鎧の勇者の成り上がり   作:JOKER1011

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第28話

「なんか‥変な事になっちまったな?」

 

「ああ。」

 

影も帰り、俺と尚文は二人で話す。

 

「ぶっちゃけ、尚文的にはどれだけ信じてる?」

 

「強化方法か?ほとんど信じてないな。」

 

「そうか。俺は‥とりあえず全部信じてみようと思う。」

 

それを聞いた尚文は俺を信じられないような顔で見てくる。

 

「マジか!?お前。あいつらが信じられるってのか?あんな‥」

 

「未だにゲーム知識が抜けねえ甘ちゃんって言いたいのか?」

 

俺がそう言うと尚文は座る。

 

「まあな、確かにアイツらは甘ちゃんだ。正直俺と尚文がいなかったらとっくに死んでただろう。だが俺には奴らが嘘吐いてるようには見えなかった。だから‥実験する価値くらいはあると思ってる。」

 

「思い出してみろ、樹が言った強化方法を。お前も貰っただろ?リーシアから。」

 

「ああ。」

 

「俺はあの子が嘘ついてるとは思えねえ。まあ、思いたくねえってのが8割だがな。」

 

「まあ、やるかやらないかはお前次第だ。」

 

そう言うと尚文は渋々と操作をしだした。

 

さてと‥やってみるか。

 

俺は鎧の項目を出し、スキルツリーを出す。そこには今まで俺が解放したライダーの名前がズラリと並び出す。

 

リーシアから貰った石は‥あったあった。

 

これを‥どうすんだ?

 

 

 

「なあ、まさかとは思うが。」

 

尚文が不意に話しかけてきた。

 

「信じる心ってやつが必要なんじゃねえか?」

 

「信じる心?」

 

確かにな。今まで嘘を吐いていた樹があんなにムキになりながら言ったんだ。信じてやる。

 

すると鎧の項目が光り、強化項目が現れ出した。

 

そして、試しにまだ解放されていない項目に使ってみる。

 

ーー新たにライダーを解放します。 解放:仮面ライダーバルキリー ーー

 

「出来た‥」

 

俺は今までレベルアップだけだと思ってたが石でも出来たのか‥

 

ならば!

 

俺は錬が言っていた強化方法を試す。

 

俺は序盤でかなりお世話になったブラッドスタークを表示させる。

 

ブラッドスターク 0/30 C

 能力解放済み‥装備ボーナス:ブラッドスタークを参照

 専用効果:コブラの毒、スティングヴァイパー、変装

 熟練度100

 

どうやらこれが上限のようだ。

 

確か、これを。

 

俺は操作する。すると。

 

熟練度をリセットしますか?

 

これか。俺は迷わず「はい」を選ぶ。

 

すると、能力が少し下がる。

 

熟練度を1000取得。

 

そしてそれをそのままブラッドスタークに付与する。

 

すると効果に変化が見られた。

 

ブラッドスターク(覚醒) 0/30 C

 能力解放済み‥装備ボーナス:ブラッドスタークを参照+投げナイフ、高速移動

 専用効果:コブラの毒、スティングヴァイパー、変装、全フルボトル使用可能、直接ナイトローグへ変身可能

 熟練度0

 

ーーー新たに解放しました。 解放 エンジンブロス、リモコンブロス、ヘルブロス ーーー

 

更に増えただと。

 

こりゃ、すげえ。

 

なら‥元康もやろうか。

 

そして終わった頃には‥

 

ブラッドスターク(覚醒) 0/30 R

 能力解放済み‥装備ボーナス:ブラッドスタークを参照+投げナイフ投擲精度(最大)、高速移動(大)

 専用効果:コブラの毒、スティングヴァイパー、変装、全フルボトル使用可能、直接ナイトローグへ変身可能、直接エボルへと変身可能(デメリット無し。)、スマッシュ(偽)・魔物(偽)具現化

 熟練度0

マゼンタフロッグ(偽)付与:毒耐性(大)

 

ヤベェ‥ブラッドスタークって本来ここまで強くねぇぞwww

 

だが、これで分かった。奴らは誰一人として嘘吐いてねえ。

 

「影、他の奴らに伝えてくれ。お前らの言った事は全部本当だった。誰一人嘘を言っていない。相手を本当に信じないと出来ないってな。」

 

尚文がわざわざ伝えるように言っていた。

 

「へぇ、優しいじゃん。」

 

「よせよ。俺もそこまで鬼畜じゃない。」

 

俺たちは部屋を出る。そこで俺は前々からやってみたかった事を言う。

 

「薬品調合を教えてくれ。」

 

「お前にか?そんなのしなくても困らないだろ?」

 

「確かに‥そうだ。だが、いつ金が無くなるかわからん。スラれるかもしれんし、落とすかもしれん。」

 

「分かった。ついて来い。」

 

俺は尚文に連れられ、馬車のところまでやってくる。

 

「入れよ。」

 

「邪魔する。」

 

そういや、馬車の中に入るのは初めてだ。

 

「ごしゅじんさまと、らいとさん?なにやってるのー?」

 

フィーロが顔をのぞかせる。

 

今は馬小屋にいるため、フィロリアルの姿である。

 

「ああ、今尚文に薬品調合を見せてもらってんだ。」

 

 

「ほほう、そうやるのか‥良いもの見せてもらった。言わなくとも、お前らの商売の邪魔はしねえよ。まあ、うちの村で売るかもしれんがな。」

 

「そのくらいなら構わん。」

 

俺は尚文と別れて部屋に戻ってきた。

 

「おかえりなさい、ライト。何か収穫は?」

 

ピーターはエクレールとしていたチェスの手を止めて出迎えてくれた。ミコは読書、ナーガとターニャは武器の手入れをしていた。

 

「ああ、あったよ。強化方法を聞いてきた。それより聞いてくれよ。奴らカースシリーズをチート扱いしてきやがってよ?」

 

「カースシリーズですか。初めて解放した時が懐かしいですね。」

 

「ああ、つい最近のように感じるよ。」

 

「え?何々?何の話?」

 

ターニャが興味深々に駆け寄ってきた。

 

「ライト、それは私も知らないな。教えてくれないか?」

 

「よし、教えよう!あれは、まだエクレールとターニャが加入する前の話だ‥」

 

 

そして次の日、俺は武器屋に来ていた。

 

ウェポンコピーとかいうやつを試しにきた。

 

カランカラン!

 

「いらっしゃい!」

 

店主がタバコを吸いながら迎えてくれる。

 

「さてと‥鎧見て良いかい?」

 

「ああ、良いぜ。そして良かったら買って行ってくれ。」

 

「ふむ‥」

 

俺は次々に鎧を手に取っていく。

 

ブロンズメイル認証‥解放。

 

ーーー新たに仮面ライダーカイザ、イクサを解放しました。ーーー

 

すごい、確かに解放された!なら!これは!

 

「おい、それは女性用だぞ!」

 

「ほえ?」

 

ーーー新たに仮面ライダーファム、マリカ、ポッピーを解放しました。ーーー

 

ま、解放されたし、いっか。

 

その後は特に解放されなかったため、外に出た。

 

「よし、みんな。今までの分を取り戻すぞ!」

 

「「「「「おおお!!!!!」」」」」

 

俺たちは船に乗りこむ。

 

「これはこれは鎧の勇者様。」

 

「なんだ?分かるのか?」

 

「ええ、分かりますとも。人、亜人、獣人と多種多様な6人組といえば貴方方ですよ!」

 

「そうか、有名人って‥いいな‥」

 

その後、俺たちは船に揺られて昨日よりも活性化し、その分人が増えた島にたどり着いた。

 

「さて俺は‥」

 

試してみるとするか!

 

トランスチームガンにコブラロストフルボトルを挿す。

 

コブラ!

 

「蒸血!」

 

そして引き金を引いた。

 

ミスト!マッチ!

 

コ・コッ・コブラ‥!コブラ‥!ファイヤー!

 

俺の周りを花火が舞い、ブラッドスタークへと変身した。

 

「さてと、新たに進化したこの姿を魔物どもにお披露目するとしようかな!」

 

すっかり声を金尾ボイスにし、歩き出す。

 

「やっぱ‥ライトってあの姿になるとテンションが違うよな?」

 

「同感だ。」

 

そこ、聞こえてんぞ。

 

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