして姿を消した二人に、カナエは苦笑する。
「本当に常中が使えないのは苦労するわね。炭治郎君と禰豆子ちゃんは無事かしら……」
――――
一門流、起床。
え、ちょっと待って?
夜になってたんだけど、錆兎もどっか行っちゃったんだけど?
「おつうちゃん……」
「錆兎ハオ前ガ寝テイル間二『那田蜘蛛山』二行ッタゾ。癸ノ隊士モ数名入山シタヨウダカラ、炭治郎モイルカモナ」
炭治郎と禰豆子が覚醒したりするやつだよね?二人とも殺されかけてた所を水柱が颯爽と助けに行くやつだよね?
「禰豆子大丈夫か?」
「普通ノ鬼殺隊士ハ殺ソウトスルナ」
あれー、これやばいやつやん。
寝坊しちゃったよ水柱。
「四半刻前二出タカラ、マダ追イツク、カモシレナイ……」
俺は布団をはねのけ、刀をひっ掴んで外へ転がり出た。
「オバカ!ソッチハ反対ダ!!」
やっちまったァァァァ!!!!
大正コソコソ話
無一郎君は、優しい性格そのままです。彼も普通に強い。
ただ、天才っぷりはなりを潜めています。
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女の子とイチャイチャさせたるよ。