ありふれていない世界最強メイド【本編完結済み】 作:ぬくぬく布団
深月「どんどんと伸びていますね」
布団「ぷ、プレッシャーに押しつぶされそうだ・・・」
深月「私は問題無いです」
布団「そ、それじゃあハジマルンダヨー」ガクブル
深月「では皆様、ごゆるりとどうぞ」
~深月side~
さて、お嬢様からの命令は徹底的に心をへし折り勝利せよとの事。ど腐れ野郎がこの戦いについてどう思っているか知りませんが私は全力で命令を遂行し他者がお嬢様への虐めが出来無い程の恐怖を植え付けて差し上げましょう
この世界へと持ってきた鞄の中には何も着替えだけが入っている訳では無い。ちゃんとした武器・・・暗器が入れられているので戦いは十全にそして万全の状態なのだ。訓練場の広場へと行くと木刀を手にしている天之河が居り、深月はこの試合の審判として自薦したメルド団長にチラリと視線をやるとそれに了承したかの様に頷いた
「ではこれより勇者達の試合を開始する。双方問題は無いか?」
「問題ありません!何時でもいけます」
「私としては問題だらけです。真剣も持たず何故この場に立っているのか不思議でなりません」
「しかし、メイドはその軽装で大丈夫なのか?胸元や腕が露出しているのだが・・・」
現在、深月の服装は屋敷でのメイド服――――――言うなれば実戦用のメイド服である為何も問題は無い
「このメイド服こそ、この私の本来の動きに対応出来る服です。そもそもの問題として私が勇者(笑)の攻撃が一つでも当たるとお思いですか?」
「・・・そうだな。余計な事を言ってしまった様だな」
メルドは深月の歩く姿だけでその実力を確信していた。自分と戦った際このメイドに勝つ事が出来るのであろうかという心配がある中で天之河との対戦、本当の実力を見るのには持って来いのタイミングであったのだ
「光輝これを使え。それは聖剣で自身を強化したりと装備するだけで良いことずくめの物だ―――――教会も王も皆がお前にこれを使わせる予定だから丁度良いだろう」
天之河の手に聖剣が渡り今まで以上の力が沸く自身に驚きを隠せないでいたがそれも束の間、聖剣を深月へと向け告げる
「もしもこの勝負で俺が勝ったら皐月と深月は皆と協力し魔人族を倒す事を約束するんだ」
「また勝手に名前を・・・まぁ、お嬢様から了解も得ましたし良いでしょう。もし私に勝つ事が出来ればお嬢様と一緒に協力を致しましょう」
その言葉にニコリと笑みをこぼす天之河だが深月の本題は此処からである
「もし私が勝てば貴方は一生、お嬢様と私の名前を呼ばず、邪魔せずの不干渉を命じます」
「な!?何でそんな事を言うんだ!!」
「何故?そもそも私達の行く末を貴方が決める道理はありません。それを試合で勝利したからと言って協力させるというのは人生の縛りですよ?ならば貴方が負けた場合の不干渉は何も不思議では無いでしょう?試合に自分だけが得をする条件を押しつけて損をする条件は許さない――――――どちらが理不尽であるか一目瞭然でしょう?」
「・・・分かったその条件を飲む。だけど勝ったら!ちゃんと皆と協力する事を約束するんだ!」
「私に勝てたら、受け入れましょう」
条件は決まりお互いに相対
「それではこのコインが落ちたら戦闘開始だ」
そしてコインを上へと弾き回転しながら落ちてゆき―――――――チンッとコインが落下した音を合図に天之河が走り出し、深月の懐へ飛び込み一閃するが紙一重で躱される
「これで一回」
二撃三撃と続けざまに振るうも全て紙一重で躱して行く深月
「四回、七回、そしてこれで十回です」
段々と増えて行く回数に疑問を感じつつある天之河、自身が聖剣を振るう回数につれそのカウントは進み今では三十まで数えられていた。深月は大きく後退する様に跳躍、天之河と距離を取りため息を吐く
「三十回・・・これが何を指し示しているかご存じですか?」
天之河は深月の言葉を無視し攻撃を続ける為追撃を行う
一方この戦いの様子を見ていたギャラリーの中で気付いたのはごく少数、メルド団長や騎士団の軍人、八重樫、皐月の三人だけであった
「はぁ!?幾ら何でも強すぎるじゃない!何なの彼女は!メイドでしょう!?」
「ちょ、ちょっと雫ちゃん落ち着いて!?」
気が動転している八重樫を白崎がどうどうと落ち着ける中、メルドは冷や汗を掻いていた
(ただ者じゃないと確信はしていたがこれ程までなのか!?両者には隔絶とした技術の差がありすぎる。・・・もしも俺が彼女と相対する事になれば確実に殺されてしまうだろう。そろそろ彼女が反撃に出ると思うがどの様に攻め立てるか・・・彼女の主であるあのお嬢さんに心を徹底的に折れと言っていたがどの様にするつもりだ?)
興味深そうに深月を観察するメルド。天之河が攻撃を続けていて深月は回避するだけの光景に素人達は天之河が優勢だと考えていた
「どうだ!俺は皆を守れるだけの力を持っている!回避ばかりで手一杯で言葉だけなのは深月の方じゃないのか?」
「掠りもしない攻撃を続けて未だ理解出来ませんか・・・では次はこちらから攻めさせて頂きましょう。何の変化も無いただの棒振りに長々と付き合うつもりもありませんので――――――では行きますよ?」
振り下ろしに被せる様に横一閃にナイフを素早く滑らせた深月、先読にて咄嗟にナイフを避けようと体をずらした天之河だがそれは悪手であった。ナイフへと視線を逸らされたと同時に聖剣を持っていた手は手首を捻る様に関節を外され聖剣がこぼれ落ちる。痛み無く手首の関節を外された天之河は驚愕するが、この隙を見逃さず腹部へとペタッと手の平を当て寸剄に近いオリジナル打撃を打ち込む
「ガハアッ!?」
深月を中心に広がる衝撃の波紋は、天之河を数十メートル吹き飛ばし口から吐血する程の強烈な一撃だった。地面へと膝を突き、誰がどう見ても天之河の敗北だと疑わなかった――――――しかし深月の攻撃はそれだけでは留まらず顎の骨が砕けたりしない程度の絶妙な力でもって蹴り上る。強制的に天之河を立たせた後、鉄震靠擬きを打ち込み更に吹き飛ばし更なる追加攻撃をしようとしたが天之河は失神していた為に戦闘続行不能――――――
「この程度の動きにも付いて来れず、あまつさえ気絶するとは・・・もっと手心を加えた方が宜しかったですね。これでは徹底的に心をへし折る事も出来ませんし・・・お嬢様に怒られませんよね?」
こうして一方的な試合は幕を下ろした
「神楽さんちょっと良いかしら?」
試合が終わったその日の夜、ハジメとの二人きりの空間を作った皐月に自由時間を言い渡され深月は鍛錬をしていた。その最中に八重樫が声を掛けてきたのだ
「何用ですか?勇者様方にはお嬢様から干渉をするなとのご指摘があったと存じておりますが」
「それは光輝だけでしょう。私達三人に関しては干渉するなと言われていないし私は理由があって話しかけているだけ・・・それよりも今日の試合だけれど、あのカウントは光輝を殺した回数で間違い無い?」
「あらごめんあそばせ――――――という冗談は無しにしてお答えしましょう。八重樫さんの言う通りあのカウントは私があのど腐れ野郎を実際に殺せた回数です。まぁ最も最大限の手加減をしてもあの回数だという事ですので」
八重樫は最後に深月に何故強さを求めたのかを質問する
「何故神楽さんはそこまでして強さを求めたの?」
「全てはお嬢様の為、私の全て血肉や髪の毛一本に至るまでこの身を捧げて護ると誓いましたので」
「そう・・・神楽さんはとても強いのね・・・・・」
「八重樫さんもお強いでしょう?あのど腐れ野郎と比べれば」
「嫌味を混ぜないでくれるかしら?それとど腐れ野郎って・・・光輝は一応幼馴染み何だけど?」
「ど腐れ野郎で十分でしょう?貴女もあれを取り巻く女性達に色々とされていたのではありませんか?」
ビクッと図星を付かれたの様な反応をする八重樫、その様子を見る深月はクスクスと笑っている
「まさかカマを掛けただけで此処までの反応を頂けるとは予想していませんでした」
「それが本性?だとしたらとんでもなく意地汚いメイドね」
クスクスと小さく笑みを浮かべる深月にギロリと睨む八重樫だがそれは無意味、恐怖も何も感じない。怯ませる事も出来無い程度の睨みだからだ
「あれもこれも全てが私の本性ですよ?この様に、遊び心満載の駆け引きも出来無ければお嬢様は守れませんから。それではお休みなさいませ」
足音を立てずその場から音も立てず去って行く深月に八重樫はため息を吐く
「どうやって現代社会であれ程の絶対なる忠誠心を持つ者が現れるっていうのよ。・・・恐らく彼女は経験しているのでしょうね」
人殺しを
さてさて!お嬢様は南雲さんと何か進展があったでしょうか♪何時二人がくっ付くのか楽しみで仕方がありません!
深月が妄想に耽りながらハジメに宛がわれた一室前に到着、それと同時に扉が開き皐月が出てくる
「お嬢様そろそろお時間です。お部屋に戻りましょう」
「ふふ、深月はいっつも私の事を思ってくれてるからとても助かっているわ」
こうして二日目の夜が終わり、本格的な訓練が開始されるのであった
あれから二週間が経ちました。南雲さんは自身が戦闘に役立たないと理解したその瞬間にサポートの為の訓練、知識の詰め込みを行っていますね・・・何故私が知っているかですか?お嬢様の益となる情報は新鮮な物程良いからです。お嬢様もお嬢様で一緒に知識の詰め込み、お互いが駆け足で二人三脚をしている光景は微笑ましいですね・・・ここは一つお嬢様方に頼み事でもしてみましょうか?きっとお二人の共同作業で作られる筈ですので更なる効果が期待できそうです!有言実行!速攻です!!早速頼みに行きましょう♪
深月は勉強をしている二人に近付き頼み事をする
「お嬢様、南雲さん。お勉強も宜しいですが煮詰めすぎるのも効率が悪くなる恐れも御座いますので少し休憩されては如何でしょう?そして図々しくもお願いが御座います」
「そうだね・・・偶には休憩を入れないと効率良く学習なんて無理だよね」
「それじゃあ少しだけ休もうハジメ君。深月も私達に何かお願い事があるみたいだから」
「それで?神楽さんは僕達にお願いがあるって言ってたけど・・・それはどういう事?」
「実は折り入ってお願いが御座います。私は暗器を主体で戦うのですがどうしても大きい得物、刀に似た得物が欲しいのですが錬成にて作る事は出来ませんか?」
二人は深月のお願いに色々と考え案を出して行く
「刀か・・・素材があれば似た形の物が創れるかもしれない」
「資料館や博物館で本物の刀を見て触った事があるよ私!形もしっかりと印象強く覚えているから枠組みを作るぐらいなら大丈夫!」
「なら僕はネットやテレビで得た知識を元に刀身を創ってみるよ!」
創作意欲が降って沸いたのか、あれをこうしたら―――――これをどうしたら等とポンポンと出てくる。オタクのハジメと皐月はこの手の話題が大好きなのだ
「それじゃあ僕は鉱石を使えるかどうか聞いてくるよ!」
「いえ、お嬢様の事も含めると一人一人では無く三人纏めての方が手早く済みます。幸いにもメルド団長のスケジュールを前もってお聞きしていましたので何処に居るかは把握しております」
「それじゃあ三人で行こう!」
早速図書館から出てメルド団長がいる場所へと向かっていると丁度仕事が終わったのか対面から本人がやって来た
「メルド団長、今大丈夫ですか?」
「ん?坊主にお嬢さんとメイドじゃないか?一体どうしたんだ三人で俺に何か用事か?」
「私の武器を作って頂く様お願いをしたのです」
「それに私達の錬成の練習にもなるからね?」
「もしも刃が欠けて使い物にならなくなった場合に素材があれば元通りに直せるかもしれないから練習をしたいという事なのです」
感極まったのか、メルドは泣いていた
「坊主やお嬢さんの意気込みは心に響いた!任せろ!俺が今すぐ許可を貰ってくるから此処で待ってろ!」
走って何処かへと行ったメルド。恐らく重鎮達に許可を貰いに行ったのだろうと容易に推測できる
「簡単にお願い出来ちゃったね」
「あの方はしっかりとした人ですから、やる気に満ちた南雲さんのお顔に思う所があったのでしょう」
「そうだね~今のハジメは、とっても生き生きしてて自分の様に喜ばしいよ!」
「ちょ・・・恥ずかしいよ。と、取り敢えず僕はトイレに行きたくなったからちょっと待っててね。直ぐ戻ってくるから」
皐月と深月に一言残しトイレへと急ぐハジメ――――――
二人から少し離れた場所になると横から唐突に衝撃を受けて転んでしまった。其処に居たのは檜山が率いる小悪党四人組でハジメにちょっかいを掛け始めてきた
「よぉ、南雲。なにしてんの?そんなに急いで何処行こうってんだよ?無能は無能らしく地ベタに這いつくばってろよ」
「ちょっ、檜山言い過ぎ!いくら本当だからってさ~、ギャハハハ」
「訓練もせずに毎日図書館に通うとか小学生かよ!マジ笑えるわ~、ヒヒヒ」
「なぁ大介。こいつさぁ、なんかもう哀れだから俺らで稽古つけてやんね?」
最悪だ――――――とハジメは感じた。ここ最近は皐月達と一緒に居た為に絡まれていなかったがこのタイミングで絡んでくるとは気が緩みすぎていた
「あぁ?おいおい信治、お前マジ優し過ぎじゃね?まぁ俺も優しいし?稽古つけてやってもいいけどさぁ~」
「おおいいじゃん。俺ら超優しいじゃん!無能のために時間使ってやるとかさ~。南雲~感謝しろよ?」
皐月達からは見えないが其処を通るクラスメイト達は見て見ぬふりをする為どうしようも出来無い
「僕は今からとても大事な仕事が入っているから、放っておいてくれていいからさ」
やんわりと断りを入れるハジメだが
「はぁ?俺らがわざわざ無能のお前を鍛えてやろうってのに何言ってんの?マジ有り得ないんだけど。お前はただ、ありがとうございますって言ってればいいんだよ!」
そう言ってハジメの脇腹を蹴り上げる檜山。痛みに顔をしかめながら呻くが振るわれる暴力にだんだんと躊躇いを覚えなくなって来ている。檜山はハジメを人気の無い場所へと連れ込み突き飛ばす
「ほら、さっさと立てよ。楽しい訓練の時間だぞ?」
「ぐぁ!?」
背中を強打
「ほら、なに寝てんだよ?焦げるぞ~。ここに焼撃を望む――――火球」
火属性魔法による攻撃を転がる事で危機を脱したが
「ここに風撃を望む――――風球」
続く風魔法は避けれずに腹部へと直撃、吹き飛ばされ胃液を吐き出しながら蹲る
「ちょ、マジ弱すぎ。南雲さぁ~、マジやる気あんの?」
南雲を容赦なく蹴り続ける檜山、ハジメはずっと続く四人の虐めを耐える耐える耐える――――――痛みによる苦痛を漏らしゲラゲラと笑う四人が更なる追撃をせんとハジメに攻撃しようとした時
「ねぇ?ハジメ君に何をしているのかな?」
サアーっと青ざめた顔を声がした場所へ向けると其処には笑っているが全く笑みが含まれていない目を浮かべた皐月の姿であった
「ねぇ?何してたの?誰がどう見ても虐めをしているとしか見えないよね?」
「いや、誤解しないで欲しいんだけど・・・俺達は南雲の特訓に付き合ってただけで」
「何やってるの!?」
その声と共に駆け付けてくる女の子は檜山達が惚れている白崎だったからだ。そして白崎だけでなく、天之河、坂上、八重樫とオールスターが勢揃いである。檜山達はハジメにしていた行為は特訓だと言い張り弁明をしているが
「ではこれを見てもまだそう言い切れますか?」
最凶最悪の最終兵器が登場―――――――その声と同時に深月の進路上のクラスメイト達がザッとモーゼの様に道を空ける。最早どこぞの覇王と呼んでも過言では無い。深月がその手に持つ物それはス〇ホ、本来であれば充電が切れている筈なのだがソーラータイプの充電器を持っていた為動いているのだ。そしてそれから流される映像と音声にどんどんと顔色を悪くする四人
「特訓ねぇ・・・それにしては随分と一方的みたいだけど?」
「いや、それは・・・」
「言い訳はいい。いくら南雲が戦闘に向かないからって同じクラスの仲間だ。二度とこういうことはするべきじゃない」
「くっだらねぇことする暇があるなら、自分を鍛えろっての」
その間に深月は南雲の手を握り暖かな光が灯る
「神楽さん・・・これは一体?」
「大丈夫ですよ南雲さん。これは私の技能の一つ気力操作。文字化けで見えなかったと思いますがこれはそれです―――――この気力とは、現代で言う所の気功術の一つです。細胞の活性化を促進させ、自然治癒能力を向上させる事です」
あっという間にハジメの傷は癒え肌のつやも良くなる程回復した
「今回は私の気を送る事で直ぐに癒えましたが、本来はもっとゆっくりなのですよ?過度な期待は危険ですのでご注意を」
「あ、ありがとう神楽さん。本当に助かったよ」
「南雲君はいつもあんな事されていたの?それならいっその事・・・私が」
「いや、そんないつもってわけじゃないから!大丈夫だからホント気にしないで!」
「だが、南雲自身ももっと努力すべきだ。弱さを言い訳にしていては強くなれないだろう?聞けば、訓練の無い時は図書館で読書に耽っているそうじゃないか。俺なら少しでも強くなるために空いている時間も鍛錬にあてる。南雲も、もう少し真面目になった方が良い。檜山達も、南雲の不真面目さをどうにかしようとしたのかもしれないだろ?」
あわあわとするハジメに天之河が水を差し空気が重くなっていく中パンッ!と手が鳴らされそちらを向くと皐月が無機質な表情を持って深月に命令を下す
「ねぇ深月?虐めをしている奴らを見ていると思う事が一つだけあるのだけど何か分かる?」
「ではご命令をお嬢様。私は躊躇いも無くその命令を実行致します」
「虐めをするのならそれ相応の報いが返ってくるのよ?撃って良いのは撃たれる覚悟のある者だけ――――――と言う事でハジメが受けた傷を全てあの四人に与えなさい」
「な――――ま、待っ―――――――――――」
天之河の声よりも先に鈍い音が鳴り響く。深月が四人の懐へ一瞬で入り込み脇腹へ殴り四人は苦痛により蹲るが手袋に刻み込まれた魔方陣から風属性魔法を放ち上へと撃ち上げ、空中へと飛び上がり四人の背に向けて回し蹴りを叩き込んだ。ドチャッという音を立て地面へと落下し、それを追撃しようとしたが
「深月、そこでストップ。これ以上は死ぬかもしれないから終わりよ。そしてそこの塵芥四人、もしもハジメ君に何かしたら殺すからそのつもりでね?――――――――さてと!ハジメ君、一緒に武器を作りに行こう!」
ハジメの手を掴み強制的に連れて行く皐月、白崎は無機質な目で睨付けるも鼻で笑われる始末。その後メルドから許可を貰ったハジメ達は失敗に失敗を重ねたが遂に深月の武器、日本刀擬きを完成させた
そしてメルドから発表された実戦訓練の一環として【オルクス大迷宮】へと遠征が決まった
布団「ゆ、勇者(笑)は大変な事を・・・」
深月「所詮は口先だけの甘ったれど腐れ野郎です」
布団「お、おうソウデスネ・・・」
深月「南雲さんとお嬢様が"二人で"作り上げる武器、とても楽しみです」
皐月「任せて!」
布団「此処は後書きの場所やで?」
深月「それは今更だと言う事です」
布団「か、感想マッテルンダヨ?」
深月「何時までびくびくしているのですか!待っている読者様も居るのですからもっとシャキッとして下さい!」
布団「ひょ、評価もお気軽にどうぞ・・・です?」
深月「チキンハートな作者ですね・・・だからメンタルが豆腐より脆いのですよ」
お待ちかね!清水君の行く末は!?
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撃たれて終わり(原作通り)
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お説教されて、先生達と行動
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お嬢様の忠実なる執事に
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男の娘となり、テイマーメイドになる