クロスアンジュ ノーマの少女達と一人の少年が出会った   作:クロスボーンズ

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あらすじの前に一つ言わせてください。

皆さん。すいませんでした!

この作品のお気に入りが80人突破している事に気付かず、そして感謝の言葉が遅れてしまいました。

この様な作品を気に入って頂けたのに、それに気づかなかった自分が恥ずかしいです。

私は決して閲覧して頂いている事への感謝を忘れなどはしません!

閲覧者の皆さん。本当に申し訳ありませんでした!



前回のあらすじ!

未来へと辿り着いたメビウス達。

そこで目にしたのはブラック・ドグマの横暴の爪痕である。

直ちに基地へと帰還し、作戦会議が開かれた。

そして作戦会議が一通り纏り、そして謎のビーストの出現増加など、問題は山積みである。

そんな中メビウスはアンジュ達をある場所へと連れ出した。

そこはかつてメビウスが孤児グループ時代に根城にしていた跡地であり、同時に仲間達の墓標である。

せめて覚えておいてほしい。それがメビウスの望みであった。

アンジュとサラマンディーネは永遠語りを歌った。

死んで逝った者達の魂に安らぎがある事を願いながら。

基地へと戻り、ラスト・リベルタスの疲れで、皆
すぐに眠りに落ちた。

こんな未来を変えてみせる。そう願いながら・・・

それでは本編の始まりです!


第81話 人間としての誇り

 

 

まだ朝陽が昇る少し前、作戦室ではネロ艦長がいた。そこにワイズナーも現れた。

 

「ネロ艦長。早いお目覚めですね」

 

「ワイズナー、君もだな」

 

ネロ艦長が二人分のブラックコーヒーを淹れた。

 

「飲むかね?」

 

「ありがとうございます」

 

そう言うとワイズナーはカップを手に取った。二人とも一口つけた後はその苦さ故の旨さの余韻に浸っていた。

 

「・・・ワイズナー。君はどう思う」

 

突然ネロ艦長が質問を投げかけた。

 

「過去の世界の事ですか?」

 

「あの世界は素晴らしかった。陽の光だけでなく、月の光も輝いていた」

 

「全てが我々の世界と違っていましたね」

 

二人は百年前の世界を語り合った。外の世界では少なくても硝煙の匂いなどない。誰も、突然死ぬ事なんて考えつかない様な世界だ。

 

だが、未来は違う。

 

マナの光が消え人々が恐れ、そして愚かしくも手にしていた平和を放棄した。物を奪い合い、挙げ句の果てに命さえ奪い合う。

 

「・・・果たして未来とはなんなのだろうな」

 

ネロ艦長は百年前のミスルギ国民達を思い出す。あの中で誰が望んでこんな未来を創り出したのだろうか。

 

その答えは、誰にも分からないのかもしれない。

 

「奴等は辿るのでしょうか。私達と同じ過ちを・・・」

 

「・・・分からん。・・・だが、今のこの世界が

続けばこの先の未来は本当に破滅だけが待っている」

 

「せめて、今この世界を生きる人達の為に、ケリを

つけましょうか」

 

「あぁ、ブラック・ドグマ。そしてビースト発生の原因であるエンブリヲ。これらの打倒をZEUXISの最終任務とする」

 

ネロ艦長とワイズナーはコップに残されていたコーヒーを一気に飲み干した。

 

そんな二人の顔はいつになく、真剣なものとなっていた。

 

 

 

 

やがて朝となった。メビウス達は朝食を済ませるなり発着デッキへと足を運んでいた。

 

「すげぇ・・・」

 

皆が驚いていた理由は、そこにある機体である。グレイブとハウザーが置かれている。

 

「なぁ、ナンナにメアリー。本当にいいのか?」

 

「はい!私達はアウローラで補助要員をします。

だからこの機体はお姉さま達が使ってください!」

 

ノンナとメアリーが元気よく答えた。

 

実はロザリーとクリスの二人だけは機体を持っていない。その為急ピッチで二人の癖などをノンナとメアリーの機体に上塗りしているのだ。

 

そしてその癖を一夜で完全にコピーさせたのだ。

 

「全員集まったようだな」

 

発着デッキにネロ艦長がやって来た。

 

「我々は本日、エグゼキューター攻略戦を行う。無理強いはせん。再度確認しておくが、今回の作戦、降りる者は今名乗り出よ」

 

「・・・」

 

誰一人として手を上げなかった。皆覚悟してこの場に集まった事がよくわかる。

 

「諸君らの覚悟に感謝する。それでは作戦の内容について説明する」

 

皆に資料が渡された。それに一通り目を通す。

 

「ここに記されているメンバーは所定の役割を果たすように」

 

「それでは現在の我々の戦力を確認する。まずパラメイル隊から」

 

アンジュ/ヴィルキス

 

サリア/クレオパトラ

 

ヒルダ/テオドーラ

 

ヴィヴィアン/永龍號

 

ロザリー/グレイブカスタム

 

クリス/ハウザーカスタム

 

エルシャ/スペリオル

 

ゾーラ/レイザーカスタム

 

メビウス/フェニックス

 

ナオミ/ヘリオス

 

ココ/ビクトリア

 

ミランダ/エイレーネ

 

ジル/レイジア

 

タスク/アーバトレス

 

「なお、ラグナメイルとデルタ・メイル、そして龍神器の機体を除き、パラメイル各機にはAWSアサルト・ウェポン・システムの装備をさせて貰う」

 

余談だがヘリオスに関してはバーグラーセットとターボカスタムを装備している。フェニックスはHHWSを装備している為、そのお古を譲り受けたのだ。

 

「次に龍神器達だ」

 

サラマンディーネ 焔龍號

 

ナーガ/蒼龍號

 

カナメ/碧龍號

 

「最後にデルタ・メイル部隊だ」

 

ワイズナー/ビショップ

 

カイ/クレセント

 

アンリ/ガローラ

 

アクロ/ジョーカー

 

「なお、デルタ・メイル部隊はMGW。メガ・ウェポン・システムの確認を行うように」

 

皆が武装などを確認していた。

 

すると突然、発着デッキにオペレーター達が駆けつけてきた。

 

「ネロ艦長!通信です!」

 

「相手は」

 

オペレーター達の顔色が曇った。

 

「・・・ブラック・ドグマです」

 

「何だと!?」

 

通信相手の正体に皆が驚愕した。

 

全員がメインルームへと足を運んだ。

 

「よぉ、皆さん揃っていらっしゃる。大方、エグゼキューターでも潰そうと作戦会議ですか?」

 

モニターにはガーナムが映し出された。相変わらずのふざけた態度に皆が激しい不快感を表した。

 

「ガーナム。要件があるならとっとと言え」

 

シグがメビウスの人格と入れ替わった。

 

「おおっ!その様子だと一つの体に共存してるってわけか。まぁ生きてた事には万々歳だな。テメェをぶっ殺せるんだしよ」

 

「聞こえなかったか?要件があるならとっとと言え」

 

ふざけた態度のガーナムと対照的に、シグは冷静であった。だがその言葉の一つ一つからは殺気が剥き出しであった。

 

「なぁに 。お前達がミスルギ皇国での砲撃で死ななかったようだし、その事を褒めてやろうと思ってよ。凄えなテメェら」

 

「ふざけるなよ!俺たちを狙うなら俺たちだけを狙え!関係ない連中を巻き込むな!」

 

カイ達が喰いついた。エンデランド連合や未来世界の有様。完全に常軌を逸した行為である。

 

「おいおい。その様子だと本当に知らないようだな。教えてやるよ、うちらの大将の狙いは一つ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人類の抹殺さ」

 

「・・・・・・はぁ!?」

 

皆が耳を疑った。あまりにも目的が異常である。

 

「人類の抹殺って・・・そんな事をしてなんになるの!?」

 

「そんな事は知ったこっちゃねぇ。言っておくが俺はブラック・ドグマの目的なんざ関係ねぇ。俺はただ殺し合いが好きで好きでたまらねぇんだぁよ!!」

 

「貴様ァァ!!貴様の様な外道、生かしておくわけには!!」

 

遂にシグが感情を爆発させた。殺し合いを楽しむ存在。最早人間の思考ですらなくなっている。

 

「そう!それだよ!テメェが全力で俺と殺し合える時が!俺が満たされるんだよ!」

 

シグがモニターを殴りつけ様とした。だがその手はネロ艦長に抑えられた。

 

「ガーナム。我々は君をメッセンジャーとしてブラック・ドグマに最終通告を出す」

 

「既に戦争は終結している。人類進化連合に戦争を継続させられる程の力は残されていない。君達も

武装を解除したまえ。仮に武装を解除しないなら、共にビースト殲滅に手を貸してもらいたい」

 

ネロ艦長のその言葉に皆が驚く。

 

「何言ってんだよ!ネロ艦長、こいつらは!」

 

「我々は人類進化連合とは違う」

 

ネロ艦長の中に残された僅な理性。人間同士で戦うなど本来あってはならないのだ。

 

「成る程。あいにく今は大将がいないんだ。だから俺が代わりに返答してやる」

 

「馬鹿め」

 

単純な侮辱の言葉が返された。

 

「俺たちは戦争してぇんだよ。人間、いや、ノーマ相手によ。ビーストなんかと遊んでるテメェらにゃ分からないだろうがよ。ヒャーハッハッハー!」

 

場が凍りついた。皆口を開けず、ガーナムの笑い声を黙って聞いていただけである

 

「・・・15時だ」

 

「は?」

 

ネロ艦長が静寂を破った。その目は目の前の存在への失望感が全開であった。

 

「15時に我々は貴様らのエグゼキューターのある

基地に全面攻撃を仕掛ける。それまでに非戦闘員は脱出させておけ」

 

「おやおや?戦争が終わって平和になったのに。今度はそちらさんが戦争を仕掛けるのかい?対ビースト殲滅組織。天下のZEUXIS様が?」

 

「勘違いするな。我々が行うのは人間という種族の生存をかけてだ。余計な犠牲を払いたくはない」

 

「そしてこの戦いはZEUXISとしてではない。我々人間の持つ誇りをかけての戦いだ。志を同じとする同志達も集まっている」

 

「まぁいいぜ。それじゃ15時にドンパチやらかそうじゃねぇか。ついでに一つ教えてやるよ。エグゼキューターだけど、実はミスルギ皇国にもう一発ぶち込んでやろうと考えてるわけよ。いつかって?まぁ今日の夜遅くかなぁ」

 

そう言うと通信が切られた。

 

「なんなんだあいつは・・・」

 

「あれがガーナム。人間以下の最低野郎だ」

 

シグと人格が入れ替わり、メビウスが吐き捨てる様に言う。

 

「作戦の決行は15時とする!12時には各員は艦へと乗艦せよ!」

 

「イエス!マム!」

 

その掛け声のもと、皆が解散となった。

 

 

 

 

ZEUXISメンバーは今は機体の調整をしている。

ノンナとメアリー達はアウローラの最終チェックを手伝っている。

 

メビウス達は機体の調整も終わり、皆である一箇所に集まっていた。

 

「こうして揃うのも一体いつぶりなんだろうな」

 

ゾーラが懐かしむ様に言っている。かつて、死の第一中隊に所属していたメンバーがこうして皆顔を揃えている。

 

「あの時から色々ありましたね」

 

このメンバーで揃うのはアンジュの初出撃の時以来である。あの後から皆が色々と、変わっていった。

「それにしても、私達ノーマが世界を壊すだけじゃなくて未来世界にまで介入するとは・・・メビウスと始めて出会った時には思いつきもしなかったね」

 

ヒルダが懐かしそうに言う。

 

「それを言うなら俺だって、まさか未来人だとは思わなかったよ。・・・ははっ、こうして考えると、本当に俺ってみんなよりも歳下なんだな」

 

皆が軽く笑っていた。

 

しかしそんな中、タスクが何処か思い面持ちをしていた。

 

メビウスには悩みの種が予想できていた。

 

「・・・タスク。エンブリヲの事を考えているのか?」

 

「あぁ。アウラがドラゴン達の元に戻った事で時空融合は防がれた。問題はエンブリヲがそのまま黙って指を咥えているか・・・」

 

エンブリヲはまた仕掛けてくる。そう言いたいのだ。

 

「・・・その時は俺が戦う。奴にはまだビーストの件で借りが残ってる」

 

「あら。あの変態は私が潰す予定よ」

 

メビウスの言葉にアンジュが口を挟んだ。

 

「何。以前言ったろ。私達は仲間だ。死神と踊る為には手を取り会わなきゃな」

 

ゾーラが励ますように言う。

 

思えばエンブリヲによって色々と人生を狂わされた存在は数多い。

 

否、そもそもノーマという存在全てが、エンブリヲの被害者だ。奴の望んだ理想郷の為にマナの人間達は創られた。

 

そしてそれを使えない突然変異体のノーマ達は理不尽な迫害を受けてきた。

 

「奴は人類がより良く生きていけるようにマナを与えたとか言ってやがるが、そのせいでうちらは生きていけなくなっちまったよ」

 

ヒルダが憎々しげに言う。

 

「あいつにとっては全てが道具なんでしょうね。

マナもノーマも・・・私達も、アンジュも・・・」

 

「へっ!奴のハーレムなんざ、粉々に砕いてやる!」

 

皆が励ますように言いあう。

 

メビウスはそのやりとりが何処か嬉しそうであった。

 

(この感じ・・・同じだな。孤児グループで皆といた時と)

 

褒められた事ではないがかつてのメビウスも似た様なものだ。盗んだ食料を皆で分け、焚き火を囲んでどんちゃん騒ぎ。皆で色々と語りあった。

 

「ねぇ。いい機会だから話し合わない。みんなで」

 

突然アンジュが言い出した言葉に皆が多少驚いた。

 

「話し合って、何を?」

 

「この戦いが終わった後の事よ」

 

「突然何を・・・」

 

「いいから。話し合いましょ。まず皆んなは戦いが終わったらどうする?」

 

それはかつてドラゴン達の地球から帰ってきた時にもした質問だ。

 

「どうするか・・・か。決めてねぇな」

 

ヒルダ達の言葉にアンジュは笑顔を浮かべた。

 

「なら丁度いいわ。私はドラゴン達の世界で喫茶アンジュを経営する。貴女達もそこで働きなさい」

 

「喫茶アンジュ!?」

 

それはかつてタスクが作ろうとしていた喫茶店である。

 

「ええ。従業員として雇ってあげるわ」

 

「まさかの上から目線!」

 

相変わらずアンジュはアンジュであった。

 

「おもしれぇな。あたしも乗ったよ」

 

まず最初に、ヒルダ達がその意見に乗った。

 

「よし!私も料理とかで頑張っちゃうわ!」

 

今度はエルシャも乗った。

 

「じゃあ俺は一番最初の客にでもなろうかなぁ」

 

「そこはあんたも手伝いなさいよ!」

 

メビウスの発言に皆で突っ込む。こうして皆で軽く談笑していた。

 

緊張で身体が動かなくならないように、皆で笑いあった。

 

 

 

 

 

 

そしてついに12時に、運命の時間となった。

 

皆がアウローラとアクセリオンに乗り込む。

 

ネロ艦長がアウローラとアクセリオンに通信を送る。

 

「諸君。これより我々はエグゼキューターを排除し、今の戦乱の未来に終止符を打つ!」

 

「エグゼキューターの攻略。そしてエンブリヲを打倒する事により、ビーストの脅威を消し去る。この二つを達成した時。この作戦は成功する!」

 

「これがZEUXIS、いや、我々の最終作戦とする!」

 

「全艦。発進!!」

 

その掛け声の元、アウローラとアクセリオンは、基地から発進した。

 

 

 

 

 

 

ブラック・ドグマの基地。ここにエグゼキューターが設置されている。

 

「さてと。そろそろ奴等の来る時間だ。盛大にもてなしてやろうぜ」

 

時計の針は刻一刻と時を刻んでいった。

 

【ボーン。ボーン。ボーン】

 

長針が12を、短針が3を指した。

 

【ビー!ビー!ビー!ビー!】

 

基地内に突然警報が鳴り響いた。

 

「この基地目掛けて高速で接近する艦影確認!数2!」

 

「来たか!待ってたゼェ!機体でも取って・・・」

 

「待ってください!それとは別に急速に接近する

機影を確認!数1!」

 

「なんだと!?」

 

次の瞬間、基地目掛けて粒子砲が放たれた。基地のアスファルトにそれらは命中し、爆発した。

 

上空から、ヴィルキスが急降下で迫ってきていた。その機体の色は青色となっており、次の瞬間には

基地に降りたった。

 

「奇襲ってわけか!面白い!ゴースターを出せ!」

 

基地防衛用のゴースターがヴィルキス目掛けて襲いかかる。

 

「遅い!」

 

しかしそれはアンジュの操縦するヴィルキスには脅威にさえならなかった。機体が赤く輝きサーベルが伸びる。

 

次の瞬間には無人機達は一掃された。

 

「やれやれ。援軍送っちゃう?」

 

近くの武器庫から無人機の援軍を送ろうとした。

 

その時である!

 

「!!これは!!?」

 

「どうした!」

 

「基地めがけて急速に接近する機影を確認!」

 

「なんだと!何処からだ!?」

 

「それが・・・・・・基地の真下からです!」

 

「何!?」

 

次の瞬間、武器庫は大爆発を起こし、炎上した。その上空にはフェニックスがいた。その姿は第二形態である。

 

どうやらネオマキシマ砲を使い地下を進んで行ったようだ。

 

「やれやれ。陸海空はよく聞くけど、まさか地底から攻められるのはなぁ・・・予想外だなぁこりゃぁ」

 

「関心してる場合じゃありませんよ!二隻の戦艦は既に基地内に侵入されてるんですよ!」

 

ブラック・ドグマのオペレーターは慌てている。こうも簡単に基地に殴り込みをされたのだ。動揺するなという方が無理であろう。

 

しかし、ガーナムは落ち着いていた。まるで切り札をいくつも持っている様な余裕であった。

 

「そうか。テメェは知らねぇのか。まぁ少し待ってな。奴等に面白いもんぶつけてやるよ」

 

そう言うとガーナムは部屋を去った。

 

「こちらアクセリオン艦長のネロだ。ブラック・ドグマの諸君に告げる。速やかに武装を解除し投降せよ。我々は人間の誇りを持ってここに来た。諸君らにも適切な対応をするつもりだ」

 

ネロ艦長が降伏を呼びかけている。

 

「よぉ。相変わらず正義の味方ごっこのつもりかい?」

 

「ガーナム!」

 

「まぁ落ち着けよ。今回の戦いは天下分け目の関ヶ原だぜ?楽しもうゼェ!全力でよ!!」

 

ガーナムが指を鳴らした。

 

すると目の前の空間に亀裂が生じた。

 

「あぁぁぁっっ!!」

 

突然メビウスが頭を抱えて項垂れた。

 

「メビウス!?」

 

「来る。奴等が・・・しかも、大量に・・・!」

 

メビウスは少しばかり錯乱していた。

 

そしてアクセリオンでも異変は起きていたようだ。

 

「巨大な生命反応を多数確認!」

 

「なんだと!?」

 

「しかもこの反応・・・」

 

次の瞬間、穴が開き、奴等は現れた。

 

「なっ!あれは!」

 

それはビースト達であった。しかもその殆どがアクセリオンが過去へと飛んだ後に出現した、新型のビーストばかりである。

 

「ガーナム!キサマ達・・・まさか!?」

 

ありえない考えがZEUXISメンバーの脳を駆け巡る。

 

そしてガーナムはそのありえない考えを答えた。

 

「あぁ!ブラック・ドグマは創り出したのさ!

ビーストをなぁ!!」





2019年も後二週間も無いと思うと色々と考えさせられます。

平成が終わった年。来年から本格的に令和か・・・

改めて宣言します。この作品は必ず完結させる。

そして次回、もしかしたらあのビーストを出せるかもしれませんね。(予告風)
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