鎧の勇者の成り上がり   作:JOKER1011

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グロ注意


第15話

俺、錬、樹はなんとか現場に到着する。

 

「さて、この辺だろう。」

 

俺はギリギリチャンバラガシャットを挿し、チャンバラバイクゲーマーに姿を変える。

 

「もう少しで着くだろ。」

 

「どうしたのですか?」

 

「いやな?聞きたいんだがお前ら遠距離攻撃ってできるか?」

 

「できるぞ。」

 

「愚問ですね。」

 

「よし、なら奇襲といこうじゃないか!」

 

「なるほど、乗った。」

 

「いいですね。遠距離武器の真髄を見せてやりますよ!」

 

俺たちは横一列になり、武器を構える。

 

俺はガシャコンスパローを鎌にしてギリギリチャンバラガシャットを挿す。

 

キメワザ!ギリギリクリティカルフィニッシュ!

 

「はぁっ!」

 

「流星剣!」

 

「流星弓!」

 

3人の必殺技が空から教皇に降り注ぐ。

 

決まったように見えたが、教皇にはバリアが張られており、攻撃を通していなかった。

 

「おや、神の裁きにより、浄化したはずの2人が生きていたとは。」

 

「ふん、残念だったな。俺たちは影に助けられた。」

 

「遺体の有無の確認をしなかった貴方が悪いのですよ!」

 

 

「しかし、鎧の勇者の方には、村ということもあって、もっと数を増やして向かわせたのですが、おかしいですね。」

 

「ああ、あれか。残念だったな。何人かは死んだが、生け捕りにしてるぜ。」

 

「ふむ、使えないですな。」

 

「おしゃべりはここまでだ。諦めろ。」

 

「私が何も準備をせずに貴方がた勇者に牙を剥いたとお思いですか?」

 

「来人!錬!樹!」

 

「尚文!」

 

「間に合ったか。」

 

「元康!」

 

これで勇者が5人集まった。

 

「聞いたぜ?お前らどうやって影から逃れたんだ?」

 

「ああ、影が助けてくれたんだよ。」

 

「ええ、あれほど間一髪が似合う状況はなかったですよ。」

 

「俺のところは元影といたからな。そこに現役の影が知らせに来てくれたよ。」

 

「「「「元影!?」」」」

 

「まあ、それはどうでもいい。今は奴に集中だ!」

 

「5人集まりましたか。ですが、私が負けるのはあり得ません!」

 

「いや、諦めろよ!もうすぐ討伐隊が来るぞ!」

 

錬が言い返す。しかし、それでも教皇の勝ち誇った顔は変わらない。

 

「何が来ようと私たちの勝利は神により約束されております!」

 

「ふん!全員が全員、お前の味方じゃねえよ!」

 

俺は新たにガシャットを変える。

 

シャカリキスポーツ!

 

「爆速!」

 

アガッチャ!シャカリキ!メチャコギ!ホットホット!シャカシャカ・コギコギ・シャカリキスポーツ!

 

少なくとも俺をこの世界に寄越した女神はお前の味方じゃねえよ!

 

俺はチャリに乗り、教皇の周りをちょこまかと動き回る。

 

「邪魔なハエですね!」

 

「ハエじゃねえよ!」

 

俺は後輪で体当たりし、結界を少し削る。

 

「やれ!」

 

その声に錬と樹と元康が走り出す。俺もキメワザをうつ準備をする。

 

「流星剣!」

 

「流星槍!」

 

「流星弓!」

 

「キメワザ!シャカリキ!クリティカルフィニッシュ!」

 

3人の流星シリーズと車輪が教皇に迫る。が複製品の結界に阻まれてしまう。

 

三勇者の仲間たちがスキルや魔法を放つが、それも阻まれてしまった。

 

「その程度ですか?勇者は非力ですね。」

 

「くらえ!紅蓮剣!」

 

「イーグルピアシングショット!」

 

「エアストジャベリン!」

 

更に三勇者のスキルが発動されるが、それも結界に阻まれてしまう。

 

ガッシューン!

 

だったら!

 

俺はガシャットを抜き、新たなガシャットを起動する。

 

ジェットコンバット!

 

ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!

 

爆走!独走!激走!暴走!爆走!爆走バイク!

 

アガッチャ!ぶっ飛び!ジェット!トゥ・ザ・スカイ!フライ!ハイ!スカイ!ジェットコンバァ〜ット!

 

「させるか!」

 

俺は空中から機銃を浴びせる。だがそれも雀の涙だ。結界が削れた側から再生していく。

 

「さあ、皆さん!構わず''裁き''の詠唱にはいってください。」

 

教皇の命に教徒達はうなづくと、詠唱を始める。

 

「偽者に与する者達は全て悪なのですよ!」

 

もはやコイツらがやってる事はカルト教団が引き起こすテロじゃねえか。勝てば官軍とは、よく聞くが、勇者が全員揃っている状況で、臆することなく、その言葉が吐けるコイツは大したもんだ。

 

「さて、トドメです!」

 

どうやらチャージが終わっちまったみてえだ。

 

「尚文!来人!」

 

元康が俺を呼ぶ。

 

「しょうがねえ!俺も本気でお前らと協力させてもらう!」

 

「‥‥お前とか?」

 

今までのことがあるため、尚文は露骨に嫌な顔をしだす。

 

だよな、コイツとは‥俺も嫌な思い出しかねえ。

 

「仕方ねえだろ、尚文。俺たちは勇者だ。どれだけ憎くとも今は協力するのが得策だ。それでも無理ならこれで最後だって割り切れ!」

 

「‥分かったよ。だがお前はいつかぶちのめす。」

 

「良い返事だ。」

 

「え!?どこが!?」

 

なんか元康が言ってるが、知らん。尚文が譲歩したんだ。成長ってやつだ。

 

俺はガシャットを引き抜き、ガシャットギアデュアルを挿す。

 

デュアル!ガシャット!

 

what's the next stage! The strongest fist!what's the next stage!

 

「マックス大変身!」

 

ガッチャーン!マザルアップ!

 

赤い拳強さ!青いパズル連鎖!赤と青の交差!パーフェクトノックアーウト!

 

「ノックアウトファイター、パーフェクトパズル レベル50の二つのゲームが混ざって一つになった。」

 

「その名もパーフェクトノックアウト 仮面ライダーパラドクス、レベル99。」

 

「「「「99!?」」」」

 

皆驚いているようだな、そりゃ99なんて誰も到達してないさ。教皇も。

 

「レベル99‥どこにそんな力が!だが裁きは終わる!やりなさい!」

 

教皇の声に裁きは放たれる。

 

だが俺はすぐにエナジーアイテムを操り、鋼鉄化を尚文と自分に5枚、他の奴らに3枚ずつ付与する。

 

裁きは降り注ぐ。クレーターを作りながら。

 

そして完全に止んだ頃、俺たちは無傷とまではいかなかったが立っていた。

 

「な!?裁きを食らってもまだ!」

 

「甘いんだよ!」

 

尚文は憤怒の盾を発動する。

 

「俺が接近するから誰か俺に敵意を持って攻撃しろ。俺の攻撃は味方を巻き込むからな、全力で離れていてくれよ!」

 

攻撃。ならやってやる!

 

「元康!それならお前が適任だ!」

 

「お、俺!?」

 

元康は尚文の巻き添えを食らいたくないのか、錬や樹よりも早くに逃げ出そうとしていた。

 

「お前は今まで尚文に対して色々やってきただろ!恨むなら過去のお前を恨め!」

 

「‥‥分かったよ!やりゃ良いんだろ!」

 

それを聞いた俺はエナジーアイテムを操り、俺と元康にマッスル化を2個ずつ付与する。

 

「尚文!俺たちの!お前を殺す気で放つ一撃だ!受け取れ!」

 

俺はパラブレイガンの斧モード、元康は槍を上段に構え、盾に攻撃を与える。

 

「サンキュー!」

 

元康は離脱するが、俺は尚文に並走する。

 

「な!?来人!離れろって言っただろ!」

 

「大丈夫だ!俺は‥死なん!」

 

ウラワザ!パーフェクトノックアウト!クリティカルボンバー!

 

俺はその場で跳び上がり、空中で両脚をそろえる。

 

「はぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

「くらえぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

尚文のセルフカースバーニングと俺の必殺技がヒットし、結界を全て破壊することに成功していた。

 

「お前ら!今だ!」

 

「雷鳴剣!」

 

「イナズマスピアー!」

 

「サンダーシュート!」

 

3人の勇者達がスキルを放つ!

 

「ブリューナク!」

 

だが負けじと教皇もスキルを放つ。

 

三勇者と教皇のスキルがぶつかり合う。

 

「おらぁぁぁぁ!」

 

「いけええええ!」

 

「このおおおお!」

 

そのスキルに他の勇者の仲間達も自身のスキルや魔法で加勢する。

 

「‥‥その程度とは残念ですね!」

 

だが、教皇はまだ余裕がありそうだ。

 

「馬鹿な……まだ、まだ負けては居ない!」

 

「そうだ! 俺達はまだいける」

 

「ええ、もっと出力を上げましょう!」

 

三勇者は互いに声を掛け合い、力を更に込める。

 

その瞬間、少しだけだが、教皇がニヤリと笑ったのをみた。

 

マズイ!奴はまだ余力を残してる!

 

俺が駆け出そうとした瞬間、尚文が駆け出し、三勇者を突き飛ばし、盾を構えた。

 

そこを特大のエネルギーが通る。

 

必死に尚文は耐える。

 

直接食らってない俺が聴覚と頭にビリビリとダメージを受ける。

 

そしてエネルギーが通り過ぎると、尚文はニヤッと笑いながら耐えきった。

 

「尚文!」

 

俺は駆け出し、一瞬崩れそうになった尚文の体をラフタリアとフィーロと共に支える。

 

「おい!なんであんな無茶を!」

 

「‥‥へへっ‥仕方ねえだろ‥あんな奴らでも世界を守るには必要‥なんだ‥それに‥俺は‥盾の勇者‥ゴフッ!」

 

相当なダメージを負っているのか、尚文は吐血してしまう。

 

「死ぬなよ、尚文。」

 

俺は尚文に二個回復のエナジーアイテムを付与すると、立ち上がる。

 

「お前ら、尚文を頼む。恩着せがましく言うつもりはないが、お前らを守ったのはお前らが見下した尚文だ。突然この世界に呼び出され、あれだけ冤罪をかけられ、超ハードモードを味わったコイツがお前らを助けたんだ。少しはお前らも‥変わることを祈ってるぜ。」

 

尚文を錬達に預けた俺は教皇の方を向く。

 

「ふっふっふ!ようやく一人ダウンしましたか。しぶといですね、勇者も。まるでゴキブリだ。」

 

「‥‥破壊してやる。テメェも、三勇教も、腐ったこの世界もだ!」

 

「黙れ!神を愚弄する貴様を裁いてやる!」

 

キーワード【破壊】【世界】を認識しました。

 

ディケイド激情態から、ネオディケイド激情態に進化しました。

 

俺はネオディケイドライバーを腰に巻く。

 

「変身」

 

カメンライド!ディケイド!

 

俺は仮面ライダーネオディケイドに変身した。

 

従来のディケイドとは異なり、顔は鬼のような形相になり、額のOシグナルも紫色に変わった。

 

「ほう、その顔。まさに悪魔。やはり裁きの対象!」

 

「インビジブル!クロックアップ!」

 

俺は姿を消して、高速移動を始める。

 

「む! ガハッ!」

 

「ど、どこから! ガハッ!」

 

教皇も戸惑っていることだろう、なにせ、いきなり相手の姿が消えたと思ったらどこからか攻撃を仕掛けられているのだから。

 

「見切った!そっち‥ガハッ!な!?後ろ!?確かに気配はこっちから!」

 

気配は読んだようだが、甘いな。分身だよ。

 

俺は自身のアタックライドのイリュージョンとナイトのトリックベントにより計6体で攻撃している。

 

完全に読めるはずねえだろ。

 

俺はそろそろ姿をあらわす。

 

「小癪な!」

 

教皇は更に攻撃をしてくる。

 

俺も応戦する。

 

その頃、尚文は。

 

「ラフタリア、フィーロ。俺を支えて立ち上がらせてくれ。ラフタリアは俺の手を。」

 

「はい。」

 

尚文は錬に殺された龍を宿した憤怒の盾を錬に向け、元康とマルティの方に視線を移した。

 

その瞬間、尚文の中でドクン!ドクン!と何かが目覚めようとしていた。

 

 

「くらえ!」

 

「トドメだ!」

 

「ファイナルアタックライド!ディディディディケイド!」

 

俺は跳び上がり、ディメンションキックを放つ。

 

「私には神のご加護がある!負けはしない!」

 

教皇は自力で結界を20枚も張り、防御体制をとる。

 

対抗するように俺の目の前に20枚のカード型エネルギーが現れる。

 

「はぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

ドン!

 

俺のキックと教皇の結界がぶつかり合う。

 

「ぐぐぐぐ!!!」

 

教皇は必死に耐えるが、結界は次々と破壊されていく。

 

「ウォラァァァ!!!!」

 

最後の一枚を破壊し、大爆発が起きた

 

更に大きなクレーターができ、煙が晴れると、教皇は仰向けに倒れていた。

 

「はぁ‥はぁ‥」

 

俺は肩で息をして、座り込んでしまう。

 

「ふ‥ふふ‥どうやら私の勝ち‥の‥ようですね‥」

 

教皇は膝を震わせながら立ち上がる。

 

「‥いや、お前の負けだ。」

 

「何‥!」

 

その瞬間、ラフタリアとフィーロに支えられて立ち上がっていた尚文が叫び出し、全身から血を吹き出し、うめきだす。

 

「なんですか‥ただ味方の勇者が苦しんだだけですか。」

 

困惑している教皇の足元が凍りつき、教皇の足が固定されてしまう。

 

「その愚かなる罪人への我が決めたる罰の名は神の生贄たる絶叫! 我が血肉を糧に生み出されし虎挟みにより激痛に絶命しながら生贄と化せ!」

 

尚文が詠唱をしだす。

 

「させるか!」

 

教皇はボロボロの複製器でスキルを放とうと構える。

 

だが、俺はそれをライドブッカーを銃に変え、撃ち抜く。

 

「ブラッドサクリファイス!」

 

そして地面が盛り上がり、赤黒いトラバサミが現れ、教皇を挟んだ。

 

「ウギャァァァァ!!!!」

 

普通のトラバサミとは違い、噛み合わせる部分が多重構造となっている。一言で表現するのなら地面から生えたサメの口のような物だと思えば良いだろう。

 

トラバサミは教皇を挟んだまま、ガジガジと開閉を続ける。

 

「なんの!これしき‥!」

 

「Hasta la vista, baby.(地獄で会おうぜ、ベイビー!)」

 

俺はライドブッカーを銃に変え、ヘッドショットしてやった。

 

額に穴が空いた教皇は即死し、トラバサミに挟まれたまま、地面に沈んでいった。

 

「きょ、教皇様が‥悪魔に負けた‥」

 

教徒達は失意で皆膝をつく。

 

「ええ、あなた達の負けです。」

 

雄たけびと共に討伐軍が三勇教徒達に突撃し、逮捕していく。

 

教皇も複製品も無くなった今、俺達の勝利は確実の物となった。

 

しかし、俺達が討伐軍を見送ると同時に尚文は糸が切れた操り人形のようにペタンと崩れ落ちた。

 

ラースシールドによって追加された新たな攻撃スキル、ブラットサクリファイス。

 

強力な力だが、その代償はあまりにも大きかった。

 




最後のHasta la vista, babyなんですが、ただ使いたかっただけなんです。



変身
レーザーターボ(バイクゲーマー、チャンバラバイクゲーマー、スポーツバイクゲーマー、コンバットバイクゲーマー)
パラドクス(パーフェクトノックアウト)
ディケイド激情態
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