中村優斗の軌跡(現在修正中)   作:犬大好き

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前回のあらすじ
ヒロアカの世界で体育大会を優勝した優菜
三体の新たなペルソナを連れた優菜は、この世界ではどう暴れるのであろうか・・・


第九十四話(アカメが斬る!に来た『第二話』より)

「予告詐欺」

 アレ(一話)から三日がたった

 俺たちはまだナイトレイドに正式には入っていなかった

 

シェーレ「まだ決心できてないんですか」

優菜「いや、そう簡単にできることじゃないだろ」

 

 このようにしつこくナイトレイド入りを促されていた

 

シェーレ「さっきタツミ君にも言いましたが、アジトの位置知ってる時点で仲間にならないと殺されますよ」

優菜「殺される気はないけど、面倒ごとは避けたいな~」

優斗「やろうと思えば今からでもカオスで逃げれるし」

シェーレ「カオス・・・ですか。色々種類があるみたいですが、まだ全部教えてくれ無いんですか?」

優菜「そのうちな」

シェーレ「・・・それってもしかして帝具だったりしますか?」

優斗「帝具?」

シェーレ「ざっくりいえば武器です。私だったらハサミ、アカメなら刀です」

優菜「ああ・・・死にかけたあの刀か・・・」

シェーレ「斬られたのに生きてるってだけで凄いんですよ」

優菜「らしいけど、神話の力にはまだ及ばないみたいだな」

ヘル『あくまで力を借りてるってこと忘れないでよね』

 

 という風にゴールのない駄弁りをしていると、アカメが急いでやってきた

 

アカメ「会議室に来いって、ボスが」

優斗「ボスって?」

シェーレ「話すより見たほうが早いよ」

 

 二人に連れられ会議室へ

 

ボスと呼ばれている女「成程、事情は全て把握した。タツミ・・・ナイトレイドに加わる気はないか?」

 

 考えていた印象と違ったのか彼女を訝しげに見つめていた優斗は、ペルソナ越しに語り掛けてきた

 

優斗『あれがボス?代理とかじゃなくて?』

優菜『俺の記憶の上ではそうだ。名前は・・・ナジェンダだっけか?』

優斗『ナジェンダ・・・覚えにくいようなやすいような・・・』

 

 すると、先ほどのナジェンダの問いにタツミは答えた

 

タツミ「断ったらあの世行きなんだろ?」

ナジェンダ「いや、それはない。・・・だが帰す訳にもいかないからな、我々の工房で作業員として働いてもらう事になる。とにかく断っても死にはせん、それを踏まえた上で・・・どうだ?」

タツミ「・・・俺は、帝都へ出て、出世して、貧困に苦しむ村を救うつもりだったんだ。ところが帝都まで腐りきってるじゃねえか!」

ブラート「中央が腐ってるから地方が貧乏で辛いんだよ。その腐っている根源を取っ払いたくねえか?男として!」

ナジェンダ「ブラートは元々有能な帝国軍人だった。だが帝都の腐敗を知り、我々の仲間になったんだ」

ブラート「俺達の仕事は帝都の悪人を始末することだからな。腐った連中の元で働くよりずっといい」

タツミ「でも悪い奴ボチボチ殺していったところで、世の中大きく変わらないだろ?それじゃあ辺境にある俺の村みたいな所は結局救われねえよ」

ナジェンダ「成る程、ならば余計にナイトレイドがピッタリだ」

タツミ「なんでそうなるんだ?」

ナジェンダ「帝都のはるか南に反帝国勢力である革命軍のアジトがある」

タツミ「・・・革命軍?」

ナジェンダ「初めは小さかった革命軍も、今や大規模な組織に成長してきた。すると必然的に情報の収集や暗殺など、日の当たらない仕事をこなす部隊が作られた。それが我々ナイトレイド。今は帝都のダニを退治しているが、軍の決起の際は混乱に乗じて腐敗の根源である大臣を・・・この手で討つ!」

タツミ「大臣を討つ・・・!?」

ナジェンダ「それが我々の目的だ、他にもあるが今は置いておく。決起の時期について詳しいことは言えんが・・・勝つ為の策は用意してある。その時が来れば確実にこの国は変わる」

タツミ「・・・その新しい国は、ちゃんと民にも優しいんだろうな?」

ナジェンダ「無論だ」

タツミ「成る程、スゲェ・・・。じゃあ今の殺しも悪い奴を狙ってゴミ掃除してるだけで、いわゆる正義の殺し屋やつじゃねえか!」

 

 タツミの発言にナイトレイドの全員が目を丸くし、一拍おいて笑い始めた

 

タツミ「な・・・なんだよ、何が可笑しいんだよ!!」

 

 レオーネがその質問に、重苦しくも単調に答えた

 

レオーネ「タツミ、どんなお題目つけようがやってることは殺しなんだよ」

 

 それにシェーレたちも同調する

 

シェーレ「そこに正義なんてあるわけないですよ」

ブラート「ここにいる全員・・・いつ報いを受けて死んでもおかしくないんだぜ?」

ナジェンダ「戦う理由は人それぞれだが皆覚悟はできてる・・・。それでも意見は変わらないか?」

 

 タツミは驚愕しながらも、呼吸を整え問うた

 

タツミ「・・・報酬はもらえるんだろうな?」

ナジェンダ「ああ、しっかり働いていけば故郷の一つは救えるだろう」

 

 その瞬間、タツミの眼に覚悟が宿るのが見えた

 

タツミ「だったらやる!俺をナイトレイド入れてくれ!!そういう大きな目的の為なら、サヨもイエヤスもきっとそうしてる!」

マイン「村には大手をふって帰れなくなるかもよ?」

タツミ「いいさ、それで村の皆が幸せになるなら」

マイン「・・・フン」

 

 これも彼女なりの歓迎なのかもしれない

 心を読んだりはさすがにできないので真偽はわからないが、そう思うことにしておこう

 

ナジェンダ「決まりだな、修羅の道へようこそタツミ」

 

 タツミを仲間に引き入れ、こちらを向いた

 

ナジェンダ「次は君達だな、どうする?」

優菜「・・・」

 

 人道的に人を殺すということは絶対に許されることではないと思う

 まあ元ヒトを殺したことはあるし、タツミが人を殺すのにも加担したが、自分自身は人を殺したことはない

 

優菜『・・・ここは断っておこう。まだ人殺しになる気はない』

 

 質問に答えようとすると、ナイトレイドの一人であるラバックの糸の帝具が引っ張られた

 

ラバック「侵入者だ!ナジェンダさん!」

ナジェンダ「人数と場所は?」

ラバック「俺の結界の反応からすると恐らく8人!全員アジト付近まで侵入しています!」

 

 気を探ると、1キロほど先に8人分の気を感じた

 

ナジェンダ「手強いな、ここを嗅ぎつけてくるとは。・・・恐らく異民族の傭兵だろう。仕方ない、緊急出動だ。絶対に生かして返すな」

優菜「・・・」

優斗「どうする?」

優菜「・・・オレが何とかする」

 

 窓から侵入者のところまで最速で飛んでいき、侵入者を見つけた

 視界に入ったのは七人のみだったが、ひとまず気絶させてカオスの空間に入れた

 

優菜「あと一人は・・・」

 

 もう一人を探ろうとすると、どこからか炎が上がったような音がした

 そのころ優斗はというと・・・

 

優斗「優菜に先行かせて、オレはじっとしてるなんて選択肢はないぞ!・・・迷ったけどな!」

 

 ナイトレイドの連中とともに基地を飛び出した優斗は、侵入者を探して森の中を彷徨っていた

 誰にも会わないので基地に戻ろうかと思ったころに、闇も深くなった森の奥懐から悲痛な叫び声が聞こえた

 

?「頼むっ!見逃してくれ!俺が死んだら里が・・・!」

優斗「あっちか!!」

 

 声の下に走ると、タツミの襲われている姿が見えた

 

敵「ハハハ、甘いな少年!一族の為死んでもらうぞ!!」

優斗「イフリート!!」

 

 敵から後ずさりし倒れたタツミと敵の間に火の壁を作り、火に驚いて後ろに重心をかけた敵を、警察が犯人を捕まえるときの様に地面に押さえつけて肩を外した

 

敵「ウワアアアア!!」

優斗「大丈夫か?」

タツミ「あ、ああ・・・」

 

 動けなくなった敵から手を放し、タツミを起こした

 

敵「くっそ・・・」

優斗「今楽にしてやる。アリエル、指弾」

 

 指から放たれた弾を、女子の手が掴み止めた

 

優菜「別に殺さなくていいだろ。他の奴らも捕まえた」

 

 優菜の言葉に呆れたように優斗はこう返した

 

優斗「捕まえたところで、あいつらに渡した時点で死ぬだろ。それとも、そいつら連れて逃げるのか?」

優菜「無抵抗な状態にすれば、さすがに情報を聞くまでは殺したりしないだろ」

優斗「そんな常識、通じるような奴らじゃないだろ。そもそも裏世界に常識があるのかも怪しいし」

 

 すると、近くの茂みから音がし、ロボのような鎧を着た男が飛び出してきた

 

ブラート「トウッ!敵がこっちに逃げて来ただろ?後は俺に任せなっ!」

優斗「もう終わった。全員残らず捕まえたはずだ」

ブラート「そうか、なら後は殺して終わりだな」

優菜「いやいや、せっかく捕まえたんだから尋問ぐらいしてから・・・」

ブラート「それは甘いな。そんなんじゃ、ナイトレイドは務まらないぞ?」

優菜「入るとはまだ言ってないんだが!?」

 

 ブラートと口論になっていると、遠くから厚みのある光線が侵入者たちを貫いた

 

優菜「!?」

ブラート「マインのパンプキンか、まあ終わったんなら戻るか」

 

 溜息をつきながら、彼は 森に消えていった

 

優菜「・・・」

 

 何も言わず、無言のままの優菜の肩をたたいた

 

優斗「もう行くぞ。早く割り切れよ」

 

 そう言い残し、後を追うように去っていった

 死体を眺めながら、肩を震わせ零れるように呟いた

 

優菜「そう簡単に、割り切れるかよ・・・」

 

 アイツもまた自分だということに、心底吐き気がした

 それと同時に、この状況を慣れ始めている自分をも嫌悪した

 

優菜「せめて、墓ぐらい」

 

 彼らの死体を移動させていると、一人のポッケからカギが落ちた

 

優菜「?」

 

 銀色のよく見るようなカギを拾い、模様をマジマジと見てみると、全体に大きく天秤が彫られており、片側の器には銃、もう片方には西洋の剣が描かれていた

 

優菜「家の鍵か何かか?にしてはバイオに出てきそうなぐらい精工な気が・・・」

 

 生前、バイオの実況プレイをただ一人の友と見ていた優菜は、このカギが纏っている仰々しくも不気味な気配に飲まれ始めていた

 

優斗「おい、何してんだ?」

 

 カギに集中していたため、肩を叩かれるまで優斗が戻っていたことに気づかなかった

 

優斗「全然ついてこないと思ったら、こいつらの墓でも作ってたのか?」

優菜「あ、ああ・・・」

 

 カギを後ろに隠し、質問に頷いた。鍵を隠した理由は自分でもわからない、そうするべきだと予感したんだ

 

優斗「?今なんか隠したか?」

優菜「気のせいだろ、ほら何も持ってない」

 

 カオスの空間にカギを落とし、何も持っていない手を広げて見せた

 

優斗「そうか、ならいい。さっさと埋めて帰るぞ」

 

 ガイアにスコップを作ってもらい、サクッと掘ってサクッと埋めた

 

優斗「お前を後ろにしたらまたどっかで止まるかもしれん、先に行け」

優菜「はいはい、分かったよ」

 

 優菜が先に飛んでいき、優斗はずっとこちらを見ていた何かを殺してからついて行った

 

優斗『こいつのせいで無駄に疑われたか?まあいい、大した事にはならんだろ』

 

 

 

 

 

 

 

戻って夜飯

 

料理ができるといった瞬間、任された件

 

 

ブラート「おおー!うめー

ラバック「確かに少し辛いがいけるな!」

 

ブラート「ビールに合う!」

 

一気!一気!  *一気飲みはやめましょう

 

俺と悠も呼ばれた

 

ナジェンダ「初陣ご苦労様だったな、タツミ、優菜、悠」

 

タツミ「あ、ああ」

 

優菜「楽勝でしたけどね」

 

悠「俺はそこまで何もしないすけどね」

 

ナジェンダ「だが悠の報告を聞き、不安なところもある・・・お前が生きぬく為には誰かに色々と教えて貰う必要があるみたいだ、アカメと組んで勉強しろ」

 

タツミ「いいっ!?」

 

ナジェンダ「お前達もついでに行ってこい、いいなアカメ」

 

アカメ「うん」

 

タツミ『アッサリ!?』

 

ナジェンダ「足手まといになる様なら斬っていいぞ」

 

アカメ「うん、わかった」

 

タツミ『分かったのかよ!』

 

ナジェンダ「かわいい子に教えて貰えるなんてついてるな、殺されない様に頑張れ!」

 

次の日

 

皆「おかわり」

 

優菜「何杯食べるんだよ!」

 

悠「まあまあ」

 

優菜「お前は別の仕事だろ」

 

厨房

 

優菜「皿洗い頑張れよ」

 

悠「わかってるって」

 

タツミ「くそーっ殺し屋なのに来る日も来る日も炊事かよ」

 

アカメ「仕方ない、私はアジトでは炊事担当だからな、私についてるお前も当然炊事担当になる」

 

と味見しながら言う

 

タツミ「味見や試食が無限だから炊事なんだな?」

 

アカメ「そんなことはない」

 

タツミ「説得力ねえよ」

 

マイン「やっぱり新入りにはその姿が一番サマになってるわね」

 

タツミ「何ィ!?・・ってアレ?皆どっか行くのか?」

 

マイン「ええ、依頼が来たから帝都で殺しよ」

 

タツミ「依頼?」

 

シェーレ「留守はよろしくお願いします」

 

タツミ「え、俺は?」

 

マイン「新入りアカメ留守番!大人しくきゅうりのヘタでも落としてなさい!じゃあね~」

 

タツミ「ぐぬぬ」

 

アカメ「よしっじゃあ次は私達も命を奪いに行こうか」

 

タツミ「炊事班の狩りってオチですね、分かります」

 

山の中

 

タツミ「なあ、アジトから結構離れてるけど大丈夫か?」

 

アカメ「山奥に行く分は問題ない」

 

優菜「お前大丈夫か?」

 

悠「あの時・・・ちゃんと・・・一緒に・・・走っておけば・・・」ぜーぜーぜーぜー

 

アカメ「着いたぞ」

 

滝壺?みたいなところについた

 

タツミ「へぇーっ綺麗な所だな」

 

アカメ「川の獲物を葬る」

 

服を脱ぎだす

 

タツミ「まさか全裸で・・・!?」

 

もちろん水着

 

アカメ「この水の中で動きやすい服で・・・狙いはコウガマグロ、ここはポイントだ」

 

タツミ「え・・・それって確か警戒心の強いレアな怪魚じゃ・・・」

 

バシャ

 

ドバッ

 

タツミ「爆釣!?」

 

アカメ「川底に潜り気配を断ち、獲物が通りかかった瞬間に襲う思い切りの良さが重要だ、出来るか?」

 

タツミ「上等だ!!!」

 

服を脱ぎ捨て

 

ドボン

 

優菜「私ないわ、水着」

 

悠「俺も」

 

優菜「お前はパンツで行け」

 

結果2匹だった

 

悠「次は俺か」

 

優菜「これ使え」

 

銃を渡す

 

悠「これは!」

 

優菜「わかるよな?使い方」

 

こめかみに当てる

 

パアン

 

?「我は汝、汝は我。今ここに契約をかわさん」

 

悠「よろしく」

 

ウンディーネ「私はウンディーネ、よろしくお願いします」

 

悠「早速」

 

滝壺に渦ができる

 

優菜「ほお」

 

そしてマグロが打ち上げられた

 

悠「3匹か」

 

優菜「よし、私も・・・」

 

パアン

 

?「我は汝、汝は我」

 

優菜「はいよろしく」

 

アラメイ「私はアラメイ、これからよろしく頼むぞ」

 

優菜「じゃあ、お前も・・・」

 

ゴロゴロゴロ

 

タツミ「へ?」

 

ピシャ

 

ドーン

 

悠「雷かよ」

 

プカー

 

悠「ウンディーネ、取り入ってくれ」

 

水がここまで運んできた

 

アカメ「よし、帰るぞ」

 

ナジェンダ「で、結局タツミが捕まえたのは2匹と・・・初めてにしては上出来じゃないか」

 

レオーネ「服脱ぎ捨てて上等!って言ったんだって?」

 

アカメ「まだまだ甘い」

 

優菜「クソッ、一番最後だったからか5匹しかいなかった」

 

悠「俺は3匹・・・特にいうことない」

 

ナジェンダ「レオーネ、数日前帝都で受けた依頼を話してくれ」

 

レオーネ「標的は帝都警備隊のオーガと油屋のガマルって奴だ、依頼人が言うには」

 

その日の事

 

女性「オーガはガマルから大量の賄賂を貰ってるんです」

 

レオーネ「続けて」

 

女性「ガマルが悪事を行うたびに代理の犯罪者がオーガによってでっち上げられるんです、私の婚約者も濡れ衣を着せられ死罪になりました。あの人は牢屋で二人の密談を聞き処刑前に手紙で私に知らせてくれたんです・・・どうか、どうかこの晴らせぬ恨みを・・・」

 

レオーネ「・・・分かった、そいつら地獄に叩き落してやる!!」

 

女性「ありがとうございます!!ありがとうございます!!!」

 

戻って

 

チャリン

 

レオーネ「これはその依頼金だ」

 

優菜「ずいぶん入ってるな」

 

タツミ「その人よくこんなに貯めたな」

 

レオーネ「性病の匂いがした・・・体を売り続けて稼いだんだろ」

 

悠「嘘だろ・・?」

 

タツミ「・・・そんな」

 

ナジェンダ「事実確認は?」

 

レオーネ「有罪だ、油屋の屋根裏部屋にて断定できた」

 

ナジェンダ「・・・よし、ナイトレイドはこの依頼を受ける。悪逆無道のクズ共は新しい国にいらん、天罰を下してやろう」

 

レオーネ「ガマルを殺るのは容易だが、オーガはなかなか強敵だぞ」

 

鬼のオーガ

 

鬼と呼ばれるだけあり・・・その剣の腕は犯罪者たちから恐怖の対象とされている、普段は多くの部下と見回りに出ており、それ以外は警備隊の詰め所で過ごす。賄賂は自室にガマルを呼んで受け取っている、非番の日は役目詰め所を離れるわけにもいかず、宮殿付近のメインストリートで飲んでいる

 

タツミ「実行は非番の時にしか無理そうだな」

 

ナジェンダ「・・・だが宮殿付近の警備は厳重だ、指名手配中のアカメに頼むのは危険だな」

 

アカメ「マインたちが戻るのを待つのは?」

 

タツミ「でもアイツ等いつ仕事が終わるかわかんないんだろ?」

 

アカメ「うん」

 

タツミ「だったら、俺たちだけでやり遂げようぜ!」

 

ナジェンダ「ほう・・・お前がオーガを倒すというのか?」

 

タツミ「え?」

 

レオーネ「私も顔バレしてないが今の発言、責任は取ってほしいよなあ」

 

アカメ「今のお前には無理だ・・・・」

 

タツミ「こうしてる間にもまた濡れ衣を着せられる人がいるかもしれないんだろ?だったら俺はやるよ、大切な人が理不尽に奪われる・・・そんな思いもう誰にもさせたくねえ・・・」

 

ナジェンダ「分かった・・・お前の決意くみ取ろう、オーガを消せ」

 

レオーネ「よく言ったタツミ!気持ちのいい覚悟だ!」

 

ナジェンダ「レオーネとアカメは油屋を頼む」

 

レオーネ「分かったよ」

 

ナジェンダ「優菜と悠も一緒にオーガを消してこい、多分大丈夫だろう」

 

タツミ「どうだアカメ!俺だって決める時は決めるんだ!」

 

アカメ「・・・きちんと任務を遂行し、報告を終えて初めて立派といえる。この時点でいい気になってるようでは死ぬぞ」

 

タツミ「なっ」

 

街へ

 

レオーネ「ここを真っすぐ行けばメインストリートだ」

 

タツミ「分かった」

 

レオーネ「・・・これはアカメの昔話なんだけどな」

 

タツミ「ん?」

 

レオーネ「アカメは子供の頃終い揃って帝国に買われたんだよ、まぁ・・・貧乏な親が子供を売るのはよく聞く話だ、そして同じ境遇の子と一緒に暗殺者育成機関に入れられ殺しの教育を受けて・・・過酷な状況の中を生き延びてきた、そうして帝国の命ずるままに仕事をこなす。一人の暗殺者が完成した・・・だがアカメは任務をこなすごとに帝国の闇を感じ取り、当時標的だったボスに説得され帝国を離反、真に民を想う革命軍側についたんだ。そうなるまで共に育った仲間はほとんど死んだらしい・・・何が言いたいかわかるかい?」

 

タツミ「殺しのプロとして素人の俺がぬるいって言いたいんだろ?」

 

レオーネ「ま・・・今日のが成功したらお前にも分かるさ」

 

タツミ「おう!絶対成功してくるぜ!」

 

レオーネ「グッドキル!」

 

その後

 

オーガ「たっぷり尋問した後の酒はうめぇや」

 

男「オーガ様!」

 

オーガ「あん?」

 

男「お勤めご苦労様です、先日はお世話になりました」

 

オーガ「おう、困ったことがあったらいつでも言ってこい」

 

タツミ「・・・あのう、オーガ様」

 

オーガ「あん?」

 

タツミ「ぜひお耳に入れたい話があるんですが・・・」

 

オーガ「なんだ・・・?言ってみろ」

 

タツミ「表ではちょっと・・・路地裏でお話しできませんか?」

 

オーガ「オラ、ここならいいだろ」

 

タツミ「お願いします!!俺たちを帝都警備隊に入れてください!」

 

スライディング土下座ァ

 

オーガ「ハァ・・・」

 

悠「金を稼いで田舎に送らなきゃならないんです」

 

少し泣きながら

 

優菜「もう手持ちもなくて・・・このままじゃ飢え死にしてしまいます」

 

号泣で

 

オーガ「んな事だろうと思ったぜ、正義の手順を踏んでこいボケ!」

 

タツミ「・・・ですが、この不景気では倍率が高すぎます」

 

オーガ「仕方ねえだろお前が力不足ってこったな」

 

全員剣を抜きオーガとタツミ斬りかかる

 

ドサッ

 

タツミ「・・・やった」

 

すぐに起きあがりこっちに来ていたので

 

優菜「邪魔すんな」

 

タツミ「え!?」

 

腕を切り落として

 

悠「イフリート」

 

イフリート「オラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

ドゴォ

 

優菜「最後任せた」

 

タツミ「おう!」

 

ザザザ

 

戻った

 

ナジェンダ「強敵の始末ご苦労だったな!見事だ!」

 

タツミ「おう!どーだアカメ!報告おえて任務終了、なんとか無傷でやり遂げたぜ、さぁ俺を認めろ・・・」

 

バッ

 

上半身を脱がす

 

タツミ「なっ・・・なんだ!何すんだ!」

 

アカメ「皆抑えて!」

 

ナジェンダ「分かった」

 

レオーネ「お!なんだか面白そうだな」

 

悠「なんだこれ?」

 

優菜「知らね」

 

タツミ「え・・・何・・・この展開・・これってまさか・・!」

 

パンツ以外全部脱がせた

 

タツミ「いやああああああ!!」

 

アカメ「・・・よかった・・・強がって傷を報告せずに毒で死んだ仲間を見たことがある、ダメージがなくてなによりだ。初めの任務は自防率が高い・・・良く乗り越えた!」

 

タツミ「あ・・ああ」

 

レオーネ「アカメはお前に死んでほしくないから厳しく当たってたんだよ」

 

ナジェンダ「料理は仲間とのコミュニケーション、難しい狩りで暗殺を学ぶ・・・どれもお前に取ってプラスな日々だと気づいていたか?」

 

タツミ「え・・あ・・そうなの?ごめんアカメ・・・俺・・誤解してた」

 

アカメ「いいさ、これからも生還してくれ・・・タツミ」

 

タツミ「ああ、これからもよろしくなアカメ!」

 

レオーネ「何も着ないで何をヨロシクするつもりなんだよ」

 

タツミ「お前らが脱がしたんだろうが!」

 

ナジェンダ「・・・よし、じゃあ次はマインの下について頑張ってみろ」

 

タツミ「え゛っ」

 

レオーネ「一難去ってまた一難だな」

 

タツミ「あ・・・あいつですかぁー?」

 

優菜「こりゃ大変だわ」

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