ログ・ホライズン ~落ちた浮遊城アインクラッド~   作:マスカルウィン

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相変わらずのキャラほうかーい。
そしてキリトが全然活躍できてねぇ!
まぁ仕方が無いと言うかうん……


第三話

 カンダ用水路に入ったシロエ達は、鬱蒼とした森を歩いていた。

 

「じゃぁキリト達は、そのモンスターと戦うのに慣れてるんだ?」

「まぁ、そうだなVRMMOは自分で体感できるのが売りだからな、こうやって体を動かして戦闘することには慣れてるよ」

 

 階層攻略には絶対に大型モンスターとの戦闘もあったし、ALOに移動してからもそういうモンスターに挑んでは、殺されたのもいい経験だ。

 

「と言うことは、戦闘自体にキリト達は違和感がないのか」

 

 シロエは眼鏡の位置を調整しつつ考える。

 キリト達はこの世界ではおそらく、上位プレイヤーに匹敵する力を持っていると。

 

「逆にシロエ達はこういうゲームじゃなかったのか?」

「あぁ、うんそうだね。 僕達は普通にパソコンでキーボードやマウスを動かしてゲームをプレイしてたんだ……って判る?」

 

 シロエは恐る恐る聞く、もしかしたらそういうゲームはキリト達の世界では存在しないかもしれない、いやあったのかもしれないが古い時代の物なのかもしれない。

 

「わかるさ、俺が小学校のころはそういうタイプのゲームやってたからな」

「キリトってそんな子供のころから、ゲームやってたの? 友達居なさそう……」

「うぐっ」

 

 シノンの言葉に傷ついた2名の廃人プレイヤーを見て、直継は笑っていた。

 

 

「ちょっといいか? 試したいことがあるんだ」

 

 歩いていたシロエと直継に声をかけ、キリトは背中の剣を抜いた。

 独特な構えを取ると、剣が薄っすらと光りだす。

 

「せいっ!」

 

 目の前にあった木を切りつけると、木が音と共に倒れた。

 

「これが、俺達の世界で主流だったソードスキルって技だ」

「見た目では、直継達の攻撃職とあんまり変わらないね」

 

 すると直継が剣を抜き、キリトと同じように木を切りつけた。

 

「だな、特殊な職業がばれるかもって思ったけど、大丈夫そうだな」

「そうか、シノンそっちはどうだ? 前と違ったところはある?」

「そうね……」

 

 弓を構え、シノンは放つと少し遠いところにあった木に矢が刺さる。

 

「基本的には変わらないわ、けどこのリキャストタイムがやっかいだわ」

「リキャストタイム? あぁ次に使えるようにする時間か、こっちのはそのシステムがあるんだな」

 

 キリトはそういうと、自身のスキルリストを開けて確認しているようだった。

 

「うーん、お前達はこういつも体を使って戦闘をしているせいか、剣や弓を使うのが慣れているな、羨ましい限りだぜ!」

「だね、僕たちはパソコンを触っていると、この世界に連れてこられたから、自然と言うか、体の感覚で技を使うことに慣れてないからね」

 

 普通の大学生がいきなりモンスターと戦え、その肉体には強靭な力があるから大丈夫だ!

 と言われても、そんな急には戦えるはずがない。

 

「私は、ソードスキルは使えないようね」

 

 ダガーを握っていたシノンはそう言う。

 

「やっぱり、このアインクラッド流剣士の職業を持ってないと、使えないのか? あれ? でもシノンさっき弓使えてたよな?」

 

 キリトは先ほどの弓に、なんらかのスキルが宿っていたことに気づいていた。

 

「体の感覚で、技をだしたらでたって感じ?」

「シノン……さんは、アサシンだからその系統のスキルが発動したんでしょうね」

「シノンでいいわ、アサシンってこう忍者とか、そんな近接職のイメージなんだけど?」

 

 一般的な認識と言うか、隠密行動をし敵対勢力を一撃で倒すイメージがある。

 

「アサシンには、武器を持って攻撃するタイプと、弓を持ってスナイプするタイプがあるんですよ、シノンは後者なんだろうね」

「でも私、この世界でスキルビルドとか決めてないんだけど?」

 

 当然の疑問にシロエは少し考える。

 

「――確か、キリト達の世界にはコンバートシステムがあったんだよね? それが動作したって考えるのが妥当じゃないのかな?」

「なるほど、ALOで私のスキルビルドに近い形が、この世界で再現されたと」

「一番それが可能性が高いと思うよ、一度キリトとシノンは自分のスキル確認したほうがいいかもしれないね」

「あぁ、それもそうだな」

 

 シロエの意見に頷き、慣れてない様子でスキルの確認をする二人。

 

「どう思う直継?」

「そうだなー、どうにもこうにもわからん、そういうのは任せた祭りだぜ!」

「少しは考えてよ」

 

 苦笑しつつ少し思考を働かせる。

 では何故、キリトはもともとこの世界になかった職業を手に入れた、と言う話になるのだが――

 その辺の話は追々していくとしよう。

 

「そういえばシロエ、街まであとどのくらいなんだ?」

「もう少しだよ、そろそろ街が見えてくるはずなんだけど――」

「っ――下がれ!」

 

 直継がそう叫び、シロエはステップを踏み距離を開ける。

 キリトは剣に手をかけたまま、直継の後ろに、シノンはシロエの横で弓を構えていた。

 

「鎖っ!?」

「直継!」

 

 シロエは間髪入れず、ディスペル・マジックを使用し、直継かけられた魔法を解除する。

 

「敵か!」

 

 キリトは剣を抜いて、構える。

 

「敵は、敵だけどこいつは――」

 

 直継が歯切れの悪い言葉で暗闇を見つめている、キリトも同じように見つめると、なんとなくだか「人」の気配を感じる。

 

「PKか!」

「直継! 直列のフォーメーション! 人数は視認4つ! 位置を特定する、マイドボルト!」

 

 シロエが放った魔法により、敵の姿が浮かびあがる。

 キリトはそのシロエと直継の連携を見ながら、心の中で凄いと叫んでいた。

 二人はVRMMOをプレイをしたことがないといっていたが、この連携を見る限りそんなことはないだろうと言いたい。

 

「位置確認した!」

「位置特定! はっ、PKだなんていい度胸だな、ママが恋しくてケダモノ直行か!」

「――私対人戦得意じゃないんだけど」

 

 静かに4人は歩いてくると、シロエ達に向かって声をかけてきた。

 

「黙って荷物を置いていけば、命まではとらないぜ?」

「またえらく、時代かかった言い方だな、漫画の読みすぎじゃないか?」

 

 キリトは笑いながらそういうと、シロエを見た。

 

「直継はどうしたい?」

「他人様を殺し、遊ばそうって連中だ! 当然同じことがされる覚悟なんてとうの昔に出来てるだろうさっ!」

 

 その言葉を聞き、キリトは改めて武器を構えなおした。

 PKもその言葉を聞き、同じく武器を構える。

 

「僕は一度くらいならお金払ってもいいんだけどね、争いごと嫌いだし」

 

 シロエの言葉に驚き、キリトは振り返る。

 PK達の構えも少しゆるくなった。

 そして、キリトは見た、シロエの邪悪に満ちた笑顔と、それに対して恐怖を感じた自分を。

 

「けどまぁ、僕達に勝てるのならね? 第一目標右前方の剣士! 直継牽制も任せた! キリトは直継のフォローに、シノンは弓の準備をお願い!」

「任せろ!」

「おう」

「わかったわ」

 

 直継が侍風の男に切りかかり、キリトは二刀持ちの戦士に攻撃を開始する。

 すると残った、女戦士がシノンとシロエのほうに向かった。

 

「こいつらの相手は任せろ! お前は魔術師とスナイパーを狙え!」

 

 PKのリーダー的存在の奴が叫ぶと、シノンは弓を女戦士に向ける。

 

「シノンはそのままで、合図がするまで待機で」

「――わかったわ」

「アストラルバインド!」

 

 シロエが魔法を唱えると、女戦士の足に鎖のような者が絡み付き、身動きが取れなくなった。

 

「俺がそっちをやる、お前は戦士をやれ!」

「わかったわ」

 

 そういうと、二人は立場を入れ替えようとした。

 

「させるかよ、アンカー・ハウル!」

 

 直継は叫び、敵の目線が直継に向く。

 キリトはその様子を見て、直継がヘイト操作系のスキルを使ったんだと理解し、一度距離を取り、どの敵に攻撃するのが最適か判断しようとする。

 

「かまわねぇ! 先にこっちをやっちまえ!」

「はっ、俺の守りは破れねぇよ!」

 

 とはいう物の、3人の攻撃に直継のHPはガンガン削られていく、30秒もしないうちに直継のHPはこのままだと削られてしまうだろう。

 キリトは慌てて、武士風の男に攻撃を仕掛けようとすると、シロエが魔法の詠唱しているのが見えたので、慌てて下がる。

 

「エレクトリカル・ファズ!」

 

 シロエの魔法が3人に当たり、電気の塊が、3人の顔辺りをぐるぐると回りだす、がダメージはほとんど与えているようには見えない。

 

「シロエ!」

 

 キリトはたまらず叫ぶと、シロエは頷いたような気がした。

 

「ソーンバインド・ホステージ! キリト、その茨を斬るんだ!」

「わかった!」

 

 PKの周りにまとわり付いた茨を、装備した剣で斬ると、

 

「うわあああああああ」

 

 武士風の男は叫び、膝を付いた。

 キリトがHPバーを見ると、凄い勢いで削れて行くのがわかった。

 

「ヒーラー! さっさと武士を回復させろ! 数はこっちが有利なんだ!」

 

 その言葉にキリトはすぐさま反応し、魔術師の男を攻撃しようとする。

 

「させるかよ!」

「待て!」

 

 シロエはそれをなぜか、静止させた。

 

「そっちのヒーラーがきちんと活動していればの話だけどな!」

 

 直継はそう言いながら、茨を斬り、武士のHPが全て無くなりエフェクトが弾けた。

 

「もういい、ヒーラーは働いていないんだ! こい二人共! こいつらを焼き払え!」

 

 暗闇に向かって、リーダーが叫ぶ、それにあわせてキリトはそちらに目が取られる。

 

「任務完了だ 主君」

 

 言葉とともに、暗闇から小さい少女が現れた。

 反射的にキリトは剣を向ける。

 

「キリト待った。シノンも、アカツキさんは味方だよ」

「主君 良い援護だった、目の前にあんな光をされていればこいつらは暗闇は見えまい、おかげで速やかに二人を排除することが出来た」

 

 武士と魔術師二人が消えたときには、女性の戦士とヒーラーはその場から逃走している。

 残されたのはリーダーの男。

 

「すまなかった、助けてくれ! これ以上PKはしない約束してくれ!」

 

 地面に頭を下げ、きれいな土下座。

 さすがのシロエも、そんなあっさりと土下座するとは思ってなく、どうしようか? といった風に直継に視線を向けている。

 そして、シロエがPKから目線をはずした瞬間、立ち上がりシロエに襲いかかろうとするが、

 後ろから飛んできた矢が突き刺さり、エフェクトを散らしながら消滅した。

 

「ああいう輩は、基本信用できないのGGOで学んだわ」

「シノンさんマジパネェッス」

 

 キリトが苦笑しながら言うと、シノンは少し自慢げな顔をキリト達に向けた。




なんというか読みづらい気がするのが不思議、
会話の改行なくしたほうが読みやすいのだろうか。

まぁ純粋に文章力足りない気がするけどね!
気がするんじゃなくて、きっと足りてないんだろうね!

精進します _(:3」∠)_
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