一回こういう暗そうなのやってみたいなっていう好奇心でとりあえず1週間で作ったやつです。クオリティにはあまり期待しないほうがいいかもしれません。
まずこのストーリーには以下のもしもが含まれています
風鳴訃堂をノーブルレッドが殺してしまったら
ノーブルレッドが完全な怪物になってしまったら
立花響が死んでしまったら
以上が許せない方はブラウザバックを推奨します
2044年11月
都内総合病院にて
「はぁ…はぁ…」
少女が息を切らす。しかしそんなことよりも気にしていることがあった。エレベーターに入って震える手で地下5階のスイッチを押す。
「響、響ィッ!」
そして廊下では彼女にとって見知った顔の人物たちがいた。
「立花…」
風鳴翼がため息をつくも未来は病室に戻った。
「み…く…」
弱々しい声が枯れた。
「ひびき…?」
次に聞こえた言葉は、ご臨終です_______
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立花 響が死んだ。人助けに一生懸命で、悩みながらも明るさを捨てなかった彼女が死んだ。
残された戦士たちは皆、悲しみに暮れながらも平和な時を迎えた。
しかし、程なくして凶悪な三体の怪物が現れた。名はノーブルレッド、取引していた訃堂を闇討ちして力を手に入れた彼女たちは街を破壊し人々を殺して回った。
戦士たちは戦った。しかし失った物の大きさから戦意すら衰え本調子でなくなってしまった。
その結果…
翼が死んだ
クリスも、切歌、調も死んだ
そして本部も破壊され司令は未だ目が覚めず代理で八紘が司令となるもかつてほどの勢いは全く出せず本部の潜水艇の破壊を許してしまう。日常は一瞬で壊れた。
これはもう一つのシンフォギアXVの未来である。
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2045年2月 アメリカ ニューヨーク
人々が逃げ回っていた。
「ノーブルレッドだ!」
「逃げろおおおおお!!」
逃げ惑うが敵に対して大したことに思われていないようである。
「で?どうするヴァネッサ?ここにはいそうか?あたしらのもとに連れてって改造できそうなのは。」
「うーん、ダメね〜無毒な検査薬を雨に紛れて街に撒いたけどちっとも当たりなし。せっかく人口も多いところに来て実験できると思ったのに…」
ヴァネッサが右腕を構えると大砲に変化し近くのビルを破壊する。
「ですがこいつはいいサンプルです。検査薬Bで試すまででアリマス。」
エルザが捕まえた一般人の首筋に注射を刺す。
「がっ!があああああああああ!!」
「おー!いい血の吐きっぷりだぁ〜!これは期待できそうだな〜!」
「ええそうね!さああなたたちも苦しんで私たちと同じ存在になりましょうよ!ね?」
ヴァネッサが明るい笑顔で苦しんでいる人々に声をかける。助けを求めるようなそぶりをした青年の顔面を踏み潰してサッカーボールのようにビルに蹴り飛ばした光景は周りで血を吐いていた一般人たちを慄かせるには十分だった。
「あーダメそうね。仕方がないわ、この女の子以外は殺しましょう。」
「あっ!あたしがやるぜ、うっひゃあ!!」
妖しい笑みを浮かべたミラアルクは快楽のまま残った被験隊を面白おかしく殺すのだった。
「さーてこれでストライク!」
ミラアルクが少女の首を拳でちぎり飛ばして遠くに飛ばした。
「あーあー、新記録にもならねえよ、このガキは…」
そういうと首のない死体を乱雑に投げ捨ててノーブルレッドたちはテレポートジェムで何処かへとさってしまった。
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日本___
「以上が今回の一件で起きた被害です。各国の軍を結成しますが一行に兆しが見えません。」
テレビの声が流れても彼女には響かなかった。
立花響が死んでからというものの小日向未来はやけに消沈していた。
(一緒にご飯を食べる相手もいないんだ…)
あの日響は仲間たちと共にアフリカ南部で動いていた。そこで彼女らは反ゲリラ勢力の鎮圧補助任務に向かってたのだ。人々の脅威となるアルカノイズを難なく一掃し、現地民の救護活動を行なっていたがその最中事故は起こった。
なんと避難してきた難民に紛れたゲリラの構成員ががいきなり響を刺したのである。仲間の報復という理由だったそうだ。なお、ゲリラはウイルスに感染させたと同時にアルカノイズを使って自殺したため拘束されなかった。
ウイルスが原因で伝染病となるもSONG本部の直轄する医療機関で現地の回復が見込まれ、響は無事に未来のもとに帰ってこれるはずだった。
しかし…帰国早々に何者かがギアを纏えない彼女を空港ごと襲撃してきたことで一般人を庇って袋叩きにされ、重傷を負い呆気なく命を散らした。
その日未来は食事すら入らず葬式になってようやく彼女の死を知った。
悲しいどころかただ彼女は重くなった。責任感でもなんでもない喪失感に押しつぶされた。
その後後を追うようにマリア以外の装者は皆無残に殺されていた。背骨は折れ、全身はズタズタに切り裂かれ、目や臓器も抉られてるほどの凄惨な光景だった。しかもノーブルレッドは各国メディアに対して装者の虐殺シーンを公開し恐怖のドン底に落とした。その結果各国も軍を結成してノーブルレッドを抹殺するべく動き出そうとしていた。
しかし一般市民の中には彼女たちに進んで協調しようと考えるものたちも少なくなかった。その結果何名かは彼女たちの僕として各国を荒らしていた。
守ろうとした日常が無駄にされた瞬間を彼女は生きていた。
「マリアさん、大丈夫ですか?」
「ええ今日も義手もいい感じ。」
右腕を喪ったマリアは義手でありながらも懸命に今を抗うが戦績は振るわずゲームの相手と称して生かされていた。
「あれからマリアさんは1人でずっと…」
「そうよ、あの子たちが守ろうとしたんですもの。それに、私だってまだ生きてるし胸の歌だって枯れちゃいないし、私の歌で1人でも守れるんならジッとしてられないわ。」
「マリアさん…」
すると通信機がなった。
「マリアさん、ノーブルレッドによって改造された人間たちが暴れています。拘束をお願いします!」
友里の声にうなづいたマリアは現場に急行する。
「ひいいいいいいい!!」
「オラオラ、どいつもこいつもぶち殺せええ!!」
「イヤッフウウウウウ!!」
ノーブルレッド同様怪物に身を落としたかつての人間たちは、かつての姿すら忘れて人々を苦しめていた。
「待ちなさい!」
アガートラームを纏ったマリアが止めに入る。
「げっ…歌姫様かよ…」
改造人間とはいえシンフォギアもまだまだ優勢であり何名かは逃げ出そうとした。
「そうはいかないわ!」
アームドギアから描いた軌跡が改造人間たちを残さず捕らえた。
「…さてと、あなたの仕業ね?」
マリアが視点を移すとミラアルクとエルザが立っていた。
「あらら〜!くたばりぞこないのマリアさんじゃねえか」
「いい加減消えてくれればいいものを…なぜ戦うでありますか?絶対に勝てないというのに…」
「そうはいかないのよ、行くわよ!」
たった1人で2人を相手取るマリアだったが何度も交戦してるためか、その動きは次第に追い付きつつあった。
「そうは行くか!」
ミラアルクが分身して3対1を作り出して三方向から同時攻撃を仕掛けられるとすぐに状況は一転した。
アームドギアで大技を狙おうにも狙えずアームドギアを投擲したりする小技などでしか戦えずにいた。
「くっ…!このままじゃ!」
するとその場に自衛隊が駆けつけた。
「シンフォギア を援護するのだ!」
「はい!」
援護射撃で隙を突こうとするも、ダメージはあまりなく時間稼ぎにもならない。
「鬱陶しいでアリマス!」
エルザのなぎ払いで自衛隊が後退する。
「今よ!はあああああああああ!!」
マリアのアームドギアを砲台に変化させて光線を放つ。
「マズイ!」
ミラアルクがエルザをカバーしようとするもその攻撃で左半身が吹っ飛ばされてしまう。
「ミラアルク!?ッ、覚えてるでアリマス!」
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なんとかミラアルクに会心の一発を命中させたマリアだったがダメージが蓄積してしまい、病院に仮入院されていた。
「マリアさん、どうしてそんなに頑張れるんですか?」
未来もお見舞いに来ていた。学校ではノーブルレッドに怯えている生徒たちや彼女に家族を殺され悲しんでいる生徒もいた。こんな状況下でもリディアンが攻撃されていないのは幸いであった。
「なによ、そんな急に?」
「だって!翼さんたちももういないし…誰にもこの状況を変えられないのはわかってるはずです!」
「だとしても
これはあなたの友人の言葉じゃなかったかしら?」
「響は関係ありません!響はもう…」
「バカね」
マリアがベットから起き上がる。
「あの子たちがいないから何だというの?
シンフォギアに奇跡なんか存在しない、自分で手を伸ばし掴む。
ふふっ、憎たらしいアイツの言葉もずいぶん様になるものだわ。私は掴んで見せる、絶望しかない暗雲のその先へ」
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一方、SONG臨時本部では八紘がモニターを睨んでいた。
「あったかいものどうぞ」
「ああ、すまないな。マリアくんのお陰で敵も抑えられた。しかし…」
「例の兵器の使用が決まりつつあるのですか?」
友里の表情に渋々うなづいた。
「衛星兵器 ビミュヒュクを使い奴らの本部を近隣地域ごと吹き飛ばそうという国連の議題に決まっている。そうなった場合敵本拠地から1kmは木っ端微塵に消し飛んでしまうのだ、それでは…」
「かつてに反応兵器を独断で使用した米国と同じ、ですか?」
藤堯も話に混じった。
「ああ…あれほど非難された米国も我らと協調路線を歩みつつある中で、襲撃されたのだ。おそらく国際社会への貢献を口実として各国の協力を得つつ強引な採決を図るつもりなのだろう」
「こんな時司令がいたらどうするんでしょうね…」
「弱気になってはダメだ。たとえ弦が眠ってしまってもアイツならすぐに目を覚ますさ。それを信じるしかない」
しかし、八紘たちの見立ては甘かった。すでにノーブルレッドたちが動いていないはずがないのだ。
「ふぅ…これで大丈夫よミラアルクちゃん。」
「あのヤロウ…私をこんなにしやがって!」
マリアの一撃で半身が吹き飛ばされたミラアルクは重傷を負い、止むを得ずヴァネッサ同様生身と機械が混ざった体に改造されていた。
「そうね、少しばかりか許せないわね。今度は全軍を率いてあの女を殺しちゃいましょっか♪」
「賛成であります!やつをおびき寄せるために街を破壊してやるでアリマス!」
エルザが準備に取り掛かった。しかしヴァネッサが思い出したような表情を浮かべた。
「ところで…司令官の方はどうなの?」
「すでに改造した医師により調合させた猛毒を体内に注入させているため残りわずかな命でアリマス」
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それから数日後、マリアは1人トレーニングを行なっていた。そして未来と共にある場所に向かっていた。
「ここは…」
「昔翼さんたちと見た夕陽です。今は無くなっちゃったかもしれない日常だけども…マリアさんの言う通りだなって気付かされてここを紹介したかったんです。」
「ありがとう、こんな夕陽を翼は見ていたのね。」
「それに…」
マリアがそっと笑んで街中を歩くにつれ2人は荒廃したビル群を横切る。
ここはかつて装者たちが無惨にも敗れてしまった場所、2人が花を添えて手を合わせる。
「よぉ〜シンフォギア!落とし前をつけてもらおうじゃねえか!!」
背後にミラアルクが現れる。
「ふん、空気も読めないなんて最悪ね!
下がって!
Seilien coffin airget-lamh tron」
ギアを纏ったマリアはそのままミラアルクを殴り飛ばした。次第に夕日が雲に隠れ出した。
「やってくれるな!」
下半身を巨大化させてきたミラアルクの攻撃を回避しつつ反撃を試みるマリアだったが背後からミサイル攻撃で吹き飛ばされてしまう。
「くっヴァネッサか!」
「私の子に手を出しちゃうなんておバカさんもいたものね」
さらにガトリングで攻撃を仕掛けるもアームドギアのバリアで防御に成功する。
「これなら!」
チェーン状に変化させたアームドギアでミラアルクとヴァネッサを牽制したマリアだったが、なぜか背後にも攻撃を仕掛ける。
「がふっ!」
エルザが地中から奇襲してきたところ、首に技が命中し骨の折れる音が響く。
「あなたたちの考えてることはわかるわ。こうやって背後を突くつもりだったんでしょう?」
「やってくれるでアリマス!」
首を骨を元に戻したエルザが睨みつける。
「それでも罠にかかった!」
「まさか!」
「「ダイダロスエンド!」」
3人で放つ合体技、それによりマリアは異界に閉じ込められる。
「マリアさん!」
未来が絶叫するもマリアには届かない。
「まさか…ここにまた来てしまうなんてね」
「以前の戦いでは立花響を失い動揺していたところをこうやって抑えたけども…
今は1人だ。あの時絶唱して無理やり穴を開けた仲間はいない!」
「マリアさん!
お願い、もうやめて!これ以上戦ってあなたたちになんの意味があるって言うの?」
未来が3人に声をかける。
「なんだこいつ?バカが一匹紛れたか?」
「あなたたちのことはマリアさんから聞きました。
どうしてここまで人を傷つけられるんですか!?」
「別に、ただ気に入らないのよね。
自分たちの都合で同じ人間を改造した奴らと同じような個体がのうのうと生きていることがね。
だからこうして必要ない人間は殺して、望む人間には怪物を与える。ある意味みんなと仲良くしてるとは思わない?
だから…邪魔をするな!」
ヴァネッサが未来の顔に手を当てると裏拳で殴り飛ばす。
「雑魚は引っ込んでろってのにな。
ったく、バカみてえに出しゃばりやがってゴミめ」
ミラアルクが血を彼女の顔に吐きつけて空間の維持を続ける。
(響、違うんだよね?化け物になったからと言って誰かを傷つけるんじゃない。
誰かと一緒に生きていくことが、大事なんだよね?)
「うおおおおおおおお!!」
立ち上がった未来は背後からミラアルクに突進して突き飛ばした。
「どあっ!?こいつぅ〜!!」
ミラアルクが未来を睨むもダイダロスエンドが崩壊したマリアを前に構える。
「ぶちかます!」
マリアが駆け出してアームドギアでミラアルクの隙をついてラッシュを叩き込む。
「これは翼の分!」
「ごへっ!」
空中に叩き上げられたミラアルクに先回りするかのようにマリアが短剣を次々10投擲する。
「切歌と調の分!」
「ミラアルクちゃん!」
ヴァネッサが庇いに向かうマリアは完全に勢いが増しており、容易に止められずにいた。
「これで…!クリスの分に上乗せして小日向未来と私の分も合わせて!」
アームドギアを蛇腹剣に変化させて周囲の空気を巻き込むかのように竜巻を形成し落下する。
「後悔しなさい!」
「ヴァネッサ!ミラアルク!」
エルザもたまらず守りに入った。そして竜巻が落とされマリアは左腕に全気力を込める。込められた一撃は竜巻ごと撃ち貫き周辺を吹き飛ばした。しかし…
「危ない!」
一発を放ったマリアは巻き込まれそうになった未来にバリアフィールドを展開して防いだ。
「これで…やったの?」
煙が晴れ、その光景にマリアは唖然とする。
「危なかったでアリマス」
エルザが生み出した銀色の狼が攻撃を耐えていたのだ。
「そんな…!」
「バカね、そんな子を助けてるから威力が下がったのよ。さて、反撃よ!」
ヴァネッサらがダメージを受けながらもマリアを狙う。
エルザの尻尾から展開された武装もアガートラームを削る。
「どうやらもう限界のようね!」
ヴァネッサが銃火器で左右から攻撃を仕掛ける。
「今度こそ!!」
ミラアルクが掴みかかりマリアをパイルドライバーにかけて地面に叩きつける。
「トドメであります!」
エルザが上から生成したパワードスーツでその巨体を持ってして一気にマリアを押し潰す。
「ヴァネッサ!」
「でええええええりゃあああああ!!」
さらにはヴァネッサのガトリングガンによる集中攻撃を受けついにマリアは動かなくなった。
「はぁ…はぁ…ついにやったのね」
ヴァネッサらノーブルレッドが歓喜する。
「マリアさん?」
この光景を愕然と佇んでいた未来だがその光景に目を丸くし立ち尽くしていた。
「あん?なんだまだいたのか、いい加減に…死ねェッッ!!」
ミラアルクの振り下ろされた手で未来は切り裂かれ地面に倒れ伏した。
「さて、トドメ…!?」
すると空から眩い光が発せられた。
「なんだこれ!?うわああああああああ!!」
ミラアルクの頭上に落ちてきた光の柱が全身を跡形もなく焼き払った。
「ミラアルク?ぎゃっ!」
「なっ…!」
エルザやヴァネッサも光に巻き込まれた。
「あっ…」
未来も光に包まれた。
(なんだろう…この光?どこかあったかくて気持ちがいいな)
光の中で未来は身体が浮いたかのような軽やかな気分になってきた。
「未来!」
聞こえてきた声の主にハッとして振り返る。そして涙を浮かべ、立ち上がって走り出した。その顔はどこか笑顔溢れるものだった。
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2045年 2月、世界に突如として現れた怪物ノーブルレッドが死んだ。米国政府をはじめとした諸外国は、衛星兵器で本拠地を含んだ半径数キロメートル地点を焼き払うことに成功。多大な死傷者を出したものの、凶悪なテロ組織を殲滅したことですぐさま諸外国の信頼を得た米国政府を主体に再び聖遺物の研究が進められた。
その犠牲者は公表されず、未だに行方不明者の帰りを待つものたちがいた。しかしそれはいずれ時が経てば明らかになるだろう。その生死が。
「響くん、翼…クリスくん…」
都内に設けられた墓地に1人の男性が佇んでいた。
「弦、お前も病み上がりなんだ。あまり無理はするなよ」
あの日弦十郎も被害に巻き込まれたが、毒薬だけでは簡単に死んではおらずすぐに別の病院で治療された結果、事件から半年後にようやく完治しSONGの司令官に復帰していた。
しかし先の事件で装者は全員死亡し小日向未来も行方が知れなくなってしまったz
「俺はどうしてこうも無力なんだ!大人としてどうして守ってあげられないんだ!!」
彼女らの墓の前で彼は泣いていた。
「どうして歌はこうも残酷なんだ…!」
「弦、お前はいつまで下を向くつもりだ?」
八紘がつぶやき歩き出した。
「私は進むぞ。翼たちの望む歌で一つになる未来をな」
そう言い残して彼は1人足を進めた。明日を信じて
「…俺にできることか」
弦十郎も何か決心が固まったらしく歩き出した。