【SZKちゃんで】がっこうぐらし_全員生存ルート 【完結】   作:黒巛清流

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なんとなく古本屋で4巻を見てみたらみんなが幸せな状況になっていたので
この作品でも幸せにしたい。


part14 みーくんと脱出

ではみーくんがいる部屋をノック…する前に横にずれます。

するとみーくんが転がり出てきます。真正面に立っていると潰されるのでちゃんと横にどいておきましょう。ちなみに潰されるとみーくんとくんずほぐれつになっているスチルが解放されます。というかそうなってるのにみーくんそのまま会話を開始するんだよなぁ...。

混乱してるのは仕方ないけどどいて...となります。

 

「ひ、ひとっ!?あの私直樹みきっていいますいま独りでたてこもってて心細くてでも声が聞こえて…」

 

みーくんが色々と話してくれますが本当に長いのでカット!

セーフハウスに運びながら自己紹介をするよ、そういえばみーくんめぐねえのこと知らないんだよね。あれかな、めぐねえ三年の担当だったのかな。

 

「あの…太郎丸を見ませんでしたか? 小さな柴犬なんですけど」

 

というわけで太郎丸探索イベントが発生します。これ太郎丸先に発見したことないんですけどどうやったら太郎丸を先に発見できるんですかね…? 時間経過しないとピアノイベント発生しないのでとりあえず探索しませう。しずくちゃんの耳でも発見できないとはな…ではくるみちゃん、暗い所に行ってくるからよろしくっ!

 

一応数か所のポイントをまわるとイベントが進行します。最短は地下と二階を往復だったかな。

タイムを気にしなくてもいいのは楽です。とりあえずケミカルライトでも取りに行きましょうか。光に反応するかれらと光を必要としないしずくちゃんは本当に相性がいいなこれ…。

 

そういえば太郎丸って何かおばあちゃんが元々飼い主だったんでしたっけ…? あれ、アニメ版だけ…?

まぁええや、食料品と雑貨はめぐねえに積んでもらっていますしある程度時間潰したら行くぞー。

そういえばカットしたサブイベでゆきちゃんに「犬と猫どっちが好き?」と聞かれたときに「犬」と答えました。中の人は犬と猫どっちも好きなんですが猫には凄く嫌われるんですよね...。

というわけで時間経過が終わり『そろそろ戻ろう』というシスメが出たのでくるみちゃんのところに戻りませう。

戻って首を振るとみーくんがしょんぼりしています。女の子が落ち込んでいる姿を見るのはつらみ...。車に戻ってめぐねえと合流すると顔をぱあっと明るくさせますがちょっと落ち込んでいる空気に困惑してますね。先ほど落ち込んでいる女の子を見るのは辛いと言いましたが何故かめぐねえが落ち込んでる姿は見たいんだよなぁ...(加虐心)

 

というわけでみーくんが諦めきれずに向かったのでそれについて行きましょう。

めぐねえも一緒に三人でみーくんの所に向かうとなんとピアノの上で震えている犬が!

 

「太郎丸ッ!」

「待てっ! 今行ったらやられるッ!」

「で、でもっ!」

 

みーくんが飛び出そうとしますがくるみちゃんに肩を掴まれます。正直このままでは膠着状態になるので雑貨屋に行ったキャラクターが行うイベントを待ちましょう。今回はめぐねえですね。

 

「雪野さん! 耳をふさいで!」

 

そういうセリフが聞こえたので首にかけていたイヤープロテクターを耳に装着しましょう。

これにより視界が3mから2.5mになりますがこれによりしずくちゃんの弱点は視界の狭さだけになりました! というわけで混乱しているかれらをくるみちゃんと一方的にボコスカしましょう。

めぐねえが遠くに投げるのでかれらもそちらに誘導されます。太郎丸が苦しみながらもこっちに来たのでみーくんに抱えてもらってここから脱出しましょう。

 


~読み込み中~

・チョーカーさんの独り言

…最近私の陰薄くね?


 

「私は雪野しずく、巡ヶ丘高校三年B組」

「恵比寿沢胡桃、三年D組だ」

「初めましてね、私は佐倉慈。三年生の国語を担当しているわ」

「2Bの直樹美記…です」

 

私が案内された車に乗り込むと大人の女性が車を発進させた。

どうやら私の通っている高校の教師らしい、他の二人は先輩のようだ。

話を聞くと現在は巡ヶ丘高校を拠点にしているらしい。

 

「そういえば…なぜショッピングモールに」

「君の友達に頼まれた、祠堂けいって子」

「え…けいが…」

 

そう言ってしずく先輩は言葉を続けようとしたが舟をこぐように頭をかくかくと揺らす。

 

「…ごめん、くるみ。あと説明お願い」

「あ? あぁ、分かった。寝てろ」

 

そういうと座席に体を預けてしずく先輩は寝始めた。私はくるみ先輩の方を向く。

くるみ先輩はしずく先輩の方に優しい顔を向けると私の方を向いた。

 

「向こうにつくまで1時間ぐらいはある。ある程度情報を共有しよう」

 

 

 

 

 

学校に到着するとしずく先輩が起き、暗い校舎を灯りもつけずにスイスイ歩いて行った。

くるみ先輩と佐倉先生はそれに見失わないようについて行き、私もその後ろからついて行く。

 

「その辺いろいろ転がっているから足元気を付けてね」

 

先ほどくるみ先輩から聞いたことがある。聞いた瞬間は半信半疑だったがこの暗闇でもそう進めているなら間違いないのだろう

 

 

「しずくはさ、目が見えないんだよ。だから耳で周りの状況を判断しているんだ。あたし達も気づくのに凄い時間がかかるぐらい普通に行動しているからとても驚いたんだ」

 

 

目が見なくても健常者と同じように行動できるとか…それに気づかせないレベルとか…

 

「…そんなの、まるで化け物みたいじゃないですか」

 

私のぼそりと呟いた言葉は誰にも聞かれず虚空に消えた。




不穏分子発生、みーくんって何故かこんな役回り…
大変遅れて申し訳ありませんでした、体調崩したり何もやる気が起きずにぐてッとしてました。一応ちまちま書いていたりはしたんですけどね。
次もちょっと投稿が遅くなると思います。


…勘違い系TSっ娘全盲美少女お姫様作品?(電波受信)

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