https://syosetu.org/novel/180532/
3話目は以下の話を元にBB小隊とSO小隊による地上と地下道での撤退戦の一幕を描写しています
危険指定存在徘徊中
見えないって結構ヤバいこと尽くめだよね・・・・・・・・いろんな意味で(コラボ回
https://syosetu.org/novel/190378/106.html
最後の描写についてはツッコミ覚悟の上です
俺達BB小隊はRFBちゃんが魔剣ちゃんを守りながら、鉄血の増援と戦っていた最中、乱入してきた正規軍らしき戦術人形達によって窮地に追い込まれていた
軍用人形としても異様な程のスペックを発揮する敵に、俺達はどんどん追い込まれていき、俺達のダミーにも被害が出始めていた
俺達のダミーにはリバイバーの開発経緯から内蔵している鹵獲防止用の爆薬で自爆させているので鹵獲の心配はないのだが
それでもダミーの数が一気に減り始めている状況に俺達は焦りを隠せなかった
「取り囲まれたよ、M14どうする!?」
「どうするって……完全に囲まれ……キャア!?」
動揺するM14さんが一瞬の隙を狙って、四脚型軍用人形ケンタウロス(?)が放った矢が彼女が手にしていたM14に命中、銃身をへし折った
俺が知っているケンタウロスのスペックからしても信じられない程の長射程と精度で俺達のダミーや武器を破壊していく
俺も自身のM16A4を打ち壊されて、サイドアームのP220と愛銃の残骸から抜いた銃剣で敵を対処していた
「皆のM14が、はぁ!?」
「M14さん、危ない!?」
「下がって、M14!!」
そして、それと合わせるように周囲のサイクロプスやイージスがM14さんに迫ろうとする
だが、その前にパラちゃんとMP5Fさんがダミーと共にそれぞれ煙幕弾と焼夷手榴弾を投擲、白煙が周囲に立ち込めると共に、MP5Fさんの焼夷手榴弾が複数のサイクロプスやイージスを火だるまにする
だが、全身は炎上した戦術人形共は一瞬だけ動きを止めたが、すぐに体勢を建て直して俺達に迫ろうとする
俺はとっさにサイドアームのP220を軍用人形の一体にダミーと共に銃弾を浴びせるもひるまず、撃ち返してくる
(くそ……炎上すれば動きを止めるとは思ってなかったけど、俺の知っているサイクロプスよりも性能が……あ!?)
軍用人形の反撃をとっさに避けた際、俺の目に入ったのは軍用人形が襲撃され直前に、アナさんの手で機能停止した数体の赤ゴリアテの一群だった
それを見た瞬間、ゴリアテを指差しながら、魔剣ちゃんに振り向いて叫んだ
「魔剣ちゃん、
「分かった」
魔剣ちゃんは俺の言葉と共にタンクに狙いを定めて、レールキャノンを発射した
そして、出力を抑えたレールガンから放たれた弾丸が弾道上の軍用人形達を薙ぎ払いながら、後方の建造物ごと赤ゴリアテの一体を貫通した
貫通と同時にゴリアテに内蔵されていた爆薬が引火、爆発した。
その爆発は、他のゴリアテや近くにあった燃料タンクなどが威力を増幅させて、軍用人形や奴らの乱入で残り少なくなった鉄血兵、破損したダミーを飲み込み、吹き飛ばしていく
「今の爆発で隙ができた……あそこから逃げましょう!!」
それを見たアナさんが先ほどの爆発で、敵の配置がまばらになった箇所を指差すと俺達は手にした武器で牽制しながら敵の包囲網を突破し、安全圏まで撤退を始めた
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工場群でBB小隊とランペイジゴースト、パルケルススの魔剣が謎の軍用人形の包囲網を突破し、安全圏まで撤退を始めた頃、地下道では撤退中のBB小隊第二部隊、通称S0小隊の03式と万能者が言い争いをしていた
半ば狂乱の表情で抵抗する03式を万能者が右腕で俵を担ぐような形で抱きかかえながら走る形で
さらに、付け加えるなら、彼女の両腕に深いやけどができ、内部骨格が露出していた
「離しなさい!!! 死神との一戦での失態を挽回せずに指揮官様の元に帰るなんてできませんわ!!」
「だから、ここに残っていても無力化されて捕まるだけだって言っているんだろう!!!」
「ならば、腕が使えない今、残る手段は腰の爆薬で奴ら諸共……」
「時間稼ぎにもならねんぇ……もう面倒くさいなこいつ!!!」
自身の下着が見える事も気にせずに悲鳴を上げる03式とそれに苛立ちを見せる万能者、リバイバーは若干引いていた
「なぁ、SDMR、あいつっていつもああなのか?」
「うん……指揮官に対する忠誠心が強すぎてね。指揮官の名言録という本を作って私達に配るほどだよ」
「うわぁ……マジか?」
「うん……それを拒否したら、再教育だと言って……思い出したくもないよ」
(あいつと違う人形だと分かるんだが……G3と姿が被るのは気のせいか?)
遠い目で話すSDMRと顔を青くするスコーピオンにリバイバーは同情し、ノアはS09P基地敷地内にある教会の主であるG3と03式が被って見えた
だが、そんな悠長な状況を許さないかのように、彼女らを阻むように数体のイージスが彼女達から迫ってきた
「また、出てきやがったな!! 俺が奴らを排除するからコイツを頼む!!」
「ちょ!?」
「キャア!?」
万能者は右腕に抱えていた03式をリバイバーの方へ放り投げるとそのまま、イージスに向かって言った
そして、投げられた03式をリバイバーがお姫様抱っこの形で受け止めるのを見て、リーがボソッと「いいな、お姫様だっこ」と呟いた
それを聞いた二人が顔を赤面させ、リバイバーがリーの方を向いた
「お前さん、男だろう!? 俺今丸腰同然だから、護衛は頼むぞ……というか、グリンダにこんな姿みせられない」
「はい、皆行くよ!!」
「分かったよ……帰ったら、指揮官にやってもろうかな?」
ガバメントの号令にリーが呟き、愛銃を構えると周りの人形達もそれぞれの武器を構えて万能者を支援し始めた
――――――――
攻略作戦地域内から少し離れた場所にて
「あのチーフが不可解な動きを見せていたから跡をつけてきたが……
鉄血ハイエンド・ジャッジは足元で地面に埋めりこむように踏みつけられて、動けなくなった二体のイージスを忌々し気に見下ろしていた
そして、その隣には下半身と右腕を喪失した赤いドリーマーを抱えたアルケミストが別の場所でを見下ろしていた
赤いドリーマーが謎の装甲人形に取り押さえられ、彼らを指揮するナニカがしている場所へ運び込まれようとした途中で、推進器による超加速による飛び蹴りとテレポートによる騙し撃ちで、軍用人形を一時的に無力化させたのだ
「こいつら正規軍の軍用人形じゃないな……それにドリーマーの傷は」
「分かっている、こいつらは正規軍の人形じゃない。それにドリーマーの傷はチーフのヒュージキャノンのによるモノ……!?」
ジャッジが言葉を言い終えらない内に異変を感じ、二人が距離を取る
その瞬間、機能停止していたイージスの内一体が起き上がり、二人の方に頭部を向けた
「異様に打たれ強い……アルケミスト、ドリーマーを連れてテレポートで先に離脱しろ」
「分かった……ジャッジ、動くなよ」
頷いたアルケミストはそう言うと左手に持っていた武器を放り投げるとジャッジを左腕で抱え上げた
そして、ジャッジの「私を抱えるな!!!」の叫び声と共にテレポートし、その場から姿を消した
それを目撃したイージスは、突如動きを止めて数分間の間棒立ちになった
まるで、誰かの指示を仰いでいるかのように……
今回、事前に現れた赤ゴリアテで文字通りボムのようにふきとばしていますが
これは暴走したバルカンが正体不明勢力のイージスを撃破した描写から耐久性についてはこちらの常識の範囲内での改善レベルだと判断しました
後、最後のジャッジがドリーマーを助けたのは彼女のチーフに対する不信感と鹵獲を見逃す事は悪であるという判断です
もし、問題があったら、修正します