【改稿中】銀髪幼女にTSしたニートな僕が過ごした1年間   作:あずももも

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22話 夏休みの、最後の日(まだ8月) 1/4

今朝の太陽は少し弱いみたい。

 

僕の快適な寝起きは結構お天気に掛かっている。

 

カーテンを開けてみるとうっすらと曇っている空。

僕は今朝、珍しく目覚ましに負けたんだ。

 

なんかこういう日ってだるいよね。

 

「んー………………………………」

 

忌々しい目覚ましを枕元に投げて「ぽふっ」って音をさせて満足。

もやっとした気持ちだけを解消するのに手っ取り早い方法だ。

 

こういう誰も傷つかないストレス解消法って大切だよね。

僕は滅多にしないけど、枕をサンドバッグにするのってとっても良いって思う。

 

僕は自然に起きるのが好き。

眠っているのを無理やりに起こされるのが嫌いなんだ。

 

自然な形で目が覚めて起きないとこうも体が重くって心臓がばくばくするもんだから……気持ちいい夢を見ていたはずなのにってささくれ立つんだ。

 

結構寛容な気がする僕が唯一嫌いな感覚。

 

ああいや、うるさい音とか振動とか声とか近すぎる距離感とか花粉とか虫とかホラーとか嫌いだし結構あるか。

 

……光で起こす目覚ましとやら、お高いみたいだけど買ってみようかな。

 

お天気でも日の低い冬って寝起きが良いわけじゃないし。

なんなら結構寝坊するし。

 

「くぁぁ………………………………」

 

急に起こされたから体がまだ起きていなくってあくびが何回も出る。

顎を開けるだけ開いて目から涙が漏れてくる。

 

なんでも、自然に目が覚めるときには血圧とか意識レベルとかそういうのがみんなきれいにちょうどいい感じに上がってきて体に良いらしくって、逆に目覚ましに頼ると自然のバイオリズムが途中ですぱっと切られて覚醒するから、あまり良いことではないんだとか。

 

でも現代社会は忙しいからみんなスマホとかで強制的に起こされる悲しみ。

 

このどきどき感……成長期って言う全盛期を終えていた成年な状態から若返った幼児でさえも走った後みたいな感覚は、確かに心臓に負担が掛かっている気にさせるもの。

 

別に特段の病気もしたこと無いしまだ30代にもなってない、いや、なかったのにって思うけど、僕は怖いのが苦手だから健康についての本とかで心臓への負担とか言うのを読む度に不安になるんだ。

 

ああ言うのって読むと不安で不健康になる気がするよね。

でも本屋に行くと必ず買っちゃうんだ。

 

昔っから朝型だったっていうのもあるかもしれないこの動悸。

というか肉体が変わってもおんなじな辺り朝型とか夜型とか言うのは脳みそなのかな。

 

僕が2人に分裂したわけじゃないから比較とかはできないけども。

僕が2人なら……それでもたいして変わらない生活なんだろうけど。

 

もっともこういう生活……目覚ましに絶対に頼らない生活なんて学生以前の幼子とかニートとか隠居後の人以外は難しいんだろうな。

 

でも僕は大学の頃には無駄に健康にはまってこうやってたし、意識高い系ならしてるかもね。

ちょうど僕とは真逆な感じの人種なら。

 

「ふぁぁ………………………………」

 

あくびが止まらない。

とってもすごく眠い。

もうちょっと寝たい。

 

けどダメだ。

 

二度寝はすっごく気持ちいいお酒の次の娯楽なんだ。

でも今朝はできない事情がある。

 

だって今日は燃えるゴミの日。

他のゴミはともかく今日は駄目なんだ。

 

いくらクーラーさんにがんばってもらい続けているとは言っても、量はそれほどじゃないにしても夏場は生ゴミと相性がとっても悪い。

 

出さないと大変なことになるんだ。

めんどくさがって置いとくと大変なんだ。

 

二度寝しちゃって朝の普通の時間……今みたいに5時になったばっかりとかじゃない時間帯になると、ご近所はともかくお隣さんとはち合わせの可能性が上がっちゃう。

 

お隣のふんわりした奥さんもといお母さんがゴミ捨てに出るのと学生の娘さんの通学とお父さんの通勤のタイミング、みんなばらばらで読めないしなぁ……。

 

ここまでカーテン閉めっぱなしにしてエアコンと外出を最低限にするって言う、まるで敵から身を隠すみたいな生活をがんばって続けてきたのが二度寝で台無しとか悲しすぎるでしょって思うと今さら失敗したくはない。

 

そんなんで「あら、あなただぁれ?」とかお隣さんに見とがめられたら泣くに泣けない。

 

それはあんまりすぎる。

 

一生懸命作ったプラモデルをうっかり落として台無しにするくらいには悲しい。

僕はすぐパーツ無くすから作れないけど。

 

でもちょっとくらい無くなっても案外平気なんだよね。

パソコンとか組み立てるときネジ半分くらい残っても使えてるし、世の中ってそういうもの。

 

「ぅぁ――――……」

 

精神力を限界までふりしぼってみみずみたいにシーツを張って流体の猫みたいにベッドからず落ちるようにして落ちて冷たい床の感覚がほっぺたに。

 

「…………………………………………」

 

ちょっと寝落ちしそうになったけど冷たさと硬さで目が覚めてようやくもそっと起き上がれた。

 

「………………………………」

 

昨日は少し飲み過ぎたかもなぁ。

 

まだ少しアルコールのぐるんとした感覚が体に残っている気がする。

呼気に基準値の何倍ものアルコールが含まれてる気がする。

 

って言うか吐く息から香ってきてる。

今の僕の周りはお酒臭いんだ。

 

それもこれもゆりかおすすめのおもしろいコメディーを通しで見ながらがぶ飲みしてしまったせい。

僕にしては珍しいことに最後のほうの記憶が薄い程度には呑んだらしい。

 

お酒って怖いよね。

それも呑める僕みたいな体質だと余計に。

 

ぽわぽわしながら楽しく呑んでるうちに歯止めが利かなくなって気がつけば1本開けてるんだもん。

こんな生活続けたら30代には肝臓悪くしそう。

 

今はひとけた代に戻ってるけど……って言うか戻ってるから余計に危ない。

 

「僕の本体は20超えてるから!」って思い込んでいるからかお酒が全然平気なんだけど、それでも良くないのは知ってる。

 

体に悪いって理解して呑んでるからこそ自制心が大切なんだ。

 

よたよたといつもに増して不安定な体を引きずるようにして冷たい廊下をひんやりと感じつつ、一途悲鳴を上げている膀胱を解放してあげるべく急ぐ。

 

……慣れてるから漏らしはしないだろうけど万が一はある。

 

僕って考えごとしてなんにもないのによく勝手知ったる家の中でぶつかるし転ぶしだから、そうしてトイレに着く前に衝撃を受けて……ってなったら悲惨だもんね。

 

急いでいてもそもそもがやわい体でその上二日酔い未満のだるだるだる具合。

 

ぽてぽてぼてぼてとしか進めない小さい体な僕だ。

 

 

 

 

「はぁぁぁ――――――……」

 

語尾にハートマークがつくってこういうことなんだろうなぁって感じの声が出た。

 

ものすごい勢いの洪水が過ぎ去る。

ぜんぶ出てものすっごくすっきりした。

 

排泄の快感ってアブノーマルだけど自然のことだからしょうがない。

 

ちなみに家の中じゃおしっこにはもはや恥ずかしさなんて覚えない。

それよりふとももに飛び散るのに対するやだなって気持ちの方が大きいくらい。

 

このちっちゃな体のちっちゃな膀胱にどんだけ溜まっていたのか不思議になるくらいの量の液体。

それが膝をくっつけてもできるふとももの根元だけ空いたすき間から放出された結果が個室に響く。

 

……よく漏らさなかったな、これ。

 

漏らしたら相当に凹むけどすごい量だ。

 

お酒のあとだからな、まぁしょうがない。

いつものことだし。

 

おかげで寝起きだというのにアンモニア臭よりアルコール臭のほうが漂うくらい。

そもそもふとももでガードしているし臭いはほとんど感じずに済むんだけど……それにしても良い匂いだな。

 

そんなどうでもいいことを考えながら出し切った僕は恍惚としたまま脚をぷらぷらしていた。

 

あ、ぼーっとしてたらまた出てきた。

緩いもんねぇ……。

 

 

 

 

台所でお水をがぶ飲みして胃が重くなった感じを抱えながらよたよたと洗面所へと戻って、身繕いを半ば無意識に習慣として始めていた。

 

こういうのって習慣になるとなんにも考えなくてもできるから楽で好き。

 

「よいっ、しょ……」

 

踏み台に乗って。

 

顔を、……寝てたくらいじゃ油も汚れも分泌されないからお水だけ。

カチューシャみたいなので前髪ともみあげを濡らさないようにしてじゃぶっと洗う。

 

こうしてるって言ったらかがりがすごい声上げてたんだけど大丈夫かなあの子。

 

ゆりかは笑ってたし別に良いんじゃない?

 

「気持ちいいからってごしごしするのだけはやめて!!」ってかがりが言ってたからそれだけは守って、タオルでぽんぽんと抑えて水分を吸わせるけど。

 

かがりにしつこく布教されたもんだからちょっとだけめんどくさいのをしている。

でもしないともっとしつこいからしょうがない。

 

化粧水と乳液のセットをしとしとと肌に染みこませるようにぺちぺちしてリップクリームも塗る。

 

どうしても少しばかりは濡れる髪の毛も挟むようにして水気を吸わせて、前髪から左右、横から後ろ、下へと梳かして行ったらおしまい。

 

最初は毎回「ちゃんとしたかしら……?」って聞かれるからしょうがなくでしてたんだけど、いや、今もめんどくさいんだけど、体が勝手に動くようになったから続いてるみたい。

 

胸まで下りている横からの髪の毛の先やおしりに乗っかる毛先まで体をひねりながら丁寧に、動物みたいに毛づくろいしてる僕自身が鏡に映ってるしな。

 

「………………………………」

 

習慣ってすごいよね。

多分1回でもやめたらもうしなくなるけど。

 

もっさりしている僕の髪の毛。

量が多いのもあるけど真面目にお手入れしてるからなんかふんわりしている。

 

なんにも考えないで無心に癒やされながらしているからなぁ。

 

髪の毛を指で梳いていると、なんだか本に集中しているときのような指先までがじんじんと温かくなる感じになるのが不思議。

 

そんなことをとりとめもなく浮かばせながら鏡で枝毛の確認。

 

「よっと」

 

踏み台のおかげでがんばると腰まで映るようになっている洗面所。

 

前の体サイズの、着古しているけど安心する白いシャツでふとももまでしっかり包まれていて、だけど中はぱんついっちょのだぶっとした僕が真っ正面から見てくる。

 

感覚的にはボクサーパンツよりもブリーフで色もブリーフな女の子用ぱんつ。

 

「…………………………………………」

 

うん。

 

小動物的なかわいさだ。

やましいこと抜きでかわいいって思える。

 

今日も今日とて眠そうな薄い色の瞳が半分だけをまぶたで塞がれているように見える、ジト目に見えなくもない僕の、近視でも乱視でもない大きな両目。

 

去年あたりから出てきた飛蚊症……加齢でみんななるらしいね、怖い……まで消えて嬉しい両目の上の二重のまぶたからは、銀色の細くて長くって毎日不意にちくっと目の中に飛び込んでくるまつげがわんさかと。

 

毎日何本か目に入って痛いのは勘弁してほしい。

銀色で細くって見えづらいのも致命傷だ。

 

いきなりだからびっくりと痛いのとで悶えるハメになるし。

まつげが長いのも良いことばかりじゃないらしい。

 

眉毛は、……たしかおとといに、かがりに遊ばれもとい整えられたから短め。

その上には1センチ以上切るとハサミさんが怒るさらさらっとした前髪があって。

 

前髪の両脇の横の髪の毛が必要以上にぷにぷにとしたほっぺたと耳を包んでいて胸に掛かっている。

これこそ切りたいんだけど無理なのは魔法さんの意志なんだろうか。

 

そうして最後に後ろの髪の毛が白いシャツの保護色みたいに周りを囲んでいる。

 

後ろの髪の毛って1回内側に寄ってから外に広がるんだなーってこの体になって初めて知った。

というか現実にここまで長い髪の毛の人ってそうそういないしな。

 

身をもって体験しているようにとにかくお手入れで時間掛かるしめんどくさいし。

 

日によって形の変わる、ものすごくもさもさして内側にくるんとしている後ろの髪の毛。

それに包まれて銀髪幼女っていう生きものな僕。

 

属性を付け加えてみるのなら、北国カラーで無乳でなで肩で貧弱で全体的にぷにっとしてるけどやっぱり無乳で悲しい感じ。

 

そんな、少女未満の幼女。

 

でもときどき中学生くらいに見えるときがあって不思議な見た目。

 

髪の毛さえ短ければ服装次第で、いや、裸でも下半身を隠せば男でも通じるって実証されている謎の体。

 

髪の毛を短かくできたら生えている方の性別って思ってもらえなくもない、中性的とでも言える……男の子とも女の子ともつかない、そんな不思議な顔。

 

そんな顔が起き抜けで二日酔い気味で眠くて……な僕に張り付いている。

 

「………………………………」

 

そろそろまた髪の毛、切らないと。

 

鏡を見ながら髪の毛を何本かつまむと二股になったり折れていたりする毛先が見えるもん。

 

……なんで枝毛ってやつ、こう無限に生えてくるんだろう?

 

男のときにはなかったのにね。

 

まぁあったかもしれないけど短髪じゃ見えないか。

トリートメントとかしたことなかったし雑に拭いてたもん、数は絶対多かったはず。

 

その辺を無作為に抽出したら「その他」に分類されるような「ザ・普通」な男だったから枝毛だらけでも誰も気にしなかったんだろう。

 

その方が気楽だったんだけどなぁ……まだ戻らないのかなぁ……。

 

枝毛。

 

髪の毛のうるおい成分とか言う謎の物体が足りなくなった先っぽが裂けてできるらしいそれ。

 

毎朝とかおふろ上がりとかに1本1本……はどう考えてもムリだからねじって束にして確かめているんだけど、それでもどうしたって枝っているやつは存在する。

 

ちょっとだけなら大丈夫だけど多くなってくると途端にくるんさんの索敵に入るもんだから、すぐに小さいハサミとクシと拡大鏡を持ってきて30分くらいは拘束されるハメになる。

 

そのあいだずーっと話を聞かされるしぐいぐい押されるしメロンを押し付けられて重いしだから毎回メロンさんと会う前の日は忙しい。

 

まるで恋人と会う前の日の女の子みたいだけど僕は男だしあの子はそういう対象未満だし……うざったいのと切られすぎて魔法さんがおこにならないかってひやひやするからしょうがない。

 

かがりは僕のお人形さんみたいな長さがお気に入りらしいからいつも揃えるくらいしかない。

 

今までいちども発動しなかったけどあの子のことだ、いきなりばっさり切ってきてもおかしくないから気が気じゃないんだ。

 

そんな信頼がある。

負の信頼ってやつだ。

だってくるんさんだもん。

 

……でもなんだって男の僕が髪の毛の手入れに苦労しなきゃならないんだろう……。

 

こうなる前はあんまり話しかけてこない人がいるとっても良い美容院で「いつもので」って言ってあとは黙りこくってたら「これで良いですか?」「良いです」って感じで無難な感じに短く揃えてもらっていたのにな。

 

多くて5回くらいしか会話しないからとっても楽だったのになぁ……。

 

と、そんなことを考えながら櫛をすみっこに置いたらこつんと手に当たるものが。

 

「いたい……なにやつ」

 

イラッとしたらつい声が出た。

僕は不意打ちで危害を加えてくるのが嫌いなんだ。

 

ひりひりするところをさすりつつ元凶に焦点を合わせると、それは黒くて大きくて。

成人男性の手のひらにちょうどいい大きさと重さを備えた……ひげそりだった。

 

ひげそり。

 

シェーバー。

 

「………………………………」

 

持ってみたらずっしりと重い。

持っていたら手首とかヒジを痛めるかもしれない重さだ。

 

だって貧弱だし。

 

にしてもひげそりかぁ……もう長いこと使っていないな。

 

あの朝が3月だから……もうすぐ半年。

ずいぶんだな。

 

きっと電池も切れているだろう。

使わないからどうでもいいけど。

 

それだけ触っていなかったからかそれなりにホコリも被っている様子。

 

「………………………………」

 

当分は、いや、下手したら魔法さんの機嫌次第ではずっと使えないかもしれないからしまっておこう。

 

ずっしりとした黒いそれを手に取ってしばらく眺めてちょっとだけ懐かしくなって、それから引き出しの奥の方へとぐいっと押し込む。

 

ひげそり。

 

名前の通りに毎日生えてくるひげを剃るもの。

 

「……む」

 

すりすりと両手でアゴとか鼻の下とか口の周りを撫でてみてもつるつるとした感触しか返ってこなくて、鏡にも当然につるつるでぷにっとした肌しか映ってはいない。

 

いくら待っても生えてこないひげ。

いや幼女のまんまそこだけ元通りになったら困るけど……。

 

でも朝起きたあとの手順に髪の毛の手入れが加わってからずいぶん経つけどその代わり、毎朝生えてきていたひげを剃ること自体を今こつんってなるまでほとんど……いや、完璧に忘れていたんだ。

 

毎朝毎晩ここで視界に入っていたはずなのにな。

 

人って不思議。

 

人の認知って曖昧なものらしいね。

 

「………………………………」

 

眠いながらも自然としていたはずのひげの処理。

10年以上続けていたのに忘れるのはすぐ、か。

 

記憶も習慣も……過去も、きっととてももろいもの。

こんなにもかんたんに薄れて上書きされているんだもんな。

 

どれだけ体に染みついていた長い習慣だって、必要がなくなったらあっという間で気づくこともなく記憶から消えていってしまうんだ。

 

記憶なんて本当に当てにならないんだな。

忘れる、って言うか思い出さなくなれば……それは次に思い出せるまでは無かったのとおんなじ。

 

次がなければ本当に無かったことになるんだよな。

 

めんどくさがって何日か放置したあとにときどき楽しんでいた無精ひげのじょりじょり感が、もはや懐かしい。

 

当分……いや、下手したら。

 

もうこれから先、ずっと……死ぬまで経験できなくなるんだな。

 

「…………………………………………」

 

そう思った僕はなんだかメランコリックになる。

 

男が女になる。

そんな非科学的な現象がまたひとつ、僕を別の存在にしたんだなって……そう実感する。

 

銀髪の幼児。

 

女。

 

親も戸籍も親戚もなんにもない、ただの人間。

 

僕は……どうなっちゃうんだろうな。

 

 

◆◆◆


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