とりあえず本編の方どうぞ!
ホムラ視点
クエスト後、身体強化の霊術を使いつつ急いでキャベツを回収し、受付の方に渡してきた。なんか、霊術のムダな活用した気がしなくもないけど今回は仕方ない。生活かかってるからね!
そんで、報酬をもらおうと思ったわけなんだけど…
「え?貰えないんですか!?」
「ええ、額が額なので…申し訳こざいません」
「そうですか…分かりました」
これはしくったな…ショートソードは買わなければ良かったなぁ…
まあ、夕食は安いのを食べて寝場所はどっか適当な所ですごせば今日はしのげる。
「なあ、さっき俺を助けてくれた人だよな?」
「ん?」
早速、ご飯を食べようかと席を探し始めようとしたら声をかけられた。
声の主を確認すると、先程のキャベツ狩りで助けた人だった。それより、あの時は対して気にしなかったけど早苗姉さんが持っていたジャージに似ているものをを着ているということは、彼は外の世界からの転生者なのだろうか?
「ああ、あなたは先程の…それで、僕に何か用が?」
「ああ、さっき助けてくれたお礼を言いに来たのと…あんたをうちのパーティに入れたいんだ」
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三人称視点
カズマはこれはチャンスだと思った。なぜなら、彼のパーティに、防御に全振りの攻撃が当たらないクルセイダーのダクネスが正式に加入してしまったのだ。
攻撃面に関してはアークウィザードのめぐみんがいるのだが、彼女は爆裂魔法という攻撃と範囲が無駄に凄い上に1発しか使えない魔法のみしか保有してない。アークプリーストであるアクアは補助型であるし、自分は最弱の職業の冒険者のため攻撃面はあまり期待できない。
そう!このパーティには安定したアタッカーがいない!このままではクエストの度に苦戦するのは容易く予想可能!だから、カズマは先程自分を助けてくれた、特に癖がなさそうなホムラをパーティに誘ったのだ。
キャベツ狩りの様子を見る限り、彼はパーティには入っていない。心苦しいが、このパーティの現状を教えずに引き込めば、抜けようとしても言葉を巧みに使えば留めることは可能だ。
それに、カズマはホムラは転生者だと確信している。理由として彼が使っていたミニ八卦銃…カズマはそれを特典の武器だと予想しており上手くいけば転生者同士、しかも同姓で仲が良くなるかもしれない。いや、和服もどきにブーツという格好は如何なものかと思うが。
そして、結果は────
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ホムラ視点
「初めまして、新しくこのパーティに加入することなった、ルーンナイトのヤクモホムラというものです。よろしくお願いします」
僕は先程助けた人…カズマの誘いに乗った。近いうちにパーティは組もうと思っていたため、都合がよかった。それに、転生者と思わしき人とパーティになれるってのも大きいしね。
「ちょっとカズマ!アークウィザードの私がいるのになんでルーンナイトの人を加入させたんですか!?攻撃魔法なら私の方が誰よりも上なのに!!」
「うるせぇ!お前は1日1発しか撃てない上に範囲と威力がデカすぎて仲間諸共吹っ飛ばす爆裂魔法しか使えねぇじゃねえか!」
「カズマ!剣使いなら私がいるだろう!それに、いくら当たらないとは言えたまには当たる!!」
「お前のたまたまはどんぐらいの確率だ!?今回のクエストで1回も当たってないやつの当たるっていう言葉なんか信じられるか!!」
……もしかして、僕って歓迎されてない?というより、話してる内容からして中々尖ったパーティなのかな?
「私はいいと思うわよ!前衛職が2人入ればダクネスの負担だって減るし、この人結構強そうだしね!」
あ、水色の人は歓迎してくれてるみたい…って、この纏ってる力って!?
「ん?どうしたホムラ?何か顔色悪いけど…」
「え!?あ、ああ!実は、お金が余りなくて昼から何も食べて「ぐう〜」…」
そこまで言いかけて、僕のお腹から大きい音が出た。思わず周りのみんなが僕に視線を集中させるぐらい…
「あー、その…とりあえずなんか食べるか?」
「そ、そうですね。まずは食べてからですね」
先程まで僕に対してちょっと厳しい態度とっていた2人が優しくしてくれたのは嬉しかったけど、同時に凄い恥ずかしかった。
あ、ご飯は所持金がかなり少ない僕を哀れに思ったのか、ダクネスさんが奢ってくれました。
そして、その後はあまり話はしなかったが僕はこのパーティに正式に加入することになりました。
さっきまで猛反対してたのになんでだろ…
*****
僕は今、カズマとアクアさんが泊まっている馬小屋に来ていた。
食事の後、彼にここに来るように言われたため来たのだが…とりあえず入ろうかな。
「カズマ、ホムラだけど入っていいかな?」
勿論ノックは忘れずにしている。
「ああ、入ってくれ」
許可を貰ったので中に入るとカズマとアクアさんが座って待っていた。
「それで、この時間に僕を呼んだってことは…僕が転生者なのかどうか聞きたいんだよね?」
「ッ!」
予想していたことを口に出すと、カズマは息を飲んだ。
「それに関しては、カズマが予想してるとおり転生者だよ。けど、僕の予想が当たってればカズマとは違う世界からのだけどね」
「ん?どういうことだ?違う世界って?」
カズマが狼狽えるがアクアさんは何となく納得した表情をしている。
カズマのために僕は自分が住んでいた世界について話した。
忘れられたものたちが住む楽園──幻想郷について。
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「……それ、本当なのか?正直信じられないんだけど」
全てを話したが、カズマは当たり前といえば当たり前の反応をした。まあ、天狗といったメジャーな妖怪を筆頭に吸血鬼やら亡霊やら、果てには神様がいる世界から来ました、なんて外の世界の人なら疑う内容だからね…
「カズマ、それは本当よ。幻想郷は天界でも話には出てたし、ホムラからは確かに少ないけど妖力を感じるわ。だから、ホムラが妖怪の血が混じってる人間ってのも本当よ」
意外にも、アクアさんが真剣な雰囲気でこの話を肯定した。てか、天界ってことはやっぱりアクアさんって…
カズマもそれを見て、頭をくしゃくしゃとかくと、ため息を吐いた。
「こいつが、いつになく真剣な表情でこう言うってことは多分本当なんだろうが…よくお前生きてたな」
「うん…僕もそう思う。いや、別に霊夢姉さんの代わりに妖怪を退治するのは別にいいよ?たださ、それに備えるってことでなんで幻想郷最強説で有名な幽香さんの所に連れてくのかな?一応、戦闘稽古ってことだから殺さないように加減はしてくれたけど痛いものは痛いし何が怖いかってあの人笑いながら僕を攻撃してくることだよ。それが怖いの?って思う人もいるかもしれないけどこっちの攻撃が全部通用しなくて絶望してる中向こうは笑いながらこっちをボコボコにしてくんだよ?怖くないわけないじゃないか。ああ…今でも弾幕+マスタースパークの不可避コンボが…」
「分かった!お前がどれだけ苦労したか分かったから戻ってこい!!」
「はっ!?ご、ごめん。ついあの時のことを…」
どうやら、意識を変な方向に飛ばしてたみたいだ。
「と、とりあえずお前のことは分かった。これからもよろしくな!」
「うん、こちらこそお願いします」
「あれ?なんか私空気になってない?ねえ?」
なんか、締まらないけどこうして僕の異世界生活は始まった。
あ、ちなみにカズマも転生者らしくアクアさんは特典として連れてこられたらしい。まあ、誰だって死因をバカにされたり、その上悩んでるところをお菓子食いながら急かされたらキレるよね。
アクアさんが特典として連れてこられたのは、つまりはそういうことだね。
Q.なんでめぐみんとダクネスはホムラいれてあげたの?
A.めぐみんは腹空かしてるのを見てかつての自分を重ね、ダクネスは何か可哀想に思えてきたから。つまりご都合主義(白目)
タグに入れてあったといえ、こんな形でホムラくん加入を無理やりにしてしまったのは本当に申し訳ない…
急な話ですが実はヒロイン(にしたい人)は決まってるんですよね…え?なんでタグにはヒロイン未定があるのかって?どうくっつければいいか分からないからです(白目)いっそ、変えるのも一つの手か
解説コーナー
・サトウカズマ:原作の主人公。よくラノベで見られる典型的な主人公とは違い、本人は弱くしかも性格にクズい部分があったりと型破り。でも、根は優しい奴。彼が死んでしまったのもその優しさが原因なのだが…細かい死因は彼の名誉のために秘密。なお、原作男性キャラでは作者が一番好きなキャラ。
・アクア:カズマを転生させた女神であり、特典に選ばれた水の女神様。だが、普段の態度とかを見るととても女神とは思えず、子供っぽいところが目立つ。原作では色々やらかしているものの、ちゃんと女神っぽいところも見せる。なお、スカートの下は何もはいt(ここから先は塗りつぶされていて読めない)
・めぐみん:紅魔族と呼ばれる魔法のエキスパートの種族の女の子。彼女自身、魔法の才にかなり恵まれており、爆裂魔法という大魔法使いでなければ使えない魔法を使えるという高スペック…なのだが、実態は爆裂魔法しか使えなくなってしまった重度の爆裂狂。なお、紅魔族はヘンテコな名前が多いらしく、めぐみんという名は本名。あと、世間では一番人気がある。
・ダクネス:金髪蒼眼のナイスバディな美女で、クルセイダーという仲間を守ることに特化した聖騎士で、責任感があり仲間思いという騎士の鏡…と思いきや、実態はモンスターにやられて悦ぶというとんでもないドM。しかも、不器用すぎて攻撃が当たらず、素手で殴りかかった方が強いとも言われる始末。
なお、作者は普段のドMぶりと真面目、あとたまに見せる乙女な所のギャップ萌えにやられた。ダクネス好き増えろ。
・幽香:フルネームは風見幽香。二次創作ではUSC(アルティメットサドスティッククリーチャー)とも言われてたり、最強説が流れてるお方。東方Projectの主要キャラがもつ〜程度の能力は「花を操る程度の能力」であり、これだけ聞くとどこが強いん?と思うが、彼女の真価は純粋な妖力と身体能力の高さである。実際、二次創作ではかなりの強敵として描かれることが多い。因みに、ドSとされてしまったのは花映塚において出会った人間と妖怪をいじめ回していたという描写があったため。
本作品では、とあるスキマ妖怪との深ーい事情のためにホムラを鍛えた背景がある。