クロスアンジュ ノーマの少女達と一人の少年が出会った   作:クロスボーンズ

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製作中に行き詰まったらどうするか。

①自転車で気分転換のため外に出る。

②好きな特撮を見る。

③うまいラーメンを食べる。

④スパロボする。

なぜこんな事を書いたかだって?これら全ての事をしても気分転換ができなかったのだ!

理由は単純。龍神器の武器の漢字が難しいのだ!!

それでは本編の始まりです!



第37話 禁断の兵器 前編

 

 

司令室でオペレーター三人がそれぞれモニターを見ていた。

 

すると突然オペレーターのパメラが驚きの声を

あげた。

 

「シンギュラーの反応です!」

 

「場所は?」

 

「それが・・・アルゼナル上空です!」

 

次の瞬間、アルゼナル上空にシンギュラーが

開かれた。

 

「数確認!スクーナー級!37!84!125!

敵多数により計測不能です!」

 

ジルは基地の無線を全て開いた。

 

「総員聞け!第一種戦闘態勢を発令する!

シンギュラーが基地上空に展開した。大量のドラゴンが現在降下中だ!

パラメイル第二第三中隊は全機発進!

 

アルゼナル内部の者は白兵戦用意!対空火器!銃火器の使用を許可する!総力を持ってドラゴンを殲滅せよ!」

 

全員が備えられていた銃などを装備する。弾幕を張れる機銃などが展開された。

 

エマ監察官も動揺しながらもオペレーターから銃を受け取る。

 

するとスクーナー級の一体が司令室へと突っ込んできた。オペレーターの三人は退避する。

ドラゴンが威嚇のつもりか咆哮をあげる。

 

その時だった。

 

「悪い奴!死んじゃえ!」

 

次の瞬間、エマ監察官は手にした銃をドラゴンに

向けて乱射する。

オペレーター達はその場に伏せた。

エマ監察官は錯乱状態であった。ジル司令が義手の方でエマ監察官の首をチョップする。エマ監察官は気を失った。

 

その後ジル司令がドラゴンにとどめの一撃を撃つ。ドラゴンは動かなくなった。

 

しかし先程のドラゴンが突っ込んできた影響で、通信機とレーダーが働かなくなってしまった。

 

「現時刻を持って司令部を破棄する!以降、通信は臨時司令部で行う」

 

「イエス!マム!」

 

 

 

 

 

メビウスも部屋から出ると迎撃に当たっていた。備え付けのアサルトライフルを装備して。メビウスの目の前を女の子が走っていた。

するとそこに壁を突き破り、ドラゴンが突っ込んできた。

手にしたアサルトライフルでドラゴンを撃つ。鉛玉の雨を浴び、ドラゴンは息絶える。

 

「おい!大丈夫か!?」

 

前にいた女の子に駆け寄る。だが、その子は

もう動かなかった。

 

「くそっ!」

 

自分に対しての怒りを地面に拳でぶつける。

 

外を見たがドラゴンの数は明らかに増えている。

このままでは基地の人達は全滅する。

 

(・・・そんな事はさせねぇ)

 

メビウスはある場所に向かう。自分の今すべき事をする為に。

 

 

 

第一中隊は発着デッキに入ってきたドラゴン達を

銃で迎撃していた。しかし外ではドラゴンの数は増えており、何体かは基地内に突っ込んでいた。

 

ドラゴンの一体が第一中隊に突っ込んできた。

ナオミとクリスで迎撃するが効果は薄い。

 

「伏せろ!」

 

その声と共にバズーカの弾がドラゴンめがけて飛んできた。反射的に皆が床に伏せる。次の瞬間、轟音と共に大爆発が起きた。黒煙が立ち込める。

 

少しして煙がはれる。第一中隊が振り向くとメビウスがいた。手にはジャスミンモールでくすねてきたバズーカを持ち、パイロットスーツを着ていた。

 

メビウスがフェニックスに駆け寄る。

 

「あなたまさか!」

 

「バーグラーセットなら一対多数でも戦えるはずだ!

 

バズーカを投げ捨て、フェニックスに乗り込む。

 

「やめなさいメビウス!あなたに発進の命令は降りてないわ!今すぐに・・・」

 

「ふざけるな!!」

 

その声に皆が驚く。

 

「命令で命が救えるなら!今すぐみんなを救って

みせろ!」

 

メビウスはここに来るまでに何度も死体を見てきた。

食堂で、ジャスミンモールで、ロッカールームで。

それらは全てドラゴンとの殺し合いの末死んでいった者たちだ。

 

(・・・誰も死なせたくない!)

 

フェニックスは発進した。アルゼナルの外はドラゴンの密集区域であった。

 

こちらめがけてドラゴンが何体か迫ってきた。それをバスターで迎え撃つ。

 

「ファング!」

 

フェニックスの脚部から8つの牙が飛び出した。それらは空中を縦横無尽に切り裂いた。した。ただでさえ敵数が多いのだ。ファングは近づいてくる敵をひたすら撃ち落とし、切り倒し、薙ぎ払う。

 

「あれは・・・第一中隊のフェニックス!?」

 

第二第三中隊のメンバーは驚いていた。

 

「メビウスだ!第二第三中隊!それよりそちらの

援護に入る!」

 

「援護感謝する!私は第二中隊隊長のエレノアだ」

 

「私は第三中隊隊長のベディだ。互いの健闘を祈る!」

 

フェニックスの戦闘介入により、アルゼナル側は盛り返していた。徐々にだがドラゴンの数も減らせてきた。するとドラゴン達が撤退し始めた。

 

「あいつら・・・帰ってくよ?」

 

発着デッキで銃撃戦をしていたヴィヴィアンが不思議そうに言う。

 

その時だった。皆の耳に歌が聞こえてきた。

 

「なんだ・・・この歌」

 

「・・・あれは!?」

 

シンギュラーの穴からそれは降りてきた。それはどう見てもドラゴンなどではなかった。

 

パラメイルだ。パラメイルが三機いたのだ。

 

「何あれ・・・」

 

「何処の機体だ!?」

 

第二第三中隊のライダー達は皆動揺していた。パラメイルがシンギュラーから現れたのだ。

しかも歌を歌って。

 

するとそのパラメイルが金色に輝きだした。両肩の部分が開かれた。

 

「!全機回避しろ!」

 

メビウスがオープンチャンネルで全パラメイルに

回避を命令する。

 

次の瞬間。その機体の両肩から収斂時空砲が放たれた。

 

「!アイ・フィールド!」

 

フェニックスがアイ・フィールドを展開する。

攻撃がアイ・フィールドに直撃する。

衝撃で機体が大きく揺れた。

 

第二第三中隊のパラメイルはそれに触れた途端粉々に砕け散った。

 

収斂時空砲はアルゼナルに当たった。

 

発着デッキが揺れる。

 

「・・・・・・!!これは!?」

 

サリアが外を見た。そこにはアルゼナルが半分削られていた。

 

それだけではない。戦闘中のパラメイルがほとんど残されてなかったのだ。

 

「おっおい。今の・・・なんだよ」

 

「嘘・・・アルゼナルが・・・」

 

「エレノア・・・ベティ・・・」

 

皆がその目を疑った。つい先ほどまでそこにあったはずの施設が一瞬にして吹き飛んだのだ。

パラメイルなどもはや一桁程度しか残っていなかった。

 

再びドラゴン達は降下してきた。おそらくあれの巻き添えを喰らわないためにあえて一旦下がっていたのだろう。

残ったパラメイルがそれらを迎撃するが、数の差は圧倒的に広がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは反省房。先程の揺れは反省房にも伝わったようだ。

 

「今の・・・何?」

 

外を見ようと窓を覗いてみる。するとアンジュ達のいる反省房にドラゴンが突っ込んできた。

 

直ぐに窓から離れた。ドラゴンが突っ込む。それにより、反省房の壁と鉄格子が破られた。

 

しかしドラゴンはまだ生きており、二人を標的とした。ドラゴンが咆哮をあげる。

 

「ご無事ですか!?アンジュリーゼ様!?」

 

するとそこにモモカとゾーラ隊長がやってきた。

 

「アンジュ!ヒルダ!伏せろ!」

 

次の瞬間、ゾーラ隊長はドラゴンにグレネードを

投げつける。それはドラゴンに命中すると爆発し、ドラゴンは息絶えた。

 

「二人とも大丈夫か!?」

 

「ええ!なんとかね!」

 

「うっ!」

 

モモカとゾーラ隊長が顔を顰める。やはりかなり臭いらしい。

 

「まずはお風呂ですね!」

 

「そうね」

 

モモカの提案にアンジュがのった。

 

「そんな事してる場合じゃないだろ!」

 

すぐにヒルダにつっこまれた。

 

「アンジュ!ヒルダ!ジル司令からの伝言だ。

両者共に第一中隊への原隊復帰を認め、

それぞれのパラメイルも返すとな!急いでパイロットスーツに着替えるんだ!

外はかなりまずい事になってるぞ!」

 

「イエス!マム!」

 

そう言うと四人はロッカームールに向かった。

 

走りながらゾーラは通信機でジル司令に連絡を取る

 

「ジル司令。アンジュとヒルダは無事です」

 

「そうか。わかった」

 

ジル司令はそう言うとサリアに通信を繋ぐ。

 

「サリア!現時刻を持って、パラメイルの指揮系統をお前に集める。残存する勢力を纏め上げ、ドラゴンを殲滅せよ!そして現時刻をもってアンジュ!ヒルダ!そしてメビウスの三名を第一中隊に復帰させる!メビウス以外はドラゴンとの戦闘に当たらせろ!」

 

「なんでアンジュを復帰させるんですか!」

 

「フェニックスだけではあの三機を抑えられるか

分からんからだ。ヴィルキスも必要だ」

 

「だったら!私がヴィルキスで出るわ!」

 

「黙れ。今は命令を実行しろ」

 

「・・・私じゃ・・・ダメなの?・・・」

 

サリアが呟く。

 

「ずっと・・・あなたの力になりたいと思ってたのに・・・なのにアンジュなの・・・アンジュなんて!ちょっと操縦が上手くて器用なだけじゃない!命令違反して!脱走して!反省房送りなのに!

なのに!それなのにアンジュなの!?」

 

「・・・そうだ」

 

その一言にサリアの中にあった何かが粉々に砕け

散るのを感じた。

 

「・・・馬鹿にして!」

 

サリアがアーキバスを降りた。ある機体へと向かうため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンギュラーポイント付近では。

 

「ナーガ、カナメ。龍神器の調子はどうだ?」

 

「蒼龍號問題なし」

 

「碧龍號問題なし」

 

「焔龍號の調子も大丈夫です。これなら・・・」

 

三機に向けられてミサイルが飛んできた。三機ともそれらを避ける。

 

「まだ向かってくる敵がいるのですか!?」

 

「お前達わぁぁ!!」

 

そこにはメビウスの操縦するフェニックスがいた。フェニックスが一気に距離を詰め、サーベルで斬りつける。直ぐに龍神器達も積層鍛造光子剣「天雷」を出し、それを受ける。

 

「な!この機体!まさか!」

 

「おそらく!映像に残されていたあの機体です!」

 

「姫様!ここは我々が!」

 

三人が謎の会話をしていた。

 

蒼龍號と碧龍號が焔龍號を守るように前に出る。

 

(あの時!?こいつら!この機体を知っているのか!?)

 

メビウスは疑問に思った。しかしすぐに怒りが疑問を吹き飛ばした。

 

(あの攻撃で一体何人死んだんだ!)

 

その怒りを目の前の三機にぶつける。

 

「邪魔だぁ!」

 

そう言いながら高粒子バスターを放つ。龍神器は

三機とも避ける。

 

蒼龍號と碧龍號がフェニックスに向かってきた。

 

蒼龍號と碧龍號は天雷を取り出し、斬りつける。

それをアイ・フィールドで防ぐ。

そしてフェニックスの脚部からファングが出現した。ファングを含めて、二機に対してコンバット

パターンを仕掛けた。

 

しかし二機ともターボカスタムされたはずのフェニックスの機動力を超えていた。それはファングすら距離を離されるほどだった。

 

そうしている間に、焔龍號が崩壊粒子収束砲「晴嵐」を取り出し、フェニックスに放つ。目の前の二機にしか目になかったメビウスは、これに気づけなかった。機体に直撃する。

 

「ぐっ!粒子兵器!?」

 

そう。瑞雲。その銃身から放たれたのは実弾などではなく、粒子砲であった。

 

「あんな装備・・・見た事ない」

未知なる敵との戦闘。しかもそれが三機もいる。

 

直ぐに二機が天雷をだし、接近戦となる。メビウスはそれらを受け流すので精一杯だった。さらに焔龍號もそれに加わった。

 

一対三のパラメイル戦の始まりだ。

 

「その機体の存在は許しません。再び悪なる光が放たれる前に、破壊させてもらいます」

 

焔龍號のパイロットがそう呟く。仮に機体性能が互角だとしても敵は三機いる。さらに連携なども完璧だ。

 

(・・・こいつらに・・・勝てるのか ・・・)

 

メビウスは己の疑問を振り払うかの用に、ハンドルを強く握った。

 

絶対に生きる。そう決意して・・・






マジで龍神器の機体名とか武器とかは難しい。途中から文字をコピーアンドペーストしてましたw

今の内に言っておきますと次回フェニックスに新装備などが行われます。

ここで書いておかないといつまでもこのままの装備で逃げてしまいそうなので。

べっ別に、出すタイミングをこれまで逃してたとか!!そんな事じゃないぞ!?
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