志保の自殺を止められないと分かった優斗は、何とか落ちた衝撃を和らげることには成功した。今度は鴨志田を・・・
「鴨志田に暴言を」
三島を見つけた
竜司「ちょっといいか」
優斗「鴨志田のところに一緒に来てほしい」
三島「お前たちなら、どうにかできるんじゃなかったのか!!?」
優斗「そのために、お前が必要ってことだ」
三島「・・・一緒に行けばいいんだな?そうすれば、この地獄は終わるんだな?」
優斗「ああ、だから。鴨志田が今いそうな場所を教えてくれないか?」
三島「教官室だと思う。アイツは機嫌悪いとご指名で殴るんだ」
竜司「本当に体罰マジだったか」
三島「でも鈴井、昨日特にヘマしたわけじゃなかったのに急に呼びだされて、アイツすごくイライラしてたから、きっといつもより酷いこと・・」
蓮「優斗に聞いたんだが鈴井は(ピー)されたんだ」
三島「!?(ピー)されたのか!?」
優斗「とりあえず鴨志田のところに行こう」
体育教官室
鴨志田「ん?」
竜司「テメェ!あの子に何しやがった!」
鴨志田「なんだ、いきなり」
竜司「しらばっくれんな!」
鴨志田「いい加減にしろ!」
優斗「それはテメェのほうだろうが!自分の思い通りにならないから、だから何だ?人はそういうもんだろうが!あんたはバレーで金メダル持つぐらい強い天才でも出来なかったことぐらいあるだろうが!無いとしても、普通の人はな、何度も何度も練習して出来るようになっていく!そしてそれを見守って強くしていくのがあんただろうが!それなのに機嫌が悪かったらすぐ殴りやがる、それでもお前は教師か!お前に味方する運命なんて・・・お前が逃げれるかどうかのチャンスなんて・・・今!ここにある正義の心に比べればちっぽけな力なんだ!」
鴨志田「だからどおした!」
優斗「なに!?(わざわざ頑張って長文言ったのに、動揺ぐらい見せろ!!)」
鴨志田「どうせ、ここにいる全員退学になるんだ。次の理事会で吊るしてやる」
三島「そんなこと・・・簡単にできるわけない」
鴨志田「こんなクズどもの言うこと、誰が本気で取り合うか。三島、一緒に脅迫してきたお前も同罪だからな」
三島「え?」
鴨志田「才能もないのに部に置いといた理由、それに一緒に被害者面してるけど、前歴のコトバラしたの・・・お前だろ」
蓮「だから何だ?」
鴨志田「何?」
蓮「どれだけ言われても、毎回動じてたりしたら身が持たない。過去は振り返らないと決めてるんだ」
鴨志田「だったらこいつはどうなんだ?坂本は、俺を殴って陸上部を廃部にしたんだぞ」
優斗「過去は過去、今は今だ。だろ?竜司」
竜司「あ、ああ。いつまでも振り返っても仕方ないからな」
鴨志田「何・・・だと!?」
三島「言って・・・やる」
優斗「思いっきり言ってやれ、三島」
三島「お前みたいなやつはこの学校からいなくなって、野垂れ死にしちまえ!」
優斗「?それは違うぞ。三島」
三島「え?」
優斗「こういうやつは死ぬよりも、生きて!罪を償うのが一番きついんだよ!生き地獄に落とせばいいんだ!」
鴨志田「クソッ!だがな!お前たちは、次の理事会で吊るしてやる!お前たちがどうこうできるほど、世の中は甘くないんだよ!」
蓮「それはどうかな?」
鴨志田「なに?」
竜司「言いたいこと言ってればいい、だがな」
優斗「相手が勝ち誇ったとき、そいつはすでに敗北してるんだよ!」
竜司「じゃあな、鴨志田」
俺たちは体育教官室を出た
鴨志田「アイツら・・・一体何者なんだ・・・?」
次回予告
鴨志田に言いたいことを言いスッキリした優斗達、もう一度パレスに侵入!すると見覚えが無い樽があり、調べると・・・
次回「なぜそんなものを飲むんだ」