いきなりヒーローの世界に訪れ、戦い始めた優菜は、高校の試験を受けることに
果たして、合格しているのだろうか
「1-A」
優斗「お~い」
優菜「どうした?」
優斗「届いてるぞ、結果」
優菜「・・・お前あっさりしすぎじゃね?」
優斗「見るの?見ないの?」
優菜「見る」
リビングのテーブルで封筒を開け、投影機?みたいなものが出てきて、変に影が濃いおっさんが投影された
優斗「誰?」
優菜「参考書で見たぞ、平和の象徴オールマイトだよ。確かNO.1ヒーロー」
優斗「マジかよ。雄英って相当凄い所なのか?」
優菜「オールマイトの母校だ」
すると、オールマイトが喋り始めた
オールマイト「今回は君達の試験結果を言うよ。まず優斗君、君はぎりぎりだがA組には入れたよ!ハハハハ!!よくやった!そして優菜君!君の成績はすごいね!まさか、あのスピードで壊してしまうなんてね。なかなかできないよあんな事、自分の能力をしっかり理解している証拠だ!」
優斗「お前、本気でやったのか?」
優菜「当たり前じゃん」
オールマイト「来たら、是非君の個性を詳しく教えてくれよ!というわけで二人とも合格!」
優菜「よっしゃーッ!」
優斗「そんなに喜ぶことか?」
優菜「そりゃそうだろ、倍率何倍だと思ってんだ。俺らで言う、東大だぞ?」
優斗「へぇー、そりゃ凄いな。・・・俺よく合格できたな」
優菜「もはや、裏で神様が何かしてんじゃねえのかって感じだしな」
というわけで登校初日、学校・・・の前に
登校中、ヴィランが暴れている所を目撃した
どうやら、子供をさらったらしい
優斗「やってんな・・・」
優菜「行っちゃダメだぞ。この世界では、ヒーローの資格がない限り、個性を使うのはダメらしい。アレを止める常人なんていない、止めれば捕まるぞ」
優斗「・・・なら見捨てるのか?」
優菜「ヒーローが行ってるだろ。仕事を横取りするわけにも行かん。・・・危なそうだったら、クロノスを出す」
優斗「それでこそ優菜だ」
だが、ヒーローが子供を助け、心配は杞憂に終わった
それから、電車に乗って最寄りの駅へ
優菜「・・・スカートっていつまでたっても慣れないな」
優斗「ジョナサン・・・だったか?あんときの世界もスカートじゃなかった?」
優菜「うるせえ、お前には分かんねえさ。この気持ちは」
優斗「せいぜい風に気を付けるんだな」
それから最寄り駅で降り、雄英高校の敷地に入った
優斗「えっと・・・俺らはA組だよな?」
優菜「ああ、こっちだ」
優菜がA組の教室に歩いていき、後ろを優斗が付いて行った
そして、教室へたどり着いた
出久「あった・・・ドアでか」
優菜「あ、デク」
出久「あっ優菜さん!優斗君!二人もA組になれたんですね!」
優斗「じゃあ、三人で入るか?」
出久「はい!」
出久が頷き、教室に入ると
眼鏡「机に脚をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」
かっちゃん「思わねーよてめーどこ中だよ端役が!」
さっそく喧嘩を始めてる奴がいた
優斗「oh・・・」
優菜「うるさいと思ったら、お前ちょっと前に助けてやった奴じゃねえか。そっちの金髪の」
かっちゃん「あ?・・・・あ゛てめえは!」
かっちゃんが向かってきた
かっちゃん「ぶっ殺す!」
右の大振りをしてきたので、後ろに避けた
優菜「おいおい、恩を仇で返すのかお前は」
・・・お?こいつの手、光出したな
優菜「優斗、来い!」
優斗「は?」
優斗を引っ張って、入れ替わる様に離れた
すると、かっちゃんの手が爆発し、優斗に直撃した
かっちゃん「避けてんじゃねえぞモブがあ!!」
優菜「本気でやっていい訳?」
眼鏡「君たちやめないか!」
優斗「おい優菜!お前分かっててぶつけやがったな!!」
かっちゃん「死ねええ!!」
かっちゃんは優菜の顔面に手を付け、爆破しようとした
優斗「どけコラ!!」
優斗はかっちゃんを下に押しながら、優菜の頭にかかと落としを食らわせた
優菜「へぶっ!!」
優菜は床に落ちる瞬間に、受け身を取ってダメージを最小限に抑えた。ちなみにかっちゃんは普通に落ちた
そこを優斗が殴ろうと上から落ちてくる
優菜はギリギリで攻撃を避けて、立ち上がり、優斗も立ち上がる
優菜「なんでお前が殴ってくるんだよ!」
優斗「お前、俺を身代わりにしただろ!!」
優菜「さっきのは事故だよ!」
優斗「どっちにしろ謝れよ!!」
女の子「え?どういう状況?」
教室の外から女の子が顔を出した
出久「あれ?君って確か」
女の子「あ!そのモサモサ頭は!!地味めの!!プレゼントマイクの言ってた通り受かったんだね!!そりゃそうだ!!パンチ凄かったもん!!」
出久「いや!あのっ・・・!本っ当あなたの直談判のおかげで・・・ぼくは・・・その・・」
女の子「へ?何で知ってんの?」
出久「~~~・・」
出久は顔を赤らめている
それを優菜たちは、真顔で見ていた
優斗「・・・続きやる?」
優菜「・・・やめとくわ」
優斗「なあなあ、先生もまだ来てないし、自己紹介でもしたらどうだ?」
麗日「それもそうやね、私は麗日お茶子です!」
飯田「ボ・・・俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
優菜「あ、さっき私のせいで言えなかったから・・・」
優斗「俺たちは、俺が優斗でこっちが優菜だ。俺が兄だからな」
優菜「そこ毎回言うの?」
?「お友達ごっこしたいなら他所へ行け」
声のした方を向くと・・・寝袋を着て立っている人がいた
?「ここは・・・ヒーロー科だぞ」
皆『なんか!!!いるぅぅ!!!』
?は寝袋から出てきた
先生?「ハイ、静かになるまで八秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」
出久「てことは・・・この人もプロのヒーロー・・・?」
相澤「担任の相沢消太だ、よろしくね」
え・・・?寝袋からなんか出してる・・・
相澤「早速だが、体操服着てグラウンドに出ろ」
寝袋から出された体操着を受け取り、着替えてグラウンドへ
出久「個性把握・・・テストォ!?」
麗日「入学式!?ガイダンスは!?」
相澤「ヒーローになるなら、そんな悠長な行事出る時間ないよ」
麗日「・・・!?」
相澤「雄英は自由な校風が売り文句、そしてそれは先生側もしかり」
優斗『つまり、どういうことだってばよ?』
優菜『下手なモノマネはやめろ』
相澤「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50M走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈、中学のころからやってるだろ?個性禁止の体力テスト、国は未だ画一的な記録をとって平均作り続けている、合理的じゃない。まぁ文部科学省の怠慢だよ。爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった?」
爆豪「67m」
相澤「じゃあ個性を使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ、思いっきりな」
爆豪「んじゃまぁ・・・死ねえ!!!」
爆豪は掛け声とともに、爆発させボールを投げ飛ばした
優菜『・・・死ね?』
優斗「めちゃくちゃとんだな・・」
優菜「あんなのできると思う?」
優斗「無理だろ」
優菜「お前は私の中にいたんだ。だったら、私と同じように使えるだろ」
優斗「・・・それもそうか」
優菜「私と同じようにやればいい」
すると、相澤先生の持っている端末に距離が出た
相澤「まず自分の「最大限」を知る、それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
705.2m
男子1「なんだこれ!!すげー面白そう!」
男子2「705Mってマジかよ」
女子「個性思いっきり使えるんだ!!さすがヒーロー科!!」
相澤「・・・面白そう・・・か。ヒーローになるための三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?・・・よし、トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し、除籍処分としよう」
皆「はあああ!?」
相澤「生徒の如何は先生の自由、ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ」
麗日「最下位除籍って・・・!入学初日なんですよ!?いや初日じゃなくても・・・理不尽すぎる!!」
相澤「自然災害・・・大事故・・・身勝手なヴィラン達・・・いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽にまみれてる。そういうピンチを覆していくのがヒーロー・・・放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける「PlUS ULTORA」さ。全力で乗り越えて来い、さてデモンストレーションは終わり、こっからが本番だ」
第一種目:50M走
機械「ヨーイ・・・」
優菜「カオス」
機械「スタート!」
優菜「ホール」
※どこ◯◯ドア
機械「0秒91!」
麗日「速っ!」
優菜「こうすりゃいい」
優斗「おお!お前頭の回転速いんだな~」
優斗、1秒02
第二種目:握力
優菜「ほっ!」
優菜、60㎏
優菜『女子の握力じゃねえ!』
優斗「ふん!」
優斗、70㎏
優斗「さすがにこれは俺が勝ったな!」
瀬呂「540キロて!!あんたゴリラ!?タコか!!」
峰田「タコってエロいよね・・・」
優菜「あれは、人間の域を超えてる」
優斗「間違いない」
第三種目:立ち幅跳び
優菜「カオス!!」
優菜、20M
優斗、20M
優斗「もっと行けたな」
第四種目:反復横跳び
これは普通にやった
優菜140回
優斗130回
優斗「負けたー!!」
優菜「これで一歩リードだな」
第五種目:ボール投げ
麗日「せい!」
麗日が個性を使い、あるマークが出た
上鳴「∞!!?すげえ!!∞が出たぞー!!!」
優菜「次はデクか」
飯田「緑谷君このままだとマズいぞ・・・?」
爆豪「ったりめーだ無個性の雑魚だぞ!」
飯田「無個性!?彼が入試時に何を成したか知らんのか!?」
爆豪「は?」
デクが・・・投げた!
・・・でも、あんまり飛ばなかったな
46mか
出久「な・・・今確かに使おうって・・・」
相澤「個性を消した。・・つくづくあの入試は・・・合理性に欠くよ。お前のような奴も入学できてしまう」
出久「消した・・・!!あのゴーグル・・・そうか・・・!抹消ヒーローイレイザーヘッド!!!」
佐藤「イレイザー?俺・・・知らない」
芦戸「名前だけは見たことある!アングラ系ヒーローだよ!」
相澤「見たとこ・・・個性を制御できないんだろ?また行動不能になって、誰かに助けてもらうつもりだったか?」
出久「そっそんなつもりじゃ・・・!」
相澤「どういうつもりでもいい、周りはそうせざるを得なくなるって話だ。昔暑苦しいヒーローが大災害の渦中、一人で千人以上を救い出すという伝説を作った。同じ蛮勇でも・・・お前のは一人を助けて木偶の棒になるだけ、緑谷出久、お前の力じゃヒーローにはなれないよ・・・。個性は戻した、・・・ボール投げは二回だとっとと済ませな」
優菜「あれ?先生目薬してんな・・・授業中に?」
優斗「ドライアイなんじゃね?」
青山「彼が心配?僕はね・・・全っ然」
麗日「ダレキミ」
飯田「指導を受けていたようだが」
爆豪「除籍宣告だろ」
優斗「投げるぞ」
相澤「見込み・・・ゼロ・・・・」
いや、なんか出久が小声で言ってるな
出久「今、SMASH!!!」
出久の投げたボールはさっきと違い、遠くに飛んで行った
出久「あの痛み・・・程じゃない!!」
記録が出た
705.3m
出久「先生・・・!まだ・・・動けます」
相澤「こいつ・・・!」
麗日「やっとヒーローらしい記録出したよー」
飯田「指が腫れ上がっているぞ。入試の件といい・・おかしな個性だ・・・」
青山「スマートじゃないよね」
爆豪は、キレながら手で爆発を起こしていた
爆豪「どーいうことだコラ!ワケを言えデクてめぇ!!」
出久「うわああ!!!」
優菜「おい!」
すると、爆後は布みたいなもので先生に引っ張られた
爆豪「んぐぇ!!ぐっ・・・んだこの布固っ・・!!」
相澤「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ「捕縛武器」だ。ったく何度も個性を使わすなよ・・・俺はドライアイなんだ」
皆『個性すごいのにもったいない!!』
優菜『だから目薬刺してたのか』
優斗『いったろ?ドライアイって』
相澤「時間がもったいない。次準備しろ」
麗日「指大丈夫?」
出久「あ・・・うん・・・」
優菜は腕を掴み、怪我を見た
優菜「お前これ・・・折れてるだろ」
出久「え!いや・・・その・・・」
優菜「治してやるからちょっと来い」
出久の腕を引っ張って、校舎裏に歩いていった
出久「え!ちょっと」
皆から見えないところに着いた・・・って
優菜「あれ?何でオールマイトいんの?」
オールマイト「いや・・・ちょっと気になってね!」
優菜「デクが?」
出久「!」
優菜「似てるよな?個性が・・・二人ともスマッシュって言って個性使うしね」
出久「いや、別に何も」
優菜「まあ別にいいけど、指出せ」
しっかりっ確認し、折れてることを確認した
優菜「・・・オールマイト、個性見たいって言ってたよな?」
オールマイト「優菜君だね?確かに言ったよ!」
優菜「アリエル」
アリエル「はい?」
出久「え!?」
オールマイト「常闇くんのダークシャドウみたいに、具現化するタイプの個性かい?」
優菜「この折れた指治してやって」
アリエル「これですか?」
アリエルは出久の手を持った
優菜「そうそれ」
アリエル「分かりました」
アリエルは出久の指を治した
出久「な、治った!?」
オールマイト「これが、君の個性かい?試験の時の個性じゃないみたいだが」
優菜「これだけじゃないですけど・・・てかここ居ていいんですか?」
オールマイト「これは三人の秘密に!ね?」
優菜「ははは・・・わかりました、じゃあ行きますね」
出久「そ、それではまた」
そして、皆の所に戻った
麗日「あ!治ってる!何で?」
優菜「終わってから話すから、とりあえず・・・って私か次!」
相澤「喋ってる暇あったら準備しろ」
先生からボールを受け取り、投げる場所へ
優菜「ホール」
下に穴を作り、そこにボールを落とした
そして出てきた数字は・・・
2万㎞
皆「二万!?」
優菜「二回目はやらなくていいですよね?」
相澤「いや、やれ」
優菜「えぇ・・・」
二回目は普通に投げて
516mだった
優斗「じゃあ俺も」
2万㎞
そして517m
飯田「なんという兄妹だ・・・」
まああとは、とくに能力を使わずに普通にやった
相澤「んじゃパパっと結果発表、トータルは単純に各種目の評点合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する」
端末から、ランキングが虚空に映し出され、自分の名前を探した
相澤「ちなみに除籍は嘘な」
皆「・・・!?」
相澤「君等の最大限引き出す合理的虚偽」
出久&麗日&飯田「はーーーーーー!!!!???」
百「あんなの嘘に決まってるじゃない・・・少し考えればわかりますわ・・・」
相澤「そゆこと、これにて終わりだ。教室カリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ」
それから教室に戻って
優菜「安心した~、先生の気が変わって」
百「何言ってるんですの?合理的虚偽といってたじゃないですか」
優菜「八百万百・・だったよね?推薦で入った」
百「?そうですが」
優菜「なんもわかっちゃいないね、あの目は本気だった。私達全員を除籍処分にするかもしれない様な目をしてた」
すると、相澤先生が教室に入ってきた
相澤「お前ら書類に目は通したか?細かいところ説明するから席に座れ」
次回予告
テストを受け終わった優菜たちを待ち受けていたのは、戦闘訓練だった
そこでそれぞれ2VS2の所を、優菜たちは1VS1になり・・・
次回「能力の弱点」