中村優斗の軌跡(現在修正中)   作:犬大好き

54 / 121
前回のあらすじ
尚文が追い出されてから優菜も付いて行き、盾の能力や盾の勇者の評判などを確認し
奴隷商と言う輩から奴隷を買った


第五十四話(盾の勇者の成り上がりの軌跡『第三話』より)

「悪夢」

 武器屋にラフタリアを連れていった

 

オヤジ「らっしゃい。おう、盾のアンちゃんじゃねぇかどうしたい」

尚文「銀貨六枚ぐらいの範囲の武器をくれ、在庫処分の服があればそれもだ」

オヤジ「・・・アンちゃん・・・」

 

 オヤジはラフタリアの奴隷紋に驚きながらそう言った

 

少女着替え中

 

 着替え室からラフタリアが出てきた

 

尚文「終わったか?」

優菜「遅かったね」

ラフアリア「ご・・・ごめんなさい」

優菜「謝らなくてもいいんだけどなぁ~」

オヤジ「・・・」

尚文「ラフタリア、ナイフを抜け、こいつを倒してみろ」

 

 尚文は時分に噛みついているバルーンを見せる

 

ラフタリア「ひっ、モンスター!?」

尚文「安心しろ、俺が抑えてる。お前は刺すだけでいい」

ラフタリア「い・・・いや・・・いやあ・・・っ」

尚文「命令だ、従わないと」

 

 奴隷の紋章が光る

 

ラフタリア「い゛っ」

尚文「お前が苦しいだけだぞ」

ラフタリア「ぐ・・・っ、ぐぅ・・・やっ」

 

 ラフタリアはナイフをバルーンに突き立てた

 

尚文「弱い!もっと力をこめて押し込め!!」

ラフタリア「やぁっ!」

 

 バルーンが破裂し、尚文とラフタリアに経験値が入った

 

尚文「俺にも経験値が・・・?」

オヤジ「・・・奴隷契約の時に同行者設定したんじゃないのか?あの嬢ちゃんと一緒の時にはしてなかったのかよ」

優菜「そんなの聞いてないけど。・・・初めから裏切るつもりだったって事か」

ラフタリア「あ・・・あの・・・」

 

 尚文がラフタリアを睨みつけた

 

ラフタリア「ひっ」

尚文「・・・いいか、よく聞け。これから俺はお前に、魔物と戦う事を強要する」

 

 ラフタリアの目から涙が少し流れた

 

尚文「・・・その代わりお前は俺が守る」

ラフタリア「・・・え?」

尚文「せっかくなけなしの金で買ったんだ。せめて値段分働くまで死ぬな」

 

 尚文が出て行こうとしたので、ラフタリアに行こうと尚文を指さして一緒に店を出た

 尚文のやり方はやりすぎとは思うが・・・まあ、人間不信だから仕方ないのかもしれない

 そして野原に出てモンスターの素材や、草などを採取して新しい盾もいくつか解放して、今は野宿してる

 尚文は薬の調合をしていて、ラフタリアは少し寒そうに咳をしていた

 

優菜「大丈夫?」

ラフタリア「はっ、はい」

優菜「寒かったら一緒に寝るか?」

ラフタリア「大丈夫です」

優菜「そっか」

尚文「ラフタリア!これ飲んでおけ!」

 

 尚文は薬を投げ、ラフタリアがナイスキャッチ

 

ラフタリア「え?」

尚文「その魚はもう食べてもいいぞ」

ラフタリア「!はい!」

 

 ラフタリアが飲むが

 

ラフタリア「う゛っ、げぇ~~」

尚文「あっバカ!!もったいない!!飲めって命令したろ!?」

ラフタリア「だって苦くて痛いぃ」

尚文「痛いのは呪いのせいだ!飲めばおさまる!」

優菜「飲んだ後口直しすればいいから!飲むだけ!飲むだけだから!良薬口に苦しっていうでしょ!?」

尚文「そのことわざこの世界にもあるのか!?」

ラフタリア「うっげ~~」

尚文「あ゛ーーっ!一本分無駄にしやがった!!」

 

 数分後

 

尚文「クソ、何本無駄にすれば気が済むんだ・・・まぁ調合の練習にはなったのと効き目があるってのは分かった・・・ってことで良しとするか」

優菜「俺も疲れたわ」

尚文「俺はもう少し調合してみるが、お前はどうする?」

優菜「寝る」

ラフタリア「・・・う・・・あ」

優菜「ん?」

ラフタリア「いやあああああ!!!」

尚文「なっなんだ!?」

ラフタリア「あ゛あ゛あ゛あ゛~-!!!」

尚文「どうした!?ラフタリア!」

ラフタリア「いやったす・・助け・・っ」

尚文「しっかりしろ!!」

 

 尚文が腕を引っ張り抱きかかえた

 

尚文「大丈夫・・・っ大丈夫だから・・・!」

ラフタリア「お・・・父さん・・・お母さ・・・ん」

優菜「大丈夫か?」

尚文「落ち着いたし、大丈夫だろう。奴隷になったぐらいだ。きっと辛い過去でもあるんだろう」

優菜「ん?さっきのお父さん、お母さんって傍から見たら俺らの事かと思わないか?」

尚文「は?」

優菜「いや、だから、俺がお母さん、お前がお父さん、でラフタリアが娘・・一家分ちょうど人数がそろってるよな?」

尚文「寝るんじゃなかったのか?」殺気交じり

優菜「寝ます!」

尚文「・・・奴隷なるくらいだ。過去に何かあったんだろう。自分から言える様になるまでは待とう」

優菜「意外と優しいところあるじゃんか勇者様」

尚文「意外は余計だ」

 

 次の日、採れたもの売ってきた

 ラフタリアが奥で子供がボールで遊んでるのを見ている

 

優菜「ほしいの?」

尚文「なんだ、あのボールでも気になるのか?」

ラフタリア「え!?あっと・・・いっいいえ!!ぜ、ぜんぜんっ欲欲しくないっです!!」

優菜『ほしいんだな』

 

 ラフタリアの腹がぐうううううぅぅと鳴った

 

尚文「・・・腹減ったのか?」

 

 ラフタリアは首を横に振る

 

尚文「・・・へったんだろ、飯にするか」

 

 飯屋

 

店員「いらっしゃ・・・げっ、盾の」

他の客1「何?あの亜人」

他の客2「奴隷?」

尚文「この店で一番安いランチを三つ・・・」

 

 ラフタリアは奥の席で、子供が食べているランチが気になってるようだ

 

尚文「・・・一番安いランチ二つとあの子供が食べてるメニューを一つ」

ラフタリア「え!?」

尚文「なんだ?食べたくないのか?」

ラフタリア「た・・・食べたくな・・・っ」

 

尚文「食べてもいいんだぞ?」

 

ラフタリア「・・・なん・・・・で・・・?前のご主人様も・・・その前もその前の前のご主人様も・・・私が喜んだり、楽しそうにしたりすると・・・おこ・・・ったのに・・・」

尚文「いいかラフタリア、俺はお前という武器が欲しいんだ、刃のないナイフじゃ意味がないしっかり食べておけ。ほら速く席に着け、飯が来るぞ」

優菜「俺も、ラフタリアを奴隷としては見てないかな、尚文は今言った通りお前を武器としてみてるが、俺は仲間としてみてる」

店員「どうぞ」

 

 お子様ランチが来た

 

ラフタリア「ほ・・・本当にいいの?」

尚文「くどいぞ、命令されたいのか?」

 

 ラフタリアは手でつかんで食べだした

 これは・・・色々教えることが山積みみたいだ

 すると。ラフタリアの耳がピンッと立った

 

尚文「どうした?まずいか?」

ラフタリア「美味しい・・・っすっごく!!」

尚文「・・・そうか」

優菜『やっぱり味しない・・・』

 

 店を出て平原へ

 レベリング中にウサギの姿の魔物が出てきた

 

尚文「お、あれも魔物か?ついに動物っぽいのも出てきたな!」

 

 魔物がラフタリアにとびかかってきたが

 すかさず尚文が前に出る

 

尚文「よしラフタリア!今だ!!突き刺せ!!」

ラフタリア「い・・・いや・・・」

尚文「どうしたんだ!?ほかの魔物と同じようにやれ!」

ラフタリア「で・・・でも刺したらきっと血が・・・血・・・怖い・・・」

 

 ラフタリアが助けてと言うようにこちらを見てきた

 

優菜「・・・俺が動けないときは、お前がやらなきゃいけなくなる。なんでも俺がやることはできない」

尚文「・・・いいかよく聞けラフタリア、戦えないのであれば俺たちはもうお前の面倒を見切れない・・もうすぐ世界を脅かす波ってのがまた来るらしい。それまでに少しでも強くならなきゃいけないんだ。でも俺は盾の勇者だから・・・武器がもてないんだ誰かに戦ってもらうしかないお前がダメなら別のやつに・・・!だから・・・」

ラフタリア「盾の・・・勇者さ・・・ま?厄災と戦う・・・の?」

尚文「・・・ああ、それが俺の役目なんだそうだ」

ラフタリア「・・・わかった」

 

 その瞬間、ラフタリアは魔物にナイフを突き刺した

 

ラフタリア「私・・・戦います血はまだ怖い・・・けど頑張り・・・ます・・・私勇者様の役に立ちます・・・だ・・・から見捨てないで・・・」

尚文「・・・役割をこなせば手放したりしない」

 

 その後ウサギを焼いて食って宿に戻って寝ましたとさ

 とりあえず、塩が欲しかったね




次回予告
正式に?尚文がラフタリアを仲間とした。しかし、これでようやくパーティとしてのスタートラインに立っただけ。だが本当の物語がここからといっては過言だ
何故なら、ラフタリアが大人になるのを待たなくちゃならないから!!

次回「ラフタリアの過去」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。