中村優斗の軌跡(現在修正中)   作:犬大好き

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前回のあらすじ
ラフタリアに服を着せて、武器を持たせて、飯を食べさせ、血を流す魔物の耐性をつけさせた(強制)


第五十五話(盾の勇者の成り上がりの軌跡『第四話』より)

「ラフタリアの過去」

尚文「すまんが、ラフタリアを起こしてきてくれないか?」

優菜「わかった」

 

 ラフタリアの部屋

 

ラフタリア「う・・・ううぅ・・・」

優菜「(うなされてる!?)ラフタリア、ラフタリア、しっかりしろ!」

ラフタリア「お母さん!?」

 

 ラフタリアが突然起き上がり、優菜に頭突きした

 

優菜「カハッ!」Ω\ζ°)チーン

ラフタリア「イテテ・・・って優菜さん!優菜さん!?」

 

 叫び声を聞いて尚文が駆け上がってきた

 

尚文「どうした!?」

ラフタリア「起きるときに頭ぶつけて・・・」

尚文「・・・打ち所が悪かったんだろう」

 

 優菜がむくっと起き上がった

 

尚文「お、大丈夫か?」

優斗「久しぶりに前に出た気がする」

尚文「は?」

優斗「あ、お前が尚文か」

ラフタリア「え?え?」

優斗「よろしく」

尚文「よ、よろしく・・・(記憶障害か?重症だな)」

優斗「こっちはラフタリアちゃんか」

ラフタリア「え?ゑ?」

優斗「よろしく」

ラフタリア「よ、よろしく?」

 

 下に降りた

 

優斗「えっと、どうすればいいんだ?」

尚文「俺に聞かないでくれ」

優斗「俺のこと聞いた?」

尚文「優菜じゃ・・・ないのか?」

優斗「知らないみたいだな。じゃあ、説明する」

 

 少年?少女?説明中

 

優斗「って言うわけ」

尚文「二重人格ねぇ」

ラフタリア「でも、なんとなく雰囲気が違います」

優斗「とりあえず、優菜が起きるまでってことで」

尚文「そうか、だったら少し先の町まで行きたい」

優斗「話が早くて助かる」

 

道中

 

優斗「ていうか、気づかねぇもんなのな」

尚文「何がだ?」

優斗「決定的な違い」

尚文「違い?」

優斗「よ~く見らなくてもわかるレベルなんだが」

ラフタリア「・・・あ、わかった!」

優斗「お?わかった?」

ラフタリア「目!目の色が違う!」

優斗「せいか~い」

尚文「確かに赤色になってるな」

優菜『おい』

優斗「お?戻ってきたっぽい」

優菜『変わってくれ』

優斗「じゃあ、戻るぞ」

 

 目の色が黒になった

 

優菜「今北産業」

尚文「ホントに変わるんだな目の色」

優菜「へ?」

ラフタリア「今、次の町に行ってるの!」

優菜「お~そうか、そうか、えらいな~誰かさんと違ってちゃんと答えてくれる」

 

 ハッ!殺気!

 

尚文「それって誰のことだ?え?」

優菜「頭グリグリはダメ!マジで痛いから!痛いから!」

 

 確かにグリグリはしなかった。だって頭蓋骨がすり減ってるような落としたもん。ゴリゴリって

 

優菜「おーーい!!グリからゴリになったって!こういう時本気出すのやめて!!」

尚文「謝るか?」

優菜「すいませんでした」スライディング土下座

ラフタリア「あ!着いたよ!」

 

 

商人「ふむ・・・全部で銀貨二枚といったところですな」

尚文「・・・そうか。・・・この辺りで手っ取り早く稼げそうなところはないか?」

商人「はぁ・・・近くの炭鉱でとれる鉱石を売れば多少のお金にはなるかと・・・」

尚文「本当か?そのわりにはこの村は寂れてるな」

商人「波があってから危険な魔物が住み着いたらしくてね。勇者様も召喚されたらしいが全く何をしてくださっているのか・・・」

 

 さっきからずっと隅にあるボールをラフタリアは見ている

 尚文がボールをつかんだ

 

尚文「オヤジ、これはいくらだ」

ラフタリア「え・・・あ・・・!!」

尚文「欲しかったんだろ?町でも見てた」

ラフタリア「でも・・・」

 

 尚文はボールをラフタリアにわたした

 

尚文「お前の働きに対して報酬だ受け取れ。ただし遊ぶのは仕事の後だ」

 

 そしてラフタリアの腹がぐぐうううううと鳴った

 

尚文「・・・お前さっき朝飯くったばかりだろう」

ラフタリア「・・・っごめんなさい」

尚文「・・・まあいい、食ったら行くぞ」

ラフタリア「・・・はい」

 

 鉱山前の小屋

 

尚文「ツルハシとロープと地図・・・助かった結構使えそうなものがいっぱいあるな」

ラフタリア「?」

尚文「エアストシールド!!」

 

 ラフタリアの前に緑色の盾が出現した

 

ラフタリア「わっ!」

 

 5秒ほどで盾は消えた

 

ラフタリア「今の・・・」

尚文「便利な力を手に入れただけさ。さて、目指すは探索ポイント・・・だな」

 

 鉱山内にたいまつに火をつけて入って行った

 

優菜「一応アギラオもつけておこう」

ラフタリア「・・・勇者様コレ・・・」

 

 地面に動物の足跡があった

 

尚文「・・・犬?みたいな足跡だな。住み着いた魔物かもしれないがこれくらならたいして大きくなさそうだ」

ラフタリア「・・・犬」

優菜『わんわん・・・』

尚文「ラフタリア」

ラフタリア「はい!」

尚文「危なくなったら逃げる、ちゃんとついて来いよ。こっちだ」

ラフタリア「・・・はい」

優菜「行こうか」

 

 奥に進むと、滝のように水が流れており、その下に鉱石がたくさんあった

 滝の水は鉱石の前を通り、奥の崖に落ちていた

 

尚文「お!ここか・・・!よしさっき開放した盾で・・・お、ここを掘ればいいんだな」

 

 尚文は、先程の小屋のツルハシを盾に吸収させて手に入れたツルハシの盾を使い鉱石を掘った

 

尚文「お!これは高く売れそうだな!」

優菜「こっちはエメラルドだ」

尚文「よし、ラフタリア。今度はあっちのほうを・・・ラフタリア?」

優菜「どうした?あっちm」

 

 ラフタリアの方を見ると、入り口に頭が二つある犬の魔物がいた

 

尚文「・・・あの入り口の足跡より大きいな・・・気をつけろラフタリア・・・ラフタリア!?」

 

 ラフタリアは小刻みに震えている

 

ラフタリア「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ」

 

 それに構わずに魔物は向かってくる

 

優菜「イフリート!」

イフリート「オラァ」

 

 左の犬の顎を横から殴ったが、頭が二つあるせいか倒れない

 犬はら二人に向かって走り、尚文は殴る前にラフタリアを助けるために一緒に崖に飛び込んでいた

 

優菜「面倒だ、上から一発かましてやれ、脳天落とし」

イフリート「オラァ!」

 

 やっと倒れた

 

優菜「イフリート、下に連れてってくれ」

 

 連れて行ってもらった

 

優菜「大丈夫か?」

尚文「アイツはどうした?」

優菜「脳震盪起こしてやった」

アリエル「怪我をしたなら治しますよ」

 

 かすり傷程度だったが治してもらった

 

尚文「何があったんだ?夜泣きの原因も同じだろう?放せ」

 

 ラフタリアは話してくれた

 自分の生い立ちや両親がどうして殺されたかどうやって助けてくれたか

 その時の両親が死んだ瞬間がトラウマになってるらしい

 

尚文「そうだったのか、ラフタリアお前・・」

 

 そこで犬の魔物が追い付いてきた

 

優菜「もう追いかけてきたか!!」

ラフタリア「ひっひぃいっ!!」

尚文「落ち着け!あれはお前の両親を殺した奴とは違う!!」

ラフタリア「でもっでも・・・っ!」

尚文「いいか!!・・・いいかラフタリア。今、ここでお前がこいつを倒すんだ。お前が戦って、俺が盾の勇者として強くなって厄災が去れば、これ以上お前のような思いをする子を作らなくて済む・・・!お前の両親を助けることはもうできないが、おまえがその子たちを救うんだ!!安心しろ、お前は俺が必ず・・・守る!!」

 

 犬の魔物は尚文に向かって行き、尚文は盾で抑えた

 

尚文「今だラフタリア!!早く!!」

 

 優菜はただ見ていた。これはラフタリアが先に進むための試練だ。俺が手を出すべきではないと思うからだ

 だがラフタリアは動かなかった。ただ尚文が襲われるのを見て震えていた

 そして犬の攻撃が当たり、血が噴き出た

 

尚文「・・・もういい、ラフタリア・・・戦わないんだったら・・・逃げろ!!」

 

 その瞬間ラフタリアは自信を奮い立て、片方の頭にナイフを突き刺した

 

ラフタリア「うあああああああぁっあああああ・・!!!」

 

 その後何度も刺した。しかしナイフが折れ、もう片方の頭は生きている

 

魔物「ガアアアア!!」

 

 犬の魔物はラフタリアにとびつくが

 

尚文「エアストシールド!」

 

 尚文がエアストシールドで守った

 

優菜「あとは、任せろ。アリエル、指弾」

 

 弾は残った頭の脳天に当たり、魔物を倒した

 

尚文「・・・って。ー盾の加護あっても、やっぱり怪我はするんだな。でもそのおかげで流血の割にはそれほど痛みは」

 

 その時ラフタリアが尚文に抱き着いた

 

尚文「でっ!!」

ラフタリア「・・・な・・・いで・・・死なないで勇者様・・・もう・・・一人にしないで」

尚文「・・・お前俺を誰だと思ってる?盾の勇者だぞ?俺が死ぬときは、攻め手からお前を守れなかった時だ・・・よくやったラフタリア」

ラフタリア「・・・あのっ、お名前・・・ッ・・・聞いてもいいですか?まだちゃんと聞いてなかった・・・から」

尚文「・・・あー言ってなかったか・・・」

ラフタリア「はい」

尚文「尚文、岩谷尚文だ」

ラフタリア「・・・改めてよろしく願いします・・・ナオフミ様」

尚文「・・・あぁ」

優菜「なら俺も言っておこっか。中村優菜な。ちなみに裏の人格は悠だぞ

 

 そしてラフタリアの腹が鳴った

 

尚文「またか!」

ラフタリア「ごめんなさい!!」

優菜「とりあえず回復するから、アリエルお願い」

尚文「おお、傷がきれいさっぱり消えていく」

優菜「みんな、出てきて」

イフリート「上に行くんだろ?俺は優菜」

アリエル「私は力があまりないので、ラフタリアちゃんで」

クロノス「ならば私は尚文か」

尚文「いきなり色々出てきたな!!

 

 上に連れて行ってもらった

 

優菜「ありがと、みんな戻って、さあ飯にいくか」

尚文「だな!」

ラフタリア「はい!」

 

 俺たちは鉱石を売って食べて寝た




次回予告
召喚されてから一か月がたったが、神様からは音沙汰なし
ラフタリアも成長したしそろそろ波とやらが来てもおかしくはないよな

次回「厄災」
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