お人好しなバカと人を信じることのできない少女【一時凍結状態】 作:如月 刹那
はい。お久しぶりですね。如月刹那です。
今回は本当に投稿が遅れました。これまでと比べものにならないぐらい投稿が遅れました。
本っっっっっ当にすいません!!まあ言い訳させてもらいますと……。
まず7月の後半から夏休みなのですが私の所属しているコースは8月始まるまで学校があったんですよ。まあその後、8月に入ってからはニコ動見たり、積みゲー消化したりと色々していたため投稿が遅れてしまいました。
はい完全に私用ですね。本当にすいません。
ではそろそろ本編にどうぞ。
side 明久
「俺はこのFクラス代表の坂本雄二だ。坂本でも代表でも好きなように呼んでくれ」
自己紹介最後の雄二の番が回って来た。多分さっき提案した試召戦争についてはここで話されるだろう。
「さてお前らに聞きたいことがある」
先程までうるさかった教室が静まり返る。皆、雄二の真剣な表情で察して、静かにしているのであろう。これが嵐の前の静けさなのか。
「かび臭い教室。古く汚れた座布団。薄汚れた卓袱台」
雄二はそれらを言いながら教室を見渡し、クラスの皆もそれを目で追っていく。
「Aクラスは冷暖房にリクライニングシート完備だが……」
そして次の瞬間—————
「不満はないか?」
「「「「「大ありじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」」
—————戦争の引き金を引いた。
side 雪
「「「「「大ありじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」」
教室にうるさい声が響く。私は耳を塞いでいるけど。
「学費は一緒なんだろ!この差はあんまりすぎる!」
「そうだそうだ!修正を要求する!」
「そうだろう。俺もこの現状に大いに不満がある」
それは努力しない貴方達が悪い。……雄二は一体何を考えているの?
「そこで提案がある。……Aクラスに試召戦争を仕掛けないか?」
……雄二っていつも面白いことを考えるね。新学期初日からいきなり最底辺のクラスが最頂点のクラスに挑むなんて。
私はそう考えたが内心では快く思っていなかった。私や明久、雄二達はともかく他の人たちは努力なんてしていないのだ。そんな人達がたとえ試召戦争に勝って教室を勝ち取ってもいい思いをする人はあまりいないだろう。
それに……
「勝てるわけがない」
「これ以上設備を落とされるなんて嫌だ」
「姫路さんがいたらなにもいらない」
「そんなことよりおうどん食べたい」
他の人もあまり乗り気じゃないし。ラブコールしてる人や意味不明なことを言ってる人は知らないけど。
「勝てる。いや勝たせてみせるさ」
それに対し雄二は自信満々に言い切ってみせる。
「何を根拠に」
「なら証拠を見せてくれよ」
「雪さん付き合ってください」
うん。なんでこの人達は喋るごとにラブコールが出てくるのかな?それに今度は私だし。
「なら今から説明してやる。Aクラスに勝てるジョーカーをな」
何時も通りの不敵な笑みを浮かべながら、雄二は壇上から見下ろす。
「康太。畳に顔をくっ付けて姫路と雪のスカートの中を覗いてないでこっちにこい」
「…………!?(ブンブン)」
「えっ!?」
「……なにしてるの」
私は咄嗟にスカートを抑えて呆れた目で康太の方を見る……多分見られたけど。何時ものことだけどなんとかならないのかな……。
すると明久が……。
「ムッツリーニ。後で少しお話を」
どうやら明久は康太を後でお話(物理)をするようだ。
……でもこういう風に私の為に怒ってくれるのは嬉しいかも。今の明久は凄くかっこいいよ。
「…………雪の写真を」
「一カートン貰おう」
「…………交渉成立(グッ)」
「やっぱ持つべきものは大切な親友だよね!」
前言撤回。全然かっこ良くない。私の写真で買収されるなんてそれは兄としてどうなの?私の写真なんていつでも撮らせてあげるのに……。
「……とりあえず明久。その写真を持って後で私のところに来てね。全部燃やすから」
「ノォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
これで全部よし。
「頼むからそろそろ前に来てくれないか……」
すっかり忘れていた。雄二が頭に手を置いて溜め息をついている。康太はそのまま雄二の横に立ち……。
「こいつがかの有名な寡黙なる性識者<ムッツリーニ>だ」
「…………そんな事実はない!!(ブンブン)」
前に明久から聞いたけど、どうやら土屋康太という名前は特に有名でもなんでもないらしい。だけどムッツリーニだと別だとか。
「ムッツリーニだと……!?」
「バカな!?やつがそうだと言うのか!?」
「だが見ろ。やつはまだあの覗きの証拠を隠そうとしているぞ!」
「ムッツリに恥じないやつだ」
「…………!!(ブンブン)」
もう首が取れるんじゃないかってぐらいに振っている。痛くないのかな?てかムッツリは恥じた方がいいと思う。
「姫路は実力は言わないでも分かっているな。俺らの主戦力だ。期待している」
「が、頑張ります!」
「そうだ!俺たちには姫路さんがいた!」
「これならAクラスにも引けをとらないな」
「姫路さん大好きだー!!」
(……明久。姫路さんって頭いいの?クラスの皆の反応からして頭良さそうだけど)
私はアイコンタクトで明久にそう聞いてみた。
(うん。すごくいいよ。姫路さんは一年の時で学年次席だったから)
(私と比べたらどうなんだろ?)
(う〜ん……今までの雪のことを考えると雪のほうじゃないかな?まだテスト受けてないから実力がどれくらいか明確には分からないけど)
明久が言うには私の方が頭がいいらしい。それで明久の役に立てるならいいんだけど。
「それに秀吉もいる」
「おお!!演劇部のホープ!!」
「Aクラスの木下優子の妹!!」
「儂は男じゃ!!」
秀吉も戦力として数えられる。確か秀吉は古典の点数がずば抜けてよかったはずだ。
「俺も全力を尽くそう」
「確か坂本って昔、神童って呼ばれていなかったか!?」
「そうなると代表も含めこのクラスにはAクラス並の生徒が二人いるってことか!!」
「すげぇ!!これなら勝てるかもしれねぇ!!」
雄二も点数がいい。今の雄二は昔より点数が衰えているらしいがそれとは違う他の人が持っていない最強の武器。統率力というカリスマ性を持っている。
「それに俺等には最強のジョーカー……吉井兄妹がいる」
「「「「「ああ。哀れな兄と出来た可愛い妹か」」」」」
「満場一致でそれ!?」
どうやら明久はなんとも不名誉な感じで覚えられていたみたいだ。それに明久がツッコミをいれる。
いや……まあ事実なんだけどね。明久……。
「まずは吉井雪。まずこいつはまだちゃんとした実力は分からないが少なくともAクラス並みだ。……俺の予想では少なくとも主席並だと考えている」
その時、教室内でザワッと騒がしくなった。まあそりゃFクラスに主席並の人がいれば驚くと思うけどさ……。まず私にそこまでの実力があるとは思えないんだけど。
「それに吉井明久。……こいつは観察処分者だ」
ニヤリと笑みを浮かべ、明久を弄る時の目つきになる。それと共にまた教室が騒がしくなる。てか観察処分者って何?
「あの……観察処分者ってなんですか?」
すると姫路さんが雄二に質問した。うん。手間が省けたよ。
「簡単に言うと教師の雑用係だな。フィードバックシステムを使った召喚獣で教師の手伝いをするんだ。ちなみにこの称号は問題児もとい最もバカなやつに付けられる」
「でも凄いですよね!召喚獣って外見からは考えられない力がありますから!」
召喚獣とフィードバックシステム……ね。もしかしたらあいつらも関係してたりするのかな?カヲルおばあちゃんの性格からしてそれはないとは思うけど……。
「そんな大したものじゃないよ。教師がいないと召喚できないから私用には使えないしフィードバックがあるから何割か痛みが返ってくるし」
「でもフィードバックがあるってことはおいそれと召喚できないわけだよな」
「それがなんでジョーカーなんだ?」
「大丈夫だ。いてもいなくても使えない雑魚だからな」
「そこはフォローするところだろーがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
今のは少しイラッときたかな。バカってところは本当だけれど明久がさっきから哀れすぎるし。仮にも兄であるわけだし、私の命の恩人でもあるからね。
「……だがこいつは只のバカじゃない」
「「「「「!?」」」」」
「やっとフォローしてくれるんだね……」
なんだ。最終的にちゃんとフォローするんだ。まあ当たり前……。
「こいつは宇宙最強のバカだ!!」
「吠えてんじゃねぇぞ!!この三下があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ああ、今のセリフを聞いたら思い出した。ロリコンも追加だ」
「雄二。野球をしよう。僕がバッターで雄二がボールね」
「お前がボールで俺がバッターなら考えてやらんこともない」
「くたばれ雄二!!」
「かかってこいや!!明久!!」
……まったくこの二人は。ほら秀吉だって苦笑いしてるし。ムッツリーニはカメラの調整してるけど。考えてみればいつも通りだね。この風景。まあさすがに話が進まなくなるからちょっと言うかな。
「……雄二。さすがに話が進まないから真面目にしないと」
「ん?そうか」
雄二は片手で明久を制しながら話を再開した。
「まあ真面目に言うと観察処分者はデメリットだけじゃないんだ。明久。これまでどれくらい召喚獣を操作してきた?」
「えーと……多分三桁ぐらいは召喚してるはずだよ」
「聞いた通りだ。明久は他のやつより召喚獣の操作に慣れている。操作性に関しては学年一の可能性だってある」
それを聞くとクラスの皆がまたざわめき始めた。
「それにこいつは最近学力が上がってきたからな。多分頑張ればDクラスぐらいの実力はあると思う」
あれ?雄二がまともに明久のことを褒めてる。てっきりまたバカにすると思ったんだけど。
「それはつまり……」
クラスの一人が考えはじめる。ちょっと難しかったかな?
「こいつならAクラスのやつにも勝てるかもしれない。つまり俺たちにとっての最強のジョーカーだ」
いつも通りの笑みを浮かべ雄二がその言葉を放つ。その途端に……。
「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
「観察処分者はデメリットだけじゃなかったんだな!!」
「吉井!!期待しているぞ!!」
「これなら本当に勝てるんじゃないか!?」
まあこれだけの要素があれば勝てると思うけどね。……あっち側にイレギュラーがいなければだけど。
「もちろん勝つためだけには俺たちだけの力じゃない。お前たちの力も貸してもらうぞ」
「「「「「任せてくれ!代表!!」」」」」
雄二の言葉に皆が賛同する。やっぱり雄二は人の扱い方が上手いね。こうも簡単に士気をあげるなんて。
「俺たちは学園の底辺だ!!」
「「「「「おう!!!」」」」」
「誰にも見向きもされない屑の集まりだ!!」
「「「「「おう!!!」」」」」
「だけど今こそ立ち上がる時だ!!俺たちを屑だと思っている奴らに一泡吹かせてやろうじゃないか!!」
「「「「「おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
今ここにFクラスが一つになった。これで士気のほうは大丈夫だろう。さて……私も頑張らないとね。明久達の役に立ちたいし。これが私の最初の恩返しかな。
私は決意して明久たちの方へと向かった。
ゆっくり雑談会はっじまるよー!!
明久「投稿遅れてごめんなさい!明久です!!」
雪「……すべてこの駄作者のせい。雪です」
霊夢「今回は沢山の質問を頂いたわ。霊夢よ」
夏休みに学校があったことが妬ましい。如月刹那です。
明久「作者……。今回は本当に遅かったよ。特別な事情があるならまだしもゲームしてたなんて」
本当に返す言葉もありません。大抵がゲームしてただけですから。
雪「……これからはなるべく早めに投稿するようにね」
善処します。暇がある時はなるべく頑張ります。
霊夢「じゃあ気分を切り替えて……。質問に答えていくわよ!!」
じゃあ雪さん!質問を読み上げちゃってください!!ついでに今回はゲストはいませんのであしからず。
雪「……ラジャー。最初はちはやふるさんからの質問。『この小説は何編までやるのか決められているのでしょうか?』」
えーとですね……。この小説は完全な行き当たりばったりですので決まっていません!!
明久「言い切った!?」
なるべく完結までこぎつけたいんですが、何かの用事で仕方なくやめざるをえない時が来るかもしれませんので。まだはっきりとしたことは分かってないです。
雪「……じゃあ次の質問。最羅 竜帝さんからの質問。この人からは三つあるね。まず一つ目。『明久は女装は好きですか?』。……どうなの明久?」
明久「そんな哀れみを込めた目で見ないで!!大丈夫だから!僕は女装とかの趣味を持ってるアブノーマルな人じゃないから!」
霊夢「つまり明久は女装は好きじゃないってことよ」
雪「……ほっ。次の質問。『明久は聖書(エロ本)を持ってますか?雪にばれていますか?』。あー……これは……」
明久「はい。持っています。雪にもばれています」
それをネタにした会話を書こうと考えていましたが先に質問されちゃいましたね。まあまた書こうと思います。
雪「……最後の質問ね。『姫路・島田アンチは貫き通しますか?それとも改心させますか?』。どうなの作者?」
これは難しいところですね……。まず島田は完全にアンチです。バリバリアンチです。そして問題が姫路なんですけど……。まあそれは後々考えるとします。
霊夢「今回は沢山の質問ありがとうね」
ではそろそろ次回予告(嘘)でもやりますかー。
次回予告(嘘なのだー)
ついに始まる試召戦争!
初めての試召戦争で雪達Fクラスはどう戦うのか!!
しかしその前に立ちはだかるのは毒ウサギの科学を詰め込んだ弁当!!
次回
『この弁当では常識に囚われてはいけないのですね!!』
では……
明久 雪 霊夢 作者「次回もゆっくりしていってね!!」
誤字脱字があれば、ご報告ください。後、意見などもあれば、お願いします!!