鎧の勇者の成り上がり   作:JOKER1011

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第23話

あれから樹のパーティとは一悶着あった。

 

「お前らが悪い!」

 

「いや!そっちが悪い!」

 

と、お互いが言い合い、ピーター率いる仲間達VS派手鎧率いるイツキ親衛隊の乱闘に発展してしまった。

 

「おい!よせ!やめろ!」

 

「こら!やめなさい!」

 

俺たちの制止も振り切り、やりあってしまった。

 

そして騒ぎを聞きつけた島の衛兵達が駆けつけてきてようやく乱闘は収まった。

 

結果は‥ピーター達の圧勝だった。

 

そういや派手鎧の奴、一番弱そうに見えたターニャに襲いかかるも延髄斬りからのチョークスリーパー、そして、ターニャが襲われた事でぶちギレたピーターにボッコボッコにされてたな。

 

今日1笑わせてもらいました。ありがとうございましたw

 

そして次の日、

 

「今日は元康のとこか。」

 

ヤダなぁ。''アイツ''がいんじゃん。

 

コンコン

 

うむ、返事がない。

 

俺がドアを開けると不機嫌な顔のビッチが他の女子2人と談笑していた。

 

俺に目もくれずに。

 

「知ってると思うが2日間、行動を共にする鎧の勇者ことライトだ。よろしく頼む。」

 

 

「でねー?」

 

「ほんとにー?」

 

無視である。

 

‥今すぐ帰ったらダメかな?男だったらコイツら殴ってるくらい腹立つんだが。

 

「おい、聞いてるか?名前くらい教えてくれ。」

 

「嫌だ。」

 

「やー」

 

「チッ!」

 

なんとも非協力的だ。ビッチに至っては舌打ちじゃねえか。

 

「とっとと魔物退治に行くぞ。」

 

「は?ゆっくりさせろし。」

 

「めんどくさい。」

 

ウゼェ。

 

「あ、そう。だったら‥」

 

俺が帰ろうとした時、後ろからガシッと腰を掴まれた。

 

「ダメでごじゃる。」

 

「‥国の指示だからな。これを逆らったら流石に元康の立場が悪くなるかもよ?」

 

そう言われては仕方ないのか、しぶしぶ腰を上げ始めた。

 

そして彼女らが欲しいものが市場にあるというため、寄る事にしたのだが‥

 

コイツら、真っ先にアクセサリーショップに直行しやがった。

 

しかも、プレゼントしろだと?

 

てかよ、高くね?

 

コイツら、これを買えば加護が‥っていう謳い文句に釣られて買おうとしてるが、どう見ても粗悪品なんだよな。

 

「おい、これ。」

 

「どうしました?」

 

「まあ、いい。買うよ。」

 

「へい、毎度。」

 

俺は金を手渡そうとした商人の腕を掴み、引き寄せる。

 

「おい、これ高すぎんだろ。」

 

「いえいえ、この品質ゆえですよ。」

 

「‥ナメんな。品質隠蔽しやがって。」

 

「お気づきでしたか」

 

 

「お前、尚文の入れ知恵だろ?」

 

「‥ええ。」

 

「あ、そう。俺は何も言わねえ。だが気をつけろよ。」

 

「お待ち下さい。貴方はお連れ様みたいな物を見る目を持っている。7割引きに致しましょう。」

 

「ほれ。」

 

俺は3人にアクセサリーを渡した。

 

「遅い。」

 

「値切ってたでしょ?」

 

「やっぱクズだわ。」

 

礼も言えねえのか、コイツら。

 

そして船に乗るが、やっぱり俺をハブりやがる。

 

目的地に着き、マゼンタフロッグが飛びかかってきた。

 

俺はそれを躱し、ロックシードを開く。

 

「変身!」

 

バナナ!

 

空にジッパーがつき、開くとバナナが落ちてくる。

 

俺は戦極ドライバーに取り付け、ロックする。

 

ロック!オン!

 

Come on!バナナアームズ!ナイト・オブ・スピアー!

 

俺は仮面ライダーバロンに変身し、バナスピアーでマゼンタフロッグを貫いた。

 

「おい、手伝えよ!」

 

「はいはい。ファイアスラッシュ!」

 

剣を持った女が降った剣の先から炎の斬撃が飛び、更に来ていたマゼンタフロッグを燃やし斬る。

 

「俺が言わなくても戦うくらいしてくれよ。な?」

 

「はーい。」

 

やる気ねえし。

 

「てか、何その鎧着る時の音wダサっ!」

 

「安直すぎるわよねぇw」

 

「黙ってろ。それよりもだ。俺は出来る範囲で元康の戦い方に合わせるつもりだ。元康とお前らの普段の戦い方は?」

 

俺の問いにロッドを持った女が答える。

 

「私たちはいざという時以外はモトヤス様の応援よ!」

 

「‥応援?」

 

応援って、あの応援か?エール送ったりするやつ。

 

遅くなったが、元康の仲間はビッチと女1と女2だ。

 

女1は剣を持った気の強そうなやつだ。見た感じ運動神経が良さそうで茶髪のセミロング。

 

女2はロッドを持ってウルセェやつ。

 

そしてビッチに至ってはずっと俺を無視してやがる。

 

そんなに俺が嫌いか?

 

「じゃあ、お前らは戦わねえのか?」

 

「乱戦の時は戦うわよ。でもあとは応援だったり、アバズレ様のいう通りに戦うだけよ。」

 

「だって、モトヤス様が私達に危害が及ばないように守ってくださるんですもの。」

 

うわっ‥俺の仲間だったら怒ってるかもしれん。

 

「それで元康は何も言わねえのか?」

 

「言わないわ。逆にいつも言ってるわ。''可愛い君達に血生臭くて汚いLv上げの戦いは似合わない''って。」

 

まじかよ、元康。一回くたばればいいのに。

 

「モトヤス様も少しは私達に頼って欲しいと思うわよね。」

 

「そうね。でも私達の力が無くても強いのがカッコいい所なのよ。」

 

「だが、そういうわけにはいかないな。元康と俺は違う人間だ。お前らにも戦ってもらうからな?」

 

「サイッテー!」

 

「あんた、合わせるって言ったじゃない!」

 

「''出来るだけ''だ!」

 

だがよ。

 

それから女1と女2は俺の指示通り最低限だが戦ってくれた。だがビッチのやつは魔法を唱えるが中断してんな。

 

つか、度々、紋様が浮かぶんだが、アレ俺に危害を加えようとしてるってことだよな?

 

魔物ごと俺を葬り去るつもりか?

 

しばらく経った時だった。

 

『力の根源たる次期女王が命ずる。森羅万象を今一度読み解き、彼の者達に――』

 

『『力の根源たる私が命ずる。理を今一度読み解き――』』

 

甘い!

 

俺はわざとすっぽ抜けたようにして槍を奴等の足元に投げて突き刺した。

 

「きゃっ!何すんのよ!」

 

「お前ら、殺気がダダ漏れだ。確かお前の禁則事項は尚文や俺への攻撃だろう?だが、そんなもの如何様にも抜け道がある。例えば、代理で撃たせるとか、範囲攻撃に巻き込むとかだな。」

 

「証拠があって言ってるの?」

 

ほほう、踏ん反りかえってやがる。

 

「今認めてくれたら無かった事にしてやるつもりだったが、仕方ない。おい、影。」

 

「ここでごじゃる。」

 

いつのまにかビッチ達の後ろに現れる。

 

「謝るでごじゃる。」

 

「嫌よ!私はただ鎧の勇者の手助けを!」

 

「もう分かったでごじゃる。」

 

そう言うと人差し指でステータス魔法を起動する。

 

すると、それに合わせてビッチの体に紋様が現れる。

 

「な、なんで!?」

 

「女王から直々に委託されてるでごじゃる。」

 

「ギィヤアアアアアアア!!!!!!」

 

ピッチが痛みに耐えきれず、地面を転がり回る。

 

それを見て、女1と2が引いてる。

 

「なあ、影。一度ビッチの禁則事項全部外してくれねえか?」

 

「いいでごじゃるが、何をするか分かったものじゃないでごじゃる。」

 

「構わない。それに俺一人で抑えられないほど俺が弱いと思ってるのか?」

 

「分かったでごじゃる。」

 

影が禁則事項を外したのを確認する。

 

「おい、立てよ。お前もさ?俺に対してイライラしてんのは分かるよ。俺を殺したいほど憎いのもわかってる。だから一発だ。一発だけ本気で撃ってこい。受け止めてやる。」

 

「もちろんビッチだけだからな。」

 

『力の根源たる次期女王が命ずる。森羅万象を今一度読み解き、彼の者を地獄の業火で焼き払え!』

 

お!早速魔法か。さて、何が来るかな。

 

 

「ドライファ・ヘルファイア!!!!!」

 

超特大の火の玉が俺に迫ってきた。

 

ほう、本気で殺す気か。面白い。

 

俺はカッティングブレードを1回倒す。

 

スカッシュ!

 

スピアービクトリー!

 

バナナのオーラを剣先に纏わせ突き出し、火の玉をかき消す。

 

「え!?なんで!?」

 

俺は無言で3回カッティングブレードを倒す。

 

スパーキング!

 

スピアービクトリー(スパーキング)!

 

俺は地面にバナナスピアーを突き刺し、地面からバナナ型のオーラを突き出した。

 

ビッチの足元に。

 

「ギャアァァァ!!!!」

 

オーラが突き刺さってら。オーラだから別に血は出ないけど痛てぇだろうなあ。

 

「ビッチ様!鎧!あんたズルいわよ!ビッチ様には一発って言ったのに!」

 

「知らねえよ。一発で俺を仕留められないのが悪いんだろ?」

 

「そして、罰の執行でごじゃる。」

 

いつのまにか禁則事項を元に戻していた影がステータス魔法を発動し、ビッチは二重の苦しみで苦しむ。

 

「いくらなんでもやりすぎよ!」

 

「問題ないでごじゃる。それと、この事は女王に伝え、槍の勇者への罰則に加算するでごじゃる。」

 

「もう、やってらんないわ!」

 

女2がピッチを背負って帰ってしまった。

 

あらら、帰っちゃった。

 

「で?お前は帰らねえのか?」

 

俺は一人残っている女1の方を見る。

 

「帰れるわけないでしょ?どうせ帰ったらモトヤス様に罰が下されるんでしょ?」

 

「全員帰ったらそうするつもりでごじゃる。」

 

「なら残るわ。それにあの子達に合わせるの大変なんだから波風立てないで欲しいんだけど。」

 

こいつ、意外と責任感があるんだな。昨日の派手鎧達と言い、今日のビッチ達と言い、無責任な奴ばっかりだと思ってたが。

 

「鎧の勇者は好きでも嫌いでもないわ。モトヤス様より強いのは認めるけど。」

 

「私は確かに戦いなんか嫌いよ。出来れば何もせずに贅沢をしたい。本当なら勇者の仲間として‥とか世界の命運が‥とかどうだっていいの。」

 

「モトヤス様のところにいれば守ってくれるし、贅沢ができる。それだけよ。」

 

「まあ、いいや。なら行こうぜ。」

 

俺と女1は話しながら歩き出す。

 

「あと、私の父は武勲で名を馳せた貴族で、母は商売で財を成した商人の娘。今勇者の仲間を辞めたら確実に家をつがされるか、政略結婚よ。」

 

「ふーん、大変だねぇ。」

 

「それに盾の勇者が決闘でビッチ様の妨害でモトヤス様に負けた時、あんた。モトヤス様に完勝したでしょ?それも帰らない理由よ。」

 

「なんだ、お前はビッチの妨害だと思ってるのか。」

 

「当たり前じゃない。誰だって見りゃ分かるわよ。」

 

一緒に戦って分かったが、女1は魔法も近接も出来る魔法戦士って奴だ。

 

ビッチ達がいないからかもしれないが、結構戦ってくれる。

 

「あなた本当に強いわね。こうやって肩を並べて戦うってのも久しぶりだわ。」

 

女1が襲いかかってきた最後の魔物の眉間に剣を突き立てながら言う。

 

「てか、あんたは鎧に魔物を吸わせないのね。」

 

「ああ、吸わせねえな。ほぼレベルアップだな。」

 

「あと、気になってた事があるんだが?」

 

「なによ?」

 

「お前、最初から元康のパーティにいたか?」

 

「いないわよ。私はパーティにいた男と入れ替わるような形で入ったもの。」

 

「やっぱりな。」

 

「今いないから言うけど、ビッチ様が気に入らないメンバーはイビリ倒してやめさせたのよ?」

 

ひでえ話だ。

 

それから次の日。

 

俺と女1は昨日の島に来ていた。

 

ビッチは俺にやられた傷が治ってないとか言って来なかった。女2は看病とか言ってたが絶対サボりだ。

 

「で?今日はどうすんの?」

 

「ああ、少し奥までいくつもりだ。」

 

「ちょっと待って。変身するから。」

 

俺はポセイドンドライバーを腰に巻く。

 

「変!身!」

 

サメ!クジラ!オオカミウオ!

 

俺は仮面ライダーポセイドンに変身した。

 

「お待たせ。」

 

「今日のは、まあまあね。」

 

「けっ、言ってろ。」

 

こうして二人で魔物を狩っていく。

 

俺がオオカミウオを模したディーペストハープーンで魔物を斬り裂けば、女1‥エレナ(今日知った。)が炎の剣で俺に集まる魔物達を斬る。

 

俺が槍を振るうことで放たれるエネルギー刃で一掃すれば、運良く逃れた魔物達を倒していく。

 

俺、こいつと昨日初めて話したんだよな?ってくらいスムーズに事が進む。

 

もし、こいつが元康の所をやめたら誘ってみたらいいな。

 

「お前も大変だな。」

 

「何が?」

 

「いやな?ビッチのご機嫌取りなんてさ。正直しんどいだろ?」

 

「そうね。話合わせないといけないから。私は楽できたら良いんだけど、そろそろそれも危ういかもしれないわ。」

 

「なんでだ?」

 

「ビッチ様には借金があるでしょ?それをモトヤス様は何を思ったのか肩代わりする!なんて見栄はっちゃって。お陰でグレードが下がったわ。私がここでなんとか鎧の勇者の強さの秘密を探って帰らないと最悪解散よ。まあ、その前に私は見切りをつけてやめるけどね。」

 

「そうか、確かお前の家は‥」

 

「ええ、御察しの通り商売やってるわよ。」

 

「なあ、もしさ?良ければ俺の村と商売やらねえか?」

 

「‥‥考えとくわ。」

 

こうして話をしながら俺達は魔物を狩れるだけ狩って本島に戻ってきた。

 

そして帰ってくると‥またかよ。

 

今度は元康がピーターとミコに吊るし上げられていた。

 

物理的に。

 

全員が怒っており、特にピーターとミコがキレてるって感じだ。

 

「おいおい、何があったんだよ。」

 

「ライト。聞いてくれ。こいつはダメだ。」

 

「そうよ。潰す必要があるわ。」

 

「落ち着けって。な?」

 

女1が唖然としているため、とりあえず元康を降ろさせて話を聞いた。

 

 

 

「今日は槍か。」

 

「私心配よ。私は無いと思うけどターニャちゃんがね。」

 

「ああ、私もターニャが心配だ。」

 

「おいおい、お前らは、もうちょい自分の容姿を自覚しろ。」

 

ピーター達が談笑していると、ノックもなしに元康が現れた。

 

「お待たせ。待ったかい?」

 

3つ花束を持参で現れ、ミコとエクレールとターニャに手渡した。

 

「‥‥‥」チャキ!

 

「ピーター、落ち着け。」

 

剣を抜こうとしたピーターの手をナーガが止める。

 

「さて!諸君!僕の名は元康!槍の勇者さ!さて共に行こうじゃないか!」

 

そうして市場に移動したものの、あちらこちらでナンパを始める。

 

ワザとらしく槍を見せつけ、手当たり次第に女性を物色していく。

 

情報収集でもするのかと思いきや、ただの世間話とかしかしていない。

 

そのせいで、すっかり日が暮れ、夕日がさし始めた。

 

そこで、ようやく船に乗り、元康はデッキの一番綺麗に夕日が見える辺りにターニャを連れ出した。

 

「夕日が綺麗だな。」

 

「‥‥そうだね。」

 

そう言った瞬間、元康がターニャの手の上に自分の手を重ねた。

 

「何をしている。」

 

ピーターが背後から元康の首を掴んで力を入れる。

 

「痛い痛い痛い!!!!」

 

「その手で大切な妹に触れるな。貴様を逆さ吊りにして、その髪でデッキを掃除してやろうか。」

 

「ちょっ!ちょっと兄さん!」

 

「え‥兄さん?て、事は‥」

 

「おれはターニャの兄だ。」

 

そうしてる間に島に辿り着くが、また元康は船に乗ろうとする。

 

「何をしている?夜間戦闘じゃないのか?」

 

エクレールが聞くが、元康の口からは信じられない言葉が飛び出した。

 

「だって夜は危険さ。特にレディにはね?」

 

「軟弱者め!」

 

「帰りたければ、君だけ帰れ。私達は戦う。」

 

エクレールがそう言うと、皆エクレールのもとに集まり、奥へ進んでいった。

 

結局その日はピーター達だけで戦ったという。

 

次の日は元康も反省したのか、すぐに船に乗り島へ向かった。

 

だが、ピーター達は驚く。

 

「さあ!レディ達は僕の後ろに隠れて見てて!男達は戦うぞ!」

 

なんとミコ、エクレール、ターニャを戦わせずに応援だけしてろと言ったのだ。

 

更にピーター達が戦ってるところに割り込み、倒すとその度にミコ達に流し目をしたり、いちいち見てくる。

 

「どうだい?僕の強さは?」

 

「いい加減にしろ。」

 

「は?」

 

とうとうミコがキレた。

 

実はミコはコロシアムで戦ってた事もあり、自分よりも格下に舐めた態度を取られるのが嫌いなのである。

 

因みに格下というのは何も強さだけではない。性格とか、人間性とかのような内に秘めるものも関係するらしい。

 

元康に、戦わずに後ろで見ててくれと言われた事と、一人の戦士であり、みんなの妹であるターニャに対しての振る舞いに、かなりキテたらしく爆発してしまった。

 

「貴様は一回死なないと分からねえようだな?ええ!人の戦い方に口を出すつもりはなかったが、酷すぎるだろ!」

 

ミコがキレた事で、元康はまさに狼に睨まれる羊のように縮こまってしまった。

 

ミコが一歩近づくと飛び上がるように後ずさった。

 

ドカッ!

 

「きゃっ!」

 

しかし、それがダメだった。

 

後ろを見ずに下がったため、気づかずにターニャを押し倒してしまったのだ。

 

「おのれ!!!!」

 

ピーターが一瞬で距離を詰め、元康の顔を掴むと地面に叩きつけた。

 

その一撃で元康は完全に伸び、そのあとはまた、ピーター達だけで狩りを行い、帰ってきて、ようやく目を覚ました元康を吊るし上げていたという事だ。

 

「事故だったじゃないか!」

 

「知るか!ボケェ!本来なら叩っ斬ってる所を気絶で許してやったんだぞ!」

 

「何をまだ甘い事言ってるのかしら?昨日ラフタリアちゃんから聞いたわよ?貴方の悪業三昧」

 

 

「「次やったら、再起不能にしてやる。覚悟しておけ。」」

 

 




変身ライダー
バロン バナナアームズ
ポセイドン

そして近々、白騎士の勇者さんの【太刀の勇者は立ち直れない】とコラボすることとなりました。

ライトがコラボ先の世界におじゃまするという形になります。

頑張ってやっていこうと思いますので、よろしくお願いします。

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