鎧の勇者の成り上がり   作:JOKER1011

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64話

結局、眠れなかった。

 

だって俺‥DTだからな?うん。

 

同じ年頃‥だと思うエクレールが隣で寝てたんだぜ?良い匂いするし‥

 

「ライト。大丈夫か?」

 

「心配するな。エクレール。それよりも今日は勇者武器の選定だろ?気合入れて行ってこいよ。」

 

「ああ、任せろ。私が手に入れる。」

 

両手を握って、意気込むエクレールに笑いながら俺は扉を開ける。

 

「ぅォォオラァァァァ!!!!!」

 

「はい、次。」

 

城中だと思う数の兵士が並んでいた。

 

皆、武器に手をかけては、落胆して帰っていく。

 

「よう、ライトの坊主。」

 

「ラルクか。」

 

「ラルク。これは何の武器を引っこ抜こうとしてんだ?」

 

「刀だ。」

 

刀。日本の武器だ。俺が異世界に行ったら使ってみたい武器ランキングの上位にいる武器だ。

 

「コイツは前に俺やグラス達だけで倒した相手が持ってた武器なんだ。奪い返してから未だに誰も選ばれなくてな。困ってたところだ。」

 

「と、話しているところでお前のツレだぞ。」

 

その時、ドッと歓声がなった。

 

「どうやらお前のツレらしいな。選ばれたの。」

 

俺はその言葉を聞き、一目散に群衆をかき分けると鞘に入った刀を両手に持って固まっているエクレールがいた。

 

「ライト‥」

 

「エクレール。」

 

「やったぞ!ライト!これで私も勇者だ!これで君の隣に立って戦える!」

 

そう言いながら俺に抱きついてきた。

 

「うわっ!」

 

新たな勇者の誕生だ!とか騒ぐ奴らを後にして俺はラルクに頼んで訓練場を貸してもらった。

 

「エクレール。まずは刀を抜いてくれ。」

 

エクレールは刀を抜いた。

 

思った通りだ。

 

「抜き方はそうじゃない。まず鞘の鯉口‥ここだな。そこを左手で握る。」

 

「こうか?」

 

「そうだ。次に左手の親指を鍔に当てて少し押し出す。」

 

「次に鞘を水平にする。」

 

「そして躊躇わずに一気に引き抜け!」

 

「えい!」

 

エクレールは言われた通りに思いっきり引き抜いた。

 

「おお‥」

 

「ここで躊躇って抜くと刃が中で傷つくんだ。そして気づいてると思うが、この引き抜きでまず攻撃ができる。居合という。」

 

「今からお前に刀での戦い方を教える。だが時間がない。よって実戦で覚えてもらう。」

 

カメンライド!ディエンド!

 

俺は仮面ライダーディエンドに変身してカードを2枚ずつ、計4枚をカメンライドする。

 

カメンライド!ガタック!

カメンライド!ゼロノス!

カメンライド!アクセル!

カメンライド!ブレイブ!

 

「さて剣を使うライダーを召喚した。コイツらと組み手だ。組み手をしてもらおう。」

 

「正直この選択は自分でもどうかと思ってる。短時間で強くなるとはいえ‥」

 

 

「構わん!やってくれ!」

 

「エクレール‥」

 

「言っただろう!私は共に戦うと!それは生半可の覚悟では言っていない!」

 

「そうか‥!すまなかったな。いくぞ!エクレール!」

 

「どんとこい!ライト!」

 




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