MALE DOLLS外伝集   作:ガンアーク弐式

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今回は試作強化型アサルト氏の「危険指定存在徘徊中」の大型コラボに参加しています

今回は山岳ルートを進撃するストライカードラグーン改『西行』チームの話です


ちなみにこの話とリンクしています
https://syosetu.org/novel/180532/444.html


ちょっと時間がかかっている内にプレイヤーズ・レギメント達が普通じゃ潰走してもおかしくぐらいに蹴散らせられている


総員!鉄血防衛線を越えろ!:3

BB小隊が巨大装甲兵を撃破した頃、荒野地帯

 

S07前線基地所属のサクラとアヤトルズが駆るストライカーICVD改、暗号名「西行」が主砲30mmチェーンガンは断続的な砲声と共に放たれ対障壁装甲用徹甲弾がマンティコアの装甲を貫通、爆散させる

 

西行の後方にはサクラ直属小隊のブレンテンとM3がそれぞれ操縦するストライカー装甲車のRWSに搭載された12,7mm機銃が下級兵を薙ぎ払い、人工血液や部品の残骸を荒野にまき散らしていた

 

「くそ、機銃掃射を抜けたブルート10体が接近されるッス!?」

『その敵は私達に任せてください!!』

「ギャパパパ、黒い奴らじゃないなら怖くないぞ!!!」

 

だが、それでもすべての鉄血兵を倒すのは難しく、機銃やチェーンガンの掃射をくぐりぬけた鉄血兵が装甲車に接近しようとするのに気づいた見たハクが車外で展開中の戦術人形達に警告し、装甲車の周囲に展開しているG36CとP228、MG4機関銃を装備したトビーが銃口を鉄血に向ける

 

そして、彼女達が放った鉛玉の嵐が西行に肉薄しようとする鉄血兵達を血風と化したの気に西行の周囲に敵の気配はすべて消えた

サクラは周囲に敵影が他にないかを機外カメラで一望し、周囲の安全を確認すると一息つきシートに持たれかけた

 

「鉄血の全滅及び周囲に敵影無しを確認……ふぅ、どうやら一息つけそうだな」

「この辺は正規軍の列車砲による砲撃で一掃された後ッスからね」

「通りで鉄血が少ないはずだ……で、このまま最終防衛ラインまでいくぅのか?」

 

くせ毛が目立つ青年……ハクの言葉にジンは頷くとサクラの疑問を問いかけた

だが、サクラは首を横にふった

 

「いや、一度後方の中継地点まで補給のために、後退する。その途中で後方で警戒中のSDMRとR93と合流してから最終防衛ラインに向かうぞ」

「なぜですか、狙撃任務中の二人を回収するとなると後方が不安ですよ?」

 

西行の兵員室なで待機していたP228がサクラの決定に異議を唱えるもサクラは反論する

「どうもうまく行き過ぎている……例の乱入者『サクラ、9時の方向から何か来るぞ!!!』

「なんだって、敵か!?」

 

トビーの叫びにジンが驚く側でサクラがすぐに上面ハッチから上半身を乗り出し、双眼鏡をのぞいた瞬間、彼女の顔が真っ青になった

 

「まずい……例の乱入者共だ、数は約2000以上だぞ!!!」

「なんだって!?」

「ギャバ……奴らがまたくるのか!?」

「皆さん、戦闘準備をお願いします!!」

 

サクラの恐怖をにじませた声にトビーは血の気が引き、周囲にG36C達が各々の銃器を構える先にあったのは黒い装甲服を纏った歩兵の集団――プレイヤーズ・レギメント―――であった

そして、サクラはすぐに西行の車内に体を引っ込めるとすぐに主砲が発射できるようにトリガーを握った

 

その時、プレイヤーズ・レギメントの様子がおかしい事にハクは機外カメラごしに気づいた

 

「あれ……あいつらは背中のロボットアームに武器をもっていないッス」

「ほんとだな……それにあれじゃまるで逃げているみたいだぞ?」

 

ジンの言葉にサクラも射撃用スコープの倍率を限界まであげるとハクが言う通りだと自覚できた

彼女達が少し前に遭遇した同じ装甲歩兵達と違い、背中のロボットアームには一切の武器を持っておらず、その集団の動きからも敗走のソレに近い物だった

 

プレイヤーズ・レギメントの奇妙な行動にサクラは首をかしげていたが……すぐに彼らの背後を追う大鎌を持った人形――EA小隊所属の鬼気迫る表情で彼らを追撃する鹵獲ハイエンド・死神とバルカンを先頭にしたEA小隊の姿を見るや否やサクラは状況を統べてさっした

 

「お前ら全員魂ごとぶった斬るデース!!!!」

「スミスを馬鹿にした罪、その身で償いやがれ!!」

「アイエエエエエエエ!!!」

「ヘッドが余計な事を言ったせいだぞ!!!」

「OH、ジーラフ!!!!!」

 

 

EA小隊とプレイヤーズ・レギメント達の逃走劇を配下の人形やアヤトルズの面々に指示を下した

 

「敵はどういう訳だが、身軽になって敗走しているようだ……西行の主砲の一斉掃射と共に同時攻撃、ハクは追撃中の……!?」

 

サクラが敗走する装甲歩兵――プレイヤーズ・レギメント達に照準を合わせた瞬間、突然彼らがまるでテレビの電源でも切るようなノイズと共にシルエットがぶれた瞬間、その場から一斉に姿が消えしまった

その光景に信じられないとばかり車外に身を乗り出すサクラ達が見たの広い荒野と同じように呆然とするEA小隊だけだった

 

「き……消えただと!? M3,ブレンテン、そっちはどうだ!?」

『こちら1号車、私の目にもすぐに消えたように見えました』

『こっちもだよ……ナニカの手品、それとも鉄血の新兵器なの!?』

(二人も見たということは、幻の類ではないのか)

 

通信越しに二人も証言をしたことから、サクラは眼前の異常現象が目の錯覚ではないと結論付けた瞬間、彼女達の怒声が荒野に響き渡った

 

「あの野郎、逃げるなデェェェェェス!!!」

「あいつら、どこに消えた!?」

 

怒り狂うバルカンと死神を板サクラはどっと疲れが押し寄せたのか、力なく言った

 

「……ハク、ヤツラと通信を繋げろ」

「了解ッス……EA小隊、こちらS07前線基地サクラ小隊です、応答をお願いします」

 




はい、アブノーマル:プレイヤーズ・レギメントはその気になれば戦場から一時的な撤退も可能です
なぜこんなことが可能かというと彼らのルーツに関係しています
今回のオマケは、そんな彼らのルーツに関連した話題です


オマケ:プレイヤーズ・レギメントズチャットログ
「荒野ゾーンに展開中の2千以上の同士が緊急ログアウトだと!?」
「同士達の話じゃ敵の一体に祈りと同等の特効を持つ武器を使う敵を怒らせてしまったようで」
「廃棄都市ゾーンじゃ妙に怪力な戦術人形とトリガーハッピー共に大損害の上に緊急ログアウトだと!?」
「ついでいうと例の便利屋と対峙した同士達もやられました」
「今展開しているのでトランクを守るために待機中の部隊を半分を切っています」
「ついで……言うと奴らは最終防衛ラインまで到達しています」
「……ホスト側でも切り札を用意しているから、最終ラインより後方に隠されているトランクが破壊されないように防戦に徹しろ」
「黒服共はどうするだ?」
「奴らは奴らで動いているんだ……ほっとけ、それよりも最終防衛ラインまで展開中の同士達を下がらせるんだ」
「「「「「了解、師団長」」」」
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