鎧の勇者の成り上がり   作:JOKER1011

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太刀の勇者は立ち直れないコラボ③

「面白い‥ならば!やってみろ!!!」

 

龍二が剣を振り上げてライトに斬りかかる。

 

だが、それはラフタリアが作った幻で、霧散する。

 

「な!?」

 

「こっちだ!」

 

アタックライド!ネオブラスト!

 

俺はカードを一枚装填し、撃つ。

 

「やんじゃねえかよ‥どうやらテメエは並大抵の勇者じゃねえようだな!くたばれ!ドライファ・ダークネス!」

 

「甘いです!」

 

ラフタリアが自身の剣、ミラージュソードで龍二の魔法を叩っ斬った。

 

「ラフタリア!!!!」

 

魔法を斬られた龍二が叫びながらラフタリアに向いたのを見て、隙をついた俺は飛び蹴りを龍二の側頭部に当てる。

 

「死ねやアァァァァア!!!!!」

 

「させるか!!!!!!」

 

そこから俺と龍二は素手による殴り合いに移行する。互いの拳や脚が炸裂する。当たる度に鈍い音が鳴る。

 

こいつ‥ディエンドの装甲の上からダメージを与えてきやがる。

 

「あ‥あれは‥いったい‥」

 

「大丈夫?」

 

ラフタリアは、未だに尻餅をついている、この世界のラフタリアに手を貸して立ち上がらせる。

 

「あなたはいったい‥?」

 

「私?うーん‥ややこしいんだけど‥ライトさんの言葉を借りるなら並行世界の貴女。」

 

「並行世界の‥?」

 

「うん!ほら!ここは私達に任せて逃げて!」

 

「‥‥うん!ありがとう!もう一人の私!」

 

この世界のラフタリアは走り、尚文達に合流すると転移で戦線離脱した。

 

「チッ!逃したか!貴様!仮面ライダーの力に頼りやがって卑怯だろうが!」

 

「何が卑怯だ!これが俺が与えられた力だ!それより悪いことは言わねえ!俺と一緒に来てくれ!」

 

「うるせえ!!!これが俺が決めた道だ!!!」

 

来人は隙を突かれて龍二に蹴り飛ばされる。

 

「終わりだぁ!!!!ドライファ・ダークネスヘルファイア!!!」

 

龍二の手のひらにどす黒い火の玉が現れ、それを来人に向けて投げつける。

 

「当たらなければどうということはない!」

 

来人は避けながら、カードを4枚装填する。

 

カメンライド・ギャレン!

 

カメンライド・バース!

 

カメンライド・マッハ!

 

カメンライド・スペクター!

 

龍二の周りを召喚された四人のライダー達が取り囲み、一斉に銃を構える。

 

「チェックメイトだ。アンタは重荷を背負う必要なんてない。俺の手を取れ。そしたら楽になれる。」

 

「本当か?」

 

龍二は来人の申し出に振り向く。

 

「本当だ。なんなら俺が代わりにこの世界を終わらせるし、死んでいった仲間だって元に戻す。だから‥来てくれ。」

 

「そっか‥‥ふぅ。ゴブリン共!!!!!コイツらを皆殺しにしろぉ!!!!!!」

 

「な!?」

 

グォォォォォ!!!!!!

 

龍二の声でゴブリン達が武器を振り上げ、襲いかかる。

 

こっちがいくらライダー6人とはいえ、この数は押し返せないし、ラフタリア以外全員銃系のライダーだ!

 

そのせいで龍二は包囲を突破し、今度は俺たちが包囲されてしまった。

 

そして俺はゴブリンに両腕を掴まれ、地面に膝をつかされ、横では同じようにラフタリアも膝をつかされていた。

 

「形成逆転だなぁ?異世界の勇者さんよぉ?」

 

 

「おい、ラフタリアだけは解放しろ。殺すなら俺一人だ。」

 

「ライトさん!?それはダメです!」

 

「いや、尚文と約束してたろ?お前だけは無事に帰すってな。」

 

 

「‥‥ウルセェな。」

 

俺たちの会話を聞いていた龍二はポツリとつぶやいた。

 

「分かった。女から先に殺してやんよ。」チャキ!

 

「よ、よせっ!」

 

「砕けちれや!!!!!」

 

ズバッ!

 

ラフタリアは頭の先から真っ二つに切り裂かれていた。

 

「あ‥ああ‥!!!」

 

「ハッハッハッ!!!!!!」

 

フワッ!

 

だが、真っ二つに斬り裂かれたラフタリアは霞のように消えてしまった。

 

「私はここです!たぁっ!」

 

ズシャッ!!

 

近くにいたゴブリンの姿がノイズのように揺れてラフタリアに変わると、来人を拘束していたゴブリンを斬り裂いた。

 

「ギャギャ!」

 

先ほどまで、この手で拘束していたラフタリアが自分達の仲間に化けていたことに驚愕し、ゴブリンは慌てふためく。

 

「隙ありだ!」

 

ドガッ!

 

俺は右腕を掴んでいたゴブリンを殴り飛ばす。

 

「ライトさん!」

 

ラフタリアが投げたディエンドライバーをキャッチし、すぐにカードを装填した。

 

「ファイナルアタックライド!ディディディディエンド!」

 

「私も!」

 

そう言い、ラフタリアはエボルドライバーのレバーをグルグルと回す。

 

【Ready go! エボルティックアタック!】

 

「たあっ!」

 

ラフタリアは飛び上がると空中で3人に分身し、そのまま滑空する。

 

「ゴブリン共!奴を撃ち落とせ!」

 

龍二はそう叫ぶが、ゴブリン達は弓矢や投擲武器を持っていない。

 

「「くらえぇぇえぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」」

 

キックが顔に当たる瞬間ラフタリアがまた一人に戻り、そして俺のディメンションシュートが龍二に炸裂した。

 

龍二は特撮物の悪役の如く大爆発し、倒れた。

 

「やるな‥今まで戦った勇者の中で一番骨があるぜ?」

 

「やっぱり、まだ喋れるのか。しぶといな。」

 

しかし、龍二は剣を杖代わりにして立ちながら言った。

 

「ああ、だがこれ以上は無理そうだな。あばよ。」

 

そう言いながら姿を消す。

 

「逃すか!」

 

俺がその手を掴もうとするが、ゴブリン達がそうはさせないと立ち塞がった。

 

「な!?上等だ!やったらぁ!!!!」

 

カメンライド・ガタック!

 

カメンライド・イクサ!

 

カメンライド・アクセル!

 

カメンライド・クローズ!

 

 

俺は目の前で龍二を取り逃した怒りに身を任せて、今度は剣を使うライダーを召喚しラフタリアと共に残ったゴブリンを撃破し、素材はありがたく回収させてもらった。

 

 

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