鎧の勇者の成り上がり   作:JOKER1011

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因みに白騎士さんの方では先にコラボのお話が上がっておりますが、話し合いの結果、少し内容を変えてお送りしております。


太刀の勇者は立ち直れないコラボ②

次の日、俺は昨日から村に滞在している、''そいつ''に会いに行った。

 

「よう、今大丈夫か?」

 

櫛でフィーロの毛づくろいをしていたラフタリアを呼ぶ。

 

「はい!なんですか?」

 

「どうした?ラフタリアに用か?」

 

ラフタリアよりも尚文の方が部屋の入り口に近かった為、近づいてきた。

 

「尚文。ちょうどよかった。」

 

「ラフタリアを借りたい。」

 

その言葉に尚文が怪訝そうに聞き返す。

 

「ラフタリアをだと?なぜだ?」

 

「すまん、本当は他言無用なんだが‥お前ならいいか。異世界の元勇者を助けに行く。」

 

「異世界の元勇者だと?波の尖兵の話か?」

 

「いや、違う。なんと説明して良いか‥今は信じてほしいとしか言えない。頼む。ラフタリアは何があっても必ず無事にお前のもとに返す。」

 

 

 

「‥‥‥」

 

尚文は何も言わずに俺の目を見る。

 

「‥‥‥信じてくれ。」

 

俺は目を見返す。

 

「‥‥分かった。ラフタリアはどうだ?」

 

「え?ああ、はい。行きます!」

 

「ありがとう。俺、島でお前に皮袋を渡したろ?それを使う時が来た。開けてみてくれ。」

 

ラフタリアはそれを恐る恐る開けて驚く。

 

「これって‥!」

 

「ああ、これは、もうちょい後で使って欲しかったんだが‥そうは言ってられん。」

 

こうして話を聞いた仲間たちに俺とラフタリアは見送られる。

 

「ライト。ご無事で。」

 

「絶対帰ってこいよ。」

 

「待ってるわ。」

 

「ライトがいない間はセバス殿がサポートしてくれるが、早く帰ってきてくれ。」

 

「体に気をつけてね?」

 

「ライト殿。ご武運を。」

 

俺がピーター、ナーガ、ミコ、エクレール、ターニャ、セバスに見送られてる横で、ラフタリアは尚文とフィーロに見送られていた。

 

「ナオフミ様‥」

 

「頑張れよ、ラフタリア。お前は俺たちの代表だ。」

 

「がんばってね、ラフタリアおねえちゃん!」

 

「うん!行ってきます!」

 

俺はディエンドライバーを手に持ち、オーロラカーテンを発動する、

 

こうして俺達は龍二がいる異世界に旅立った。

 

 

ーー龍二がいる世界ーー

 

突如空間に陽炎が現れ、靄が現れ、俺たちは、異世界に到着した。

 

「無事、到着したみたいだな。」

 

「ええ、あと‥恐らくここはゼルトブルのコロシアムですね。」

 

「そうか、まずは龍二を探さねえとな。」

 

俺たちは街中を散策する。だが人が見つからない。

 

おかしい‥ここはゴーストタウンではないはずだが‥

 

すると、目の前を白衣を着た痩せた男が歩いてきた。

 

「おや?この街に人が来るとは珍しいですねえ。旅人ですか?」

 

「‥‥! ‥ああ、そんなところだ。」

 

「そうですか。悪いことは言わない。理由を聞かずにこの場を立ち去った方がいいでしょう。」

 

「そうか‥わかった、そうするよ。忠告ありがとうな。あんたも気をつけろよ。」

 

忠告を素直に聞き入れた俺たちは街を出ることにした。

 

それを後ろから白衣の男が見ていた。

 

「ふむ、今の男はともかくラクーン種の女からはなにかを感じましたねぇ。苗床にすることもよぎりましたし、それと勇者かと思いましたが‥まあ、ハイドが騒ぎ出さないので違うのでしょう。ふふふ。」

 

そう笑うと白衣の男こと、ジキルはアジトに戻っていった。

 

「手がかりがなさすぎますね‥」

 

「‥‥気づいたか?」

 

「何がですか?」

 

「あの街‥恐らく何者かの手に落ちてるぞ。」

 

「え!?」

 

ラフタリアは気づいていなかったのか、驚き振り返ろうとする。

 

「振り返らずに聞け。あの白衣の男‥只者じゃない空気を感じた。とりあえず、なんとか勇者だと悟られないようにしたが‥」

 

「そんなことが‥‥そうだ!メルロマルクに行きませんか?」

 

「そうか!そこなら!」

 

俺たちはメルロマルクまでオーロラカーテンで移動した。

 

中に入ると、俺たちの世界とは変わらない街並みが広がっていた。

 

「おっと、気をつけろよ。ラフタリア。この世界には、この世界のラフタリアが存在している。とりあえず顔を隠せ。」

 

ラフタリアにフードを被せると歩き出した。

 

俺たちが教会に近づいた時だった。

 

なにやら怪しげな会話が聞こえてきた。

 

「ふふ、教皇様の計画は順調か?」

 

「ああ、問題ない。予定通り明日決行される。」

 

 

俺たちは物陰に隠れてそれを聞く。

 

「おい、聞いたか?」

 

「ええ、はっきりと。」

 

「今の話からするに‥あれはクーデターだ。」

 

「私もはっきりと覚えています。」

 

「俺だってあの日のことは未だに忘れない。今でも夢に出る。」

 

「ライトさん‥」

 

「いいんだ。それより今がいつくらいなのかが分かった。」

 

「ですが‥肝心の龍二さんが‥」

 

「いや、恐らく奴は現れる。」

 

「分かるんですか?」

 

「ああ、ここからは宿屋で話そう。」

 

俺たちは宿屋に移動し、部屋を‥節約のためだとラフタリアに言われ一つ取った。

 

鍵をしっかりかけて俺とラフタリアは互いのベットに腰掛けた。

 

「続きを話そう。奴はゴブリン部隊を増強しようとしている。ゴブリンはどうやって増えるか‥?女性のお前に言いたくないが、主に人間とか‥それ以外だとラフタリアのような亜人も対象だな。女性を捕まえて無理やり苗床にする。それを調達できる場所といえば‥答えは一つだろう。」

 

「三勇教から‥」

 

「そうだ、お前も見ただろう?あの中に女性がいたのを。俺だったら確実にそこを狙う。それに死力を尽くした戦いだ。お互いに疲弊しているはずだ。そして奴は勇者時代に、そこで戦っている。そのあとどうなるかを知っているなら両方潰すチャンスと考えるだろう。」

 

「確かに‥言われてみれば。」

 

「明日はそこに行くぞ。」

 

明日は戦闘だ。だったら、ちょうど振り分けてないポイントがあるんだ。振っておこう。

 

 

次の日、俺たちはそこを目指した。

 

だが‥

 

「おい、聞いてねえぞ!どうして、ここに三勇教徒が湧いてんだよ!」

 

「分かりません!」

 

俺たちは絶賛戦ってる最中だった。

 

俺の腰にベルトを出現させ、カードを一枚取り出した。

 

「変身。」

 

チェンジ!

 

カードをラウズし、俺は仮面ライダーカリスに変身した。

 

俺はすぐに醒弓カリスアローで敵を切り裂く。

 

「早いとこ片付けるぞ!」

 

俺はカードを3枚カードをラウズする。

 

フロート!ドリル!トルネード!

 

スピニングダンス!

 

「くらえ!!!」

 

俺は浮遊し、更に竜巻を纏いながら上昇し、きりもみ回転のキックを繰り出し奴らに当てずに地面にぶつけた。

 

その衝撃と風圧で吹き飛ばし、見事全員気絶させることに成功した。

 

「急ぐぞ!」

 

俺たちは、やっと目的地に到着する。

 

「もう、戦いは終わってますね。」

 

「ああ、だが‥おい、あれ。」

 

俺が見つけたのは、無数のゴブリンを引き連れた勇者とは違う禍々しいオーラを纏う男だった。

 

「あれ‥ですか?」

 

「多分な。」

 

とりあえず様子をみようか。

 

龍二と思われる男がゴブリンをけしかけたと思えば、他の勇者たちを蹂躙し、女王に襲いかかる。

 

「ラフタリア‥いつでも飛び出せる準備をしておいてくれ。」

 

「分かりました。」

 

ラフタリアは剣を抜いておく。

 

さて‥俺は‥これだな。

 

シアン色の銃、ネオディエンドライバーを手に持つ。

 

あ!フィーロとメルティが魔法を!

 

「フィーロちゃん‥メルさん‥」

 

ラフタリアは飛び出しそうになるのをグッと堪える。

 

辛いだろうな、だがまだ待ってくれ。

 

そして、二人も敗れ、この世界のラフタリアが飛びかかった。

 

ガキンッ!ガキンッ!

 

龍二と、ラフタリアが剣を打ち合う。

 

だが、龍二の方が一枚上手‥いや、奴はラフタリアの剣筋を知ってるから有利だ。

 

龍二を袈裟斬りにするラフタリアの剣が龍二に刺さるが、途中で止まってしまう。

 

そのままラフタリアは尻餅をつき、龍二がラフタリアを殺そうと剣を振り上げた。

 

マズイ!!!

 

「ラフタ‥」

 

俺が横を向きながら声をかけた時にはラフタリアは、走り出していた。

 

「はあああアァァァァア!!!!!!」

 

「あん?」

 

龍二が気づいた。ならば!

 

俺はディエンドライバーの銃撃で剣を弾き飛ばす。

 

ズバッ!

 

ラフタリアは龍二を袈裟斬りにすることに成功する。

 

何が起きたのか理解できていない龍二はすぐに距離を取り、自分を斬った相手を見て驚いた。

 

「な‥どういうことだ‥」

 

龍二の目の前には、剣を構えて、こちらを睨みつけているラフタリアがいたからだ。

 

龍二はラフタリアの幻惑を疑ったが、自分が殺そうとしたラフタリアは本物だ。

 

「ラフタリアか?」

 

「え‥私が‥もう一人‥」

 

「やっと追いついたぞ。龍二。」

 

来人がディエンドライバーを携えて歩く。

 

「何故、俺の名を知っている?いや?待てよ‥その銃はディエンドライバーだな?」

 

「当たりだ。」

 

「なるほど‥俺と同じ転生者って訳か。しかも俺と同じ時代の。」

 

「ああ、その通りだ。ある神様のおっさんから頼まれたのさ。あんたを連れもどせってな。Only Alive‥だろうな。」

 

龍二は手から離れた剣を拾い直すと、声を上げて笑い出す。

 

「はっはっは!!!!そうか、あのおっさんがアンタにか!だが‥」

 

龍二はひとしきり笑うと真剣な顔に戻る。

 

「嫌だと言ったら?」

 

「なら‥強引にでもだ。」

 

俺はカードを一枚取り出し、装填する。

 

そしてその横でラフタリアは教えた通りエボルドライバーを巻き、ボトルを二つドライバーに挿した。

 

カメンライド!

 

【アライグマ!幻惑!エボルマッチ!】

 

俺はゆっくりとディエンドライバーを上に構え、ラフタリアはレバーを回す。

 

【Are you ready?】

 

【変身!】

 

「変身!」

 

ディエンド!

 

【ミラージュラフタリア!!!フッハッハッハ!!!!】

 

俺は仮面ライダーネオディエンド、ラフタリアはオリジナルの仮面ライダー‥

 

「仮面ライダー‥ミラージュ!」

 

うん、ラフタリアがそう言うならミラージュでいっか。

 

実は俺がクーデターを起こした日、俺は尚文を絶望させるためだけにラフタリアのハザードレベルを上げ、取り憑いたんじゃない。

 

ラフタリアは以前こう言った。

 

''私はナオフミ様の剣になる''と。

 

ならばと、俺はわざとハザードレベルを上げさせ、取り憑いて、かつエボルトの力による遺伝子操作をし、変身する事で負荷に耐えられることを確認した。だから俺はライダーシステムを与えた。彼女なら使いこなせると見越してな。

 

「面白い‥ならば!やってみろ!!!」

 

龍二が剣を構えて突撃してきた。




仮面ライダー ミラージュ
ラフタリアが来人から受け取ったエボルドライバーと、ラクーンエボルボトルとミラージュボトルで変身した姿。
変身した姿は仮面ライダーバルキリーにエボルトのフォーム風のテイストを入れた感じ。

武器はミラージュソード、トランスチームガン、スチームブレード、ネビュラスチームガン

ミラージュソードの性能は幻覚を強化させ、刀身をばらけさせた斬撃を得意とする。

必殺技はエボルテックアタック。
3人に分身した状態で飛び上がり、相手に着弾する瞬間に一人に戻るライダーキック。

仮面ライダーカリス
仮面ライダーディエンド
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