愛歌「ロリは抱けぬと申したか」   作:あおい安室

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少女は、聖剣を持つ王子様に出会うことはなかった。
それでもあきらめなかった少女は一人、夜の街へと飛び立った――


愛歌「ロリは抱けぬと申したか」

雲一つない夜の空を照らす、満月。

月明かりに照らされながらそれを眺めていると昔のことを思い出した。

 

「俺はロリは愛せない、か……」

 

「その言葉を聞くのも久しぶりね」

 

あまりいい言葉かどうかでいうと、微妙だけど。

そう言って彼女は俺の手を強くつねることで抗議してきた。痛い痛い。

 

「そんな俺がお前を―――愛歌を愛せるようになるとはなぁ。

 人生って何があるかわかったもんじゃないな」

 

隣にいる俺の恋人である彼女――

沙条愛歌はそう言うと嬉しそうに小さく笑っていた。

 

「ふふっ、そうね。あの頃のあなたは『極悪非道』って私に対して言ってたわね。

 あれは私も悲しかったなぁー」

 

えーんと泣きはじめる愛歌。その姿が可愛らしくて思わずなでる。

 

でもこれはウソ泣きだと思う。あの夜に泣いてた時と比べると必死さが違う。

愛歌を愛でながら、あの夜のことを思い返す。

 

 

 

愛歌に出会った、あの運命の夜。ちょうどあの日も、満月だった。

 

 

 

あの夜はなんだか胸騒ぎがして眠れなかった。

布団の中で眠ろうとしていると、胸の奥をかき乱すような波を突然感じた。

それによってうとうととしていた意識が急に覚めた。そばに置いていた目覚まし時計の時間を確認すると、時刻はちょうど深夜0時。

 

なぜ、こんな中途半端な時間に目が覚めるのか。

 

ため息を吐きながら布団に入ろうとして、ふと気づく。目の前の窓が暗い。

そこそこ高級なマンション住まいの俺の寝室にはベランダに出られる窓がある。

ベランダに出ると、通りを挟んで向かいのビルが見えるのだがこの時間でも明かりがついているはずだ。カーテン越しでも明かりが見えるはずだが……

 

気になった俺はカーテンを開ける。

 

向かいのビルの明かりは消えていた。珍しいこともあるものだ、と思っていたが。

何かがおかしい。窓の鍵を開けてベランダに出て通りを見渡す。

 

おかしいと思った理由が分かった。街中の明かりが消えているのだ。

ビルも街灯も信号機も、全ての明かりが消えていた。こんな光景、初めて見た。

 

―――後に聞いた話だと、少し前に事故で停電が起きていたとのこと―――

 

なのに、街は光に照らされている。でなきゃ俺はこの夜の闇の中でビルや街灯を視認できない。これは何の明かりなんだ?

 

……ああ、なんだ。月の明かりか。

 

夜空に浮かぶ満月が、光を失い闇に包まれた街を照らしていた。ただ、それだけのことだった。

だが、月が街を照らす光景を見るのはこれが初めてだ。

この街は夜になってもいつもビルや建物の明かりが街を照らし、月の光をかき消している。

生まれも育ちもこの街である俺は月明かりを目にしたことがなかったのだ。

 

「……綺麗だ」

 

淡い光が街を照らしているこの光景はなんだか幻想的だ。そんな街を眺めていると、ふと気づいた。

向かい側のビルの屋上に人がいた。ひらひらと手を振られたので振り返す。

あの人も俺のように夜景を堪能しているんだろうか。

 

この広い街で同じようなことをしている人に出会えたことにちょっとだけ親近感を覚えた。

……なんだか眠くなってきた。背を伸ばして大きくあくびをしてもう一度向かい側のビルを眺める。

そこにはもう誰もいなかった。あの人はもう帰ったかな?

そろそろいい時間だ。俺も部屋に戻ろうとして―――

 

 

        「こんばんは。今日はいい夜ね」

 

 

背後から、声がした。いきなりの声に驚きながら振り向くと、そこには一人の女性がいた。

美しいショートヘアの金髪、透き通るような水色のドレスを身にまとった、一人の女性。

ベランダに腰掛けながら笑っている彼女には見覚えがあった。

 

「な、なあ。君、さっきまで向こうのビルにいなかったか?

 ―――どうやってここまで来た?しかも、こんな短時間で」

 

先ほどのビルにいた人は金髪で水色の服を着ていたのを思い出す。

遠くからでもそれはよく見えていた。

 

「ええ、そうよ。向こうのビルからあなたに会いたくて飛んできたの。

 ふふふっ、どう?驚いた?」

 

二コリ、とかわいらしい笑みを浮かべた彼女はぴょん、とベランダから降りると空中に浮かぶ。

そのまま浮遊しながらかわいらしく人差し指を自らの唇に当ててウインクしてきた。

まるで人形のように美しい彼女が見せるアニメのような光景に驚きが止まらない。どうなっているんだ?

 

「どうして空を飛んでいるのか、聞きたい顔をしているわね。

 これは魔術っていうんだけど……今はそんなことはどうでもいいの。

 ねえ、あなたに聞きたいことがあるの」

 

ふわふわと浮かびながら彼女は俺に距離を詰めてくる。後ろに下がろうとして、尻もちをついて布団に座り込む。

彼女はあっという間に10cmもないくらいの至近距離に近づいて、手を俺の頬に回してきた。

目のやり場がなく、彼女の宝石のような瞳を見つめていると口が開かれた。

 

「私、ついさっきあなたに一目惚れしちゃったの。

 自分でもどうしようにもないくらいにあなたが好きになっちゃった。

 あなたのことをすっごく愛しているの、私。ねえ、あなたは私を愛してくれるのかしら?

 答えを聞かせてくれる、私の王子様?」

 

そういった彼女に俺は―――

 

 

 

「すまん、いくら美人でもロリは愛せないんだ」

 

 

 

と、返した。流石に8歳くらいにしか見えないロリを愛することはできないぞ。

 

彼女の笑みがひきつった。ピシィ、とかいうきしむ効果音が似合いそうだった。

 

「ロリは愛せないんだ」

 

もう一度。笑みが更にひきつった。きしむ音からビキィ、というひび割れる音になった。

 

「ロリは、愛せないんだ」

 

ワンモアタイム。表情が驚きに変わる。ビキビキィ。ひび割れる音が続く。

 

「ロリは、俺の性癖の守備範囲外なんだ」

 

念を押す。泣きそうな顔になった。ビキビキビキ!!ひび割れる音が大きくなった。

 

「ロリは、愛さない……ごめんな?」

 

とどめを刺す。泣いた。ドンガラガッシャーン、とか派手な音が鳴った気がする。

 

「なんで!?どうして!?私はこんなにもあなたのことが好きなのよ!?愛しているのに、なんでなのよ!!」

 

泣きながら胸ぐらをつかんで俺をゆすりながら叫んできた。

さっきまでの怖いイメージが吹っ飛んだ。崩れる音はもしかしてそれか。

 

「何度でも言ってやる。お前がロリだからだ。そして俺はロリは愛せない」

 

胸ぐらをつかむ手が緩んだ。そして頬に放たれるビンタ。

 

「うわーん!王子様の鬼、悪魔!極悪非道!!バカバカバカバカァ!!!」

 

泣きながら俺の胸に顔をうずめてきた。

……これ、どうしたらいいの?誰か教えてください。

いや、待て。これ、夢だったりしないよな。一応頬をつねってみる。

痛い……夢じゃないな、うん。いや、夢じゃなかったとしても何だこれは。

ロリが空飛んでやってきて告白。それを振ったら凄く泣いた。

……マジでなんだこれは!?

 

 

 

 

翌朝。

 

「私、決めたわ……」

 

「何が。というか目が覚めたのなら帰れ」

 

朝食を食べていたら昨日のロリが起きてきた。あの後泣きつかれたのか寝ちゃったんだよなこのロリ。

お前がいたから布団が使えなくてソファで寝たんだぞ俺。体がちょい痛いんだぞ。

 

「ねえ、王子様。昨日あなたはこういったわよね?ロリは性癖の守備範囲外って」

 

「言ったな」

 

「それで私、一晩考えて閃いたの」

 

覚悟を決めた表情と共に指を刺されながら宣言された。

 

「ロリが守備範囲外だというのなら、ロリをストライクゾーンに入れればいいのよ……!」

 

「真面目そうな顔で何をトチ狂ったこと言ってるんだこのロリ」

 

どうなってんのこいつ。おかしいのは空を飛んでいたことだけにしてくれ。

 

「ふふふ、私の愛を受け取らなかった極悪非道の王子様を完璧なロリコンにしてあげるわ……!!」

 

「ふざけんなお前の方が極悪非道だよクレイジーサイコロリ!てか誰が王子様だ!!」

 

 

「王子様は王子様なの!それにクレイジーサイコロリってどういう意味!?

 ちゃんと名前で呼んで!私の名前は―――

 

 

 

 沙条愛歌!あなたには愛歌、って呼んでほしいの!」

 

 

「絶 対 に ノ ゥ !」

 

 

 

 

「……マジであの関係から今の恋愛関係になってるのが信じられんな」

 

「そうね。本当に苦労したわ。あきらめかけて聖杯戦争に頼ったのもいい思い出ね」

 

なんでも願いをかなえる願望器のあれか。

それまで愛歌が無理矢理同居してロリコンに仕立て上げようといろいろしてきていたが、聖杯戦争に参加するとか言い出した時は一時的にそれが止まったのが懐かしい。

なお、最終的に聖杯戦争には俺も巻き込まれた。ガッデム。

 

「あなたは私はあの聖杯戦争がきっかけで、私を愛してくれるようになったのよね。

 ……ねえ、王子様。もう一度あの時の言葉を聞かせてくれる?最後の戦いに行く前の、あの時の言葉」

 

「え、やだ。普通に恥ずかしい……ひえっ!?」

 

尻の方になんだかぐにぃ、とした感触を感じて飛びのく。

さっきまで尻があったところに触手があった。これ、愛歌の使う魔力の触手じゃねえか!

 

「聞かせてくれないと、掘るわ」

 

「ふぁっ!?おまえやっぱりクレイジーサイコロリだろ!?

 チクショウわかったよ、言ってやる!!」

 

脅しのレベルが洒落になってねぇ!!俺にそっちの趣味はないぞ、全く!!

思い返すのは、数か月前。聖杯戦争最後の戦いに向かおうとする愛歌の姿―――

 

 

 

 

「待ってくれ、愛歌」

 

その日も、満月の夜だった。

最後の戦いに向かおうとする彼女を俺は呼び止める。愛歌は俺に向き直ると、キョトンとした顔を見せた。

 

「何、心配なの?大丈夫、私は強いのはあなたも知っているでしょう?

 ちゃんと生きて帰ってくるわ。安心して待ってて」

 

「それは全く心配してない」

 

「あなたのその信頼を私は喜ぶべきなのかしら。全く表情を変えなかったんだけど……

 じゃあ、何を言いたいの?」

 

「……セイバーから、愛歌のことを少しだけ聞いたんだ」

 

セイバーと聞いて顔をしかめた。セイバーとの関係は悪くはないが、愛歌はセイバーのことがあまり好みではないのだ。

 

「愛歌は、生まれながらに「あらゆる事が出来た」っていうのは聞いていた。

 だけど俺と出会うまではあまり感情を見せることがなかったってお前の家族から聞いた」

 

「ええ、そうね」

 

「セイバーがそれを知ったらな、凄く怒ったんだ」

 

「え、セイバーが?なんで?」

 

目を見開いてきょとんとした表情を見せる愛歌。俺はそのまま言葉を続ける。

 

「そして、こう言われた。「マスターは何も好きになることができずに生きてきた――

 

 

数分前、偵察に向かう前に俺と話がしたいといったセイバーは言った。

 

「生きることに意味を見出すことができずに生きてきたが、そなたと出会ったことで好きという感情を知った。

 だというのに、そなたはその感情を受け止めようとはしない。それはそなたの勝手だが……

 マスターは―――愛歌は壊れてしまうぞ。

 初めて知った感情に突き動かされて今日まで其方に愛を伝えてきた。

 それが断られてもへこたれることなく、何度でも好きだと叫び続けてきたが、それが永遠に続くとは限らん。

 いつか限界が来て、壊れてしまう。壊れてしまった人を元に戻すのは難しいぞ。

 想い人であるそなたでも……難しいだろう。よいか?愛歌の運命は、そなたが握っているのだ」

 

 

 

 ――って」

 

「セイバー……ただの変態皇帝じゃなかったのね」

 

割ととんでもない暴言を吐きつつセイバーが愛歌をよく観察していたことに愛歌は驚いていた。

俺も正直そこまで見ているとは思わなかった。しょっちゅう愛歌を愛でよう(というか襲おう)としていたがそれだけかと思っていた。

遠くから「余を何だと思っているのだ貴様らー!!」とか聞こえた気がする。気のせいだろう。

 

「で、セイバーの話を聞いたあなたは何を伝えたいのかしら?

 ―――覚悟は、できているわ。あなたが何を言っても受け止める」

 

愛歌が力強い瞳で俺を見つめる。

俺はもう迷うことはない。思いのたけをぶつけるだけだ。答えを出す時が来た。

 

「愛歌。俺は、ロリは愛せない。多分それは一生変えられない気がする。

 だけど俺は……愛歌のことが好きだ。そういう対象として見れないけど、お前のことが好きだ。

 

 いつの日か、きっと―――お前を愛せるようになりたい。いや、なる。

 

 だから、絶対に帰ってきてくれ。お前を愛したいから。まだまだ愛歌と一緒にいたいんだ」

 

「……ありがとう、王子様」

 

俺の出した答えに、愛歌は優しい笑みで答えてくれた。その笑みを見た俺も笑みを浮かべて返す。

その聖母のような笑みを、俺は忘れることはないだろう。

 

 

 

 

「……照れるわねー。ふふふっ、何度聞いても最高よ王子様」

 

「俺は恥ずかしさのあまり死にたくなるがな」

 

あのレベルで歯の浮くような言葉は二度と言える気がしない。

 

「でも、これには続きがあるのよね。そこもちゃんとしましょう?

 「それじゃあ、想いを伝えてくれたあなたにお返しをしないとね」」

 

そう言って彼女は俺に顔を近づける。意図を察した俺は身動きせずにそれを受け入れる。

 

愛歌の唇が、優しく俺の唇に触れた。

 

「「どうかしら、初めてのキスの味は?」」

 

「「……悪くない。もっと好きになりそうだ。その赤面も含めてな」」

 

「「もーっ!!」」

 

ポカポカと俺を叩いてくる愛歌。そして、あの後愛歌が「行ってくるわ、私の王子様」と言って部屋を出て行ってあの思い出は終わるのだが、そこまでは再現はしない。

叩かれながら、俺はなんだかおかしくて笑う。愛歌も俺につられて笑う。

 

「あははっ……そうだ。私今日あなたに聞きたいことがあったの。いいかしら?」

 

「ああ、なんだ?」

 

 

 

「王子様。あなたは―――私を、愛していますか?」

 

 

 

その言葉に俺はにやりと笑って口づけを返した。愛歌は静かに受け入れてくれた。

そして、相変わらず赤面……してない。あれ、どうなってんの?

 

「あなたならそう答えてくれると信じてたもの。恥ずかしがらないわ」

 

「なんだ、つまらない。赤面する愛歌を眺めるのも楽しいんだけどなー」

 

「王子様はやっぱり極悪非道じゃないかしら」

 

解せぬ。

 

「でも、そうね。せっかく答えてくれたんだもの……お礼をしなきゃね」

 

そう言った愛歌はシュルリ、と衣擦れ音を鳴らす。

いつも着ている水色のドレスをあっという間に脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿になった。

 

「ふふふっ、どう?私、裸を見せるのはちょっと恥ずかしいんだけど……どうかしら?」

 

「……顔、赤いな」

 

「乙女の裸体を見た感想がそれ!?まったく、もう……でも、あなたの顔も赤いわよ」

 

マジでか。頬に手を当てると熱くなっているのが分かった。マジだった。

それをおかしそうに笑った愛歌時折見せている怪しげで誘うかのような笑顔で口を開く。

 

「ねえ、王子様。私があなたに告白したのも、あなたに告白されたのも、あなたに「愛している」と言われたのも満月の夜。なら―――

 

 初めての夜も、満月の夜というのはどうかしら?」

 

ゴクリ、と唾をのんだ。そして、俺は彼女の体へと手を伸ばし――

 

「あ、少しだけ待っててくれる?」

 

お預けを喰らった。ガクリとしながら彼女に視線で抗議する。

くすくすと笑いながらごめんなさいね、と返された。お前らしいよ。

満月を見つめる彼女はすぅ、と息を吸い込んで言葉を吐き出す。

 

「ねえ―――見ているんでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 画面の前の、あなたよ、あなた。

 

 

 

 

 気分がいいから私と王子様のお話を聞かせてあげたけど―――

 

 

 

 

 さすがに、初夜を見せてあげる程、私は優しくないの。

 

 

 

 

 私が初めての体験でどんな目に遭って、どんな姿を見せるのか。

 

 

 

 

 付け加えると、私と王子様がこれからどんな人生を送るのか。

 

 

 

 

 それくらい、あなたが想像しなさいな。人間は想像する生き物なんでしょう?

 

 

 

 

 でも、私と王子様が引き裂かれるような未来を想像したら―――わかっているわね?

 

 

 

 

 あはっ、王子様もちょっと怖がってるし殺すのはなしにしてあげる。

 

 

 

 

 

 その代わりガチャとか言うやつで爆死させるわ。

 

 

 

 

 爆死したら皆に知らせるくらいだし、あなたたちは爆死が好きなんでしょう?

 

 

 

 

 

 ふふふっ、いい顔してるじゃない。

 

 

 

 

 

 じゃ、バイバーイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あ、そうそう。最後にもうちょっとだけ見せてあげる。

 

「ロリは抱けぬと申したか」

 

「ロリは抱けぬ」

 

「そうよね……えっ?私、まだロリ体型なんだけど?」

 

「ロリは抱けないけど、愛歌なら抱ける。

 ……お前以外のロリに、女に浮気なんてするものかよ。俺はお前の王子様だからな」

 

すっごくいい笑顔見せてきた。どれだけ私の赤面好きなのよ王子様……!?

 

 

 

 

……でも、悪くないかも。

 

 

 

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