お人好しなバカと人を信じることのできない少女【一時凍結状態】   作:如月 刹那

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どうも!如月刹那です!
投稿が遅れて申し訳ありませんでした!!やはりバイトなどが忙しくて書く暇がなくて……。これからもこんな不定期更新ですが、ゆっくりと見て行ってくれれば、嬉しいです!
では、本編です!



第二問 雄二「明久……誘拐は犯罪なんだぞ?」

 

side 明久

 

ここは文月学園。僕が通う高校である。現在放課後であり、僕が帰ろうとすると……

 

「おい、吉井」

 

……目の前に全身筋肉質の鉄人がいた。

 

「なんですか?鉄人?」

 

「何度言えば分かる?俺の名前は西村だ」

 

この人はこの文月学園で教師をしている、西村先生こと『鉄人』だ。趣味がトライアスロンであり、全身がムキムキなことから、鉄人とかアイアンマンやらスネークと色々な呼び名がある。

 

「俺は機械でも、伝説の傭兵でもないぞ……」

 

鉄人は額に手を当て、溜息をついた。

心を読めるなんて……やはり化物か!?

 

「吉井……お前には補習が必要そうだな」

 

「いえ!必要ないです!」

 

危ない危ない。早く家に帰って、ご飯作らないといけないのに、鉄人の鬼の補習なんて受けてたまるか!!

 

「で、なんですか?」

 

「ああ、観察処分者の仕事だ」

 

「げぇ……」

 

どっちにしろ同じだった。雪にメールした方がいいかな?

 

「おーい明久」

 

ん?この声は……。

 

「何?雄二」

 

僕の親友?いや悪友の坂本雄二がこちらに向かってきていた。

 

「今日はお前の家で秀吉やムッツリーニ達と遊ぶ約束だったろ。二人とも校門で待ってるぞ」

 

あ、やばい!!このままじゃ僕の家に雪がいることがばれちゃうじゃないか!?ここはなんとしてでも、僕の家に来ることを阻止しないと!!

 

「いやーごめんごめん。今から観察処分者の仕事があるからさ。ちょっと無理なんだ」

 

僕にしては中々いい言い訳ではなかったんだろうk———「じゃあ、手伝うからとっとと終わらせるぞ」———くそ!!第一関門が突破された!!

 

「いや、僕の部屋が今、汚くてさ、ゲームとかするのに不便かも」

 

「リビングでやるんだから、別にいいだろ」

 

「家の鍵をなくして……」

 

「アパートだから、管理人に言えば開けてもらえるだろ?」

 

「家が火事に」

 

「お前は家が火事なのに、呑気に学校でのんびりしているのか」

 

ほ、他に言い訳は……!?

 

「明久、何を隠している?」

 

雄二は疑いの目を向け、質問してきた。さすがにここまで言い訳すると、ばれるか!?

 

「べ、別に……」

 

「……鉄人。観察処分者の仕事を明日に回してくれ。明久に聞くことができた」

 

雄二はニヤリといやな笑みを浮かべ、僕の服の襟を掴んだ。

 

「離せ、雄二!!鉄人!!仕事でもなんでもするから、助けて!!」

 

「坂本……」

 

おお!!今だけ鉄人が天使に———

 

「今日だけだぞ」

 

前言撤回!!悪魔!!

 

「いや、魔王だ!!ちくしょょょょょょょょょょーーーーーー!!」

 

 

 

 

その後—————

 

「さあ、鍵を開けろ。明久」

 

「嫌だね」

 

「学校で同性愛者とロリコンの噂、どっちを広められるのがいい?」

 

「なに!?その選択!?」

 

「……早く開けろ」

 

こっちの無口なのがこれまた、僕の親友の土屋康太だ。学校で性知識に富んでいて、エロティックな部分を隠すことから、寡黙なる性識者《ムッツリーニ》と呼ばれている。

 

「わしも気になるからの」

 

そして、もう一人の親友、木下秀吉だ。見た目が女子に見えるが、ちゃんとした男子である。もの凄く可愛いのに、男子である。……男子なのかなぁ?

 

「うう……分かったよ」

 

こうなったら覚悟を決めるしかない。不幸中の幸いなのか、雪は僕の姉みたいに常識はずれではない。

頼む……!なにも起こらないで……!!

僕は鍵穴に鍵を差し込み、ドアノブをひねる。

 

「ただいまー」

 

………………………………?返事がない。出掛けるはずもないので、もしかして寝てるのだろうか。

 

「…………おかえり」

 

どうやらお風呂に入っていたようだ。お風呂場からたった今出てきたのか、髪が濡れ、すごく艶かしかった。僕はしばらくその状態に見惚れ……。

 

「……ジロジロ見ないで」

 

雪がジト目で見てきた。

 

「ご、ごめん……」

 

ブシャャャャャャャャャャーーーーーーーーーーーーーー

 

「え!?ムッツリーニ!?」

 

ムッツリーニが鼻血を吹き出し、倒れた。

しまった!?こっちのことをすっかり忘れていた!!

すぐにムッツリーニに駆け出し、身体を支えた。

 

「あ……明久……」

 

「喋っちゃ駄目だ、ムッツリーニ!!」

 

「……我が人生に一片の……悔いなし……(バタッ)」

 

「ムッッッッツッッリーーーーーーニィィィィィィィィ!!」

 

その後、すぐに輸血をし、ムッツリーニを蘇生させた。とりあえず、またこんなことが起きないように雪には頭を乾かしに行ってもらった。

 

「だ、大丈夫?ムッツリーニ?」

 

「だ、大丈夫だ……。問題ない……」

 

青い顔をしながらそう返答してくる。でも、このまま行けば、追い返すことも……。

 

「明久……」

 

それまで黙っていた雄二が口を開いた。

やばい!さすがに時間をかけ過ぎたか!?

雄二のことだから、僕をロリコンと学校中に噂を広めるに違いない。雪は雰囲気が僕とどこか同じ感じだったから、僕と同じ歳だと、決めつけていたけど、実際に身長は140cmくらいである。十分に中学生で通用するレベルだ。

さあ、どうでる?雄二……。今のあいつの僕への印象は……。

 

「…………誘拐は犯罪なんだぞ?」

 

犯罪者扱いだった。

 

「ちょっ!雄二!?」

 

「大丈夫だ、明久。今から警察に自首しに行けば、まだ罪は軽くなる。早く行ったほうがいいぞ」

 

「いや、そんなことしてないから!!」

 

「…………誰?」

 

雪は首を傾げ、頭に疑問符をうかべていた。

 

「そんなことより僕のフォローを!!」

 

雪なら絶対、まともなことを言うはずだ!!

 

「…………明久はロリコンじゃない」

 

よし!!これで誤解が……

 

「…………ただの変態」

 

…………僕の中で何かが崩れる音がした。

 

 

 

 

side 雪

 

「うう……」

 

「…………ごめん、明久。言い過ぎた」

 

私は現在、泣いている明久を慰めている途中だ。どうやら、明久はメンタルが弱いらしい。

 

「おいおい、そんなのほっとけばいいだろ。明久も女に慰められて、恥ずかしいと思わないのか?」

 

目の前にいる、赤髪の人はやれやれと言った表情で、言葉を放った。

 

「元はと言えば、お前のせいだ!!バカ雄二!!」

 

明久は顔をガバッと上げ、その言葉に反論した。

 

「一言言っといてやる」

 

「なに!?」

 

「俺は……お前の不幸が大好きなんだ」

 

「最悪だ!!」

 

「…………で、そろそろその人達を紹介してもらいたいんだけど」

 

私はさっきからこの人達が誰か気になっている。明久の友達(?)であるとは思うけど、目の前の人は他人の不幸が好きだと言ってるし、はっきり言って、信用することが出来ない。

 

「ああ、うん。えっと、こっちの赤ゴリラが坂本雄二。僕の友達(?)だよ」

 

「誰が赤ゴリラだ」

 

「…………なんで疑問形?」

 

「で、こっちのカメラを持って無口なのが、ムッツリーニこと土屋康太」

 

「何、ムッツリーニって?」

 

「ああ、こいつは性の知識に富んでいて寡黙だから、寡黙なる性識者(ムッツリーニ)と呼ばれているんだ」

 

「…………そんな事実はない!(ブンブン)」

 

「……………………」

 

私は土屋康太と言う人物に、完全なる疑いの眼差しを向けた。

 

「ねえ、続けていいかな?」

 

「…………あ、うん」

 

「最後に木下秀吉。この中での常識人で、可愛い女の子なんだ」

 

「待つのじゃ、明久!?わしは男じゃよ!?」

 

「あれ?そうだっけ?」

 

「この頃最近、明久はわしのことを女と思っていないかの?」

 

「うーん。こんなに可愛いのに」

 

「はあ…………」

 

そこには女子みたいな男子がいた。男の制服をきてるから男なんだろうけど……もの凄い敗北感がある。

 

「とりあえずこんな感じかな?」

 

色々とツッコミどころが満載だけど、まあ明久の友達なんだよね、ウン……。

 

「よし、だからそろそろ家に……」

 

「明久、そいつが誰か説明してもらってないんだが」

 

「え!?」

 

なんで驚く必要があるんだろうか。そのまま言えばいいのに。

 

「…………説明を求む」

 

「その……えっと……」

 

……まさか、私が倒れていたことを説明しない気なのか。まあ、そう言えば、私がなんで倒れていたのか追求されるかもしれないし。……助け舟出さないと。

 

「…………明久の妹の吉井雪です。よろしく」

 

「は?明久に妹だと?」

 

「え、あ、うん!!そうなんだよ!正確に言うと義妹でさー。あはははは」

 

「……わかった。そういうことにしといてやろう」

 

「…………」

 

なんとなくだが、この男には見透かされているような気がする。私がここにいる理由とまではいかないけど、なにか訳があって、ここにいるって程度には。

 

「さて、今からどうする?」

 

「んー。せっかく来たんだし、ゲームでもしない?」

 

「…………前の借りを返してやる」

 

「そうじゃの。今回は本気でいくのじゃ」

 

どうやら皆でゲームをするみたいだ。……私も少ししてみたいかも。

 

「あ、そうだ。雪もやる?」

 

「…………え?いいの?」

 

「そうだな。ただ見てるだけでは退屈だろ。参加してみろよ」

 

坂本が笑いながら言ってくる。案外いい人なのかもしれない。

 

「…………わかった。やる」

 

その後、夜まで皆とス○ブラやモン○ンなどをして、お開きとなった。

 




ゆっくり雑談会はっじめるよー!!

明久「何これ……」

何って雑談会ですけど?

明久「いやいや、そういうことじゃなくてね。なんで(プロローグ含め)三話しか投稿してないのに、こんなの始めたの……」

えー、雑談と質問返答をしていこうかなーと。

雪「…………質問なんてあるの?」

これから募集するんです!!

明久「まあ、いいや。じゃあ僕から質問いいかな?」

はい、どうぞ。

明久「僕たちの設定はいつ書くの?」

今でs……

雪「…………今でしょとか言ったら殴る」

冗談です!!試召戦争編に入ったら書きます。

明久「了解」

では、そろそろ終わりましょう。

明久、雪「次回もゆっくりしていってね!!」

誤字脱字があれば、ご報告ください。後、意見などもあれば、お願いします!!
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