中村優斗の軌跡(現在修正中)   作:犬大好き

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前回のあらすじ
ジョジョの世界に舞い戻った優菜
ジョセフと会った次の日には、もう戦いが始まってしまった


第七十四話(ジョジョ二部の軌跡『第二話』より)

「後ろだッ!マヌケがァ!!」

 ストレイツォから逃げた一行は、二㎞ほど走った橋へ

 

スモーキー「ハア、ハアア!ハア、わーっ!つられておいら無関係なのにいっしょに逃げて来ちまったーッ!!」

ユウナ「大丈夫だ・・・最悪お前は逃がしてやるよ」

スモーキー「ハアハ、アで・・でもここまで逃げてくればもう安心だな・・・マルボロ吸う?」

 

 するとどこかから何かを引きずるような音が聞こえてくる

 

ジョセフ「いや・・・スモーキーあの音を聞きな」

 

 段々と音が大きくなっていく

 

スモーキー「音だって・・・?あ・・・河の音か・・・」

 

 音はものすごく近くで聞こえた

 

ジョセフ「違う、上だーッ!!」

 

 全員が上を見ると、ストレイツォが女を捕え動けなくし、口に指を入れていた

 

スモーキー「うわーッ!!わーッあ・・・あいつおおおおおっ追ってくるッ!に・・・逃げろーッ」

 

ジョセフ「待て!一体なんだあの女は?な・・・なんだ!?あの野郎どういうつもりだ・・・!?」

女性「ああ・・・うう・・・助けて」

ジョセフ「なんだその女はッ!?」

ストレイツォ「この女は人質!お前が逃げればこの女は殺す!だがここまで登ってくれば女は逃がす!」

ユウナ「堕ちるところまで、堕ちやがったッ!」

ジョセフ「何考えてんだ、オメーッ!俺はそんな女は知らねーぜ!無関係の女なんか人質にとるんじゃねーぜ!このタコッ!」

スモーキー「その通りだね、逃げようジョジョ!」

ストレイツォ「私はおまえを「試す!」ジョジョ、お前がどの程度の男かをな。この見知らぬ女を見捨てて逃走すれば、その程度の男と思い私も肉体の疲労があるゆえ、もう貴様を追わん。スピードワゴンの復讐に来る男ではない!だが!この女のため上ってくるとあれば!それは貴様の性格を証明するということだ、将来のお前の成長は私にとって非常な危険となる性格だ!疲労はあるが、今直ちに全力を尽くし貴様を始末せねばならん!5秒後にこの女を殺す。逃げるか、上ってくるか決めろ!」

ジョセフ「で~~っ!愛を誓った恋人ならともかくよォ!この俺がそんなブスのために戦えるかバーカ!!」

ユウナ「私には無理」

 

 ユウナはクロノスを出し、時を止め、ストレイツォの後ろにクロノスに連れて行ってもらった

 そして時は動き出す

 

ストレイツォ「殺し方はこのままアゴごと口を引き裂く、そのまま一気に引き下ろし喉の肉と胸の肉をえぐり取る!」

ユウナ『まだ気づかないのか』

 

 スモーキーが気付いた

 声を出そうとしていたので、「静かに」と合図を出した

 それをジョセフも確認し、ストレイツォの注意を引こうと喋りだす

 

ジョセフ「!(わかった、気づかないふりだな)・・・へへへへ、チベットの「波紋法」の後継者ストレイツォともあろうお方が、そんな女の子にむごいことするもんかい!」

ストレイツォ「それはどうかな?」

 

 ストレイツォはこちらに全く気付いていない。昔から影は薄かったが、ここまでとは

 

ユウナ「少なくともさせねえな」

ストレイツォ「なッ!?いつの間に後ろに!?」

ユウナ「その子は返してもらう、クロノスザ・ワールド」

 

 ストレイツォの指を、口から抜き、女の子を下におろした

 

ユウナ「隙だらけだったぜ」

女性「え?え?」

 

 女性は突然視界が変わった事に驚いていた

 

ユウナ「死にたくなけりゃ逃げな!」

ストレイツォ「このおおおォォォ!!」

ユウナ「アホレイツォは落ちやがれ」

 

 波紋の呼吸をしながら、クロノスに上まで連れて行ってもらう

 

ユウナ「震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!」

ストレイツォ「この私にそれが効くと思っているのかァ!!」

 

 ストレイツォは離れていき、下に降りようとジャンプし、落下していった

 

ストレイツォ「ここまで来れまい!お前よりも足の速さは私の方が格段に上だ!」

ユウナ「刻むぞ血液のビート!クロノスザ・ワールド」

 

 時を止めて近づき、そして動き出す

 

ストレイツォ「何ィィィィ!!!?」

ユウナ「山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)ゥゥゥゥゥ!!!オラオラオラオラオラオラオラァ!!」

 

 波紋が流れ、二人とも川に落ちていく・・・が、ジョセフがストレイツォの腕を掴んだ

 

ストレイツォ「なぜ・・・私が落ちて行くのを止める!?お前の右腕を瞬時に吹っ飛ばす力が私にまだ残っているかもしれんのだぞ」

ジョセフ「うるせぇやってみろ!そん時は左手でてめぇをブン殴る用意はできている、ひとつだけ聞きたいんだ。なぜスピードワゴンほか五人の死体を河へ捨てた?じいさんの遺体を見つけて墓に葬りたいこともあるが・・・どうもスッキリしねーぜ!スピードワゴンの死体を河へ捨てなければ、誰にも知られず済んだことなのによ・・・!」

ストレイツォ「・・・ジョセフ、やはりお前はジョナサンの血統を受け継ぐ男だな。表面上の態度はまるで違うが、やはり謎や冒険に首を突っ込む性格!似てるなァ!「石仮面」の謎に興味をもったジョナサンの性分に!そしてその性分ゆえにもはや逃れられない運命に、「今」踏み込んだことを告げておこう」

 

ジョセフ「・・・!?なんのことだ?」

ストレイツォ「今に分かる・・・「柱の男」のことを!今に出会う「柱の男」に!」

ジョセフ「てめぇ、わけのわからんことをふるんじゃあねえ!俺が聞いてるのはスピードワゴンのことだッ!」

ストレイツォ「わからんかもしれん、が死体を河へ捨てた理由は「柱の男」のせいなのだ!洞窟内の「柱」が遺体共の流れ出る血を吸い始めたのだ。植物が養分を吸収するかのように・・・不気味だった・・「柱の男」が目覚めるようで・・・だから外へ運んで河へ捨てたのだ!だがもうすぐきっと目覚めるだろうな血を吸ったのだから・・・ヤツの4000年の眠りからな」

 

 ストレイツォは意識して呼吸をしだした

 

ストレイツォ「どんな能力を持っているのか!?どんな生命体なのか!?見てみたかったがな!ジョセフ!近いうち・・・きっと「彼」にあうだろう・・・きっとわかるだろう「彼」の正体と生物進化の意味がッ!神が定めた運命のようにな」

ジョセフ「こ・・・こいつッ!?ストレイツォ!お・・・お前!?」

 

 ストレイツォは自分の身体が崩れていこうとも、呼吸をやめない

 

ストレイツォ「私は後悔していない・・・醜く老いさらばえるよりも、一時でも若返ったこの充実感をもって地獄へ行きたい・・・」

ジョセフ「こいつ「波紋法」の呼吸をしているッ!・・・ということは自分の体内に「波紋」ができているということ!」

ストレイツォ「若返ったことは、我にとって至上の幸福だったぞジョジョ!」

ジョセフ「ストレイツォ!待て!話はまだ半分・・・」

ストレイツォ「さらばだジョジョ!」

 

 ストレイツォの身体は内側から破裂したように散っていった

 

ユウナ「ストレイツォ・・・・あの世はそこまで悪いところじゃなかったぞ」

ジョセフ「おおおおおおおおーッ!!おおおおおおーっ」

 

 川から一人で上がったユウナは、ジョセフを宥めた。すると、ジョセフは橋を渡った先にいる女性の所へ

 

ジョセフ「大丈夫かよーッ!名前何てーの?家まで送ってくぜ」

 

 女性に声をかけたジョセフが、顔面を殴られた

 しかも鼻血が出ちゃってるし・・・

 

ジョセフ「な!?あだァーッ!あにひやがるッ!」

 

 鼻が折れたか?まともに喋れていない

 

女性「あんたよくもさっき!あたしのことブスって言ってくれたわね!ブスって呼んだその償いのパンチよこのタコ!」

ジョセフ「え?なんだっておいスモーキー俺そんなこと言ったか」

スモーキー「うんいった・・・「ブスのために命がはれるか」とかなんとか」

ジョセフ「ホントー!?俺そんなこと言った~~?イヤァ~~変だなーッ!こんなかわいこちゃんにおかしーなー」

 

 今度はスネを一発けられた

 

ジョセフ「でェ~~~~~ッ!」

女性「自分の言ったことも覚えてねーのかこのイモ!」

ジョセフ「おおおおおおおこのアマ~~~」

ユウナ「ジョジョ・・・これは全面的にお前が悪いぞ」

 

 女性は、怒りながら帰ってしまった

 

ジョセフ「・・・それにしてもストレイツォの言った「柱の男」が・・・気になるぜ・・・行ってみっかメキシコへ!」




次回予告
メキシコへ行く決心をジョセフが固める中、ユウナは一旦最初世界に戻る
班目画家の個展へ行く蓮達、そこで彼らは次のターゲットを決める事になる

次回「息子が娘にッ!?」
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