ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 〜 氷雪の融解者(上巻)   作:Edward

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アグストリアの撤退戦も佳境に入って参りました。
描いていて気持ちが暗くなるのですが、シグルドの様に強く気持ちを持って行きたいと思います。
彼らの強さは、かけがいの無い人を無くしても突き進む精神力だと思います。物語上の人物ですが尊敬します。


永別

残された僅かなクロスナイトは南へ駆ける、泥に加えて多数の血糊がその決戦の凄まじさを物語っていた。

特に酷い二人は互いに重傷を負いながらも南へ南へと馬を走らせる。

 

シグルドはレプトールのエルサンダーを直撃し、意識を保つことだけでも精一杯である。荒い息をしている事からまだその電撃の影響を受けているのだろう。

エルトシャンもレプトールの最大魔法のトールハンマーを受けたが辛くも直撃は免れ、能力値向上の魔法防御で凌いたのだが黒騎士の代名詞である黒毛の駿馬は瞬殺されてしまった。今は先の混戦で空馬となった敵国の馬で逃げのびていた。

 

「シグルド、大丈夫か?」

 

「ああ、少し休めば大丈夫だ・・・。しかしエルトシャン、南に逃げてもアグスティには・・・。」

 

「無論承知さ、1年前同様に堤防はあの渓谷を利用して作っているのだろう。だとしたらそこで足止めになる。」

 

「なら、なぜ南へ・・・。」

 

「・・・最後の決戦の締め括りにアグスティに近い方がいいだろう。

諦めるつもりはないが、奴らと刺し違える場所くらいは選びたいだけさ。」

 

「エルトシャン・・・、すまない・・・。」

 

「シグルド、なぜ謝られる必要がある?お前はここまでアグストリアの為に、俺の為に尽力してくれたではないか?

俺はお前やキュアンには謝る事はない、俺たち三人に貸借りなど不要な筈だ。」エルトシャンは毅然としてシグルドの言葉を雄々しく、優しく否定する。そして彼はシグルドに振り返り、笑顔を見せたのだ。

 

「お前の気持ちはありがたく受け取ろう・・・。感謝する、シグルド・・・。」エルトシャンの言葉にシグルドは涙を滲ませる、エルトシャンに見えない様に静かに頬をつたらせた。

身体を震わせるシグルドの変化に察知してエルトシャンはもう振り返る事は無かった、ただ馬を歩ませて無二の親友に背中を貸すだけであった。

 

(謝るのは俺の方だ、すまないシグルド・・・。)

エルトシャンは必死にこの言葉を飲み込む、シグルドの発案がなければ一矢も報えないままランゴバルドとレプトールの連携の前に全滅しただろう。

後衛のレプトールの元に奇襲を成功させてここまで善戦できただけでも奇跡なのだ、シグルドをこの場で非難する者など一人もいないはずである。

シグルドは、自身の保身も軍の規則も破ってまでアグストリアの為に、エルトシャンの為に単身駆け付けてきたのだ。そんな友を責めるような事など出来る筈がなかった。

 

 

「シグルド聞いてくれ、南に逃げた理由はもう一つある。

俺たちが南以外へ逃げれば恐らくアグスティに残っている部隊が峡谷の堤防を破壊するだろう、そうなれば本城から出撃されて挟み撃ちになる。それを防ぐ為に戦線を南へ近づけさせれば自滅を恐れて堤防の破壊はしない筈だ。」

 

「そこで、最後の戦いに挑むのだな。」

 

「・・・ああ、俺はそこで奴らと刺し違える覚悟だ。」

 

「エルトシャン・・・。私も覚悟を決めて戦おう、君と共にならこの逆境でも生きて戻れるように思える。刺し違えるなどと言わず両名を討ち果たそう!」

 

「・・・そうだなシグルド、お前となら私もなんでも成せそうな気分だ。

俺がこの最後の一戦で浮かんだ策がある、かなり危険な賭けだかシグルドに頼みたい。どうだ?」

 

「ああ任せてくれ、聖騎士バルドの血にかけて作戦をやり遂げよう。」シグルドは先程まで血の気も引いていた表情であったが一気に気力で上体を起き上げる、エルトシャンはシグルドにその最後の作戦を伝えていくのであった。

 

 

 

 

早朝より混戦を生き延びた一行の長い戦いは、追撃部隊をやり過ごしならが南へと急いだ。

何度となくレプトールの追撃部隊が追いつき、小競り合いを繰り広げる。その度にクロスナイトの後衛が対処にあたり時間を稼いでくれるが対処した騎士達は2度と本隊に戻ってくる事はない、それでもクロスナイトは前衛を行く二人の騎士を生かす為に行動する。

シグルドはその度に感謝の言葉を言葉を発せずに無事を祈る、エルトシャンは今何を思っているのかシグルドにはわからない。斜陽のアグストリアを一身に背負い、大切な部下がじわじわと減っていく彼の王としての立場と親友としての立場を考えてみるがその頂にいないシグルドには彼の気持ちはどう捉えているのかわからないでいた。

今のエルトシャンは悲しみも憎しみもなく、闘争心のみを突出させていて他の感情は置いてきたかのようである。

 

「急げ!レプトールの部隊に遅れを取れば、ランゴバルドの本隊が追いつくぞ!」

エルトシャンの号令が走りクロスナイトは再び南へ疾走する、今は逃げて渓谷に到達する事だけを考えて行動する。

部下を見捨てるが如くの行動にシグルドはエルトシャンの作戦に反対の言葉が多かったが、最後には了承するしか無かった。

犠牲を追ってでもこの戦いには勝たなければならない、ここまで抵抗して惨敗すれば残された民に多大な負荷をかけてしまう。

エルトシャンはそこまで考え、クロスナイトを犠牲の上での決死の作戦を敢行したのである。

 

多大な犠牲を受けたクロスナイトとエルトシャン、血路を賭してとうとう目標の渓谷の入り口まで到達する。このまま進めば大量の水を堰き止めた堤防があるだろう・・・、エルトシャンはここで1度行進を止めて道中に説明した作戦の実行に移す。

 

「シグルド!迂回して堤防の上へ回ってくれ、恐らく崖上で敵軍が待機している可能性がある。弓兵か魔道士がいれば全滅してしまう。」

 

シグルド「承知した、奴等を殲滅したらすぐに戻ってくる。」

 

エルトシャン「イーヴ、人員は任せる。・・・シグルドと共に行け。」

 

イーヴ「・・・承知しました、御武運を!」

 

シグルド「エルトシャン!」

シグルドの強い口調にエルトシャンは向きなおる、シグルドと目線をしばらく合わせた後エルトシャンは微笑んだ。その微笑みは不敵であり、穏やかな表情である。

 

「これが終わったら、今度こそ約束のワインを酌み交わそう。」

エバンスの、未だに遂げていない約束を再度取り付ける。それはあの時とは互いに立場が変わり、国交が変化した今尚彼の本心は何も変わっていない事の象徴であった。

 

「ああ、アグストリアのいいワインを持ってこないと割に合わないぞ。」シグルドはそれに安堵を覚え微笑み返す

 

「約束しよう。俺の私室に秘蔵の一本がある、戦勝祝いに開けるとしよう。」イーヴによって分けられた小隊が即座に出来上がり、シグルドの元に集う。シグルドはひとつ頷くと小隊は渓谷を東へ沿うように向かいだした、迂回して崖上を目指す為に。

 

「エルトシャン、上を制圧するまで無理はするなよ。」

「ああ・・・。」エルトシャンは馬をシグルドの横まで歩ませると一振りの剣をシグルドに渡す、それはシグルドが長く愛用していた陛下より賜った白銀の剣である。

先のレプトールとの一戦で紛失した物とばかりであったがエルトシャンは拾い上げていたのである、シグルドにゆっくりと手渡した。

 

「いい剣だ・・・。この件と剣劇を合わせることなく共に戦えた事が嬉しいぞ、シグルド。」

 

「私もだ、この一戦に全てを賭けて生き残ろう。」

二人は腕を回し合って喝を入れると各々の戦場へ赴く、どちらの作戦も失敗は全滅に直結するが二人は何一つ恐れはなかった。二人の顔は晴れ晴れしく、そして穏やかである。

二人は既に国と言う固定観念や利権は無い、真の聖戦士が戦友の為に赴いた聖戦であったと・・・。後にイーヴは自身の子供達に語るのであった。

 

 

迂回して崖上に駆け上がる、出来るだけ早く上がりたいが騎馬の過剰な負担は有事の不利となる。逸る気持ちを抑えこみ急いだ。

日が西にかなり傾き陽が橙の色に変わろうとしている頃、シグルド達はエルトシャンの指差していた崖上に到着した。

「・・・杞憂のようだな、敵兵は見当たらないな。」

 

「そのようですね、しかしいつ此処に敵兵が増援して来るかわかりませんので待機する事が最善かと思われます。」

 

「そうだな、こちらも迂闊に行動を変えれば下が狼狽えるだろう。

・・・下はどうなっている!」

シグルドはあたりに敵兵の姿がないと崖下に注意がいく、下馬するなり崖下の縁へと駆け出した。

身を乗り出して下を見入り視認を急ぐ。

 

 

「はあっ、はあっ、はあ・・・・・・。

どうした!俺はまだ生きているぞ!誰か俺を倒せる者はいないのか!!」エルトシャンの絶叫が響き渡る。

どれだけ一人で敵を屠ってきたのだろうか?数多の倒れた騎士がエルトシャンの周囲を覆っており大地が見えない程であった。

そして、エルトシャンのクロスナイトも同様である。

彼以外は全滅したのか、あたりに彼に寄り添う姿もなかった・・・。

 

「あ・・・、ああ!」シグルドはその光景に目を疑う、先程まで互いにこの戦いに勝ち、生き残ろうと誓った物とはあまりにかけ離れている光景に絶句する。

 

「イーヴ、すぐに戻るぞ!エルトシャンが危ない!!」シグルドは馬に戻り、隊員に伝えると元の道に戻らんとする。

しかし、クロスナイトは依然として動かない。それどころかシグルドを囲み、道を譲る様子はなかった。

 

「イーヴ?」

 

「シグルド様、我らは王に此処を死守するように言い渡されました。此処を離れる行為は応に背く事になります。」

 

「ば、馬鹿な!?その王の命が危険なのだぞ!悠長な事を言っているわけ・・・。」シグルドの思考は冷静さを取り戻した時、エルトシャンの思考を読み取ったのだ。

 

「シグルド様申し訳ありません、偽った訳ではありません。此処を抑えられれば危険な事になるのは事実ですが、これは・・・。」

 

「もういい、それ以上は言うな・・・。」イーヴを制止したシグルドは馬の向きを変える。道を塞がれたシグルドは下馬すると崖に向けて走り出したのだ。

 

「うおおおお!」

「いけません!命を無駄になさるおつもりですか!!」イーヴはシグルドに追いつくなり背中から羽交い締めにする。

 

「は、離せ!離してくれ!!」

「は、離しません!シグルド様、どうか落ち着いてください。」イーヴは力の限りシグルドを押さえつける、シグルドは満身創痍の筈なのにイーヴの方が力を振りほどかれそうになるくらいである。

 

「エルトシャンは、エルトシャンは私のかけがえのない友なんだ!!」シグルドはそれでも足掻く、イーヴを振り切り崖を駆け下りようと躙り寄る。

 

「シグルド様、わかってくださいまし!!我らも断腸の思いで此処まで来ました!私も王に、兄弟達と共にあの場で戦いに臨みたかったのです!!

しかし!!シグルド様!あなたに全てを託したい、王はそう言って我らにシグルド様と同行を命じたのであります!!」

 

「な・・・、なんだと。」シグルドはイーヴに振り向くと力を入れ弛緩させる。イーヴの目から涙が溢れており、背後のクロスナイトからも嗚咽が漏れ出していた。

 

「王は、此処で必ずランゴバルドを討ちます。例え絶望的な状況ですが獅子王が宣言した限り、それは必ず実行されます。

だからシグルド様、王の最期の戦いを見守って下さい。そしていつかレプトールを打ち取って下さい。

・・・それが、王の言伝です。」

 

「エルトシャン!お前という男は・・・。」シグルドは崖の下を再び見つめる。ただ一人剣を振るう友は、先にいる軍勢に怯む事も恐れる事もなく獅子の魂は昇華していくのみであった。

 

 

 

 

「ランゴバルド!!貴様の雑兵など幾万も送り込んだところで時間の無駄だ!貴様も聖戦士の端くれだろう、出てきたらどうだ!!」

エルトシャンはあらん限り叫ぶ、体には何十箇所にも矢尻が刺さり出血で左目が塞っている。魔剣ミストルティンは何十、いや何百もの人を屠ってきたにも関わらず血を吸う毎に劣化するどころか凄みを増してきている様に思える。

いつ倒れてもおかしくない体の何処からこの様な雄々しい声を出せるのか、グラオリッターは戦慄する。

まさにその姿は手負いの獅子、追い込まれてもなおその牙は折れてはいなかった。

 

「死に損ないが言わせておけば!!もういい!儂自ら引導を渡してやる!!」

 

「ランゴバルド様、敵の甘言の乗ってはいけません。このまま数です押し切りましょう。」

 

「五月蝿い!!儂も聖戦士だ!手負いの男に言われるほど廃れておらん!!」馬から降り立つとスワンチカを背負い、前線に向かう。副官はすぐ様道を開けさせる。

 

「ランゴバルド様、ご出陣!ご出陣!!」

グラオリッターの騒めく軍勢が二つに割れランゴバルドがエルトシャンの前に姿を表す、その表情は憤怒であり闘志は聖戦士の中で最強の物であった。

エルトシャンはミストルティンを一振りして、血糊を払い刺さった矢尻を根本から斬り払う。迂闊に矢尻を抜けば失血が多くなり意識を保てなくなるだろう。

 

「出てきたか、アグストリアを汚す悪党が・・・。」

 

「獅子王まだ吠えるか、儂直々このスワンチカで砕いてくれる。」

 

「無駄だ!俺がこのミストルティンを持つ限りこの地で好きにはさせん。」

二人は睨み合い、突進する。

 

ガキィ!!金属音が響き渡る、その重厚で大きな音はシグルドの元にも胸を震わせる程の音量であった。

全ての兵はこの聖戦士の一騎打ちに注目し、呼吸も瞬きも忘れる程の死闘に魅入られていく。

 

エルトシャンの一切の無駄がない剛剣がランゴバルドを圧倒する、防戦となったランゴバルドだがその顔に焦燥感はなかった。

その激しい性格とは別に戦いになると冷静になるランゴバルド、自身の持つ巨大なスワンチカは手数は関係なかった。

一撃・・・。たった一撃で全てを粉砕する聖斧の前に小手先の技術は必要ない、そしてスワンチカを継承する戦士はその不死身と称される程防御能力が向上される。

急所を避けて自身の手番を慎重に待つ・・・。

対するエルトシャン、その手に持つ魔剣ミストルティンもまた一撃必殺の剛剣である。即座にランゴバルドの身体的な弱点、動作の癖を見抜いて即死の一撃を敢行するがランゴバルドの防御能力がエルトシャンの想像を超えてくる。

まさに最強の矛盾が熾烈な削り合いを敢行していたのだった。

 

エルトシャンの防御フェイントでランゴバルドは大振りの横薙ぎを誘われてしまう、大勢の立て直しを看破したエルトシャンはここが勝負の分かれ目と判断していた。

ランゴバルドもらしくもなく焦燥する。いかに最強の盾と言えど相手の獲物は聖戦士の遺物、まともに入れば絶命は必至である。

「おおおお!」エルトシャンの一撃はランゴバルドの左肩から綺麗に入った。

ランゴバルドは被弾を諦め回避を止めて攻勢に出た、一呼吸を置き右手にはから左手に持ち替えたスワンチカがエルトシャンの右胴に入ったのだ。

 

「ぐわっ!」

「ぐっ・・・!」

 

ミストルティンは綺麗に入ったのだが今までの激戦で疲弊している、それにランゴバルドの防御能力があり即死には至っていない。

対するスワンチカも強大な一撃の武器であるが、体制の不利から左手に持ち替えての攻勢なので一撃として弱く生命の刈り取りには至らなかった。

 

互いに倒れるが、立ち上がりが早いのはランゴバルドである。

エルトシャンはそれまでのダメージの蓄積が多い、一度倒れ込むと立ち上がるに遅れが生じていた。

 

「エルトシャーン!立ち上がってくれ!!約束はまだ成されていないのだぞ!!」シグルドの声にエルトシャンも再び足に力を入れて立ち上がる。失血で体に力が入らない、意識も保てなくなってきているがエルトシャンの意思は揺るがないのである。

 

 

「死に損ないが!!まだ立ち上がるか!」ランゴバルドも痛む左肩を抑え、奥歯を噛み締めながら言い放つ。

エルトシャンは足元がふらつき、背後の堤防に背中を持たれる。

 

「貴様も腐っても聖戦士だな。まだ闘志が落ちないとは、ご立派な物だ。」エルトシャンの挑発にランゴバルドは激昂する。

 

「これで最後だ!貴様はさきほど儂がやったように、後の先を取るしか力はない残されて無いだろうが儂のスワンチカにはもう一つの能力がある事を忘れるな!!」ランゴバルドは左手を突き出して構えを取る。

 

「・・・!成る程、レプトールを助けた時のあの投擲か。

確かに決まれば、後の先を取ることは不可能だな。」

 

「儂の投擲をただの投擲と思うなよ!」ランゴバルドから吹き出す闘気が身体能力をさらに向上させる、筋肉がうなりを上げて内より巨大化しスワンチカに乗せられていく。

エルトシャンは上を向く、シグルドがいるであろう方向を向き笑顔を一瞬見せる。彼の目はもうほとんど見えてはいない、だが敵であるランゴバルドだけは鮮明に見えている言い表す事が出来ない現象であったが不思議とシグルドも見えている様に感じた。

 

(シグルド、先程の啖呵に助けられた。礼を言うぞ・・:然らばだ!!)

 

「死ね!獅子王!!」ランゴバルドの投擲がまるでレプトールのトールハンマーの様なカミナリに似た速度の様に迫り、エルトシャンの背中に入ったのである。

 

「な、なんだと!!」ランゴバルドはその光景に驚く、一対一で敵の一撃を背中で受ける事など騎士にとってはあってはならない事であった。エルトシャン程の男が逃げ場の無いこの場所で、背中を見せる事などありえない。

 

夥しい血飛沫を上げながらエルトシャンは不敵な笑みを見せる。

「ランゴバルド、俺の勝ちだ・・・。」

彼は確かにそう言いながら絶命するのであった。


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