リリカルにマブラヴした結果がこれよ   作:shita

3 / 6
3 社をよこせ まずはそれからだ

3-1 社をよこせ まずはそれからだ

 

 

僕もタケルちゃんみたいに何から何まで説明して夕呼さんに協力する……と、おもーじゃん?

 

残念。それはねー。それに何の意味ががある。

……だって、夕呼さん。

 

 

ふかふかのベットの他にうさちゃんを所望したのに、皮肉にもうさぎ柄の抱き枕を置いていたのだ!

 

 

ちくせう……! ちくせうーーーッッ!!!

 

 

かわいいうさちゃんは、ちゃんと霞ちゃんだと、ご指名しておくべきだった!

「んーとりあえず、おすすめの可愛い子お願いします」って言ったら、

かわいい子猫が出てきちゃったくらいのすり替え。

 

転生初日から、社クンカクンカしながら眠る作戦がぁ……!! おのれ魔女めぇぇ!

(なお、うさぎの柄はかわいかった。まだ“馴染みきらぬ”我がボディの感覚か)

 

 

……まぁ、快眠ではあったけど、、。

ちなみに僕が目を覚ましたのはちょうどお昼の13時ごろだった。

昨日、頑張って基地まで遠足したから疲れてたもんな。しゃあない。

 

基地のみんなは、職務に勤しんでいるねー。

ナイトキャップをつけたまま寝ぼけ顔で廊下をてくてく迷子してると、いろんな人から変な目で見られたわ。

 

一応、うさちゃん(霞)的な緩ーい軍服を貰ったから、聖祥の制服の上に羽織る感じで引っ掛けてみたのだが、

着物に革ジャンを掛けるような……そんなミスマッチな感じに仕上がった。

でも、なんとなく軍服を着るのは洗脳されそうで嫌。そんな訳でこれを正装する。

制服に軍服とか、どんだけ縛られてるドM衣装なのかは、さておくわ。

 

 

―と、そんな感じで、今日も夕呼さんとおはなしする。

 

 

「で、今日こそ話、してくれるんでしょうね? 私も暇じゃないのよ」

 

「お、いいよ。じゃあ、どのヒントが欲しい?

 4つ目の計画のおはなし。戦術機のおはなし。それ以外のおはなし」

 

「……まるで遊び感覚なのね。まぁいいわ。じゃあ、1つ目の話を聞かせなさい。」

 

「わかったの!」

 

 

んー何がいいかなぁ? あれかな? これかな?

第四計画って、問題山積みだからなぁ。何を教えてあげよう、うぷぷーww

僕は、幼女なのはさんのありったけの笑みを浮かべて、にこやかに告げることにした。

 

 

「第四計画の締切日は……(あれこれ、こうこう)なの!」

 

「……なにそれ笑えない冗談ね」

 

「……この話嫌なの? 嫌なの?」

 

 

にこにこ。

夕呼さんの目はどんどん細まるけど、僕は反比例するようにニコニコしちゃう。

まぁ、でも、この話はちょっと意地悪だったかなww

 

 

「んふふww ……ごめんなさいなの。ついやっちゃった本当のことだけど、冗談だったの。

 じゃあ、本当のヒント。

 ――“人間の脳みそが作れないなら、人間の脳を…ピロピロピロ…すればいいじゃない”」

 

「……ッ!? ちょっと、何ぼかしてるの。はっきり言いなさい!!」

 

「ごめんなさい。無料のヒントはここまでなの。……っと、おさわりは厳禁なの」

 

 

おうふ。なんて科学者だ。

 

椅子から立ち上がったかと思うと、いきなり子供の胸ぐら掴もうとするなんて。

咄嗟のことだったけど、ちゃんとレイジングハートちゃんがプロテクションで弾いてくれた。

すげぇ。どんなもんじゃい、これが魔法の力や。

 

 

ますます夕呼さんの目が細まった気もするけど、僕が不思議パワーで守られてるのも分かったはずだし、

もう変なことはされないだろう。

 

……ヤラシイ意味でなら全然OKなんだけども。

 

 

 

 

3-2 夕呼 大変遺憾です

 

 

想像した以上に厄介な存在になりそうだわ。

あの子、予想以上に情報を持っているのは間違いない。

 

私の考え、構想、その頂。

あれは、間違いなくそれを知っている。

 

全身に電流が走った。あの言葉は、今の私には見えない完成された数式とシナプスのように繋がっている手応えがあった。

……まぁ、それも一番見たい部分をきっちりボカしてくれたお陰で、今は最悪の気分だ。

 

 

自力で、数式を完成させる道を諦めた訳ではない。

だけれど、あの子を手放せなくなったのは、絶対……といわざるを得ない。

 

強行に出る手段もあったけど……それも良い手とは言えない。

あの子を問い詰めようとした時、私の手を弾いたのは……やはり嫌な感じがする。

 

 

あの子はただの子供であると測るのは、間違いがあるかもしれない。

子供だからなのか、妙に人物のサイズが測りにくい。情報が少ない。次の手がまるで読めない。

 

 

「……ッ」

 

 

あーーッ! それにしてもイライラする。

人間の脳を……すればいい? 答えがあと一歩、いえ、半歩で解けそうなのに……解けない……あ~この感じッ!

 

……もどかしすぎるわ! ストレスで私を殺す誰かの陰謀かしら!

 

 

あの子供。……性格だけは、、、最悪だわ。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。