( ;∀;)
「いきなり遅刻とかヤバいだろ」
「普通に見えるけどね」
「目ぇ合わすと殴られるかもよ?」
「(う、うるせぇ・・・テメェら少しは黙っとけよ!)」
予想通り蓮が教室に入るとクラスメート達が、ざわざわと聞こえるように蓮の事を言う。
「静かに」
川上先生の一言で全員が静かになった。まぁ先生なのでそりゃ静かにするのは当たり前である。
「転入生を紹介します。雨宮 蓮 君。今日はその・・・【体調不良】という事で午後から出席してもらいました。それじゃあ皆に一言をお願い」
蓮は普通に自己紹介した。
「雨宮 蓮です。宜しくお願いします」
普通に自己紹介したのに、ぼそぼそ言う者もいる。
「おとなしそうに見えるけど、怒ると怖そうね」
「だって【傷害】でしょ」
川上先生は先生である立場なので話を切り替えるように席の場所を言う。
「席は・・・えっと・・・空いてる彼処ね」
川上先生が示した場所は・・・
「おう!此方だ!此方!!」
瞭太の隣であった。
「悪いんだけど池谷君。今日は教科書を見せてあげて」
「分かりました」
瞭太が返事すると近くの女子が話し出す
「良かった池谷君の隣で」
「池谷君も可哀想だね」
「(マジでうるせぇな!!)」
ナチュレ
『落ち着くんじゃ。こんな奴等に耳を傾けていると身が持たんぞ』
「分かってるよナチュレ。・・・俺は池谷 瞭太だ宜しくな。蓮、初対面のフリしとけ。」
「分かった・・・宜しく」
「おう!俺も先月転校したばっかなんだ!お互い転校生同士宜しくな!」
「うわ・・・池谷の奴。よく話し掛けれるな」
「肝がデカいのか、ただの馬鹿なのか」
「(ブチコロス!!)」
瞭太はイライラしながら五時間目の授業を始めた。
~放課後~
「蓮、一緒に帰ろうぜ」
「あぁ・・・うっ!?」
蓮は急に頭痛がした。
「どうしたの?」
丁度 川上先生が異変に気づいてきた。
「(今・・・一瞬だけ廊下が城に見えたぞ)」
実は瞭太も蓮が見た光景が見えたのだ。スマブラの力を持ってる瞭太はパレスに入ってなくても感じ取れたのだ。
ハデス
『ジョーカーの能力が使えるもんね。まぁこの世界のペルソナ能力とは大きく違うけどね』
「物理攻撃でどうにかなる世界だもんなスマブラの世界」
ハデスと瞭太の会話をしてる中で蓮と川上先生の話は進んでいた。
「寄り道しないで帰りなさいね、佐倉さん怒ってたわよ。それと坂本君、彼には・・・って噂をすれば」
三人の元に坂本 竜司がやって来た。
「何の用?補導されたって聞いたけど?」
「るっせえな。何でもねえよ」
坂本が瞭太と蓮の元に小さな声で話した。
「瞭太、そいつ連れて屋上に来てくれ」
「りょーかい」
実は瞭太は坂本と話す仲なので、互いに信用信頼してるのだ。
「池谷君も先月に言ってたけど余り関わらないでね」
「分かりました」
川上先生が職員室に向かった方向に今度は階段から二人の男がやって来た。
「何であんな生徒を編入させたんですか?早速、坂本とつるんでましたよ。前歴のある生徒と暴力事件の張本人だ。これじゃ私がいくら学園に貢献しても意味が無いですよ」
「そう仰らずに・・・」
秀尽学園高校の校長とバレーボール部の顧問の鴨志田 卓だった。
「この学園は鴨志田くん頼み。貴方はうちの学園の華です。ただ、華の裏で地道の積み上げも必要なんですよ」
「(偉そうな事は言ってる癖にテメェは他人任せの無能デブだろうが!)」
瞭太の中で校長は他人任せのクズとみなしている。
「校長も心労が絶えませんな。そういう事でしたら結構。これからもご期待には応えてみせますよ」
そう言い校長と鴨志田は話が終わり道を別れた。
「・・・やってる事を黙認してるクズ校長と変態顧問が偉そうな事を言いやがって。・・・さてと蓮。竜司が屋上に来てくれって言ってたから屋上に案内するぞ」
瞭太と蓮は坂本 竜司と話をするために屋上に向かった。
瞭太のコードネームを募集してます。此方で考えました。
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