ラフタリアが一皮むけて、戦士になった
「厄災」
数週間後
ラフタリアがめちゃくちゃ育ったぞ。小学生から高校生レベルに見た目がランクアップしたぞい
装備を整え、飯も済ませた
いよいよ、波が来るらしい。ラフタリアが言ってた
てか、いつ俺戻れるんだ?神様からは何も言われないし・・・
オヤジから龍刻の砂時計で残りの時間を確認できると聞いた。ので、来てみた
尚文「これは・・・波までの時間!?あと二十時間か・・・もうやれることはあまり・・・」
マイン「あらやだ!大罪人の盾の勇者じゃない!!」
元康「尚文か?まだあんな装備で戦っているのか?」
マイン「元康様・・・!」
元康「ああ、そうだった。お前は戦えないんだったな!」
ラフタリア「・・・?お知り合いの方ですか?ナオフミさ」
尚文がめっちゃ怖い顔してる
元康「お前は確か・・・あ!あの時尚文と一緒にいた!」
優菜「名前ぐらい覚えようか?元康」
元康「えっと・・・確か・・・葵!」
優菜「ちがう、優菜だ」
元康「そうか、それはすまない。それよりも尚文に強姦されたんじゃなかったのか?それなのに、まだ同じパーティなのか?装備もだ。そんな安いもので大丈夫なのか?」
優菜「大丈夫だ、問題ない」
てかいきなり饒舌だったな
元康「そ、そうか。それよりもお前らも龍刻の砂時計を見に来たのか?」
俺たちは何も答えない
マイン「ちょっと!元康様が話しかけているのよ!答えなさいよ!」
ラフタリアが立ちふさがる
ラフタリア「失礼ですが、どちら様でしょうか?」
元康の仲間「なぁに?この女、冒険者?」
マイン「元康様を知らないなんて、このお方はね・・・」
元康「可愛い・・・」
マイン「え?」
元康がラフタリアに近づく
元康「はじめまして美しいお嬢さん!俺は槍の勇者北村元康!!よかったら俺と一緒に世界を救いませんか・・・?」
優菜『やめろ!ラフタリアが汚れる!』
ラフタリア「あ・・・あいにくですが私はすでにナオフミ様と・・・」
元康「尚文と!?ダメダメ!!あんな奴といたら、君の身がキケン」
尚文が元康を鬼の形相でにらむ
元康「なんだよ、本当のことだろ?お前が波でできることは、せいぜい自分の命を守りながら俺の活躍を見守るくらいだよ!」
優菜「むか~しむかし、あるところに」
元康「は?いきなりなんだ?」
読まなくても特に支障はないです
優菜「いいから。四聖勇者がいました。その四聖勇者たちはそれぞれ仲間を作りそれぞれに強くなりました、ですが盾の勇者だけは蔑まれ他の勇者たちは称えられました。たまたま盾の勇者にならなかっただけなのに。最初の波は楽勝でした。ですが、二度目の波ではそう簡単にいきませんでした、自分の能力を過信し、他の勇者と手を組まず、自分の知っている攻略法でそれぞれが戦っていました。盾の勇者以外は。盾の勇者は他の勇者が戦っている間、近隣の村の救助に行きました。そして助けた後、盾の勇者が見たものは、ずっと、ジリ貧で戦っている。勇者たちでした。盾の勇者は何をしているのか聞き、全員狙っているところが、違うこと気づき皆に言いました。ですが、聞く耳を持ちません。盾の勇者は弱点を見つけました。しかし自分達ではそれを傷つけることができないとわかり、他の勇者に助けを求めましたが、聞く耳を持ちません。槍の勇者には、「お前の言うことなんて信じられない」と言われてしまいました。そして一人、また一人と、死んでいき、とうとう、最後には盾の勇者だけ残りました。盾の勇者は死ぬ寸前にこう言い放ちました。「こんな世界滅んでしまえ」そして勇者は全員死に波により世界は滅びました。おしまいおしまい」
マイン「・・・」( ゚д゚)
元康「・・・」( ゚д゚)
ラフタリア「・・・」( ゚д゚)
尚文「・・・」( ゚д゚)
優菜「どうした?ポカーンとして」
尚文「えっとつまり何が言いたいんだ?」
優菜「甘く見すぎ」
元康「は?」
優菜「忘れたのか?俺は異世界は慣れっこだって」
元康「ああ、そんなこと言ってたな。ただの戯言にしか聞こえないが」
優菜「俺はな、色んなところを回ってきたが、この世界は二回目だ。今話したのは一回目に遭った勇者たちの末路だ」
マイン「そんなわけないわ!そんな文献城には・・・」
優菜「この世界一巡してるから」
マイン「はぁ?」
優菜「一回滅んで、また最初から作り直したとか言ってたぞ」
元康「作り直した?」
優菜「これ以上言うの面倒だから、もう行こうぜ」
尚文「あ、ああ」
ラフタリア「あ、待ってください」
元康が立ちふさがる
元康「行かせない、最後まで話してくれ」
優菜「どけよ」
脇腹をチョップした
元康「グッ・・な、何を・・・」
優菜「え?普通に殴っただけだけど」
マイン「元康様に何を・・・!」
優菜「うっせぇだまれ」
元康「クソッ」
優菜「俺たちは、これでも穏便に済ませたい。でもこれだけは覚えとけ、勇者は盾抜きがいいんじゃない。盾がいないと、スタートラインにすら立てねぇんだ」
元康「何だと・・・!!」
俺たちは城を出た
街
尚文「さっきのことは本当なのか?」
優菜「あのなっがーい話は嘘!」
尚文「あんな長々と話してたやつが!?」
ラフタリア「すごいですね・・・」
優菜「というか、大体予想だけどな。でも口先八丁でだまされるほうも悪いと思うが・・・まあ、今からは回復アイテムでも買って、ストレッチして寝よう」
尚文「そ、そうだな」
ラフタリア「では、いきましょうか」
朝
優菜「起きろー!!」
尚文「は!?なんだ!?」
優菜「朝だぞ」
尚文「なんだ、優菜か」
優菜「朝◯◯させながらよく言えるな」
尚文「な!お前、見るな!」
優菜「なんだよ、姿だけでも女に見られるのは流石にいやか。まあいい、ラフタリアはもう起きてるぞ」
尚文「わかった、すぐ行く」
案外大丈夫そうだ
ラフタリア「どうでしたか?」
優菜「お前の時みたいにはならなかったよ」
ラフタリア「な!あの話はあまり引っ張ってこないでくださいよ!」
優菜「ごめんて」
尚文「フアァァ・・・」
優菜「おっ来たか」
尚文「まだ少し時間があるだろ?」
優菜「ラジオ体操しようぜ」
ラフタリア「ラジオ体操?」
尚文「やるのかよ、あれ」
優菜「元の世界じゃ六時だぞ、七時なだけましと思え。あと一時間だから、ちょうどいいだろ」
尚文「それもそうか・・・」
ラフタリア「あの、ラジオ体操って・・」
優菜「ああ、教えるから大丈夫」
ラジオ体操後
優菜「よし、ちょうどいいな」
尚文「じゃあ、装備着て来る」
装備を整え、アイテムをそろえ
いざ出発・転送された
転送先は森だった
尚文「どこだここは・・・?」
ピキピキとどこかから音がした
尚文「さっきから・・・何の音だ?」
優菜「上だ」
空に黒い部分が出来上がり、ひびが入った
ラフタリア「空が、割れる・・・!?」
優菜「本番だぜ」
尚文「あいつら・・・!」
元康たちがボスに一目散に走っていく
優菜「俺たちは、近隣の村の避難優先だ!どうせアイツらは言っても聞かない!!」
ラフタリア「あの炭鉱!!近くには・・・お世話になったリュート村があります!!」
リュート村
村人「ヒィィ!!」
優菜「アリエル、指弾」
村人「え・・・え?」
優菜「大丈夫か?」
村人「は、はい!」
尚文「ラフタリア!お前は村人の避難誘導を知ろ!!」
ラフタリア「ナオフミ様は!?」
尚文「俺は敵を引き付ける!」
優菜「なら、俺は一塊にしてくれたら一気に倒せる」
尚文「わかった!どうにかやってみる!!」
優菜「イフリートとクロノスは、村人を助けてくれ」
イフリート達は行った
優菜「アリエルはまずを村人や駐屯兵を回復して。あとは」
アンデッド「ガアアアア」
アンデッドの首を切って倒した
優菜「アンデッドの頭を撃ちぬいてくれ」
そのあと散らばっている奴を片付け屋根の上で待つ
尚文「頼む!!」
優菜「アリエル!!」
祝福属性の攻撃を降らせて一掃した
アンデッドたち「グアアアアァァァァ・・・」
優菜「あとは、ほんの数体だ。頼む」
ラフタリア「はい!」
尚文「!エアストシールド!」
俺の上にエアストシールドが出来た
すると、火の玉が村に降り注いだ
こんな隕石みたいなやつを、村に降らすのかよ
優菜「イフリート」
イフリート「どうした?」
優菜「あとのハチみたいなやつは焼いてくれ」
イフリート「持って一掃するのか?」
優菜「見つけて殺せ」
イフリート「わかった」
これで全部の魔物を倒した
騎士団長「さすが、盾の勇者。頑丈な奴だ」
優菜「もう全部終わったぞ」
騎士団長「ここに魔物が密集していたから、降らせたのだが」
優菜「魔力は使い果たしたが、お前の頭を撃ちのくぐらいなら簡単だぞ」
尚文「これ以上変な噂が立つのは、面倒なんだが」
優菜「・・・わかった。今回はやめとく。こっちもあまり体力は使いたくない」
ラフタリア「空が!もとに!」
そうして一回目の波は去った
騎士団長たちは元康たちの方に行った
優菜「・・・さすがに被害が凄いな。死傷者も何人か出ちまったか・・・」
ラフタリア「・・・ナオフミ様。私・・・頑張りました・・・よね?私のような方を少しでも減らせましたよね」
尚文はラフタリアの頭に手を置いた
尚文「・・・そうだな。よくやったよ、お前は」
ラフタリアは大粒の涙を流した
次回予告
ぶっちゃけ一番の功績俺らじゃね?と思いながらも宴には参加しておく尚文たち
だが、また面倒な事になるのは言うまでもないだろう
次回「クズ」