神々が愛した幻想郷 ~ Fantasia Variants Dreamed. 作:左右手
健康管理に十分注意して、この梅雨を乗り切って行きたいですね。
今回は霊夢の一人称視点で進めてまいりましょう。
短めですので、サクサク参りましょー。
-あらすじ-
雲の上で出会ったリリーホワイトの導きにより、幽明結界へと辿りついた一行。
立ち塞がるプリズムリバー三姉妹だったが、柴芭は容易く蹴散らして見せた。
一方その頃、神社で留守番をしていた霊夢は……。
壁に掛けられた時計に目を向ける。
今は昼時か……アイツらは、もう元凶の元まで辿りついたかな?
襖越しに縁側を眺めては、今にも落ちてきそうな程に、重く暗い空を見上げてみる。
厚く覆った雲の上には、今は顔を見せぬ太陽がいるのだろうか。
視線を落とせば、雪化粧に覆われ白んだ境内が視界に飛び込む。
未だ訪れぬ春の風は、この忌々しい白を掻き消し、暖かな空を届けてくれるであろうか。
「……はぁ」
頭の片隅に浮かぶのは、私の代わりに異変解決に向かった者達。
どんなに他の事を思い浮かべても、すぐに彼らの事ばかり考えてしまう。
「……なんで、心配してんだろ。 ……私」
私は、心配で仕方が無かった。
誰かの身を案じる事なんて、今までは全くと言って良い程無かったのに……。
きっと、これが、不安な気持ちなんだろう。
……けれど、私自身、何故不安に思うのか、それがわからない。
別に、彼らの実力を疑っている訳ではない。
魔理沙の実力は当然知っている。過去に幾度も肩を並べて来た実績もある。
咲夜も、素人同然だったとは言え、柴芭を追い詰めた程の実力を持っている。
その柴芭だって、かつてとは比べ物にならない程に成長している。
私が出なくても、十分渡り合って行けるであろう面子だ。
……だというのに、何故こうも不安に駆られるのだろう。
何故、こうも悪い予感がするのだろう。
「……考えても、仕方ないか」
今の私にできる事は、彼らを信じて、待つだけだ。
余計な事は考えるな。どんどん悪い方向に傾くだけだ。
それよりも、今の異変が終わったら、何をするかを考えよう。
……とりあえず、修行は再開しないとマズイわね。
今の実態を紫何かに見られでもしたら、きっと更にメニューが増えるだろうな……。
……最大の敵は、筋肉痛かしら。
「……ん?」
そんなくだらない事を考えていると、不意に誰かの気配を感じる。
レミリアでも……まして、魔理沙達でも無い……だとすると、参拝客だろうか?
それにしたって、一体誰が……こんな寒い日に、わざわざこんな
ともあれ、来客とあらば、出向かぬ訳にはいかない。
やけに重たい腰を上げ、賽銭箱の置かれている本殿へと向かう。
母屋から本殿までは、数歩歩けば辿りつく。隣接されている為、当然の事なのだが。
本殿の柱から顔を覗かせてみれば、そこには人影が一つあった。
上着を羽織ったままで応対に出てしまった事を若干後悔するも、その思考は、目の前の来訪者の容姿に対する考えに塗り替えられた。
身長は、私よりも頭一つ分程高いであろう。恐らくは男性だと思われる。
“漆黒”という表現が合致しそうな程に、黒で彩られた、上半身からひざ下までを覆う衣装を羽織っている……確か、“ロングコート”という服だった気がする。
その裾は、先端部に近づくほどに、黒色から水色へと変わって行く、不思議な色合いだった。
よく見れば、袖口も裾と同じ様な形状をしており、同じく黒から水色へと色合いが変わっている。
そのコートの下も、同じく黒で彩られた服を身に纏っている。全体的に、黒という印象が強い人物だ。
首からは、何かアクセサリのような物を下げているが、遠目には何なのかは分からなかった。
視線を顔の方へと向ければ、その顔をすっぽりと覆う白い
癖の掛かった長い髪は、黒髪の中に白が混ざったような、歪な色合いをしている。
幻想郷らしからぬ服装と比べ、面を付けたその姿は、何処か浮いた印象を与える。
柴芭という前例もあるし……ひょっとすると、外来人だったりするのだろうか?
その男性は、神棚に向けて手を合わせているようだ。
やっぱり、参拝客だったのかな?うんうん、信仰深きは良い事ぞ、ってね。
……とはいえ、ここに祀ってある神様なんて、巫女である私でさえ知らないんだけどね。
祈りを終えたのであろうその男性は、私の存在に気が付いたのか、顔を此方に向ける。
「もしかして、ここの巫女さんですか?」
物腰が柔らかく、穏やかな人物。そんな印象を与えるような声だ……等と思ってみる。
とりあえず、問い掛けにはきちんと答えを用意しないとね。
「ええ、その通り。 ごめんなさいね、こんな格好での応対になってしまうけれど……」
「いいえ、構いませんよ。 いきなり押し掛けてしまったのは僕の方ですから」
そう告げると、その男性は少し笑みを含んだ口調でそう答える。
押し掛けるも何も、神社へ参拝するのに事前に伝える義理なんて無いんだけどね。
ひょっとして、あんまりそういう事に対する知識が無いのかな?……なんて、柴芭じゃないんだから。
……ところで、参拝客とあらば、見逃せない点が一つある。
そう、お賽銭だ。
妖怪退治やお祓い等の仕事が減って来た事もあり、賽銭による収入は割と重要なのだ。
そんな事情もあり、私は気が付けば、賽銭箱の中身を確認しはじめていた。
目の前の参拝客の存在をも無視し、賽銭箱の蓋を開ける。
「ッ!!」
その中には、私達にとって馴染み深い紙幣が幾つか入っている。
万札も含まれており、一度の参拝で拝めるような額では無くなっていた。
私は、思わずその場で小躍りしたくなる衝動に駆られた。
意外な所で、思いがけない収入に巡り合えたわ……あの参拝客が神様か何かに見えて来た。正直、この神社の訳分からない神様より、こっち信仰した方が……っと、思考が逸れてしまった。
とりあえず、参拝客にお礼を言わねば。
「お賽銭、どうもありがとう!」
私は、男性の方に振り返り、感謝の言葉を告げる。
口元がつり上がっているのが自分でも分かる。恐らく、私は今、満面の笑みを浮かべている事だろう。ゲンキンと言われても仕方ない、こっちだって生きる為だもの。
「えっと……それは、良かったです……ね?」
対する男性は、表情は分からないが、多分困惑しているのだろう。
……そういえば、自己紹介がまだだったわね。一応、しておくかな。
「ゴホン……私は博麗霊夢、この博麗神社の巫女を務めていますわ」
使い慣れていない敬語のせいか、口調が若干可笑しくなった気がする……。
「成程、貴方が霊夢さんでしたか。 お名前は聞き及んでおります」
その男性は、私の名前を聞いた瞬間、納得したような口調でそう答える。
私の名前を知っている……?まぁ、よく妖怪退治してるし、人里では割と名前が通っているかもね。……いや、単に私が“博麗の巫女”だからかな。
「……っと、申し遅れました。 僕の名前は
キラと名乗ったその男性は、此方に向き直り、
『ミナリョウ』……聞かない苗字ね。そして、『キラ』……たぶん『吉良』かな?それは良く聞く名前ね。
「キラ、ね。 こんな寒い中、わざわざ参拝に来ていただいた上、お賽銭までこんなに入れてくれて、本当にありがとうねキラ」
そんな言葉を投げかけてみる。最も、当の本人は首を傾げて困惑気味だが。
「せっかくだから、ちょっと寄っていってよ。 体も冷えたでしょうし」
そう問いかけると、少しだけ驚いたように、頭頂部の髪が揺れる。
普段はこんな事言わないんだけどね。お賽銭を奮発してくれる人は別よ。
……それに、あんな病的なまでに白い手を見てしまっては、そのまま帰すのは気が引ける。
「……そうですね。 僕の方も、貴方を尋ねて来た訳ですから……そのお言葉に、甘えさせて頂きます」
どうやら、キラは私に用事があったようで、先の問いに対し、是と答えた。
私に用事とは、一体どんな事だろう?過去の事を思い浮かべるも、何も浮かばない。
一先ず、私は彼を招き、母屋へと向かった。
……もし、妖怪退治とかの依頼なら、申し訳ないけど、遠慮願っておこう。
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彼に炬燵を勧めるも、どうやら彼は暑いのが苦手らしく、「遠慮しておきます」と、少し離れた場所に置いてあった座布団に座った。
色々と疑問に思い、理由を問うてみれば、体質上仕方が無い事なのだとか。
“体質”の一言で片づけて良いのかと思いもしたが、今は異変解決に向かっている柴芭にも、傷の治りが異常に早いという体質がある以上、余り深く考えないでおいた。これ以上追及すると、どんどん
さて、そんな紆余曲折もあり、現在は私とキラ、二人で世間話を繰り広げ始めた次第だ。
「ところで、貴方ってどんな仕事をしているの?」
会話の最中、そんな質問を投げかけてみる。
話の中で、彼が何かしらの仕事で幻想郷に来ているという旨の言葉が出たからだ。
「そうですね……まぁ、“死神の真似事”とでも言っておきましょうか」
そう答え、小さく笑って見せるキラ。最も、面のせいで表情は分からないが。
“死神の真似事”……なんだろう、あんまり良い印象を与える言葉ではないわね。
それを自称するだなんて、あまり自分の職業に誇りを持っていないように思えるわね。
……まぁ、どうでもいいか。
「ふーん……ところで、私に何か用事でもあるの?」
それよりも、私は彼の言う用事の方が気になった。
「まぁ、特にこれといった用件がある訳でも無いのですが……
私への用事では無かったようだ。まぁ、何も心当たり無かったし、当然か。
……それにしても、
「私って、貴方の職場でも噂になっている訳?」
彼が何処に所属しているかなんて知らないが、彼は人里には住んでいないと言っていた。
人里以外の場所にも、私の名前は知れ渡っているという事か。
「ええ、割と有名ですね」
相変わらず、包み込むような軟らかな口調でそう答えるキラ。
そういえば、あんまり人の評価を気にした事なんて無かったな。
そこまで興味も無かったし……これからも、多分、気にする事は無いだろうな。
「……ところで、
一区切りついた所で、キラが辺りを見渡しながらそう問いかける。
彼……?それって一体誰……って、もしかして……
「ひょっとして、柴芭の事?」
そう尋ねると、キラは小さく頷く。
柴芭の事を知っている……アイツも割と有名だったりするのかな?
「博麗神社で暮らしていると聞き及んだものですから、一度様子を見に行きたいと思っていたのですが……またの機会としましょう」
……いや、そんな話は聞かない。だとすると、やっぱり
「貴方も、レミリアのお兄さんみたく、柴芭と知り合いだったりするの?」
そんな疑問を抱き、迷わず尋ねた。
別に『一度疑問に感じたからには、絶対に解決しよう』……なんて気は無いけど。
「ジークの事ですね。 ええ、そうなりますね。 僕達は、
小さく頷き、此方を見つめる彼の見えざる口から、意外な事実を告げられる。
ジークは、外の世界にいた頃は知り合いだったとか何とか言っていたけど、どうやら嘘ではないようね。
そんな思考を巡らせている内に、キラは更に言葉を紡ぐ。
「お会いした事があるかは存じませんが、阿修羅という人物が、僕達のまとめ役のような存在でした」
阿修羅――その名前……否、その人物には、覚えがあった。
あれは確か……そう、紅霧異変の解決に向かう前の日の事だ。
見上げる程の巨躯の男性が尋ねて来た事を、今でも覚えている。……というより、見た目のインパクトが強すぎて、忘れようにも忘れられない。
……ということは、彼も目の前のキラや柴芭達と同じだった訳か。
意外な所で、共通点があるのね。……最も、そこまで気にする程の事では無いが。
「彼は今、人里にて料理屋を営んでいるそうです。 割と評判が良いらしいですね」
料理屋とは、また意外な職業に就いているものね。
あんな成りして厨房で鍋を振るっている姿を想像すると、思わず吹き出しそうになる。
……が、流石にそれは失礼なので止めておいた。自分のあずかり知らぬ所で笑われるのは、きっと良い気分ではないだろう。
「未だに緋月の所在は分かりませんが……まぁ、彼の事です、元気にやっているでしょう」
再び、キラの口から誰かの名前が飛び出す。今回は、私も知らない名前だ。
……まぁ、そこまで興味がある訳ではないので、聞かなかった事にして流した。
「……っと、すみません。 少々一人で喋り過ぎました」
キラはそう言って、頭を下げる。
私としては、割と興味のある話題だったし、別に構わないんだけどな。
「ところで……今年は冬が長いのですね」
「今更かよ!」とツッコみたい衝動に駆られたが、すんでの所で堪えた。
ひょっとするとこの男、天然ボケの気があるのかもしれない。
「……まぁ、冗談はさて置き」
流石に、それは冗談であったようだ。
そりゃあ当然だ。こんなに長い冬があってたまるか。
そこまで言いかけた所で、キラは自身の顔を覆っていた狐面を外す。
表情を隠していた仮面を外し、その素顔を晒すキラ。
端正な顔つきながら、その氷のような水色の瞳は、睨まれただけで魂を持って行かれそうなほど、どこまでも冷酷で、冷徹な物に見えた。
「貴方は異変解決には向かわないのですか?」
突き刺さるような、凍て付くような視線と共に、そんな言葉を投げかけてくる。
その言葉が氷の刃となり、私の胸に突き刺さるような気さえ起る。
「異変解決は、博麗の巫女である貴方の仕事ではないですか?」
静かに、それでも力強く告げられるその言葉は、全てが刃のよう。
心を穿つように、深く、鋭く、突き刺さる言葉の羅列。
「終わらぬ冬に困窮し、苦しみ喘ぐ人々の声が、貴方には聞こえないのですか?」
今すぐにでも言い返したい。けれど、此方を見据える双眼が、それを許さない。
まるで蛇に睨まれた蛙のように、私は返す言葉を失い、黙り込む。
「事の成り行きを傍観し、炬燵に籠る事が、貴方の仕事なのですか?」
違う……ちがう……私は……。
「それとも、貴方では異変に向かえぬ理由があるのですか?」
私は以前の異変で手傷を負い、その後のリハビリが未だ終わらない。
……たったそれだけの事実を伝える事も出来ない。
それだけの事すら言えない自分が情けない……悔しい……。
「……すみません、ちょっと説教臭かったですね」
小さく溜息を吐き、苦笑しながらそう告げるキラ。
突然の事に、思わず呆気にとられ、思考が停止する。
「ご心配無く。 貴方の事情も、貴方の代わりに異変の解決に向かっている者がいる事も、全て存じております。 僕の今までの発言は、真に受けないで下さい。 ……少々貴方に揺さぶりを掛けるような真似をしてしまった事は、お詫び申し上げます。 申し訳ありません」
……とりあえず、私を責めている訳では無いようだ。
彼の真意は掴めないが、本心からの言葉では無かった事は事実らしい。
……それにしたって、随分と性質の悪い揺さぶりだ。
まるで、地獄の閻魔でも相手にしているかのような気分だった。
心臓に悪いわ……全く。
「……ですが、一つだけ、気がかりな事があります」
そう言うと、先程まで笑顔を浮かべていたキラが、一転して真剣な顔つきになる。
更に冷たさを増した瞳と、彼自身が放つ剣呑なオーラから、ただ事ではない事が窺える。
「今回の一件……どうやら、そう簡単に終わりそうにも無いのです」
簡単には終わらない……?一体どんな理由が……。
「今回の異変の元凶は、冥界の白玉楼に住まう亡霊、西行寺幽々子です。
彼女は、幻想郷中にある春を集めて、西行妖と呼ばれる桜を満開にする為、今回の異変を引き起こしたそうです」
冥界……幽明結界を越えた先にある、死後の世界だったっけ。
そこのお嬢様……なんというか、それだけでもう嫌な予感がするわ。
それにしても、冥界か……そんな所に、彼らは向かっているのか。
「彼女の能力も気がかりですが……問題は、その西行妖にあるのです」
西行妖……つまり、妖怪桜に?
「西行妖は、莫大なエネルギーを秘めた妖怪桜。
周りにいる者の生気を吸い取り、自身の糧としてしまうのです。
もし仮に、その西行妖が満開になってしまったら……その場に居合わせた者は、どうなってしまうと思いますか?」
……。
「……彼らは、人間です。
それこそ、霊夢さん。 貴方のように、西行妖の力に対抗する手段を持たない……」
その言葉を言いきるのも待たずに、私は動き出していた。
咄嗟に、その場にあったお祓い棒とお札を掴み、袖口へと仕舞う。
そして、その足で境内へと続く縁側へ向かう。
「……向かうのですか」
真後ろに座っているキラが、静かな口調でそう問う。
「ええ」
対する私も、淡々とそう答える。
「……危険、ですよ」
少しだけ、此方を心配するような口調でそう告げるキラ。
……けれど、そんな事、
「承知の上よ」
死を操る亡霊が何だ。魂を喰らう妖怪桜が何だ。
行くと決めたら、行くだけだ。……アイツらを、見殺しにはできない。
「そうですか……では、お気を付けて」
それだけ伝えると、キラは静かに笑って、答える。
私は、心の中でそっと、キラに感謝の言葉を告げた。
振り返る事はせず、一目散に、空に向けて飛び立つ。
……待っていなさい、皆。
絶対に、アンタらを死なせたりなんて、しないから。
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人の絶えた博麗神社。
誰もいなくなった母屋を離れ、境内に降り立つ綺羅。
その左手には狐面を持ち、右手には大鎌を構えている。
ともすれば、その姿はまるで、タロットの『死神』のようであった。
雪を降らし続ける鉛色の空を眺め、綺羅は一人、目を閉じ、沈吟する。
(これが、今の彼女に必要な“善行”……か)
脳裏に過るは、彼に博麗の巫女を尋ねるよう命じたとある人物の姿。
その人物が語る“善行”とは何なのか、彼自身にも分からない。
だが、彼の中に、疑問も躊躇いも無い。
開かれた瞳が、雲間に差し込む一縷の光に照らされ、輝きを放つ。
「例え、どんな結果が待っていようと、貴方の言葉を信じますよ……四季様」
呟いたその言葉は、冷たい風に乗って、春を待ちわびる幻想郷の空に溶けて行った。
今、自分に出来る事。それを精一杯、やるだけだ。
この作品のオリ主の一人、三那嶺綺羅。
新雪を踏み超えて、霊夢の元まで警告しに来てくれました。
最初の方から30話以上経て、ようやく最後のオリ主の一人にスポットをあてられました。
というのも、プロットの段階では、彼の出番は大分後の方になるのです。
オリ主一人一人のメインストーリーと、それに平行して異変も描いて行っているので、結果的に彼は大分出番が無いです。ときどきで良いから、思い出して下さい。
ちなみに、現在は80話付近までプロットが出来上っております。
予想以上に長編になりそうで、正直自分でも驚いております。
こんな作品ですが、エタらずに終わらせる自信だけはあります。
どうぞ、生温かい眼で見守ってやって下さいませ。
次回、「広有射怪鳥事」。一行の行く手に、剣士が立ち塞がる。
6月25日、更新予定です。