リリカルにマブラヴした結果がこれよ   作:shita

1 / 6
1 誰得なの? この地雷

1-1 誰得なの? この小説

 

 

「どんだけ、ハードな設定なのこれ……」

 

 

僕は戦慄した。

知らない天井だ、じゃなくって、これはゲームでは見たことあるワンシーンだ。

若人の部屋にしては、なんとも味気ない感じ。

 

 

変なポスターだ……ロケットかこれ? なんだこれ。

間違いない。タケルちゃんの部屋だった。

 

 

「うわ……どうせなら、フェイブルのほうが良かった……」

 

 

窓の外は瓦礫の山。あー目を覆いたい。

戦術機だっけ? 足しかないけど……青いのはフブキさんでしたっけ?

 

 

……あーうん、オーケイ。わかった、わかった。これは酷い。

転生させるならもっとベリーベリーイージーに暮らせる世界にしてほしかった……。

ハードだぜェ……それに、そろそろ平静を保ってるのも限界だ。

 

だれも興味ないと思うし本当は全部省きたいんだけど、どうしても1つだけ省けそうもないのだ。

オリ主が最初したがる混乱うんぬんの話ではないので、1つだけ許してくれ。

 

 

「なんで、僕……なのはさん(幼女)なんですか orz」

 

 

自分の首にはマジカルでリリカルな赤い宝石が1つ。「(テロリン)ハローマイマスター」とか言ってるよw

自分を着飾る聖祥のかわいらしいスカート。琴線そそられるけど、着てるのは自分だぞ。あかんて。

 

ぐぬぬ……因果律の神コロ樣のやつめ……まじ許すまじ。

 

一番楽なコースにしてくれないと、このゲームクリアできねぇじゃん! なんで、神が言ってくれないし!

これは死ぬ前にちょっと文句言いに行かねばなるまい。

 

 

 

 

1-2 横浜基地

 

 

≪ザッ、ザッ、ザッ……≫

 

 

「はーはー……横浜基地、やっと着いたぞ」

 

 

はー舐めとった。

 

僕は横浜基地の場所を知らなかった。僕は武ちゃんもどきであって、武ちゃんじゃない。

徒歩だった。町の広さをまるで分かっていなかった。

 

ゲームなら移動はブラックアウト1回だったけど、

あれはタケルちゃんだからこそできる技だったんだなー。

 

そしてこの地獄の坂道……きついってレベルじゃねー。

もう膝がグロッキー。兵士会う前に、はやくも人生挫折しそうだ……。

 

 

「おい、こんなところで何を……(おい、どうする子供だぞ?)」

 

「外出って感じじゃなさそうだが……」

 

「そういえば、子供が暗殺者って設定の漫画を以前みたことがある。

 ……だが、……ははっ。この子にそれはないな」

 

「バカ、そんなの分かってるさ。どこかの町から逃げてきたって所だろ」

 

 

くそぅ、死ぬほどバカにされてる……。

でも、それが分かってるなら、今すぐ手を貸して。お水ください。

 

つか、超かわいい幼女だぞ僕は。運動音痴なのはボディだぞ。

普通なら即座にフォロー入れるとこだろ、ここは! この世界に紳士は、おらんのかね!

 

あー、なのはと現代人の合成とか、復刻したモンスターファームでも、ペルソナでも、ろくなのにならんだろうな……。

 

 

「ぜーぜー……。香月博士に、連絡を……」

 

 

そんな感じで、どうにかこうにか「序」の物語くらいは始めようと思う。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。