中村優斗の軌跡(現在修正中)   作:犬大好き

87 / 121
前回のあらすじ
ブルマの家に居候したユウナは、庭でゴロゴロ転がっているとタイムマシンが出現した
その中にいた未来のトランクスから話を聞くことに


第八十六話(ドラゴンボール超の軌跡『第三話』より)

「奴の名は・・・」

未来トランクス「アイツは、正義のために地球人を全滅させるといっていました。・・・すでにいくつかの星や、そこの人間を滅ぼしてきたとも・・・。一年戦って来ましたが、もうほとんど人間は残っていません・・・母さんもついにこの前・・・」

ブルマ「え!あ・・・あたし殺されたの!?」

ベジータ「オイ!そのふざけたヤロウはどこのどいつだ・・・!」

未来トランクス「そいつは・・・悟空さん・・・」

悟空「!オラ!?」

未来トランクス「あ、いえ・・・悟空さんにソックリなヤツなんです」

ブルマ「えっ!!!」

悟空「ま・・・まじか!?」

ベジータ「どういうことだそれは!」

未来トランクス「わ・・・わかりません」

ブルマ「だ・・・だってそっちの世界の孫君はとっくに死んでるはずでしょ!?」

未来トランクス「は・・・はい。いえでも、何もかも悟空さんなんですが・・・性格というか、残忍で明らかに悟空さんじゃないんです・・・」

悟空「だからさっき斬りかかってきたんだな」

未来トランクス「はい・・・すみません・・・紛らわしいので、母さんはゴクウブラックと呼んでいましたが・・・」

悟空「なんだよ・・・ちょっとかっちょいいじゃねぇか・・・」

ブルマ「げ・・・何そのネーミング・・・未来のアタシのセンス大丈夫かしら・・・」

ビルス「わけがわからんな・・・」

悟空「で!ようするにオラたちにそいつを倒すの手伝ってほしいんだな、いいだろまかせとけ!」

未来トランクス「いえ・・・実は・・・もう戻れないんです・・・」

悟空「え?なんでだ?」

未来トランクス「タイムマシンの燃料が片道分しかなくて・・・」

ベジータ「じゃあお前は何のために過去に戻ってきたんだ」

未来トランクス「母さんは、俺が生き残ることで希望に繋がると・・・でも結局この世界に逃げてくることしかできなかった・・・」

ベジータ「逃げてきただと!?敵を討ちたいと思わんのか!!」

ブルマ「ちょっ・・・ちょっと!やめなさいよあんたたち!!トランクスはやるだけやったのよ!限界まで戦ったんじゃない!!もう休ませてあげようって思いやりはないわけ!?あんた達のような戦闘オタクと一緒にするんじゃないわよ!!」

悟空「ど・・・どうも・・・」

ベジータ「す・・・すまん・・・」

悟空「トランクスは行かねぇでいいからよ・・・オラたちだけでも・・・なぁベジータ」

ベジータ「う・・・うむ」

ユウナ「ホントに戦闘狂なんだ・・・」

ベジータ「何か言ったか?」

ユウナ「いえ、何も」

悟空「ちなみにトランクス、それどんなエネルギーなんだ?」

ブルマ「ちょっ!!!」

トランクス「・・・青の15号電気液です」

ブルマ「青の15号電気液!うちで開発中のエネルギーじゃない!たいへんよ~、すべてのマシン抽出しても、あのマシンタンクかのタンクから想像して丸一日かかりそう」

トランクス「一日!?そんなに早いんですか・・・向こうの世界で半分抽出するのに一年近くかかっていました」

悟空「やっぱ行けそうじゃねーか・・・行こうぜベジータ」

ベジータ「あの・・・ブルマそういうワケなんだが・・・行ってもいいかな・・・」

ブルマ「好きにしなさい!アンタたちを止めてもムダだってわかるわ!いたい目みても知らないからね!だけど・・・絶対に帰ってくるのよ・・・!」

悟空&ベジータ「はいっ!!!」

未来トランクス「ちょ・・・ちょっと待ってください!アイツ本当にとんでもない強さなんです!俺もj修行して強くなっているはずなのですが、足元にも及ばなかった・・・!」

悟空「う~ん・・・よし!じゃあトランクス、ちょっとだけユウナと手合わせしてくれ!」

ユウナ「何で私がそこで出るの!?」

トランクス「今の流れでは悟空さんとじゃ・・・」

悟空「ビルス様によるとな?オラより強いらしいんだけどよ、まだどのくらいの強さか分かんねえんだ。お前たち二人ともの強さを知りたいからよ、いっちょ頼むよ」

トランクス「俺は大丈夫ですけど」

ユウナ「えぇ・・・」

 

 それから、いつもベジータが修行している部屋へ

 

未来トランクス「そういえば、ユウナさんはどうやって悟空さんと知り合ったんですか?サイヤ人みたいですけど・・・」

ユウナ「ビルス様に連れてこられただけだよ」

未来トランクス「ビルス様って・・・」

ユウナ「あの猫」

 

 ユウナは、ビルス様を指さした

 皆はやめようね!問答無用で殺されるよ!!

 

ユウナ「この宇宙で一番強いんだって」

未来トランクス「そうなんですか・・・」

ユウナ「・・・あと、悟空は私を宇宙最強って言ってたけど、ビルス様が勝手に行ってるだけだし、私一番弱いよ。超サイヤ人にもなれないし」

未来トランクス「そうなんですか!?」

ユウナ「一応本気でやるけど、出来れば手加減してね」

未来トランクス「ぜ、善処します」

ブルマ『聴こえるー?』

 

 スピーカーからブルマの声がした

 

ブルマ『聴こえたら何かサイン出して』

 

 グーに親指を立てて、サインを出した

 

ブルマ『聴こえてるのね。それじゃあ、本気でやってくれて構わないわ。全部壊す気でやっていいわよ!』

未来トランクス「それじゃあ、行きますよ」

ユウナ「お手柔らかにね」

 

 まず、アリエルの銃撃で撃ってみた

 しかし、剣で防がれ向かってきた

 イフリートで受け流し、殴ろうとすると手から何かが飛び出した

 

ユウナ『!?』

 

 それを未来トランクスは軽々と避け、下がった

 

ユウナ『今のは・・・気弾か?』

 

 ユウナは手を突き出し、何かを手の平から捻りだそうとした

 すると、気弾が放たれ未来トランクスへ

 そして未来トランクスも気弾を放ち、相殺した

 

ユウナ『やっぱそう簡単にはいかないか。でも今ので気の使い方が分かったぞ』

 

 気弾を連写し、未来トランクスを追い込んでいった

 周りからどんどん気弾を放ち、お互いに一直線上の道を作った

 その道を未来トランクスが剣を構えて向かって来たので、ガイアに大盾を作ってもらい防いだ

 だが壊されるのも時間の問題。何か決定的な一手を打たねば

 今使えるのはペルソナ、波紋、魔法・・・魔法は詠唱覚えてないから無理だな、もっと使いやすかったらよかったのに!考えたものが出せるとか!!ってそんなことは今どうでもいい

 まず、使えるのはペルソナのイフリート、アリエル、クロノス、カオス、ヘル、ガイアの六人と波紋は殴ったりだな、身体強化も入るがこの世界では微々たるものだ

 時間を止めればどうにでも出来るが、ビルス様にバレれば即死。出来れば避けたい

 

ユウナ『なら、カオスを使うか』

 

 カオスの穴を未来トランクスの後ろに繋げ、ヘルを送り込んだ

 ヘルが未来トランクスに向かって行き、未来トランクスが気を取られた隙に大盾をもって突進した

 未来トランクスは両方を見て、まずユウナの大盾のど真ん中を剣先で突き、貫通させて回転しヘルの方に激突させた

 大盾は使えないと判断し手放して、ヘルと共に転がって壁にぶつかった

 

ユウナ『?なんだこの感覚』

 

 未来トランクスの姿は見えないのに、近づいてくるのが分かる

 

ユウナ『まさか、気を感じられるようになったのか!?』

 

 攻撃しようとしていることを感じ取り、避けてカウンターの気弾ぶっぱしたが後ろに避けられた

 適度に距離を保ってから、自分の気を感じた

 

ユウナ『これが俺の気か。ならこれを高めれば・・・』

 

 脇をしめ、拳を腰の高さに置き、気を高めていく

 

ユウナ「ハァーーー!」

 

 すると、何度も髪が浮き上がっていき、色も何度も金色になった

 未来トランクスも気を利かせて待ってくれた

 そしてとうとう・・・超サイヤ人にはなれなかった

 

ユウナ「く、くっそ~・・・なんか足りねえ」

 

 すると、スピーカーからベジータの声がした

 

未来トランクス「・・・なんというか、すみません」

ユウナ「あー・・・超サイヤ人になってもいいですよ。こっちも何とかしますので」

ユウナ「それじゃあ、超サイヤ人になりますね」

 

 未来トランクスは超サイヤ人に

 

ユウナ「超サイヤ人を相手にするのは正直嫌だから、本気でやるよ」

 

 ユウナはイフリートとガイアを呼び出した

 

ユウナ「ガイア、剣」

 

 ガイアに剣を造ってもらい、渡された

 そこに波紋の呼吸と、気を全身に行き渡らせ剣に二つの力を纏わせた

 そしてイフリートの炎を出してもらい、炎は全身の波紋の上を走り、燃え上がった

 

未来トランクス「なっ!?」

ユウナ「行くよ」

 

 剣を床に突き立て、気と波紋が炎を乗せて広がって行く

 未来トランクスは後ろに避けた

 

ユウナ「避けても無駄だよ」

 

 気は床の全てに広がり、未来トランクスは空中へ。気が壁にぶつかると、波紋が炎を連れて壁まで広がった

 周りを炎で包み終わり、剣を引き抜いた

 

ユウナ「・・・やり過ぎ?」

未来トランクス「え、ええ、室内でやる事じゃないですね」

 

 すると、ガパッと上から蓋が開いたような音がし、見るとスプリンクラーが飛び出してきた

 スプリンクラーが炎を認識し、水をまかれてしまって炎が弱くなっていく

 

ユウナ「・・・やり過ぎたね」

 

 そして、スピーカーからブルマが話しかけてきた

 

ブルマ『やり過ぎよ!ここまで燃えるのは想定外!修理するから、二人とも一回出てきなさい!』

悟空『え~・・・でもよ、トランクスの方がまだ・・・』

ブルマ『外で殴りあえば!?』

 

 スピーカーからは何も聞こえなくなった・・・

 

ユウナ「・・・出よっか」

未来トランクス「そうですね」

 

 外に出ると、悟空たちが待っていた

 

悟空「凄かったなユウナ!途中で呼んだのは誰なんだ?」

ユウナ「・・・呼んだら来る人、としか皆には説明できない」

ベジータ「説明になってないぞ。奴らは一体何者だ。お前は一体、どこでその力を手に入れた」

ユウナ「・・・それは、どこかで座って話すべきかと」

ベジータ「ならついて来い。そこですべてを話してもらう」

 

 リビングまで連れて行かれ、皆が揃った

 

ブルマ「それで?あの人たちの事話してくれるんだって?」

トランクス「あの人たちって?」

悟空「ユウナが呼んだら来る人達だ」

ベジータ「それじゃあ、話してもらおうか」

ユウナ「まず、私の最初の記憶は自分の星が爆発されたところでした」

ベジータ「フリーザによって、惑星ベジータが破壊された時だな」

ユウナ「それから、名前も知らない土地にポッドが降り立ってしまったので。とりあえず、出ようとしました。でも、なかなか入口が開かなくて途方に暮れていたら、ある誰かの声が聞こえて、それに答えるとペルソナの炎の悪魔のイフリートが現れました」

 

 すると、皆の前にイフリートが出現した

 

悟空「うおっ!?いきなり出てきたなぁ」

イフリート「誰だお前ら」

ユウナ「じっとしてて」

イフリート『なんだその言葉遣い』

ユウナ『黙ってろ』

ブルマ「アンタね、修行部屋を火の海にしたのは!」

イフリート「え、アレはユウナが命令したから・・・」

ユウナ「行ってらっしゃいイフリート」

イフリート「ふざけんなよテメエエエエエェェェェ・・・」

 

 イフリートは命令通りブルマに付いて行った

 

ユウナ「見ての通り、大抵の言う事は聞いてくれます」

ビルス「その誰かの声というのは、今の奴の声か」

ユウナ「はい。それからアリエル、クロノス、ヘル、カオス、ガイアと増えていって」

 

 今言った五人が皆の前に出張った

 

トランクス「また出た・・・」

ユウナ「ちなみにこれで全員ね。それで、カオスの能力が空間の制御でした。つまり、自分の領域を広げて自由自在に何でもできるって感じです。それで、カオスの作る別空間に入れるようになったので、そこを家にしました」

未来トランクス「さっき、俺の後ろからそこの鎌を持った子が出てきたのは、その力のせいってことですか?」

ユウナ「はい。それからクロノスの時間を操る能力で、自分の時間を遅らせました。正確にはカオスの空間にいる間だけですが、体力的な限界の約0.4倍まで遅くしました」

ビルス「・・・なるほどな。つまり、お前はそいつ等をこき使って能力を使いまくってるというわけだ。その能力の一つが、時間操作だったと」

ユウナ「こき使っている気はありません」

 

 しかし、アリエルたちはユウナの意に反するように手を振った

 

ウイス「本人たちはそう思っているようですけど」

ユウナ「・・・有給を増やします」

悟空「なぁ、そのぺるそなっちゅうんは、オラも使えたりするんか?」

ユウナ「使えない事はないでしょうけど、そもそも教えて使える様な人達じゃないですし、貴方の方が強いです」

ベジータ「だが、それ自体は厄介だな。それ以上増えるなら、尚更だ」

ユウナ「増える予定はないですけど」

ウイス「最後に言っていたガイアさんが現れたのはいつですか?」

ユウナ「(最近にでもしとくか)・・・一週間くらい前ですかね」

ウイス「なら、これから増えてもおかしくないですね」

ユウナ「・・・これ以上騒がしくなるのはちょっと」

 

 冗談交じりに言葉を零すと、アリエルたちに少し叱られた

 特にヘルがうるさかった

 そして皆に日々の不満を吐露されていると、イフリートを連れてブルマが戻ってきった

 

ブルマ「イフリートって人から色々聞いたから、事情は分かったわ。とりあえず部屋に戻って、お風呂に入ったらどう

ユウナ「あ、そうさせてもらいます。カオス、お願い」

 

 そう言うと、空中に穴ができる

 

ビルス「これがさっき言っていた部屋か」

ユウナ「それでは」

 

 少し会釈し、部屋に入った

 

ユウナ「用があれば、ブルマさんが用意してくれた部屋に来て下さい」

 

 穴を閉じ、お風呂へ

 

ユウナ「・・・この尻尾も俺の一部なんだよな」

 

 たまにあるだろう。今まで普通だったことを、ふとおかしいと思う事が

 ユウナは今、もはや日常の一部と化していた尻尾に、改めて疑問を抱いていた

 まず、思いっきり握ってみる。だが、すぐに力が抜けて握れなくなる

 

ユウナ「やっぱり、力が入らない。鍛えたら大丈夫らしいが・・・鍛え方分からんからいいか、弱点一個ぐらいないと怒られそうな気がする」

 

 あとは、超サイヤ人か・・・4とかなったらどうなるのだろう。やはり全身赤い毛だらけになるのだろうか

 

ユウナ「・・・いや、それを気にするのは早い。まずは当面の目標だ。そうだな・・・

 

 すると、ユウナの顔は少しずつ顔が赤みを帯びていった

 

ユウナ「やっぱ超サイヤ人かな。後は魔法か・・・尚文たちの所は詠唱が必須だから、使うなら覚えないとな」

 

 身体は淡い赤色に染まり、顔は火照りを覚えていく

 

ユウナ「それか”もっと簡単に使える魔法”があれば、違うんだろうけd」

 

 改善策を考えていたその時、軽い頭痛に襲われた

 

ユウナ「うっ・・・のぼせたか?」

 

 風呂から上がろうと浴槽に手をかけ、体を起こそうとするが、身体が水を吸った服のように重かった

 

ユウナ『身体が動かない・・・!?』

 

 動かしたい思考とは裏腹に、身体はほとんど動かない

 それと共に、身体の感覚は鈍っていく

 

ユウナ『だ、誰かに助けてもらわないと・・・』

 

 誰を呼ぶのが一番いいのかを考えるが、思考も鈍ってきた

 

ユウナ「(ううっ・・・とりあえず、力の強い)クロノス・・・!」

 

 呼ぶと同時に、意識は遠のいた

 

クロノス「どうしたユウn」

 

 ユウナを見た瞬間、危険な状態だと判断し、風呂から引き上げた

 その時、バスルームの外から物音がしたため、警戒しながら戻ったが、誰もいなかったため、ベッドの上に寝かせた

 すると、アリエルたちが戻ってきた

 それから数時間後

 目を覚ますと、皆に囲まれていた

 

ヘル「あ、目を覚ましたわね。のぼせて気絶するなんて、アンタ阿呆ね」

アリエル「大丈夫ですか?この指は何本に見えますか」

 

 アリエルが右手を出し、人差し指を立てた

 

ユウナ「一本」

イフリート「大丈夫そうだな」

ヘル「じゃあこれは?」

 

 ヘルはおもむろに手を出し、中指を立てた

 

ユウナ「それはやめろ」

 

 部屋には既に赤みが差しており、時計を確認すると、針は五時を指していた

 

ユウナ「うわ、もうこんな時間かよ・・・」

 

 毛布を剥ぎ、ベッドから出たところで気が付いた

 

ユウナ「クロノス、俺風呂入った時裸だったよね?」

クロノス「ああ」

ユウナ「俺がクロノス呼んで、ここまで運んでもらったんだよね?」

クロノス「そうだが?」

ユウナ「今俺が服を着てるって事は・・・俺の裸隅々まで見た?」

クロノス「視界に入らない訳がないだろう」

ユウナ「目、瞑っとけよ!!どうせ〈ピー〉とか〈アワビッ〉とか〈パオーン〉とか見たんだろ!!」

イフリート「いやいや、今のお前〈パオーン〉ないだろ」

ユウナ「外野は黙らっしゃい!!」

ガイア「まあまあ」

 

 ガイアはユウナに、一度座る様に促しながら宥めた

 

ガイア「大丈夫ですよ。着替えさせたのは私ですから」

アリエル「イフリート達は外に追い出しておきましたし、問題ないですよ」

ユウナ「・・・二人とも、ありがと」

カオス「ついでに言っとくが、お前の寝顔を写真で撮ってユウトに送っておいたぞ」

ユウナ「・・・は?」

イフリート『おいおい死んだわアイツ』

ユウナ「・・・カオスは有給マイナス五日ね」

カオス「えぇ・・・」

 

 すると、入り口の扉からノック音がした

 

ユウナ「はい」

ブルマ「ユウナちゃん、ちょっといい?」

ユウナ『ブルマさん・・・?』

 

 ベッドから立ち上がり、何の用かとも思いながら扉を開いた

 目の前には当然ブルマが立っており、手には山吹色の道着を持っていた

 

ユウナ「え?これって・・・」

ブルマ「何の用か分からないけど、亀仙人のおじいちゃんが近くまで来てたらしいのよ。それでさっきのを見てこれをって。どうせなら、亀仙流の道着が良いだろうって。「女の子がうちの道着を・・・ムフフ・・・」とも言ってたけど」

ユウナ「・・・私ちょっと怖いです」

ブルマ「何かあったらクリリンくん呼ぶから大丈夫よ。彼警官だから安心して。それと、もうすぐ夕食だから降りてきてね」

ユウナ「はい、分かりました」

 

 ブルマが去って行った事を確認し、ドアを閉めた

 

ユウナ「とりあえず、着替えるから皆は戻って。あ、でもアリエルは居てね」

 

 アリエル以外のペルソナは消え、道着を着だした

 

アリエル「着方も練習しないとですね」

ユウナ「でも、道着なんてそうそう着ないだろ」

アリエル「ですが、何事も覚えておいて損はないですよ。この18年間も色んなことを勉強していたじゃないですか」

ユウナ「あの世の話聞いてただけだ。まあ、死んだらどうなるかを知れて気は楽になったが」

アリエル「まだ成人もしていないのに、そんなことを考えなくてもいいですよ。まあ、考える頃にはその不安よりも、子供がちゃんと生きていけるかが不安でしょうけど」

ユウナ「子供ねぇ」

アリエル「いいらしいですよ、子供作るの」

ユウナ「いや、そっちは分かるよ。ただ、俺の場合はまた別・・・」

アリエル「もしかして、添い遂げる人の事ですか?」

ユウナ「・・・まあ、そうだけど」

アリエル「それならユウトさんがいるでしょう?」

ユウナ「いやいやいや、ユウトは無いよ」

アリエル「そうでしょうか?長い付き合いですし、貴女の事を一番理解していると思いますが」

ユウナ「・・・そもそも、結婚願望は今の所無いよ」

アリエル「では、心変わりすることを祈ってます。着付け、終わりましたよ」

 

 部屋に置いてある姿見の前に立ち、全身をくまなく見てみた

 

ユウナ「・・・本物の亀仙流の道着・・・」

アリエル「写真撮っておきますか?」

ユウナ「・・・撮っとこうかな」

 

 少しの笑顔とピースをして写真を撮り、悟空たちの居るレストランへ

 

悟空「あり?懐かしいなぁその道着」

亀仙人「やっぱり、ピッタシじゃったの」

ユウナ『亀仙人のおじいちゃんいるじゃん』

ベジータ「それを着たのか」

ユウナ「私は怖いぞ。今都合よくここに来て、都合よく私の体形に合った道着を持ってた亀仙人のじっちゃんが」

亀仙人「それより、着心地はどうじゃ」

ユウナ「それよりって・・・まあ着心地は悪くないですよ」

亀仙人「ちょっと買い物に行かないといけなくなっての。たまたまここを通ったから、挨拶しようと入ったら、この前のサイヤ人の娘がおったからの。素養があるやつがいたら勧誘のためにと道着を持ってたかいがあったわい」

ユウナ『あれ?亀仙人って勧誘とかするキャラだっけ?』

悟空「とかいって、実はユウナをつけてたって訳じゃねえよな?」

亀仙人「そんなわけあるか!」

ユウナ『ゴメンじっちゃん嘘にしか聞こえない』

 

 愛想笑いをして話を流し、話題を変えようと咄嗟に思い付いたことを聞いてみた

 

ユウナ「そうだ、なんかこう一人で修行できると来ないですかね?」

悟空「ここでベジータが使ってるとこじゃダメなんか?」

ベジータ「俺は別に構わんぞ」

ユウナ「私が構います(ベジータと同じ修行とかシャレならん)」

悟空「一日で、いっぺえ修行できる場所・・・あ!あそこはどうだ?神殿の・・・」

ブルマ「神殿って・・・ブウの時に私たちが行ったあそこ?」

ベジータ「精神と時の部屋か」

悟空「あそこなら、いっぺえできるんじゃねーか?」

 

 説明しよう!精神と時の部屋とは、外の時間と内の時間が一日と一年ほどの差がある空間なのである

 要は、この18年間カオスの空間でやってた事の逆。というか、精神と時の部屋の逆の事をしてただけ

 

ユウナ「行くだけ行っていいですかね?」

未来トランクス「ゴクウブラックはものすごく強いんです。少しでも戦力は増やしたほうが良いかもしれませんね」

悟空「よしじゃあ、手ぇ貸してくれ」

 

 悟空から手を差し出され、その手を掴んだ

 

ユウナ『うわぁ、手でかいな・・・いや俺が小さいのか』

 

 すると、視界が一瞬で替わり、神殿のような場所・・・というか、さっき神殿って言ってたね

 そして、真っ黒の肌をした人と緑の触角が生えた少年がいた

 

デンデ「悟空さん!それにユウナさんですね」

ユウナ「あれ?私のこと知ってるの?」

デンデ「地球に来た時からずっと見てましたよ」

ユウナ「なら、何しに来たかわかるよね?」

デンデ「精神と時の部屋ですね、こっちです」

悟空「あとは任せたぞデンデ」

 

 悟空は額に手を当て、消えてしまった

 デンデに付いて行き、上がったり下がったりしていくと、ある扉へ

 入ると真っ白の世界があった。入り口の建物以外何もない。この場所を忘れたら、帰ってこられる気がしない

 そういえば、ドラえもんの道具でこういうのなかったっけ?

 

ユウナ「ここがそうなの」

デンデ「はい、こっちが食料です」

 

 見せられたのは、壺に入ったいっぱいの粉

 

デンデ「頑張ってくださいね」

ユウナ「・・・了解」

 

 そう言うと、デンデによって扉は閉められた

 まず息がしずらい。この方が強くなれると言うが・・・

 

ユウナ「まずは超サイヤ人だ!」

 

 それから二週間後

 

ユウナ「まだだ、まだ終わらんぞ!!」

 

 一ヶ月後

 

ユウナ「何故だ!!怒りが足らんのか!?」

 

 二ヶ月後

 

ユウナ「俺には・・・無理なのか・・・?」

 

 一年後

 ユウナは燃え尽きていた

 

ユウナ「もうダメだ。おしまいだぁ・・・」

ヘル『もう諦めたら?ある程度は強くなったんだし、挑戦はまた今度にしなさい」

 

 外ではおそらく、一日経った頃だろう

 

ユウナ「・・・明日帰るよ」

 

 ということで、修行を終わりにし、床についた




次回予告
次回は新たな魔法の世界!神様がユウナの要望に応えてくれました!
でも、ドラゴンボールとの落差が凄いねこれ・・・

次回「勉強勉強勉強--ッ!!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。