クロスアンジュ ノーマの少女達と一人の少年が出会った   作:クロスボーンズ

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タイトルに変身と書いてありますが、変身と言ってもベーターカプセルやスパークレンス使ったりの変身ではありませんのでご了承を。

ウルトラマン系はギンガが最後ですね・・・

因みに好きなウルトラマンはネクサスです!
(どうでもいい)

それでは本編の始まりです!




第25話 サリア大変身

 

 

モモカはメビウスの部屋を出た後、アンジュと合流した。

 

アンジュの手にはキャッシュが握られていた。

 

「アンジュリーゼ様?お買い物ですか?」

 

「ええ。あなたも来てもらうわよ」

 

「はい!アンジュリーゼ様のお側がモモカのいるべき場所です!」

 

二人はジャスミンモールへと足を進めた。

 

「因みに何をお買いになられるのですか?」

 

「あなたの寝巻きよ」

 

 

 

 

 

 

一方サリアもジャスミンモールへと来ていた。

 

(みんな好き勝手ばっか・・・私だって・・・好きで隊長なんてやってるわけ・・・)

 

ジャスミンにキャッシュを投げ渡す。

 

「・・・いつもの・・・」

 

「一番奥を使いな」

 

ジャスミンは慣れたかの口調でそう言う。

 

サリアは何かを受け取ると、試着室へと足を進めた。

 

しばらくしてアンジュとモモカがやってきた。

 

「いつまでも下着で寝かせるわけにはいかないでしょ?」

 

「私は別にかまいませんよ?」

 

「私がかまうのよ」

 

適当に服を選ぶアンジュ。それにモモカの顔が赤くなる。

 

「これでいいかしらジャスミン。試着室空いてる?」

 

「一番奥を使いな」

 

そう言いジャスミンはキャッシュの勘定を始めたが、やがて思い出したかのように呟いた。

 

「・・・あっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛の光を集めてキュン♪」

 

「恋のパワーでハートにキュン♪」

 

「美少女聖騎士プリティ・サリアン!」

 

「あなたの隣に突撃よ♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・この作品は

【クロスアンジュ

ノーマの少女達と一人の少年が出会った】である。

 

 

 

間違ってもプリキ●アでも、セーラ●ムーンでも

ましてや美少女聖騎士プリティ・サリアンでもない。

 

ではなぜこのような事態に陥っているかについて話そう。

 

彼女、プリティ・サリアンことサリアは人に言えない趣味が二つある。

 

その内の一つは恋愛小説の執筆だ。

 

そしてもう一つの趣味、それが今閲覧者の方が目撃しているこのコスプレである。

 

試着室には元ネタと思われるマンガもおいてあった。

 

彼女の為に言うが、今の彼女は過度なストレスにより精神的なメンテナンスを実行しているのだ。

 

プリティ・サリアンでいる時間だけは任務やストレスから解放されている。

 

彼女はこれをいつか一つの部屋でやりたいと願っている。

 

その日が来るまでは狭い試着室の中でなりきっているのだ。

 

 

 

そして今彼女は鏡に写った自分にうっとりしている。

 

彼女のテンションボルテージが最高潮に達する。

 

手に持った杖を上に上がるとそれを前に振りかざす。

 

「シャイニング・ラブエナジーで私を大好きに

なぁ〜〜〜れっ♡」

 

 

 

 

 

 

【しゃっ】

 

カーテンが開かれた。

 

鏡にはアンジュが写っていた。

 

・・・・・・・・・これまでの中で一番気まずい沈黙が続いた。

 

サリアンのテンションボルーテージが一気に地に落ちる。

 

【しゃっ】

 

アンジュは何事もなかったかの様にカーテンを閉じる。

 

「アンジュリーゼ様?」

 

「使用中だったわ」

 

ジャスミンは顔を抑えていた。

 

「ジャスミン、この服買うわね」

 

そう言ってアンジュはキャッシュを渡すとモモカを連れてジャスミンモールを後にした。

 

(見っ見られた!)

 

試着室ではプリティ・サリアンではなくサリアが頭を抱えていた。

 

彼女からしたら既に知られたくない秘密の一つをヴィヴィアンに知られている。それなのにコスプレの趣味まで他人に知られてしまったのだ。

 

(こんな事・・・みんなに知られたら)

 

 

 

(へぇ〜私達の隊長にこんな趣味があったとわねぇ〜)

 

(・・・はぁっ)

 

ヒルダ達の嘲笑う視線とジル司令の失望の眼差しが彼女にははっきりと感じられた。

 

メビウス達4人も例外ではない。おそらくサリアに生暖かい視線を送りつけるだろう。

 

なによりアンジュにバレたのがサリアの中では一番嫌な事であった。

 

こんな事が知られたら、おそらく自分の隊長としての僅かに残された威厳も、隊長生命も終わりだとを感じ取れた。

 

しばらくサリアは脳内で苦闘していたが。

 

「・・・こうなったら・・・」

 

やがてサリアはある決意を固めた。その目は親の敵でも見ているような目立った。

 

 

 

その日の夜だった。野外風呂にはアンジュとモモカ、メビウスとナオミがいた。

 

彼女達は背中を洗っていた。

 

一方メビウスは湯船に浸かりながら、片手に缶ジュースを握りながら風呂を楽しんでいた。

 

因みにジェットボードで出来た怪我や傷はすでに治っていた。

 

「メビウス、そういえばジェットボードどうしたの?」

 

アンジュが何気なく聞いてみる。

 

アンジュは一度、ジェットボードで風呂場に突っ込んできたメビウスを見た事がある。

 

「・・・貰ったけど・・・ジャスミンにぼったくられた」

 

メビウスは苦笑しながらそう言う。

 

あの後、ジェットボードを乗りこなすようになり、ジャスミンはジェットボードをタダでくれたのだ。

 

しかしそれが甘かった。

 

それを貰うと、ジェットボードのこれまでのパーツの交換費や修理費などを請求されてしまった。

 

確かにジェットボードはタダで貰った

 

しかし、それらの費用で1000万キャッシュはぶっ飛んでいった。

 

「お二人とも、力加減はどうですか?」

 

「いいんじゃない?モモカ?」

 

「でもモモカさん。何も私の背中も流さなくてもいいのに」

 

ナオミが多少申し訳なさそうに言う。

 

「・・・アンジュリーゼ様から聞きました。来たばかりアンジュリーゼ様をあなた達が気にしてくれていた事を。ですからこれはそのお礼です」

 

これにメビウスとナオミはどこかうれしそうだった

 

「モモカさん、俺達だけじゃないぜ。エルシャにヴィヴィアンも、それにサリアだって、アンジュの事を気にしているんだぜ」

 

「アンジュリーゼ様は、ここでも良いお友達をお持ちになられましたね」

 

「・・・悪い奴もいるけどね・・・あとサリアは余計じゃない?」

 

アンジュが脳内で想像しながら答える。

 

すると扉が開いた。見てみるとサリアだった。しかし何故か制服だった。

 

「サリア?着衣浴でもするの?」

 

しかしサリアはナオミの質問には答えずズカズカとアンジュに迫って来た。

 

「ちょっ!?ちょっとサリア!?」

 

「・・・殺す!」

 

ナオミが驚く暇もなくサリアはナイフをアンジュに向けて刺す。

 

アンジュはそれをとっさに洗面桶で防いだ。

 

「何をするの!?」

 

いきなり命を狙われたのだ。驚くなと言うのは無理だろう。

 

「見られた以上!殺すしかない!」

 

「誰にも言ってないけど!?」

 

「まだ言ってないだけでしょ!」

 

サリアは再びナイフを刺そうとする。それをアンジュが桶で防ぐ。

 

三人は何で争ってるのか分からない為どうすれば良いか困惑していた。

 

「とっとりあえずサリア!落ち着いて!」

 

ナオミがサリアを止めるがサリアは止まらない。

 

「誰にも言うつもりはないし!第一!あなたにどんな趣味があろうと!私には関係ないわ!」

 

「!!関係・・・ないですって!?」

 

モモカの元に桶が転がってきた。ナイフもそれに刺さっていた。

 

「こっちはアンタに迷惑かけられてばかりなのに!関係ないですって!私達はチームなのよ!なのにあんた一人だけ好き勝手やって・・・!」

 

サリアがアンジュに掴みかかる。

 

「後ろから狙ってきたり!機体を堕とそうとするやつの何がチームよ!」

 

「へぶっ!」

 

アンジュがサリアを浴槽へと投げ飛ばす。

 

サリアの体はメビウスに直撃した。

 

「痛ててて」

 

「・・・!?」

 

サリアは制服の上が脱げた事に気がつき、慌てて手で胸を隠す。

 

「連中を止めないって事は、あなたも私に堕ちて欲しいんでしょ!

あなた達に殺されるなんて真っ平!だから私は一人で戦うわ!」

 

その言葉にサリアはハッとする。以前メビウスが言っていた通りだったのだ。

 

しかしサリアはそれを認められなかった。

 

「・・・好き勝手なことばっかり!いい加減にして!」

 

「そっちこそ!何がチームよ!」

 

湯船が二人の戦場へと変わった。

 

メビウスは近くに浮いていたサリアの制服を回収すると湯船から上がった。

 

三人はアンジュとサリアの戦闘を見守っていた。

 

「私が隊長にされたのも!みんなが好き勝手言うのも!秘密を見られたのも!ヴィルキスを取られたのも!」

 

サリアはアンジュの胸を揉んだ。

 

それに負けじとサリアの胸を揉もうと手を伸ばす。

 

しかしそこには手応えがなかった。

 

「・・・あれ?」

 

その時メビウスが回収した制服から何かが落ちてきた。

 

拾い上げて見てみた。それはシリコンで出来た何かだった。

 

「なんだこれ?」

 

「これってもしかして?」

 

「・・・胸パッドですね。2カップは盛れますね」

 

サリアの顔の赤さが最高潮に達した。

 

「全部アンタのせいよぉ!!」

 

「はぁ!?」

 

ここまでいくと八つ当たりもいいところだ。

 

すると三人の後ろから扉の開く音が聞こえた。

 

振り返るとエルシャとヴィヴィアンだった。

 

「だから、カレーにはカツよりメンチの方が、てなんじゃ!?」

 

「あら、大変ねぇ」

 

二人は直ぐに現状が理解できた。

 

「お願いです!アンジュリーゼ様を止めてください!」

 

「二人とも!アンジュとサリアを止めるのを手伝って!」

 

モモカとナオミがエルシャ達に頼む。

 

「・・・ここはお風呂場だもの。溜まってた汚れは先に洗い落とさないとね」

 

するとエルシャはデッキブラシをアンジュ達に投げ渡した。

 

二人はそれをキャッチすると直ぐに戦闘が始まった。

 

今度はデッキブラシを使いながらだ。

 

「エルシャ。悪化してるぞ」

 

メビウスが呆れながら言う。

 

「いいからいいから。後は若い人たちでごゆっくり」

 

そう言うとエルシャ達は三人の手を引っ張りながら中風呂へと戻っていった。

 

「アンジュリーゼ様ぁ〜」

 

「サリア、制服とコレはここに置いておくぞ 」

 

そう言うとメビウスは制服と胸パッドを傍らに置いた。

 

中の風呂に五人で入っている最中も、外からは二人の罵り合いが聞こえてきた。

 

「このド貧乳がぁ!!」

 

「黙れ筋肉豚ぁ!!」

 

ジュースを飲みながらメビウスは二人の無事を願った。

 

 

因みにメビウスが風呂場で胸をチラチラ見ていたのはここだけの話。

やはり男の本能はそういうものを望んでしまうのだろうか。

 

 

 

 

 

「基地の中でも争わなければ気がすまないわけ!?」

 

司令室ではエマ監察官が二人に呆れていた。

 

オペレーターの三人も彼女達を見ていた。

 

あの後二人の争いは一時間ほど続いたらしい。全身傷まみれだった。

 

「もー!これだからノーマは!!非社会的で好戦的で無教養で不潔で野蛮で!」

 

なんか前回のから一単語追加されたが気にしないでおこう。

 

「らしくないな、サリア」

 

「別に・・・」

 

「始末書50枚!明日の朝までに提出!」

 

エマ監察官はそう言うと二人に紙を50枚渡した。

 

「はっ!」

 

サリアは直ぐに返事をした。

 

「・・・なんで私まで・・・ハックシュン!」

 

アンジュは愚痴をこぼしながらくしゃみをした。

 

それぞれが部屋へと戻る。

 

「お帰りなさいまさ、アンジュリーゼ様」

 

「モモカ、始末書代わりにやって、私はもう寝る」

 

「喜んで!アンジュリーゼ様!」

 

アンジュはそう言って紙をモモカに渡すと、ベットに倒れ込み、暫くして眠りについた。

 

 

 




混浴とかはマジで目のやり場に困りますよね!

結構久しぶりに際どい表現を書いた気がする。これが原因で消されたりとかしないよな?(不安)

皆さんは問題とか起こしたら素直に謝りましょうね!
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