MALE DOLLS外伝集   作:ガンアーク弐式

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今回は、試作強化アサルト氏の危険指定存在徘徊中との大型コラボ編です
https://syosetu.org/novel/190378/


大規模補給路破壊作戦1

某地区某所の荒野を三台の古びた軍用トラックが砂煙を上げながら、荒野を疾走していた。トラックの荷台には、S07地区某所に存在する居住区を護衛する自衛団のエンブレムとグリフィンのエンブレムが横並びに描かれていた。

 

軍用トラックの内二台には多数の輸送用ドローンやそれを制御するためのコンソール類、武器や弾薬類や軍事作戦を行うための物資を満載していた。

 

そして、もう一台のトラックには一体のメイド服を着た戦術人形――漢陽88式(以下漢陽)とそのダミー4体と3人の若い男、そして彼らを束ねるボディアーマー型強化スーツを着用した初老の日系男性――元グリフィンG01前線基地指揮官のオサム・アラマキが搭乗していた。

 

彼らはトラックの荷台の中でで彼らが参加する共同作戦についてのブリーフィングが行われていた

 

「さて、これからワシ達自衛団はPMCグリフィンの人類人権派団体過激の大規模補給基地襲撃作戦の支援に参加するのだが……」

 

アラマキが怪訝な面持ちで話し始めるのを見た彼らの間に重苦しい空気が車内に立ち込めていた

 

「今回のワシは過激派の補給拠点の破壊だけでなく、彼らを支援する存在に関する証拠を押さえろという依頼を受けた」

 

アラマキの言葉に一人の金髪の若者達は驚き、口を開いた

 

「つまり……アラマキさんは戦闘しつつ、敵の情報も集めろというのか?」

「そうことじゃよ、キャップ。それに情報収集はハーヴィルからの依頼で、こっちは可能な限りで構わんらしい」

「ご主人様、その作戦で愛ちゃん達はどうすればいいのでしょうか?」

 

キャップと呼ばれた呼んだ金髪の男性の質問にアラマキが答えると漢陽が質問する

それを聞いたアラマキがテーブル代わりの弾薬箱に数枚の資料を並べた。資料にはこの場

車内

 

「タビー、シャム、キャップは後方で武器弾薬と作業用ドローンで周囲の監視や補給支援で攻略部隊の支援を頼む」

「了解ッス」

「ドローン操作は任せてください」

「力仕事とケンカなら任せろ!!」

 

タビーと呼ばれた茶髪の青年、シャムと呼ばれた赤毛の小柄な青年、キャップと呼ばれた筋骨隆々な金髪の男性がそれぞれが一斉に頷くのを見て、アラマキは言葉を続けた

 

「漢陽は私と共に対空兵器を破壊する部隊の掩護で、それを邪魔をする敵を排除する」

「承知しました。愛ちゃんはダミーちゃん達と共にご主人様のお仕事をお手伝いします」

 

漢陽は礼儀正しく……まさに本物のメイドのようにお辞儀をした

そして、アラマキは一息つくとこう言った

 

「だが、戦況によってはワシと別れてグリフィンの戦術人形部隊達と合流しろ」

「え……いくら爺さんが斧で鉄屑共と渡り合えるほど強いからと言ってもも頭数はいるだろう?」

 

アラマキの言葉にキャップが首を傾げるとアラマキが彼の疑問に答えた

 

「いくらワシと漢陽が強くても他のグリフィンの部隊が壊滅しては意味がないだろう? 本来、漢陽はグリフィンから出向している身だ」

「もしかして、俺達を爺さんの作戦に同行することを許したのも……」

「そうじゃ、お前らの力で他のグリフィンの手助けをしてほしいからじゃよ。ワシと漢陽だけじゃ手が足りんからな」

 

アラマキはニッコリと笑うのを見て、タビー達は自分達の中で「彼の手助けをしたい、洗脳を解いてもらった恩に報いりたい」との想いが強くなった事を実感した

それをみたアラマキが彼らに釘を刺すように一言付け加えた

 

「それとお前らも自分のの身が危険だと感じたら、無理をせず素直に撤退しろ」

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

アラマキと漢陽とそのダミー4体で構成された遊撃分隊…通称アラマキ分隊は、人類人権派団体の補給基地の対空兵器が設置されている陣地に向かって走っていた

他の先鋒隊が対空兵器を無力化する間に、対空兵器防衛に向かう敵増援部隊を足止めすることである

 

アラマキの手にはサプレッサーとドットサイト、M203グレネードランチャーを取り付けたM4A1カービンライフルを構えて、右太ももにコルトガバメントが収まったホルスターを括りつけ、腰には黒塗りの大ぶりな斧を提げていた。背中には、プラスチック爆薬や水分補給システム用水分パック等を収容したバックパックを背負い、ボディアーマー型強化スーツと軍用ヘルメットで老いた体を覆っていた

 

彼に追従する漢陽も自身の半身である漢陽88式小銃以外に、サイドアームとして青龍刀を背中に差し、腰には棒付き手榴弾を束ねたような形状をしたクラスター手榴弾を吊り下げる等他の漢陽88式と比較しても彼女の姿は重武装と言っても過言ではなかった。

 

漢陽は不吉な物を感じたのか、辺りを見渡すとアラマキに向かってこう言った

「ご主人様、愛ちゃんもダミーちゃん達もお客様も見ていませんが? 伏兵がいる(かくれんぼをしている)かもしれません……お気をつけて」

「確かに、作戦行動を開始してから今まで会敵していない……来るぞ!!」

「いたぞ、ライフルを持ったデカチチ人形と装甲服を着たジジイが一人だ」

 

アラマキが言葉を言い切る前に、アラマキの前方から十数人の過激派の兵士達が自動小銃を手に迫ってくるのに気づき、漢陽と共に手にした銃器を構える

 

「ジジイは蜂の巣しろ、人形は手足を撃ち抜いて服を剥ぎってオナ……グェ!?」

「リーダーがやら……ウゲェ!?」

「ボルトアクション式でここまでの連射じゃ……うぎゃあ!?」

 

過激派の兵士の隊長格らしき男が下種な表情を浮かべた瞬間、漢陽が黒い笑みを浮かべながら彼の頭を撃ち抜くと彼女のダミー達も連動するように兵士達の頭を撃ち抜く。そして、すぐにボルトを操作し、次弾を装填し、別の兵士を狙い撃つ

 

そして、アラマキもM4A1カービンで敵を正確に射殺していき、わずか数分で彼らは過激派の歩兵達を殲滅していた

 

漢陽は倒れた兵士達に向かって黒い笑みを浮かべながら言い捨てた

 

「メイドは風俗じゃありません……それが理解できないなら、この世は退店してもらいます」

「漢陽、言うのが遅い気がするが……む!?」

 

アラマキは遠くで爆炎が上がるのを見て、すぐにグリフィンの人形部隊の一つ、GD小隊の攻撃対象の対空兵器があることに気づいた

 

「あそこはDG小隊が攻撃対象に選んでいた対空兵器があった場所だな……彼らの掩護を援護するぞ」

「分かりました……ご主人様!!」

 

アラマキの号令に咸陽が答えると彼らは爆発地点に向かって走り出し、アラマキは強化スーツのパワーアシストを全開して次の支援ポイントへ移動を始めた

 




おまけ
アラマキが交戦していた頃、タビー達はどうしていたかというと‥…
タビー「予備機ドローン12号、14号の発信準備完了ッス、キャップ!!」(作業ドローン操作チームのリーダー兼メカニック)
キャップ「おう、ドローン3号にGD小隊向けの弾薬と手榴弾の積み込みも終わったぞ、シャム!!」(物資積み込み及び緊急時には護衛役
シャム「わかった、ドローン3号発信!!(作業用ドローンオペレーター
ヘレン「この子達……チームワーク良すぎない?」



漢陽88式の装備は基本的には、実装されている姿ですが、武装に一部(青龍刀やクラスター手榴弾等)は大陸版で実装されているMODの物を装備しています

最後に、ドローン支援チームのタビーとキャップ、シャムについて簡単な説明を

彼らがアラマキに感じている恩とは……DG小隊三組合同結婚式で、何者かに洗脳を受けて彼らの結婚式をぶち壊しにしようとした所をアラマキが阻止
そして、ママよりも怖く、普段怒らないパパすら失禁するほどの怖いアラマキのお説教()によって洗脳が解け、彼に恩を感じるようになりました

ちなみに全員が自衛武器としてP226、キャップのみAR-15を所持しています
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