【SZKちゃんで】がっこうぐらし_全員生存ルート 【完結】   作:黒巛清流

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設定と伏線は読めないので次話投稿です


全員殲滅とか殺害とかは悲しくなって涙が出るので読めない…
死ぬって分かってると本当に泣きたくなる…
なのでここはみんな笑っている優しい世界です…
がっこうぐらしでゆるキャン△している気分でいたい…

あと読み返したら呼び方ガバガバだったのであとで修正しときます。

りーさん→しずく
るーちゃん→しずくおねえちゃん
ゆきちゃん→しずくちゃん
くるみちゃん→雪野
めぐねえ→雪野さん
チョーカーさん→雪野


part6 あめのひ

おはようございまーす!

 

…と言える雰囲気でもありませんね。

はい、とうとう七日目です。雨の音が聞こえます。

 

「雨だなぁ…」

「湿っぽいですけど助かりますね。晴れっぱなしで使えなかった浄化装置が使えます」

 

そうですね、水も貯蓄できるので雨がない日が多いと水の節約状態に陥ったりするんですよね。

フリーサバイバルモードみたいなのが追加されたら雨の日待ちみたいな状態とか陥りそう。

 

ちゃんとこの辺でセーブをしておきましょうね。慣れてない頃は5~6回ぐらい乙りました。放送室前防衛ルートは本当にきついのできちんと放送室に逃げ込みましょうね。先駆者兄貴スコップで攻略するとかほんとRTA走者は化け物ばっかりですぞ…。

あー霊咲すずかちゃんでプレイしたい…あの子のナイフ耐久バリタカで手入れすれば耐久力戻るし固有モーションで範囲攻撃持ちなんですよあの子。しかもフレンドリーファイアなし。

初心者向けのキャラですね。まぁ交流系壊滅的なのでりーさんみーくんと不仲になることが多いです。

でも強いんですよねぇ…回転斬りで4体の首を吹き飛ばすのはよかったです。

それと全員好感度高いENDは仏頂面だったすずかちゃんの満面の笑みが見れるのでおすすめなのでみんなもプレイしよう、というかしろ(豹変)

 

イベントは食事中に開始されるのでさらっと流し込めるお茶漬けなどがおすすめです。

食べた方が士気とかに影響出るからね…

 

「…ねえ、なんか音しない?」

「え? なんも聞こえないぞ」

「静かに…ほら、しずくも聞こえるでしょ?」

 

というわけでガタガタと音がしてきたので確認しに行きましょう。

ちなみに『よく聞く』を使ってもいいですが普通に時間がかかりますので見に行きます、というか雨の音のせいで微妙に視界が悪い。足元が微妙に見にくい。

とりあえず廊下に出てから戻るぞー!

 

おいやべーよ! 三階にやつら集まってるんだって! 行こーぜ!

 

「え、マジかよ!?急いで準備するぞ!」

「急いで階段に行くわよ!」

 

防衛戦の始まりです。時間経過か一定数討伐でイベントが進みますね。基本は時間経過の方針で行きますがいければ討伐も行きたいです。

防衛箇所は三か所で放送室から見て奥の階段、中央階段、手前の階段です。

奥の階段には距離があるのでくるみちゃんとりーさんを送って中央に主人公とめぐねえで手前にゆきちゃんとチョーカーさんを送ります。奴らの数が偏ってもすぐに行けるように主人公は真ん中に配置するのがおすすめです。めぐねえと一緒だと進行セリフも聞きやすいのでこちらもおすすめですね。

ゆきちゃんとチョーカーさんは少し戦闘力は低いけど相性により戦力が少し上がっているし主人公もすぐに向かえる位置にいるので大丈夫かな。

 

防衛戦開始じゃー! 今のところ奴らの数は均等、いける…!いけるぞ…!

下手くそすぎていつもぎりぎりになったりめぐねえ脱落ルートにいったりする…すずかちゃんなら余裕で行けるんだけどなぁ…強キャラに慣れ過ぎた。

でも質のいい木刀装備のしずくちゃんなら楽になる! 元よりしずくちゃんは盲目キャラであるために攻略難易度が高いと言われているのでそれを捨てると『合気道』で戦闘の補助を『空間把握』で索敵に『甘え上手』で交流をと実はかなり強いキャラなのです。

 

まぁ盲目キャラ苦手な人が多いので仕方ありませんが。

3メートルしか見えないのはやはり辛い所があるのかもしれませんね。このキャラを使ったあと別キャラを使うと視界の広さに驚きますもん、全能になった気分です。

バリケードは最大まで強化していれば完全に無視してもおけなのでひたすら攻撃をぶち込むのじゃ。

 

「こ、これじゃあキリがないわ!」

 

おっと、めぐねえの進行を知らせるセリフが出たので急いで放送室へと逃げましょう。くるみちゃんとりーさんを見送ってめぐねえを先に行かせて放送室に行きましょう、ゆきちゃんとチョーカーさんは先に放送室そばにいるので入りま

 

ガコォ!!!(消火器につまづく音)

 

あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

見にくかった消火器にガバッたァァァァァァァ! これはRTAじゃないんだぞぉぉぉぉぉぉ!

あかん…間に合わない…奴らの移動に間に合わない…!

放送室前防衛ルートじゃあああああ! くっそこの廊下なんでこんなに消火器多いのさ!!!

とりあえず放送室に入る様に指示を飛ばして防衛ルート行きますよ! 放送室前防衛苦手なのに!!

ここで味方が残ってくれるかが心配です…少なくともくるみちゃんとチョーカーさんがいれば一応は脱落者なしで突破できます。めぐねえとりーさんが色々言ってますが仕方ないんだよぉ!

 

「くっそ、一人じゃ無理だ! あたしも行くぞ!」

「ちっ、今度何かお礼をしてくれよ!」

 

よし! 好感度足りてた! くるみちゃんとチョーカーさんが残ってくれ

 

「せ、生徒だけには任せられません!」

 

なんでここに先生が!?

 

うっそだろこれ初めてだよどうすんのこれ…と、とりあえずくるみちゃんを前に間にしずくちゃん後ろにチョーカーさんと先生を配置して防衛戦です。放送めぐねえがしてるのしか見たことないんだけど…え、りーさんとかがしてくれるのかな…?

 

というわけで防衛戦開始です。しばらく耐えて放送を待ちましょう…あ、めぐねえ意外と牽制強い。

とりあえず4人もいるので防衛戦はガバがなければ…! いけrあっぶな! チョーカーさんの槍が当たってるのにスカッてた…『投擲Lv2』と『強肩』取っててよかった。やっぱり必須だよこれ。

というかたまに攻撃が当たっているのにスカッた判定になるのやめてほしい…すっごい心臓に悪い。

よし、もう少ししたら放送が来るはわっぷっ!

 

バステの判定にびっくりしましたがこれは相手の返り血が顔にかかるとたまに起こる『盲目状態』ですね。

画面がほとんど見えなくなってしまいますがしずくちゃんは音で判定しているので全く効果ないです。とりあえずバステ状態になると他の仲間が助けようとしてくれますので大丈夫と返答しておきましょう。

 

 


 

 

この生活が始まってから初めての雨の日、少しだけ陰気にさせられる。どことなく雪野の調子も悪そうだった。そして、朝食をとっている時に変な音がすると雪野が外を見に行くと三階に『奴ら』が集まっているといわれ。私達は急いで武器を取り、階段前の防衛へと向かった。

 

「こ、これじゃあキリがないわ!」

 

佐倉先生がそう叫び若狭の妹がいる放送室で籠城することにした。そして殿を務めていた雪野がこっちに向かっている途中

 

ガコォ!!!

 

「あっ…」

 

雪野が廊下に転がっていた消火器に躓いた、転びはしなかったが明らかに遅れている。このままでは放送室に入る前に奴らに追いつかれる。

 

「…、 先に入ってください…!」

 

どこか諦めたかのような声で雪野は言った。放送室の前で奴らを食い止めると。それって…私達に雪野を見捨てろってこと…なのか…?

そんなの…できるわけないだろ!

 

「くっそ、一人じゃ無理だ! あたしも行くぞ!」

「ちっ、今度何かお礼をしてくれよ!」

「せ、生徒だけには任せられません!」

 

恵飛須沢に続き、私も武器を構えて放送室の前に出る。佐倉先生も出てきたけど戦えるのか…?

それを見た雪野は口元をかすかに緩めて笑い、木刀を構える。

そのまま戦うことになったが4人もいれば奴らの動きはそこまで早くないため対応は出来た。そもそも恵比須沢と雪野は強い、このままいければ…! と私は槍を奴らの首に突き出したが

 

「げっ」

「柚村さん!?」

 

突き出した槍は奴らの首を僅かに切り裂いただけで奴らを倒すことも止めることも出来ず奴らが私の方に突っ込んできた。めぐねえが槍を突き出そうとしているが間に合わない。まずい…噛まれ…!

 

ドスッ

 

私を掴もうとした奴らの側頭部にドライバーが突き刺さる。飛んで来た方向を見ると雪野が手を振り上げていた。

 

「悪い雪野っ!」

 

その返答に雪野は片手を挙げた、妙にかっこいいな。

そして1分経ったか五分経ったか、長く感じる中

 

「ぐっ」

 

と雪野から変な声が漏れ、確認すると奴らを倒したときの返り血が飛んだのか顔に血が付いていた。あれでは前が見えない。その上雪野の後ろには奴らがいた。このままでは雪野が死ぬっ!

 

「まずい! 逃げろ雪野っ!」

「雪野っ!」

「雪野さん!?」

 

私と恵比須沢と先生が雪野を助けようと迫った瞬間。その背後に迫っていた奴らの側頭部をくるりと回転し、木刀で打ち砕いた。

まるで見えているかのように。

 

「…え?」

 

そう発したのは誰だったか、雪野は血で顔を真っ赤に染めたまま口元をにこりと緩める。

 

「大丈夫ですよ」

 

そうだ、ずっと気になっていた…なぜ目を瞑っているのか。なぜ聴覚がとても鋭いのか。なぜ廊下に出た瞬間に奴らの存在に気付いたのか。なぜ雨の日に調子が悪そうだったのか…

雪野…お前は目が…

 

「…私には全部聞こえて(みえて)いますから」




本家様より早い盲目バレ。
シリアスっぽい雰囲気はいらない! この小説はRTAで擦り減りそうなみんなとめぐねえの心をほんわかさせたいんだ…!
あと日刊ランキングいましたね。小判鮫みたいな小説にみんなありがとう。
後全く関係ないけど遊戯王で魔妖新規が出たから嬉しくて更新早くなるかもよ。

そして次回はキャンプやるよ、みみしゃぶイベントやるよ。


あとTwitterでは「がっこうぐらし SZK」と「SZK姉貴」で検索してます

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