一刀君が女の子になる話

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愛するご主人様の為に

それは魏、呉、蜀の天下三分が成り、再び五胡が攻めて来る事も無く平和に暮らしていた日に起きた。

 

 

北郷一刀は眠りから起きると酷い倦怠感と頭痛に襲われた。

 

「いつつ・・・飲みすぎたなぁ」

 

昨晩、紫苑と桔梗の晩酌に付き合った所為か、いつもより重く感じる体を引きずり身だしなみを整えるために鏡を見た。

 

「??? 誰だ?」

 

そこには自分の姿の代わりに長い黒髪の美少女がいた。

右手を挙げてみる。鏡の中の美少女は左手を挙げる。

不思議に思い首を傾げる。美少女も首を傾げる。

少し笑ってみる。美少女は微笑んでる。かわいい

 

「え?んん?」

 

夢かと思い頬を引っ張って見た。痛い。美少女も痛いのか涙目だ。

 

「な、な・・・、なんじゃこりゃああああぁぁぁ!?」

 

思わず出た声は聞き慣れた自分の声では無く、か細い女性の声だった。

 

理解が追いつかず、ひとしきりに困っていると見知った人が扉を開けて飛び込んできた。

 

「ご主人様!どうしたの!?・・・!!」

 

「あっ、桃香! 俺だ!一刀だよ!ってこの姿じゃ信じられないかも知れないk「かわいい!!」えっ?」

 

「ご主人様かわいい!!やっぱり華琳さんが言った通りになったね!」

 

「と、桃香?俺だって分かるのか?」

 

「うん!紫苑さんと桔梗さんにお願いして、ご主人様のお酒にお薬を混ぜて貰ったんだ♪」

 

「薬・・?」

 

「えっとね?この前、魏にお邪魔させて貰った時に華琳さんに貰ったの。ご主人様がかわいくなるからって!」

 

か、かわいく??

 

「華琳さんが最近頭痛が酷いから華佗さんに診てもらったらしいんだけど、その時に貂蝉さんって人からご主人様にってお薬を貰ったらしいんだって!」

 

「なんで俺に?」

 

「華琳さんは詳しく教えてくれなかったんだけど、まさか女の子になっちゃうなんてね〜

やっと意味が分かったよ!」

 

改めて鏡を覗いてみた。確かにかわいい。着物が似合いそうな美少女だ、って!

 

「か、華琳だって!?やばい!今の姿を華琳に見られたら・・・!」

 

間違いなく性的に美味しく頂かれてしまう!!

 

「桃香!元の姿に戻れるのか!?」

 

「えっと、同じ薬を飲めば元の姿に戻れるって」

 

「その薬は今何処に!?」

 

「昨日使っちゃったから、残りは華琳さんが持ってるよ?」

 

・・・終わった

俺は崩れ落ちた。

 

「ご、ご主人様!?大丈夫?」

 

「なんとか大丈夫…」

 

「あ、それとね…」

 

なぜか嫌な予感がした。

 

「今日、華琳さんが来るって!」

 

終わった…

 

「ご主人様?ご主人様ーーー!?」

 

桃香の声が遠のいていく中、俺は意識を手放した。

 

 

///

 

 

目が覚めると見慣れた天井が目に入った。

嫌な夢を見た気がする。まるで俺が女になったかのような…

 

「おはよう?一刀」

 

「か、か、か、華琳!?」

 

何故か直ぐ側に華琳がいた。

 

「なによ、私が居たら悪いの?」

 

「いえいえいえ、悪くなどございません!存分に居て下さい!」

 

「そう、じゃあそうさせて貰うわね… それにしても…」

 

華琳がこちらを舐め回すように見てくる。

その妖しい目つきは春蘭や桂花を閨に誘う時のような…ってヤバイ!

 

「桃香から聞いては居たけど、可愛くなったわね?一刀」

 

ヤバイヤバイヤバイ!?

貞操の危機を感じた俺は、逃げようとした。

 

「逃すわけないでしょう」

 

華琳が俺を押さえつけながら覆いかぶさってきた。

 

「可愛いわ…一刀、最っっ高に好みだわ…!」

 

華琳の顔が近づいてくる。

 

「さあ、良い声で鳴いて頂戴ね?」

 

「待って!まっっ!むぅっ...」

 

唇が重なり合い、そのまま…

 

///

 

「美味しかったわ、一刀」

 

結局最後まで頂かれてしまった。

未知の感覚ばかりで、体に力が入らない。

 

「はあ…はあ、なん…で?」

 

「なんで?というのは薬の事かしら?もちろん、一刀に飲ませて「する」為よ」

 

色々と聞きたい事はあるが、荒い息が続くばかりで上手く言葉が出ない。

 

「さあ、そろそろ良いでしょう。入ってきなさいな」

 

華琳が扉へ呼びかければ、誰かが扉を開けて入ってきた。

 

「ご主人様…」

 

「桃香…か?」

 

入ってきたのは桃香で、覚悟を決めたような真剣な顔だった。

 

「ご主人様が女の子になった後に思ったんだ。私はご主人様に愛されてすっごく気持ち良くて暫く動けなくなるくらい満たされちゃう、でもご主人様はどうなんだろうって。その後も元気だし、ちょっとすると愛紗ちゃん達と、その…してるし。だから…ね?」

 

少し言い淀むようにして、桃香が告げた言葉は衝撃的なものだった。

 

「ご主人様が女の子になって愛し合えば満足して貰えるかなー?って」

 

なぜそうなったんだ!?

 

「私が居るのは桃香に薬を盛って貰った借りを、一刀に準備をするという事で返したから、というわけね。無論、私のためでもあるけれど」

 

「じゅ、準備?」

 

「当然、私と一刀と桃香で愛し合う為に…ね」

 

「女の子とするのって初めてだから、気持ちよくなって貰う為に華琳さんにお手伝いをお願いしたの」

 

「そういうことね。…観念しなさいな」

 

抵抗しようにも力が入らないままで、つまり、逃げられない。

 

「気持ちよくなろうねー?ご主人様〜?」

 

「ら、らめぇぇぇぇぇぇええ!?!?」

 

 

その後、無事に男に戻ることが出来たが、定期的に女の子として愛された(主に華琳に)一刀であった。


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