鎧の勇者の成り上がり   作:JOKER1011

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54話

「はあっ!」

 

俺はショットライザーを撃ちながら走り、蹴りを叩き込む。

 

タクトは盾の加護がなくなった尚文から狙おうとするが尚文には避けられ、そこを俺に攻撃されていくという流れが作られていき、徐々にタクトは傷を増やしていく。

 

「守るしか脳がない盾の分際でよくやるな。」

 

「いいこと教えてやる。防御ってのは実は攻撃よりも難しいんだ。攻撃に合わせて防いだり、いなしたり‥」

 

「今だ!セカンドスラッシュ!」

 

「よっと!」

 

「甘い!」

 

不意打ちを狙ったつもりだろうが、そんな見え見えの不意打ちに当たってやる訳ないだろ。

 

尚文には避けられた事で驚愕したところに俺が頭と胸に銃撃した。

 

「そういうのは隙とは言わないぞ。好きなだけ撃ってこい!その分だけ威力を殺してやる。」

 

タクトは‥意味の分からん覚醒でもない限り俺達がやられる事はないだろう。

 

仲間たちでも見てみるか。やられる事はないだろうが、もしもの時は助けないといけないからな。

 

ラフタリアとミコと狐耳が睨み合っている。

 

「ラクーン種の分際で‥」

 

「見たところアンタはフォクス種とツイーイル種のハーフらしいけどラフタリアに何の恨みがあるわけ?」

 

「ウルフ種は黙っておれ!変化で勝ったところで調子に乗るな!それにそんな珍妙な鎧など着よって!」

 

変化?過去になんか因縁でもあったのか?

 

狐耳‥確かタクト曰くトゥリナって名前だったな。そいつが細身の剣を出して変身したラフタリア、ミコと斬り合う。

 

ラフタリアとトゥリナが分身や幻術などを駆使して戦い、なんとかミコもそれについていっている。ミコは鼻が利くからな。視覚で追えない分、嗅覚で補ってるんだろう。

 

ピーターとフォウルは‥

 

「今すぐ降参するなら許してやるぞ!アオタツ種の女!」

 

「族長の私にその口を利くか。愚かな混血が。」

 

「俺のルーツに興味はないね。」

 

「そうだとも、フォウル。純血だろうが、混血だろうが関係ない。」

 

「ふん!我が姿を見せてやろう!」

 

アオタツ種のネリシェンの姿がみるみる大きくなり、東洋の龍の姿になった。

 

「この姿になれるのは族長の証!雑種のハクコとラビット種如きが太刀打ちできる相手ではない!」

 

そう言った瞬間、ネリシェンの口から水の弾が飛び出す。

 

しかし、ピーターとフォウルはそれを避け、ネリシェンの頭を挟むようにこめかみに蹴りを入れた。

 

「何かしたか?」

 

「遅い‥遅すぎる。アオタツの族長はこの程度か。がっかりだ。」

 

「舐めるナァァ!!!」

 

ネリシェンが水と風の混合魔法をピーターとフォウルの頭上に降らせる。

 

「ふん!」

 

「その程度か。」

 

ピーターの拳とフォウルの拳がネリシェンの腹に突き刺さった。

 

「あ‥が‥」

 

次はサディナとエクレールだ。

 

「サディナ殿。私は水の中では貴女のようには戦えない。すまない。」

 

「別に気にしなくていいわよ!」

 

ネリシェンが放った水魔法の影響でエクレールとサディナ、サメ‥シャテらしい‥そいつが立っている場所は水中のようだった。

 

「お姉さんはいつも大切なものが危機に瀕した時にそばにいてあげられなかった‥でも今はエクレールもいるし安心してるわ。」

 

尚文がかけたバフのおかげでシャテの攻撃を難なく避ける。

 

「大切なものを守れなかった尚文ちゃんの気持ち‥痛いほど分かるわ‥」

 

「その余裕を崩してやる!」

 

サディナはシャテの尻尾の攻撃をあえて受ける。

 

「メイルシュトリームスピア!」

 

シャテの放った攻撃がサディナに迫る。

 

「サディナ殿!」

 

バチバチ‥

 

「な!?ルカ種が雷!?そんなバカな!?」

 

「あら?私自分のことルカ種だって名乗ったかしら?私あんな弱い種族と一緒にされたくないのよね。」

 

そう言いながら放った雷でシャテの攻撃をかき消した。

 

「貴女は私の八つ当たりの相手としてどれだけ耐えてくれるのかしら?」

 

そう言うとサディナの姿が変わり出す。

 

それは茶色のトドのような姿になる。

 

「さてエクレール。私の背中に乗っていいわよ。一緒に戦いましょう。」

 

 

残るは上空か。

 

レールディアと名乗る巨龍がガエリオンとその背に乗る錬、ナーガと対峙している。

 

「お前等に竜帝の恐ろしさを叩きこんでくれる!」

 

「メガプロミネンス・ノヴァ!」

 

ガエリオンを超えるほどの業火を吐き出す。だがレールディアよ。俺の仲間はそれくらいできるんだよ!

 

「ドラゴニック・ブレイザー!」

 

ナーガの口から吐き出された業火がレールディアの業火にぶつかり業火に穴を空けるとそのままレールディアに迫る。

 

「くっ!」

 

レールディアはたまらず避ける。

 

勢いを殺しきれなかったレールディアの業火が錬とガエリオンに迫る。

 

「リベレイション・マジックエンチャントⅩ!」

 

錬が掲げた剣に業火が吸い込まれていく。確か魔法を吸い取れると聞いたがドラゴンのブレスも対象なのか‥てか、ガエリオンに騎乗する錬カッコいいな。竜騎士みてえじゃん。

 

 

最後にフィーロとターニャだ。

 

「先祖たちが滅ぼしたはずの飛ぶフィロリアルが生きていたことにも驚いたけど、まさか人間も飛べるとはね。」

 

「なんのはなしー?」

 

「えへへ、あたしは飛ぶっていうか歩いてるだけだし‥」

 

「ドライファ・トルネイド!」

 

「すぱいらるすとらいく!」

 

「フライングエッジ!」

 

グリフォンとフィーロとターニャの技が繰り出されていく。

 




変身
仮面ライダーバルカン アサルトウルフ
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