クロスアンジュ ノーマの少女達と一人の少年が出会った 作:クロスボーンズ
今回からアニメ本編にはないオリジナルシナリオです!
この章でこれまでの伏線とか可能な限り回収してやります!!
前回のあらすじ!
真実の地球から帰ってきたメビウス達。しかしそんな四人を待っていたのはサリア、エルシャ、クリス、ナオミがエンブリヲ側についたという残酷な現実だった。それぞれが思う中で戦火は切られた。
そんな中、突然フェニックスが光輝きだした。そしてメビウス、アンジュ、タスク、ヴィヴィアンの四人はその光に包まれてサリア達の前から姿を消した。果たして四人はどうなるのか!?
それでは本編の始まりです!
第51話 跳ばされた先の世界
「うっうう」
アンジュが目を覚ます。そこはヴィルキスのコックピット内であった。
「私・・・そうだ。確かサリア達に襲われて・・・そしたらフェニックスが光り輝いて・・・」
アンジュがモニターで外を見る。すると外は薄暗かった。
「ここ・・・どこ?またサラ子達の世界に来たのかな?」
しかしサラマンディーネ達の世界とは何かが違う。なんというか、息苦しさを感じる。
「そうだ!みんなは!?」
薄暗い中光をつけてあたりを見回してみる。するとすぐ近くにタスクのアーキバスとヴィヴィアンの永龍號があった。直ぐにコックピットへと駆け寄る。
二人とも意識を失っていた。
「タスク!ヴィヴィアンも!起きなさい!」
アンジュがそれぞれ体を揺さぶる。すると二人とも目を覚ました。
「うっ・・・ここは?」
「ここはどこなり?」
タスクとヴィヴィアンは周りを見渡した。二人とも直ぐに外の異常を感じ取った。
「なんだここは・・・まるで空気が死んでるみたいだ・・・」
「確か私達、サリア達と戦ってたのよね?そしたら突然フェニックスの機体が輝きだした。そして気がついたらここに・・・」
「そうだ!メビウスは!?」
三人は辺りを見渡した。しかし何処にもフェニックス。そしてメビウスはいなかった。
「参ったな。以前はヴィルキスだったけど、今回はフェニックスが起こした現象だ。しかもそのフェニックスはおろか、メビウスまでいないとは・・・」
「私達、また違う世界に跳ばされたってことね・・・」
「・・・とりあえず今は待とう。この薄暗さだ。
下手に探索に出るのは危険だ」
タスクの提案に皆納得した。こうして三人は軽くだが機体の整備を始めた。
「ねぇアンジュ。なんでサリアやエルシャ。クリスにナオミと戦う事になったのかな・・・」
ヴィヴィアンが疑問に思いながらアンジュに尋ねる。普段のテンションは鳴りを潜めていた。
「・・・わからないわ。洗脳でもされたのかしら?」
アンジュは口では気にしてない風に言うが、内心ではとても疑問に思っていた。なぜ敵になってしまったのか・・・少し前までは仲間だったのに・・・
そうして暫く時間が流れた。機体の整備は簡単ながら一通り済んだ。あたりは多少だが明るくなっていた。しかしそれ以上は明るくならなかった。
その時だった。
「キュュュュュ!!」
突然巨大な何かの鳴き声が聞こえてきた。
その声の方向を見る。するとそこには恐るべきものがいた。
そこにはドラゴンとは違う怪物がいた。その怪物を一言で表すならナメクジの化け物である。50メートルを超える化け物だ。
これがドラゴンならまだよかった。ドラゴンは人間だったのでまだ話し合いが通じるはずだった。だが目の前のそれはどう見ても化け物の一言に尽きた。話し合いなど通じない。
しかも、それらはこちらに気がつくと攻撃をしてきた。口から液を飛ばしてきた。どう見ても友好的ではない。
「話が通じる相手じゃない!パラメイルで応戦するぞ!」
三人が機体に乗り込む。そして上昇する。その化け物は両腕が鞭のようになっていた。その鞭を使ってパラメイルを叩き落とそうとする。
「あんな鞭に当たったらひとたまりもない!」
三機が避ける。皆相手の様子を伺っている。
するとそのナメクジの化け物はガスを吐き出した。それにヴィルキスが銃弾を放つ。するとそのガスの様なものは爆発した。
「可燃性ガスだと!下手な攻撃はこちらに誘爆するぞ!」
「・・・待ってよ。なら!」
ヴィルキスで化け物に一気に迫る。口のあたりと思われる部分からガスを放っていた。そこに銃弾を撃ち込む。
予想通りであった。例のガスは化け物の体内にあるらしい。そこに火花を少し入れる。すると化け物の体内で爆発を起こした。。化け物の身体が燃え上がった。化け物は苦しみの悲鳴をあげつつやがては息絶えた。
「一体なんなのよこいつは・・・」
「こんな生き物。見たことも聞いたこともないな・・・」
「クイズです!これはどういうことでしょう!答えは・・・私もわかりません!」
三人が動揺していた。こんな巨大な生物が存在しているとは。ヴィヴィアンが場を明るくさせようと普段のテンションでクイズを出すが効果は薄い。
その時である。
「まさか諸君らがビーストを退治したのか?」
「テメェら!よくもやってくれたな!」
「あんた達、いったいなにもの?」
その場に三機の機体が現れた。皆姿はパラメイルのアサルトモードに似ていた。そして背中からは粒子が噴出されていた。さらにその背後には謎の機体の部隊もあった。
「あなた達こそ!一体何者なの!?名前くらい名乗ったら!?」
アンジュが攻撃的に言う。サラマンディーネの時もそうだったが、彼女はこういう時も攻撃的なのは変わってない。
「我々はチームトリニティ!」
そうなのる連中が声高らかに宣言する。
「私がリーダーのレン!」
「俺が副リーダーのバンだ!」
「あたしはサキだよ!」
「トリニティ!?」
アンジュ達三人が声を揃えて言う。そのようなチーム名は聞いた事がないのだ。
「へっ!生意気だな。これからなますにしてやるよ!」
「いつでも戦えるわよ!」
「まて。彼らはビーストを倒している。ここは様子を見るべきだ。ツイフォン部隊に相手をさせよう」
すると三機の後ろにいた機体が攻撃してきた。
「ちょっと待ってくれ!こちらはそちらと戦う意志はない!」
「ならば名を名乗れ」
「俺はタスクだ!」
「私はアンジュよ!」
「私ヴィヴィアン」
「少し待て。ツイフォン部隊!攻撃を一旦中止せよ!」
その掛け声と共に攻撃は一時止んだ。
「はい。そうです。・・・はい。わかりました」
やがて通信が終わったらしい。レンがアンジュ達に通信を送る。
「君達は人類進化連合に属していない。よって君達を敵とみなし全力で排除に当たる!」
その声と共にツイフォン部隊が一斉に攻撃を再開した、
「へっ!上からの許しが出たぜ!ぶっ殺してやるよ!」
「きゃはは!機体は回収させてもらうね」
「なによ!こいつら!」
黙って殺されるなど真っ平御免だ。アンジュ達が応戦する。しかし少しして直ぐに戦局が悪い事に気がつく。
レンと名乗る者が援護砲撃をする。バンと名乗る者が接近戦。サキと名乗る者がサポートをしている。
「こいつら!連携してる!乱れを全く感じない!」
さらにツイフォン部隊という謎の機体からの攻撃もある。それだけではない。先程の巨大生物との戦闘。さらにはサリア達との戦闘の影響で機体も決して万全ではないのだ。
このままではジリ貧となる。
その時だった。
突然ツイフォン部隊の一機が爆発を起こした、
するとアンジュ達の元に機体が四機集まってきた。
「よし!ピンポイントショット成功!」
「気を抜くな!敵はまだいるぞ!」
そう言う二人の機体から粒子兵器が放たれた。それらはツイフォン部隊の半分を消した。
「機械人形が!!」
「邪魔をしないでもらうわよ!」
そう言う二人の機体は接近戦を挑む。それらはツイフォン部隊を切り裂いた。
「ちきしょう!あいつらビースト退治じゃなくてこっちに仕掛けやがった!」
「二人とも。こうなると部が悪い。ここは引くぞ」
「それじゃあね。バイバーイ」
そう言うとトリニティと名乗った三人は撤退した。その場にはアンジュ達と謎の機体四機が残された。
「あんたら大丈夫か?」
通信が入ってきた。
「大丈夫だけど・・・なんなのよ一体」
「あいつらはトリニティ。人類進化連合の中でも
幹部クラスのチームだ。あいつらに襲われるとはあんたらついてなかったな」
「だがペレドレンの退治は見事だったぜ」
「助けてくれてありがとう。ところで君達は何者なんだ?」
タスクが疑問に思い聞いてみる。
「俺達か?俺達は【ZEUXIS】だ」
「ちょっとカイ!素性不明の人にそんなこと言っていいの!?」
通信越しで小声で女の人が注意する。しかし通信がオンラインで開かれていたのでアンジュ達にも聞かれていた。
「大丈夫だ。こいつらは悪い奴じゃねぇ。なんせビーストを倒したばかりかこちらにちゃんとお礼を言える。そんな奴は悪い奴じゃない。奴らに襲われてたけど少なくてもブラック・ドグマの関係者じゃねえよ」
ブラック・ドグマ。その言葉にアンジュ達が反応する。
「ブラック・ドグマ!?あなた達ブラック・ドグマを知っているんですか!?」
「おいおい。ブラック・ドグマといえばここんところ勢力をのさばらせてきてるじゃねえか。知ってて当然だろ?」
三人はある人物の名前を聞く事にした。
「あの!メビウスって人知ってます!?」
「いや。知らねぇなそんな名前」
「そうですか・・・」
三人は少しは見えた希望が消された気分になった。
「で。どうする?こいつら。放っておくか?」
「素性もわからない奴を基地に招く訳にもいかないだろ」
そのような会話が通信越しに聞こえてきた。
「あの!ならフェニックスって機体を知りませんか!?」
このままでは何処かに行かれると考えたタスクが必至に話す事を探すために彼等に尋ねた。すると突然四人の機体が武器を向けてきた。
「どこでフェニックスの情報を知った!!」
「お前達!シグと知り合いなのか!?」
「カイのバカ!なんでそう大事な情報を漏らすの!?」
何やら騒ぎながら相談していたが、やがて結論が出たらしい。
「すいませんがあなた方三人を拘束。基地まで連行させて頂きます。拒否すれば我々はあなた方を殺します。よろしいですね?」
「ちょっと!それが人にものを頼む態度なの!?」
「やめろアンジュ!ここは素直に従おう。色々と聞けるかもしれないし・・・」
アンジュが怒るが、それをタスクが直ぐに抑えさせる。今回は事態が事態な為に下手な行動はできないのだ。
こうしてアンジュとタスクとヴィヴィアンの三人は機体に先導されて四人の基地のある場所へと進んでいった。
「クイズです!私達はどうなるでしょうか!?答えは私もわかりません!」
ヴィヴィアンが二人を元気づけるように言う。
「あの者達・・・まさかフェニックスと一緒に?」
「その可能性が高いですね。あの時付近にはフェニックスしかいませんでしたけど」
ある場所の基地内では先程の光景が全て見えていた。それについて色々と話し合っている。
「・・・もし彼女達がそうならば、我々としても色々と聞きたいことがある」
「ネロ艦長!通信です!」
「相手は?」
「人類進化連合です」
「もう嗅ぎつけたか・・・回せ」
通信をこちらに回した。モニターには偉そうな男が現れた。
「これはこれはZEUXISのネロ艦長。ご機嫌はいかがですか?」
「下手な建前は結構だ。本題を話せ」
「そちらにフェニックスが戻られたとか。そしてアンノウンの機体三機も鹵獲したとか。これでもう
戦力不足を言い訳にはできませんね」
「人類進化連合を代表していいます。ZEUXISの
戦力を直ちに我々人類進化連合に合流させなさい」
「断る」
ネロ艦長は一言で断った。
「ほほう?我々の要求を拒むと?」
「我々の相手はビーストです。今回そちらの部隊に攻撃を仕掛けたのはそちらの部隊が暴走していたと判断したまでです」
「我々はビーストとも戦っています。お互いで協力しあいませんか?」
「ビーストと戦っている?協力しあう?綺麗事はブラック・ドグマとの戦争を終わらせてから言うのだな」
「ブラック・ドグマさえ倒せば我々はビースト退治に本腰で挑めます。その為にも早く解決すべきでは?あなた方の兵器で」
「話にならん。失礼する」
そう言うとネロ艦長は通信を叩き切った。
「よろしかったのですか?ネロ艦長」
「我々の目的はビースト退治だ。人と戦争することではない」
ネロ艦長は吐き捨てる様に言った。
「来客のもてなしの準備をしてくれ」
ネロ艦長が指示をだした。
とりあえず名前などは次回あたりにわかるようにさせたいです。
果たしてこの世界は一体どんな世界なのでしょうか!?
結構オリキャラが増えるのでオリキャラ図鑑をまた作る時が来たのかもしれませんね。
参考に聞きます。もし好きな人が敵になったらみなさんはどうします?
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①必死に説得
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②敵になったのなら容赦はしない
-
③敵に寝返る
-
④お前を殺して俺も死ぬ!
-
⑤好きダァァァ!!!と告白する