星空の刃 作:鮫牙社長
一歩づつ目標に近づいてきました。
是非とも感想や評価をしていただけると、励みになったりします、よろしくお願いします。
それではどうぞ。
7日間が終わり、私達は集合場所へと戻ってきた。
あれだけ集まっていた希望者も今は私含め5人だけになっていた。やはり、炭治郎君と私が対峙した鬼で殆どやられてしまったのだろうか。
周りを見渡してると、集合時の案内人を務めていた2人の少女がまた訪れた。
『「皆様、お疲れ様でした」』
『「まずは、隊服を支給させていただきます。」』
――
隊服、当然鬼殺隊にも制服のような物は存在する、それがこの黒を基調とした隊服だ。そして、隊服には階級も刻まれており、階級は10段階まであるとの事。当然、合格したばかりの私達は、全員一番下の階級である"
そして次に配られたのは鎹烏、これは連絡用の人語を喋る烏。
そして、日輪刀の材料となる猩々緋鉱石と猩々緋砂鉄、いわば"たまはがね"だ。どうやら私達自身が選ぶ物らしい。
『「では、お選びください。」』
卓上に並べられた石塊を見る、眼を集中させてみても、まったく見分けがつかなかった。日の光にあてられ、煌びやかに輝く石塊、どれも美しかった。
「……あ。」
でもただ一つだけ、柱の影にかくれて、見事に日の光をうけてない石塊を見つけた。まるで、太陽を忌み嫌っているかのように、ひっそりと置かれていた。そういえば、師匠も夜以外は外に出ようとしなかった、そう思うと、この石塊が、不思議と師匠見たいに思えてきた、不思議な事だが。
「こ、これ、これにしますっ」
私は迷わず、それに決めた。
――……
「師匠、帰って来ましたよ。」
私は腰につけた師匠の日輪刀を高らかにかざし、小屋に向かって、帰還の報告をした。そうだ、私は師匠に向かって、これがやりたかったのだ、それはもう叶わぬ願いとなってしまったが。
「私の日輪刀が届くのは早くて5日間、それまでは休息か、まあ試練すぐに任務が来ちゃ、やってられないか。」
私は小屋の中へと入り、中心に位置する座布団に腰掛ける、目の前の囲炉裏に火をつけ、傷ついた傷を癒す。私はこれから、今回出会った鬼よりさらに強い鬼と戦うことになる。私は不安と同時に、早く戦いたいという好奇心に打ちひしがれた。
「日輪刀……確か持ち主によって色が変わるんだっけ。師匠の日輪刀、薄い緑色、青と黄色が混ざりあったような、そんな感じの色だ。」
私は何色になるんだろう、期待に胸を高鳴らせながら、私は眠りについた。
――……
「師匠の刀って、色がついてるんですね」
「うん? ああ、日輪刀はね、その持ち主が使える……いや、適正のある呼吸の流派によって、色が変わるんだ。私の場合は、うーん、薄い緑色だから、風の適正か、もしくは青と黄色が混ざったってことで、水と雷の適正かな。自分でもよく分からないんだ。」
「え? 師匠、呼吸使ったことないんですか?」
「うん、無いよ。今まで呼吸無しで鬼斬ったりしてたからね。使っては見たかったけど、無理に使おうとして、身体が死んだら元も子もないしね。だから、是非とも、君には呼吸を使えるようになってほしいなあ、へへっ」
「で、でも、鬼殺隊って呼吸が使えること前提のはずじゃ。」
「んー、しーらないっと(笑)」
師匠は呼吸を一切使わなかった、ただ自分の、力量と速さだけで鬼を切り伏せていた。私は、呼吸を使えるようになってほしいという師匠の願いに必死になり答えるべく、師匠の速さを習い、星の呼吸を編み出した。初めて壱ノ型を使った時、師匠は泣きながら喜んだっけ、私も師匠に褒められて、嬉しかった。
それから私は、もっと師匠に認めてもらえるべく、星の呼吸を極めた。でも、現段階で編み出せたのは、壱ノ型と弐ノ型だけだった。
私は、もっと強くならなければ……そう、思ったのだった。
――……
ドンドンッと鳴る扉の音で目が覚める。朝日が昇り、雀が著しくないている。
ドンドンッ ドンッ ドンドンドドドドドッ
次第に扉の叩く音がヒステリー地味てくる、私は急いで扉を開けようとした、が。
ドガンッ
倒れた、いや、蹴り倒されたといった方が正しいか。
「扉が!!?」
すると、倒れた扉の奥から、ズカズカと一人の人間が入ってきた。
「……出るのが遅いぞ、貴様ァ!!」
「だ……誰でしょうか……」
顔はひょっとこのお面で隠されているが、声からして男性であることはすぐに分かった。
「私は
「ち、ちょっとまって、確か完成は5日後の筈じゃ」
「もうたったわ、ボケェ!!」
2発蹴られた。
「……すいません、まさか5日間丸々寝てしまうとは。」
「ふん、疲れていたのなら仕方ねえ。ほら、おめえの刀だ。」
「……ありがとう、ございます。」
私はそっと受け取り、マジマジと見つめる。青黒く染った柄が非常に美しく思えた。
「これが、私の刀……。」
「おう、抜いてみな。いい刀だと思うぜ。」
私はゆっくりと刀を引き抜く。スラリとした刀身が太陽の光を浴び、煌びやかに輝く。そして、抜いてから少し経つと、段々と色が変化し、黄緑色の刀に変化した。
「黄緑色だ。」
「ほお、緑と黄の混色か、つーことは、雷と風の適性者ってわけかい? お前さん、足が速いのか?」
「えっと、師匠と、一緒に修行して、それで多少は早くなったかと。」
「ふーん、あれが師匠の刀かい、今は居ないようだが、ま、深くは聞かねえ、そっちも中々いい刀じゃねえか、打った鍛冶師がいい腕してたんだろうな。」
すると、時鋼さんは立ち上がり、背を向けた。
「……お前さんはこれから、色んな鬼と出会う。負けんじゃねえぞ、負けたら、俺と刀が許さねえ」
そういい残して立ち去った。
――負けてなるものか。
――師匠を殺した鬼……そいつを斬るために、そして、師匠に強さを見せつけるために。
オリジナル呼吸
星の呼吸
壱ノ型 彗星
弐ノ型 ???
惨ノ型 天刑